AVENGERS:Eyes of Nunnish   作:とむじん

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遅ればせながら、アニメでフロストノヴァが命を削ってアーツを発動させている時の血を吐きながら歌う演技で滅茶苦茶鳥肌が立った……。あと、スノーデビル小隊が気の良い奴ら過ぎて、命を散らす度に辛くて辛くて……。


ブレイズの太ももを見ないと感情が落ち着かなかった。


※誤字報告ありがとうございます!!


GUARDIANS OF THE GALAXY:Problem Solver MITSUHA〔part3〕

「──で、あの白いウサギ女は誰なんだ?」

 

 

キルン刑務所の中央、囚人達が食事を摂るためのエリアで、ピーター・クィルはトレーに盛られた不味い飯を食べながらガモーラへと問う。

 

氷漬けのまま仲良く投獄されたクィル、ガモーラ、そしてロケット、グルート。紆余曲折あり、手を組んで脱獄をすることに決めたのだが、そこで立ち塞がるのがザンダーで襲ってきた大きなウサギの耳を生やした白い女の存在。

 

 

「そういやそうだ。アイツ、お前の名前を呼んでたしな。結果、仲良く氷漬けでここにぶち込まれたワケだ」

 

「あれだけ暴れたのに、見たところここにはいないようだし……。脱獄してノーウェアへ行くのはいいが、また襲ってこないとは限らないだろ? 何か知っていることがあるなら話してくれ。あれのせいで、高い金を出して買った懐かしのハンバーガーがおじゃんになったんだからな」

 

 

責めるように言い立てるロケットを制し、クィルは穏やかに話す。どうあれ、惑星モラグで手に入れたオーブを正しく手放すのであれば、ここを脱獄しなければ始まらない。そのために、四人の他にこの刑務所で出会った破壊者(デストロイヤー)ドラックスとも手を組むことにしたのだ。

 

だが、大きな懸念である惑星ザンダーで突然襲ってきた白いウサギの女。一瞬で相手を氷漬けにする能力は非常に厄介な上、このキルン刑務所で見かけないということは、恐らく逃げ足が非常に速い。弱点の一つでも分かれば、対策のしようがあるのだが。

 

 

「……あいつは、サノスの命令で惑星ウルサスを滅ぼした時に、私が殺したはずの女よ。底の見えない大穴に落としたの」

 

「なるほど、復讐ってワケか。ここの連中もそうだったけど、いろんな連中に恨みを買ってるなぁお前」

 

「正直、不意を突いたから彼女の能力は見ていないの。ザンダーでの氷も初めて見たし……」

 

「なんだよ使えねぇな。んじゃ、その惑星で使われてた固有の能力とかはないのかよ? それが種族的なモンなら限られてくるだろ」

 

「いいえ。惑星ウルサスもそうだけど、個人毎に違う能力を持っている種族もあるわ。けど……そう、特殊な能力を使っている人達のほとんどは、体に黒い鉱石のようなものが生えていたわね」

 

「鉱石?」

 

「ええ、体表から突き出るようにね。それが大きいほど、能力も強力だった」

 

 

クィルが首を傾げる。生来から肉体が岩でできているクロナン人であればともかく、見た目はウサギのような耳が生えている以外、地球人とそう変わらない。

であれば、動物の牙を首飾りにするような、部族特有のアクセサリーのようなものかとクィルは結論付け、あの氷の対策に思考を巡らせ始めた。

 

 

「黒い鉱石……まさかな」

 

 

そんな中、ロケットの不吉な呟きは、囚人達の喧騒にかき消された。

 

 

★☆★

 

 

「つまり、あのガモーラって人は家族の仇ってこと?」

 

「……ああ、そうなる」

 

 

惑星ザンダーから離れて宇宙空間を浮遊する宇宙船の中、机を挟んで対面する光波とフロストノヴァ。ユナは運転席でハンドルを握り、光波の隣にはメイプルが座って、その会話を静かに聞いていた。

 

一通りの事情を話終えたフロストノヴァは、光波達に対して頭を下げる。長いウサギの耳は力なく項垂れており、心から反省していることが伝わってくる。

 

 

「すまなかった、怒りで我を忘れていた」

 

「……分かった、許す。人的被害は無かったし、事情も話してくれたからね」

 

「……次の惑星に到着したら、私はこの船を降りることにするよ。お前達に感謝はしているが……これ以上、私の都合で迷惑をかけられな──」

 

 

ズビシッ!

