エゴイストがいく実力至上主義の教室   作:エビデンス海老天むす

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ついにインターハイへとやってきました。

ここからは雑な設定のオリ先輩キャラやオリ高校の名前が出てきます。苦手な方は読まないことをお勧めします。


※以下戦術について。スルーしていただいて構いません
ネームドキャラのポジションと主な戦術だけ記載。

潔   1TOPのFW
平田  右SMF
柴田  CB

潔、平田、(雑な設定の)A先輩の3人で攻めていくスタイル
残り3人のMFで中盤以降で潔や他の2人へのパスとカウンターの警戒。PA内のコンビプレーとPA内外のコンビプレーで相手を崩していくスタイルです。
くっそガバそうな戦術なんですけどそこはご愛嬌で……



インターハイ

高校サッカーインターハイ予選。

高度育成高等学校サッカー部の1回戦は4対0で幕を閉じた。

 

俺自身も3点を決めて順調な滑り出し、俺はあの生徒会室の一件から完全に調子を取り戻した。

 

ピー

そして今、二試合目のキックオフとなった。第一試合のハットトリックを警戒して俺に2人のDFがつく。

 

 

俺が感じていることある。それはフィジカル面での成長。俺はまず、第一目標としてブルーロックでも通じるフィジカル作りを目標にしていた。だが、ブルーロックは全国のストライカーを300人も集めた施設。当然フィジカルの平均値も高い。

 

「平田、俺に回せ!」

 

「潔くん!」

 

俺は強引に相手DFを振り切り、そのままシュートを叩き込んだ。これで合計4点目。試合は1対0

 

当然都内予選程度のDFなら振り切ることができる。

だがそれではダメだ。いくらマークが多くても俺のゴールの方程式の中であと2点を決め切るんだ。

 

前半38分。1点目を決めてからは敵の慎重なボール回しにより攻めあぐねていたがうまくパスカットし、次の攻撃、ボールは俺のボール。俺の左前にはA先輩、俺はA先輩にループボールでパスを出していく。

 

「A先輩!」

 

ボールは相手DFの頭を超えていき、さらにA先輩の右足元でトラップされ、A先輩の左足から出るパスは俺の少し前に転がる。

 

「決めろ、潔!」

 

相手DFはループボールに意識を引きずられ俺のマークが無くなった所でシュートを叩き込む。

 

左利きかつ右でのトラップに長けたA先輩、右でのトラップを見れば初見は右利きだと騙される。そこから生まれる隙。

 

 

高低差虚偽(トールフェイク)ワンツー

 

そこから俺のダイレクトシュートが刺さり2点目その勢いのまま前半が終わった。

 

「いいな潔、一試合目から絶好調だな。」

 

ハーフタイム、A先輩が俺に話しかけてくる。

 

「ありがとうございます。平田やA先輩が俺の動きに連動してくれるからですよ。」

 

「よく言うぜ、さっきのループパスも俺のギリギリ限界の所で出してきやがって、お前にパス出すしか無かったじゃねぇか。あ、やべコートチェンジだ。ベンチに忘れ物ないよな?」

 

「はい、さっき確認しました。」

 

俺とA先輩は反対側のベンチへ向かう。その時コートの横にカメラを構えた20歳くらいの女性が見えた。

 

「………あの人は!」

 

 

後半がスタートした。だが後半には相手のマークが変わり、平田とA先輩にもマークがついている。

 

2人のマークがきつくなりパスワークが乱れていく。

 

これは……マズいぞ……くそ、あと一点は最低でも欲しいのに……

 

「潔、こっちに回せ!」

 

いいトコに来た柴田。柴田は今回DFとしての起用だが、こう言った攻めあぐねている時、リベロとして中盤の攻めに参加する。

俺は柴田へバックパスを回し、そのまま最前線、PA内へと入り込む

 

「3点目行ってこい!」

 

柴田からの縦パスが山なりに入ってくるシュートコースを塞ぎにDFが2人入ってくる。

 

俺はあえて柴田のパスをスルーして相手にトラップをさせた。相手DFは俺がトラップをしないことに驚きミスる。そのセカンドボールを直接ゴールに叩き込んだ。これで3点、二試合連続ハットトリック!

 

「ッシャ!」

 

「ナイス潔!パスをスルーした時は焦ったけどワザとだったのかよナイスゴール!」

 

「ああ、ありがとう」

 

ここで試合終了の笛が鳴った。後半での平田とA先輩のマークが刺さり、あまりチャンスに繋げられなかった。

もう一点欲しかったな……

 

俺らは休憩中、無断で他の場所に行くことが禁止されている。トイレに行くのも許可制だし、無断で席を立つこともできない。クッソせっかくあの人を見つけたのに……

 

俺の目線の先には今でもカメラを構えているスーツの女性、確か名前は帝襟アンリさん、ブルーロックの関係者でいつも絵心さんの隣にいる人だ。

 

彼女はブルーロックに召集するストライカーの情報集めているのだろう。

 

「潔くん、次の試合が始まるよ。移動しよう。」

 

「ああ」

 

次は準決勝、絶対勝つ…

 

ーーー帝襟アンリ視点ーーー

 

インターハイ東京都予選2次リーグ

 

「全く、絵心さんってばまだプロジェクト開始まで1年以上あるのに、早速視察に行ってこいだなんて…とんでもない人を雇ったかもなぁ……」

 

 

回想

数週間前、あの日から私は絵心甚八の補佐としての仕事が始まる。そして絵心甚八とも初めて会う日だ。写真を見た感じヒョロヒョロしててとてもサッカーを教えれるとは思えないけど、W杯優勝のために、手となり足となり頑張るわよ。

 

私はついに絵心甚八と対面した。

 

『帝襟アンリです。絵心甚八さんですね。初めまして。』

 

『貴方が帝襟アンリね。ブルーロックプロジェクトの概要は事前に送ってるはずだよね、じゃあアンリちゃんには早速動いてもらうから。明日から始まる東京都予選の視察に行ってきて。あと、今すぐカップ麺作っておいて。』

 

『ちょ、視察の事については賛成ですけど、どうしてカップ麺を作る必要があるんですか!自分でやってくださいよ!』

 

『サッカー以外何もやらなくていいって内容で契約したつもりなんだけどカップ麺を作る行為はサッカーなのか?』

 

『分かり……ました……』ピキピキ

 

回想終わり

それから数週間にわたる予選の視察もこれで終わり、やっと一息つけるわ。

 

あとは準決勝二試合と決勝だけ。

今からは高度育成高等学校と同山高校との試合。

高度育成高等学校は国が運営する隔離された学校。これまでの予選から2連続でハットトリックを決めている選手がいる。

対する同山高校は高いDF力が魅力のチーム。180cm超えのDFを4人も要するDF特化型のチーム。各々相手の前線プレイヤーを徹底マークする。形で言えば現在のU-20代表に最も近いカウンター型のチーム。

この勝負どうなるかしら……

 

 

 

 

ピッピッピー「試合終了です」

 

 

嘘、もう試合終了?今大会地区予選から全く得点されなかった同山高校が……4対0で負けたの?

しかもホール(一試合4得点)を決めて………

決めた選手は……潔世一?まだ一年生!?嘘でしょ?

 

彼はブルーロックプロジェクトにはマストの存在ね……

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