リコリスinタルコフ   作:奥の手

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性別

 千束とたきなが仮眠を取った部屋の窓には、襲撃や狙撃を警戒しての物であろう分厚い鉄板が張られている。

 それゆえに深夜であろうと日中であろうと部屋は等しく薄暗く、何か活動をするのであれば部屋に設置してある裸電球か、サイドテーブルの上のテーブルランプが明かりの全てになる。たきなはそれを点けていた。

 

 鉄板は隙間なく完全に窓を覆っているのではなく、外の様子が覗き見れるようわずかに一部が切り欠かれている。一流の狙撃手であれば隙間からのぞいた目を撃ち抜くことは可能であろうが、そんなことが出来る人間は限られる。

 

 それがわかっているから、千束はほんの数秒だけその隙間から外を覗き見た。

 

「何が見えますか、千束」

「うー……ん。似たような集合住宅がずらーっと。屋上に見張りが何人かいるかな。太陽は出始めてる」

 

 ベットの上で、テーブルランプの明かりを頼りにSVDSの整備と調整を行っていたたきなが、手を止めて千束の方を見た。

 

「そろそろ出発ですよね」

「だね。整備は終わりそう?」

「あとは組むだけです」

「あれ? フォアグリップなんてついてたっけ」

「ついてましたよ。別のやつですが」

 

 お尻のあたりに置いていた、もともとついていたバーチカルフォアグリップを千束に見せながら、たきなは新しくつけたマグプル製AFGフォアグリップを軽く撫でた。

 

「こっちの方がバランスがいいです。この銃は長いので、バレルから遠いところを持つと左右に慣性が働いてしまいます」

「よくわかんないんだけど……おにぎりみたいだね」

「おなか空いてるんですか?」

「いや別に」

「こっちのグリップのほうが銃身を捉えられます。だから左右に振った時に安定します」

「ほえーなるほど。じゃあもともとついてたこれはもういらないの?」

「えぇ。アイゼンさんに返すか、いらないと言われたら千束が使ってもいいですよ」

「おーマジか」

 

 たきなから受け取ったバーチカルグリップを早速KSGショットガンへ付けてみた。フォアエンドのレールにスライドさせて位置を微調整。構えやすく、引きやすい場所を探してポンプアクションを何度か行った。

 

 そしてにんまりと笑顔を浮かべて、SVDSを組み終えたたきなに声を弾ませる。

 

「最高。めっちゃ動かしやすいよ。たきなもやってみる?」

「えぇ……あぁ、良いですねこれ。力が無駄なく伝えられています」

「そういえばさ、カルトの建物に入った時にもこんな話してたよね」

「……?」

「ほら、このライト付けたときにさ」

 

 千束はKSGショットガンの銃口下、フォアエンドの前端レールに取り付けているコンパクトなライトを指差しながら、ずいぶん昔のことのように遠い目をした。

 

「あの時、たきなが水道局で拾ったグリップをくれるって言ってたじゃん。結局忘れてたんだけど、今も持ってるの?」

「あぁ、あれはタラカンさんが持っていきました。なんか使いたかったからって」

「そっか」

「そのグリップでもいいですか? 返してもらうことはできそうですけど」

「いいよいいよ大変だし。これも気に入った。アイゼンさんに言ってもらっちゃお」

「そうですね」

 

 たきなが頷き、千束が出発のための用意を整えようと立ちあがった時。

 

「……お?」

 

 部屋のドアがノックされた。控えめな、しかし明らかに来訪者と分かるノック。千束は立ち上がりついでにドアの方へ行き、一度たきなに顔だけ振り向いた。たきなも頷きながら、右手にセーフティの外れたM&P9を握る。

 

「はーい。どちらさま?」

「グリゴリーだ。話がある」

「あぁグリゴリーさんね。どうぞー」

 

 知っている相手だったので千束はドアノブを引いて廊下の客と対面した。

 廊下には蛍光灯が点いている。青白い光に照らされたドアの向こうの人物は、

 