 

 

「……痛い」

 

「このおバカさんめ! 実は全く反省してないんじゃなかろうかこの子は!」

 

 

鎮火しかけていた光波の怒りが爆発した。フロストノヴァの言葉を遮るように頭部へと手刀が炸裂する。この場において最もひ弱な光波の攻撃はまるでダメージになってはいないが、それでも唐突な暴力はフロストノヴァを混乱させるには充分だった。

 

 

「エレーナが暴れたせいでノバ軍にいくら罰金を支払ったと思ってるのかな!」

 

「うぐ」

 

「全額きっちり返して貰うまで、絶対に逃がさないからね!」

 

 

そう言い残し、光波は運転席の方へと去っていった。彼女の姿が見えなくなり、部屋に残ったのはフロストノヴァとメイプルの二人。重い空気の中、メイプルは席を立つと冷蔵庫から水の入った瓶を二本取り出した。

 

 

「はいお水」

 

「……いや、今は」

 

「いいから飲んで、ほら」

 

 

押し付けるように瓶を渡してくるメイプルに、フロストノヴァは断る気力もなく、受け取った瓶に口を付けた。ひんやりとした感触が唇を濡らし、喉を通って体温を下げていく。同時に、焦っていた気持ちが、徐々に落ち着いていった。

 

メイプルはフロストノヴァの隣に座ると、水を一口。瓶を机の上に置いて、椅子の背に深く体重をかけ、天井を見上げた。目をつむり、大きく息を吐いてから話し始めた。

 

 

「んー、光波のあれは照れ隠しだから気にしなくていいよ。多分、エレーナと別れるのが寂しくて、理由をつけて逃げられなくしてるだけだから」

 

「……」

 

「でもさ、私も光波の気持ちが分かるんだ。出会ったのは偶然で、過ごした時間も長くは無いけど、それでも一緒に暮らしてきたんだから。別れるのが寂しいって思う気持ちは、エレーナも知ってるでしょ?」

 

 

諭すようなメイプルの声。フロストノヴァの脳裏に浮かぶのは、死に別れた父の、家族の姿。唐突な別れを経験したからこそ、それは痛いほどに理解できた。

 

そして、自分のことしか見えていなかったことで、無神経にも光波を傷付けてしまっていたことに気が付いた。言ってしまった言葉に対する後悔が胸の内から溢れ出てきて、フロストノヴァは両手の平で顔を覆い、机に肘をつく。

 

 

「ああ、私は本当に自分しか見えていなかったんだな……」

 

「大丈夫大丈夫。それくらい、謝ったら許してくれるよ」

 

「だが……」

 

「私も、勿論みんなも、エレーナのことを仲間だって、それこそ家族みたいに思ってるんだ。一期一会。せっかく出会ったんだから、この縁は大切にしたい。だから、こんな喧嘩くらいでどうこうなんてならないって」

 

「そう、なのか……?」

 

「そうそう。──だからね。迷惑の一つや二つ、全然かけてくれていいんだよ」

 

 

頬を緩めて微笑むメイプルに、フロストノヴァは言葉が出なかった。姿形は違うのに、かつてひとりぼっちだった彼女を抱き締めてくれた義父に似た優しさを感じ、目頭が熱くなる。

 

そんな彼女の様子を知ってか知らずか、メイプルは両腕を天井に向けて伸びをすると、力を抜いてぐでんと机に伏した。無邪気な子供のように笑いながら、得意気に口を開く。

 

