「じ、ジカンヲトメル!?」
「三奈ちゃん!?カタコトになってるよ!」
芦戸は驚きのあまりカタコトになり天真爛漫透明少女 葉隠透にツッコまれる。
「そう私の個性は時間を「まぁその話はあとにしろ。さっさと次の試合を始めるぞ」
今までポーカーフェイスだった咲夜の顔が少し崩れ不満気な顔をするが相澤は気にせず続ける。
「じゃあ次、緑谷対峰田早く準備しろ」
「「あっ、はい!」」
「い、十六夜さん!個性について後で教えてね!」
そのまま緑谷は試合場所に急いで行った。
「み、緑谷とか勝てっこねぇよ〜」
峰田はボヤいたが相澤に
「ごちゃごちゃ言ってねぇでさっさと行け」
「へ〜い」
ごねりながらも峰田は試合場所に行く。
「……おほん。じゃあ改めて私の個性は『時間操作』時を止め、早め、遅くし、過去と未来のものを出現させる。まぁ応用でもう少し色んなことができるけどめんどいので説明しないわ」
「いや〜、すっげーチート個性じゃね?」
上鳴が言うと、
「つーか、口で説明出来るじゃん」
爆音プラグロック少女の耳郎響香がちょっとトゲのある言い方をした。
「それは私の茶目っ気です。芦戸さん、驚いたでしょう?突然体にロープが巻きついているなんて体験、滅多に味わえるものじゃないから」
咲夜がのらりくらりと言うと、
「ほんとにビックリしたよ……。その前の私の攻撃を避ける体捌きなんて、プロだよプロ」
すると普通のしっぽ使い尾白猿夫が、
「なぁ、その体捌きってもしかして喰らった後に時間を戻して避けてるんじゃないか?」
「いいえ、私は時間を進められても、戻すことは出来ないの。そんなズルやれるものならやってみたいわ」
「私の一縷の望みがぁ……。身体能力には自信があったんだけどなぁ……でも負けない!次こそはもっと酸を当ててそのメイド服ボロボロにしてやるんだから!」
芦戸は落ち込むがすぐに持ち直し咲夜に宣戦布告した。
「いいぞー。頑張れ芦戸ー!」
上鳴は邪な応援をし、
「上鳴ちゃん自重よ」
蛙吹が俊敏な舌ビンタでツッコんだ。
「ふふふ、その意気よ。でも、次からは少し本気で戦うから千本のナイフを避けれるぐらいにはならないと勝てないわよ」
「つ、次は難しいかな〜」
と、冷や汗をかく芦戸。
「さぁ、次の試合を見ましょう」
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そして、全員の試合が終わり……
「よし、今日の授業は終わり。疲れたからって午後寝るなよ」
「「「「はい、ありがとうございました!」」」」
「咲夜ちゃんお昼一緒に食べない?」
「いいわよ」
「やった!じゃあ食堂で食べようね!」
「分かったわ」
食堂にて
「あれ、十六夜さんも一緒なんだ」
食堂に来た緑谷は見覚えのある顔と話題の転校生を見るとそう言った。
「少し誘われてね。ご一緒してるのよ」
「デクくんすごいんだよ聞いて!咲夜ちゃんね、お屋敷のメイド長をやってるんだって!」
「え!?お屋敷!?」
「えぇ、紅魔館という所よ」
「ん?紅魔館…紅魔館……あ!」
緑谷は少し考える素振りを見せ、突然大きな声を出した。
「わわ!デクくんどうしたの?」
「こ、紅魔館ってイギリスの元No.1ヒーロー レミィの事務所の名前じゃなかったっけ!?」
「あら、知ってたのね。日本だとさすがに知名度が落ちると思ってたのだけれど」
「む?俺は聞いたことないな。どんなヒーローなんだ?」
「えっとね、レミィはイギリスのヒーローで、夜しか活動しないことから『夜霧の吸血鬼』とか『永遠に幼き紅い月』なんて呼ばれていて、いちばん有名なのはやっぱりイギリスで突如として起きた事件の犯人『ジャック・ザ・リッパー』を捕まえたことかな〜、個性は異名の通り『吸血鬼』
であとは、あとは……」
「だいぶ知ってるわね。じゃあこれは知ってる?その『ジャック・ザ・リッパー』の娘が私ってこと」
「「「……えぇぇー!!?」」」
3人は食堂の喧騒にも負けないくらい大きな声を出した。
また大声落ちになってしまった……