「……え、だれ?」

 

 千束の知っているグリゴリーではなかった。

 GP-5ガスマスクは取り払っており、治療のため右部分を割いたオリンピックジャケットも今は羽織っていない。代わりにカラフルなパッチのついたオーバーサイズのスタジャンに下はデニムのホットパンツ、履物はバスケシューズというたきなの上位互換のようなストリートファッションだった。

 

 なによりその顔はどう見ても女であり、くすんだ金髪は後ろで一つにまとめられて、もみあげの部分には少しばかり残されて揺れている。

 千束より頭一つ高い身長。顔立ちはどこか幼さを思わせる丸みのある輪郭と、二重の大きな目。小ぶりな唇。顔はかわいい系でスタイルはかっこいい系。千束の頭の中にそんな余計なことが走っていった。

 

「……そんなに驚くのか」

「いや、だって」

 

 ガスマスクを通していないグリゴリーの声はすこし掠れており、女性にしては低めである。顔立ちと声音のアンバランスさ──というよりもギャップのある現実。千束は二歩後ずさって、グリゴリーを部屋に招き入れた。

 

 その相貌を見たたきなもベットから立ち上がり、どこか納得と合点の言った表情で、

 

「やっぱり、女性でしたか」

「え!? たきな知ってたの??」

「ここに来た時、私たちとアイゼンさんを別室に案内した時から違和感はありました。まるで私たちと同性のような言動だったので、もしかしたらと」

「言ってよ……びっくりしちゃったじゃん。全然気が付かなかった。なんで男のフリしてたの、グリゴリーさん」

 

 千束の疑問に、グリゴリーはたきなが先ほどまで座っていたベットの向かい側のベットに腰を下ろして足を組んでから静かに答えた。

 

「別に男のフリをしていたわけじゃない。ガスマスクも、あの研究所が何を作っているのかわからなかったから、怖くて付けてただけ。結果的に嫌な思いはしてないから、これからも男のマネみたいなことはするかもだけど」

「へぇー。いや、まぁそっか。今この街って女の人ほとんどいないもんね」

「そうだぞ。だから君たちも気を付けた方がいい。力ずくで襲ってくる男に容赦してはいけない」

「今のところそういう人は……あぁ居なくはなかったかな」

 

 千束が思い出すように天井を見上げたのを、グリゴリーはわずかに微笑みながら首を振った。

 

「戦えるなら必要以上に恐れなくていい。ああ、あと男だけを警戒するんじゃないぞ。女だろうと野生動物だろうと危険な存在は山ほどいる」

「うん、それは気を付けるよ。ありがと。グリゴリーさんも気を付けてね」

「あぁ」

 

 そう言ってグリゴリーは、ホットパンツの下で露出している右足太ももの包帯に視線を落としてから、

 

「……なぁ、君らはこの街で他に女性を見たか?」

 

 あまり期待していなさそうな、力の抜けた表情でそう尋ねた。

 出発の準備が済んでいるたきなが、目線で千束に「準備を進めてください」と合図をして、代わりにたきながグリゴリーの向かい側ベットに腰かける。

 

「居ましたよ。元USECの女性が」

「……へぇ。若いの?」

「はい。と言っても私たちよりは年上ですが」

「ん? 君らは何歳なんだ」

「私が17歳、千束は18歳です」

「……」

 

 グリゴリーが固まった。たきなの瞳を見たまま口が半開きになる。呆けているといってもよい。

 それから、

 

「あっ……ぶな……マジで殺されるところだった……」

 

 たきなに聞こえないよう小さな声で呟いた。反省の表情だった。

 

「名前も言ったほうがいいですか?」

「え? あぁ、うん。教えてくれるなら」

「その前に一つ聞かせてください。なぜ女性を探しているんです」

 

 たきなの問いは至極まともだった。たきなの中でもおおよその予想はついている問だが、第三者の名前や存在を昨日知り合ったばかりの人間に伝えるためには、こういったやり取りは必要だろうと判断した。たとえ同性の、非戦闘員だったとしても。