 

「まー、本当に辛いときはユナに抱きつくといいよ。ふんわり柔らかくて、人肌が暖かくてやわやわしてて、気持ちいいんだぁ。ふへへ」

 

「ちょっと、気持ち悪い声でエレーナに変なことを吹き込まないでくれる?」

 

「あ、ユナ!」

 

 

光波と交代したのか、運転席からユナが戻ってきた。フロストノヴァとメイプルの様子を見て、話し合いが一段落したことを悟り、何も言わずに机を挟んで対面するように椅子へと座る。そんなユナの声を聞いて、メイプルは飛び起きた。

 

 

「光波は? 機嫌悪かった?」

 

「怒髪天を衝くような感じ」

 

「え、そんなに?」

 

冗談(ジョーク)だよ。けど、明らかに面倒くさいモードだったのは確か。さっさと謝ってね」

 

「……ああ、すまない」

 

 

普段の毅然とした態度とは裏腹にしゅんとした子犬のように──ウサギだけど──落ち込むフロストノヴァの様子に、調子が狂ったように溜め息を吐いた。

 

 

「……まぁ今すぐじゃなくてもいいから、気持ちの整理ができたら行けばいいよ。一人が厳しいなら、メイプルも連れていっていいし」

 

「私!? いいけど!」

 

「いいのか……いや、大丈夫だ。それくらいは自分でするさ」

 

「そう? ならいいけど」

 

 

ユナは素っ気なく返事をすると、話を切り替える。やらかしたフロストノヴァ本人の心も安定しているため、そろそろ問題ない頃合いだと判断したためだ。

ユナはクマ耳の保護カバーが取り付けられたタブレット端末を取り出して、机の上に置く。

 

 

「それは置いておいて、今の目標は支払った罰金の分を補填することなんだけどさ。ちなみに金額はこれ」

 

「うわ……! ……何かアテでもあるの?」

 

「ほら、ザンダー星でメイプルとエレーナに話してたじゃん。ピーター・クィルにかかった懸賞金のこと」

 

「え、でもキルン刑務所に捕まったんじゃ……」

 

 

フロストノヴァによって氷漬けにされたピーター・クィルは、騒動を起こした罪──追加で屋台を壊した冤罪──によってメイプル達の目の前で拘束、護送されていった。流石にキルン刑務所に侵入するわけにもいかず、ユナの言葉に困惑するメイプル達。

 

 

「それが、ついさっきだけどキルン刑務所で騒ぎがあって、囚人が五人、脱獄したらしくて」

 

「そうなんだー」

 

「……ん? 待て、何故それをユナが知っている?」

 

「え、ノバ軍警察とキルン刑務所の通信を盗聴しただけだけど。ほらこれ、母星にいるウチのウサ耳メカニックが作った盗聴機。結構前のモデルだけど、未だにバレずに使えるのって凄いよね」

 

 

悪びれもせずに話すユナに、フロストノヴァは頭が痛くなった。どんな理由があれ、星の公的機関の通信網に無断アクセスして盗聴するのは犯罪である。が、バレていない以上、口に出したところで余計な一言になりそうだったため、諦めたように口をつぐんだ。

 

 

「まぁそれはともかく、その中にピーター・クィルとガモーラがいて、あの場に居合わせた賞金稼ぎのロケットとグルート、囚人のドラックスって人も一緒なんだってさ」

 

「刑務所の外なら確かに捕まえられそうだけど、その人達が今どこにいるか分かるの?」

 

「多分、ノーウェアだと思う。看守から聴取した内容に、『何かを売り払うような話をしていた』って記述があったらしいし、犯罪者の身分ならそこしかない」

 

「あそこかー」

 

 

苦い顔をするメイプルとユナ。光を失った遠い目で虚空を見つめる二人に、ノーウェアへと行ったことのないフロストノヴァは首を傾げた。一攫千金を夢見た荒くれ者が集まる無法都市と噂に名高い場所だと聞いているのだが……。

