「完全にしてやられたわね……ゴメンなさいね、私が勝手に舐めプして個性使わないで。勝たなければ意味ないのに」
咲夜はボヤいた。
「いや、本戦出場できたのだ。今はそれを喜ぼう」
飯田がフォローし、
「その通りですわ。反省して次に活かせればいいのです」
八百万も咲夜を励ました。
「そうね、ありがとう。もう油断なんてしない。次からは本気で行かせてもらうから覚悟してね」
咲夜はそう決意するのだった。
『んじゃあ、上位四チームの発表だな!!一位!大逆転の申し子!緑谷チーム!二位!少数精鋭!十六夜チーム!三位!凸凹しすぎな!爆豪、轟チーム!四位!鉄て……アレェ!?いつの間に!?心操チーム!この四チーム、十六人が最終種目に出場だ〜!はい!ということで昼休憩!二時間!その間は出張!マイクの面白ラジオだぜ〜!ゲストは〜引き続きミイラマン!』
『寝させろ!』
なんてコントを繰り広げるのであった。
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「お昼にでもしましょうかね」
なんて言いながら取り出したのは二つのお弁当だった。
「麗日さんには美味しいものを食べて欲しいからね。さてさて、麗日さんはどこに行ったのかしら?」
その時会場がどよめいた。
「あら?何かしら?」
見に行ってみるとそこには、
「何をしてるのかしらあの子たち……」
なんと!チア服を着たA組女子生徒たちがいた。
『おいおいおいどーした!A組女子たち!』
『マジで何やってんだあいつら……』
「むー!峰田さん!上鳴さん!騙しましたわね!」
どうやら昼休憩中チアガールの衣装でのレクリエーションがあると峰田&上鳴の二人に騙されたらしい。
「んーなるほどねぇ、でもなんで私は誘われてないのかしら?」
近くにいた例の二人に聞くと、
「だって居なかったし」
「別に今から参加してきてもいいんだぜ。じゃ、俺たち出店行ってくる」
「そ、じゃあしばらく待たなくちゃいけないじゃない……先にいただきますか」
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『さー!飯は食ったかー!いよいよ最終種目だ!内容は十六人でのトーナメント戦だ!続いて出場者の発表だぜ!』
そこにミッドナイトが割り込んでくる。
「実は心操くんチームの心操くん以外が棄権してしまったので五位の子三人ご繰り上がってきたわよ。ということでくじ引きやらなんやらで決めた結果がこれよ!」
それはミッドナイトの声とともにスクリーンに映し出された。
第一試合 緑谷出久VS心操人使
第二試合 瀬呂範太VS轟焦凍
第三試合 上鳴電気VS塩崎茨
第四試合 飯田天哉VS発目明
第五試合 八百万百VS十六夜咲夜
第六試合 芦戸三奈VS常闇踏陰
第七試合 鉄哲徹鐵VS切島鋭児郎
第八試合 爆豪勝己VS麗日お茶子
「……まさか八百万さんとは」
というと八百万は、
「負けませんよ!」
と、やる気に満ちた顔を見せた。それに対して咲夜は、
「ふふ、こっちもそのつもりよ。さて、どう戦いましょうか……」
八百万のものとは違う妖しい笑顔を浮かべるのだった。