 

 グリゴリーは肩をすくめながら、大きな瞳を半分くらいの大きさにして、

 

「一人だと寂しいから、だな。誰とも組む気はなかったけど、昨日撃たれてからちょっと考えが変わってね」

「安全のため……ですか」

「半分はね。私はただの元警備員で、銃なんて撃ったこともなかった。ちょっとこの辺の街に詳しいだけ。〝チェルノボーグ(スラブの死神)〟なんて呼ばれるのは心外なんだよ」

 

 困ったように眉を落としながら、グリゴリーは言葉を続ける。

 

「名前が売れて、安全に取引ができて、地上で生きていくのも軌道に乗ったかなって思った矢先の()()だからね」

 

 太ももの包帯を指差す。銃創は、この街なら生きていれば一週間とかからずきれいさっぱりなくなる。動くだけならもう特に大きな支障もなく動ける。ただそれは身体的な回復だけであり、精神面の回復とはまた別の話になる。

 

 元警備員、とグリゴリーは言った。たきなの中で一つの合点と新たな疑問が生まれた。

 

 合点がいったのは、同じ性別の女性を探して組みたいというグリゴリーの要求。瀕死の重傷を負う経験をすれば、いくら運がよかろうと、男のフリが成功していようと、その現実に胡坐をかいていられるような精神状態はありえない。

 であれば可及的速やかに戦力を手に入れるしかない。装備を新調してどうにか強くなるという考えは〝戦える〟人間のすることであるから、グリゴリーがこの先の生活を安心して送るために取れる手段は限られている。

 

 同性の護衛、あるいはビジネスパートナーを見つける。これしかない。だから〝女性を見たか? 〟という問いになるのだろう。たきなは自分の中で納得した。

 

 そして湧き出る疑問。

 この女はなぜタルコフに残っている? 

 真っ先に脱出してもおかしくない……というより脱出するのが当たり前だろう、とたきなは内心で首を傾げた。

 

 警備員なら、それもこのあたりの地形をよく知っているのなら、なおさら混乱の最中でも抜け道を辿って脱出できたはず。なぜしなかった? 

 

 聞き出そう。情報価値の有無ではなく単純に興味が湧いた。たきなは腹の中でこの女との接し方を決めた。

 

「元USECの女性の名前はイレーネ。歳は……千束、何歳でしたっけ」

「24って言ってなかったっけ? 確か言ってたよ」

「だそうです」

「同い年だ……君たちとの関わりは?」

「私の質問に答えてくれたら教えてあげます」

「いいよ」

 

 たきなの条件提示に、グリゴリーは迷うことなく頷いて承諾した。情報のやり取りに掛け値なしということだろう。

 たきなはグリゴリーをまっすぐに見て質問をした。

 

「なぜタルコフに残っているんですか?」

「なぜって……出られないから仕方なく、かな」

「紛争が始まった時に脱出しなかった理由は?」

「しなかったんじゃなくてできなかった。こんなことになってんのを知ったのは、戦いが始まってから二か月あと? くらいだったから」

「……はい?」

 

 たきなが素っ頓狂な声を漏らした。バックパックに食料を詰めていた千束の手も、驚きを隠せない様子で止まる。二人とも瞳に怪訝な色が浮かぶ。

 

「どういうことですか」

「どうって言われても……私はもともとテラグループの地下駐車場の警備員をしてたんだよ。住み込みで半年の契約だった。機密保持とか通信制限とか、なんか色々制約があって携帯もネットも繋いでなかったわけ」

「え、でも仕事仲間とか……全く気が付かなかったんですか」

「うん。なんかぜんぜん車来ないなとは思ってたけど、もともとそんなに出入りのある駐車場じゃなかったし、私が管理してた階層は私一人しかいなかったから。SNS? とかネットとか、私よくわからなくて。あんまり好きじゃなかったから困るどころかむしろ給料も良くてラッキーって思ってた」