 

 

「危険な場所であることは知っているが、何かあるのか?」

 

「いやぁ、ちょっと、ねぇー……」

 

「えっとね、ユナがやらかしたの。いや、行動自体は正しかったんだけど──」

 

「……聞きたくないが、聞こう。何をやらかした?」

 

 

目を泳がせるユナ。鋭い目付きで見てくるフロストノヴァの視線に観念して、口を開いた。

 

 

「ノーウェアを、えっと……治めてる? コレクターって人をぶっ飛ばしました、ハイ」

 

「──すまない、よく聞こえなかったようだ。コレクターを、なんだって?」

 

「ぶっ飛ばしました。顔面をこう、ねじり込むように」

 

「……嘘であってくれ」

 

 

腕を伸ばして殴るポーズをとるユナに、フロストノヴァは頭を抱えた。タリニーア・ティヴァン──通称コレクター。モノやヒトを問わず、珍しいものを病的な執着によって収集し続けている狂人。噂だけでもロクな人物ではない。そんなヤツに手を出してよく無事でいたものだと感心し、同時にノーウェアへ行くことのデメリットが浮き彫りとなったことに溜め息が出た。

 

 

「ところがどっこい、これが現実なんだよね」

 

「ちなみに、ノーウェアだとむしろ私達が指名手配されているというねー」

 

「そのせいで難易度が跳ね上がってるんだが? 反省しろ」

 

「ゴメンナサイ」

 

「スミマセンでした」

 

 

謝る速度が非常に速かった。過去の“やらかし”について充分に反省はしているのだろう。フロストノヴァは謝る二人にそれ以上追及はしないことにした。

 

 

「……はぁ。で、行き先はノーウェアなんだな? 私は構わないぞ」

 

「私もおっけー」

 

「了解! じゃ、光波にも行き先を伝えてくるよ」

 

「私は少し仮眠を取るね。3時間で起きなかったら起こしてー、ふぁぁ……」

 

 

運転席へと向かうユナと、あくびをしながら自室へと戻っていくメイプル。二人を見送った後、誰もいない部屋で一人、フロストノヴァは椅子の背にもたれながら左肩をさする。

 

 

「…………」

 

 

指先に感じる硬質な感触。襟を引っ張って衣服の中を覗くと、そこには皮膚から突き出るように黒い鉱石が露出していた。幼い頃からそこにある、忌むべき結晶体。

 

 

「……船を降りると言った理由は、復讐のためだけではないんだがな」

 

 

襟を戻してそれを隠す。惑星ウルサスにおいては鉱石病(オリパシー)とよばれていた、感染性の不治の病。体が鉱石に侵され、感染者が死んだ後にはその体ごと爆発して粉塵を撒き散らす。それを僅かでも吸い込めば新たな感染者が生まれるという最悪の病。そんなものに感染していることを、フロストノヴァはまだ光波達に伝えられていない。

 

フロストノヴァ自身、まだ重篤なものではないが、いずれ自分も感染源となることには違いない。だからこそ、彼女達に知られる前に、仇の発見を機に船を降りようとしたのだが、光波の姿を見てそれもできなくなった。

 

光波、ユナ、メイプル。彼女達の優しさに触れる度に、言葉を交わす度に、別れ辛くなっていく。隠し事をしている申し訳無さと板挟みになり、胸が苦しくなる。

 

 

「なあ、義父さん。私はどうしたらいいのだろうな……」

 

 

誰もいない空間に、フロストノヴァの呟いた声が溶けるように消えていった。

 

 

★☆★

 

 

──小惑星帯サンクチュアリ。

 

 

「ガモーラを使ってもストーンを回収できなかったようだな、ロナン」

 

 

黒いローブを被った男、チタウリの長であるジ・アザーの言葉が響く。対して青い肌の男、クリー人であるロナン・ジ・アキューザーは忌々しいとばかりに顔を歪め、宙に浮く玉座にいるタイタン人サノスへと視線を向けたまま。その先でサノスは彼らへ目を向けることもなく、背を向けたまま座っている。