「それで……どうやって紛争に気が付いたんです?」

「三か月経ったら地上で会議がある予定だったから、それに出席するつもりで地上に出た。そこらじゅう死体だらけでちょっとパニックになったよ」

 

 そりゃそうだわ……。と千束が憐れみと同情の目でグリゴリーを見た。そしてバックパックのチャックを閉めてから「あれ?」と声を上げる。

 

「でもグリゴリーさん、研究所の地下って確かUSECが襲撃してるよね? それは見なかったの?」

「なんかそれっぽい騒ぎがあったような気はしたんだけど、そのとき私はトイレにいたんだ。どたどた足音はしてたけど、銃声はなかった。今思えばほかのフロアでは発砲があったかもしれないけど、私は気が付かなかったし鉢合わせなかった」

「……運がイイね」

「そうだよ。見つかってたら多分殺されてたかもね。そんな感じの運にあやかって、今は男のフリをして研究所までの道案内をしてる。対価に金と食料と武器かな。でも運は……ちょっと尽きかけてる」

 

 太ももの銃創を撫でながら肩をすくめるグリゴリーに、千束もたきなも頷いてからお互いに見合わせた。イレーネのことについて詳細を話してもよいかという目配せだったが、隠す意味もあまりないし、なによりこの人物から危険なニオイはしない。たきなは口を開いた。

 

「イレーネさんと私たちは、数日間行動を共にしました。街から脱出するために、あの人もいろいろやっています。人を殺すことに特別な躊躇はありませんが、民間人を殺し始めたUSECに嫌気がさして離反しています」

「優しいんだ、その人……イレーネさんね」

「はい。ただ、私たちも合流を図っていますが連絡が付きません。イレーネさんのお兄さんで、私たちがこの街で最初に出会った友好的な元USECの男性隊員もいます。名前はジャック。最後に行動を共にしていた時、この二人は一緒でした」

「今はどうしてるかわからないよ」

 

 千束がバックパックを背負いながら残念そうに息をついた。たきなも立ち上がり、荷物を背負う。

 グリゴリーはまだ座ったままで、立ったたきなを見上げながら数秒黙った。

 

 何かに迷っているような、言いよどむ表情で口をつぐんだ。たきなと目が合う。

 

「……そろそろ出発じゃないですか? グリゴリーさん」

「うん……あのさ」

 

 一度、グリゴリーは下を向いた。たきなが首をかしげて千束の方を見る。明らかに何か言いたそうなグリゴリーが、しかし口をつぐむ様子はやや異質な空気感だった。何を言いたいのか、たきなには察することが出来ず千束にバトンパスした。が、しかし千束も首を横に振った。〝わからない〟というジェスチャーだった。

 

 顔を上げたグリゴリーは、心底不安そうな表情だった。幼げな顔立ちと、未だにベットから立ち上がらずたきなからは見下ろす位置にいるのも相まって、どこか儚い少女じみた印象が強くにじむ。

 

 たきなは目を見て、二の句を待った。数回口をパクパクとさせて音のない言葉を出したグリゴリーは、一度口元を引き締めると、決心したように頭を振ってくすんだ金髪を後ろ頭で揺らした。

 

「……君たちのこと、なんて呼んだらいい」

「好きなように」

「私のことは〝ちさと〟って呼んでよ」

「じゃあ、ちさと、たきなって呼ぶよ。ありがとう、イレーネさんのこと教えてくれて」

 

 座ったまま小さく笑みを漏らしたグリゴリーからは、どこか悲しげな、不安と後悔がない交ぜになったような、しかしはっきりと言葉にすることは不可能な何かが、ほんの少し感じられた。

 

 立ち上がったグリゴリーは、一度二人を交互に見てから、

 

「あの、さ」

 

 掠れていた声をさらに小さく、消えそうなほど引き絞りながら、

 

「……一回だけ、ハグさせてくれない?」

 

 耳まで赤くしてそう呟いた。

 たきなは、見上げていた視線を千束に移し、千束は「うん、いいよべつにホレホレ」と両手を広げる。グリゴリーがその両手の中に納まり、千束の頭を胸の高さに抱いた。

 

 優しく、しかし確かに千束の頭を包んだグリゴリーの両手には力が入っている。数秒そのままで過ごしてから、グリゴリーは千束を解放した。たきなに振り返る。そしてたきなの顔を見て慌てた様子で、

 

「え……ごめん、いやだった?」

 

 謝った。

 たきなが、すこし、ほんの少し嫌そうな顔をしていた。嫌そうな顔のまま両手を広げた。

 

「……いいの? たきな」

「早くしてください撃ちますよ」

「なんで」

 

 疑問が漏れながらも、グリゴリーはたきなを抱きしめて目を瞑り、たきなに聞こえる声で「ありがとう」とお礼を言う。たきなからの返事はない。

 

 ハグが終わり、グリゴリーの表情から不安や悲しげな色がなくなってから、三人は部屋を出た。

 部屋を出たすぐ左側でアイゼンが壁に背を持たれかけて腕を組んでいた。部屋から出てきたグリゴリーを氷点下の目で睨む。グリゴリーは小さく飛び上がったが、千束とたきなは前を向いていたので気が付いていない。

 

「……」

 

 グリゴリーがアイゼンに向かって無言でゆっくり首を横に振った。怯えた目で訴える。

 何もしていない、やましいことは。その意図がアイゼンに伝わったのか、グリゴリーを睨んだままアイゼンは一度だけ頷いた。実際手出しはしていない。ちょっとハグしただけ。それも許可を取って。

 

「行くぞ」

 

 アイゼンの一声で、廊下を進み始める。

 どうやら許された。グリゴリーは詰まっていた息を廊下に吐いて、それから思い出したように慌てて自分の滞在していた部屋から装備とガスマスクを持って来て、気持ちを切り替えた。PPSh-41に棒状のマガジンを差し込む。ガスマスクを着けて素顔を隠し、ジャケットの中に着ていたパーカーのフードを目深にかぶる。これで〝チェルノボーグ〟となる。

 

「……グリゴリー」

「なに?」

 

 建物の出入り口前で立ち止まったアイゼンが、振り返ってグリゴリーの下半身に視線を落とした。

 

「お前のファッションに口を出す気はないが、その格好じゃ女だとバレるぞ」

 

 雪のように白く細い足に、白い包帯を巻いているのがはっきりと分かる極々裾の短いホットパンツ。これはさすがに若い女しか履かない。

 

「……履き替えてくる」

 

 ガスマスクの中、くぐもった低い声でそう言ったグリゴリーは、そそくさと引き返して二階へと走った。

 

「……アイゼンさんは知ってたんだ。グリゴリーさんが女性だって」

「偶然だ」

「どうやって」

「風呂で」

「「!?」」

 

 千束とたきなが驚愕の表情でアイゼンの方を向いたが、アイゼンはさしたる興味もなかったのか、これ以上この話題を続けようという気がない様子で、

 

「装備の点検をしておけ。ここから先はいつ戦闘になるかわからん」

 

 気を引き締めさせた。

 

 建物の外は日が昇り、世界を暖かく照らし出す。

 それでも所狭しと建てられている集合住宅街の路地は、日陰になって薄暗かった。

 湿った冷たい早朝の空気が、外に出た四人の頬を撫でる。遠くの方で鳴る連続した銃声が、途切れることのないこの街の様子を告げていた。

 




男装貧乳高身長童顔小心レズ。

イレーネに負けないキャラの濃さをお持ちで。
どうしてこうもこの作品に出てくるオリキャラ女子は属性がてんこ盛りなのだろうか……。

そうかタルコフ市に女子がいないから渋滞してるんだ。癖が。じゃあ仕方ない。
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