 

 

「……失敗したのはあの娘を用意したお前の責任だ、サノス。最初から私が回収に向かっていればッ……!」

 

「上手く手綱を握れなかった言い訳か! 偉大なるサノス様の決定に間違いはない! 貴様の無能を責任転嫁するとは──」

 

「騒ぐな!」

 

 

ジ・アザーの喚き立てる声に、ロナンは感情のままコスミ・ロッドを叩き付けた。空間に響くような衝撃波が走り、ジ・アザーの声は中断された。首がへし折れ、力なく倒れ伏す。その姿を蔑むような目で見下し、再びサノスを睨みつける。

 

 

「私はお前の駒ではないぞサノス。我らは対等な同盟を交わしたはずだ。これ以上、我らクリーをそこに転がったクズ共と同じように扱うのであれば、私がお前を──」

 

「殺す、とでも言うつもりか?」

 

 

サノスの声が響いた。その圧力に、ロナンの言葉が強制的に中断させられる。玉のような汗がぶわりと肌から吹き出し、蛇に睨まれた蛙のように体が硬直する。

 

玉座が回転し、サノスはロナンを正面に見据えた。部下を殺されたというのに、その瞳には動揺の欠片も見られず、まるで癇癪を起こした子供を見るかのように穏やかな感情を映していた。

 

 

「若造。お前程度の力など、この宇宙には山のように存在している。そして誰もが、私には敵わなかった。ただ一人を除いてな」

 

 

頬から耳を抉るように残った三本の傷跡を撫で、サノスは話す。思い出すのは、ただ一人となってもサノス“軍”と相対し、その時に率いていた部下の半数以上を壊滅に追い込んだ化け物。チタウリなぞ、肉壁の役にすら立たなかった。

 

 

「誇り高い男だった……。パトリオットと呼ばれていたウルサス人。鉱石病(オリパシー)という病に侵され、肉体のほとんどが黒い結晶と化していて、生命維持装置を常に装着していなければ次の瞬間には息絶えるだろう体で、それでもなおこの私を殺しかけた」

 

 

互いに万全な状態で戦ったなら、恐らくサノスは殺されていただろう。衰えているとは思えないほどの槍の冴えは、サノスの体に消えない傷跡を残した。背後の民をもろともに砲撃しなければ、敗北していたのはこちらかもしれないと、それほどまでに自身の死を明確に感じた。

 

 

「──だが、そんなヤツも死んだ。お前より格上の存在がだ。ヤツのような誇りも力もないお前が、何故この私と対等に話ができると思っている?」

 

「……っ…………」

 

「……理解ができたならストーンを手に入れてこい。対等に話をして欲しいのであれば、まずは成果で示すことだ」

 

 

サノスから感じられた威圧感が霧散した。水の中から這い出たかのように、ロナンは深く息を吸う。あまりの恐怖に、呼吸が止まっていたことにすら気付かなかった。

 

サノスを乗せた玉座は再び回転し、ロナンから離れていく。その姿が見えなくなると、足の力が抜けたかのように地面へと膝を付く。強く拳を握り締め、何もできなかった自分自身を呪うように地面を殴り付けた。

 

 

「……クソッ! 老害が……!」

 

「…………」

 

 

悔しそうに悪態を吐くロナン。その背中を、サノスに体をサイボーグ化された青い肌のルフォモイド人、ガモーラと同じく娘の一人であるネビュラが、静かな瞳で見つめていた。




【鉱石病(MCU)】
・不治の病、と呼ばれている。一部の星では感染した者が例え王族であったとしても排斥されるほどに忌み嫌われている。
・全身が徐々に黒い鉱石と化し、死んだ後には死体が崩壊、爆発して周囲に粉塵を撒き散らす。その粉塵を吸い込めば、新たな鉱石病が伝染する。人の尊厳を踏みにじる病の一つ。
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