エゴイストがいく実力至上主義の教室   作:エビデンス海老天むす

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お話は前回に引き続きサッカー⚽️です。


サッカー部2

「柴田、平田。どっちでもいいんだが……2人のどっちかが俺とポジションを変わって欲しい出来れば平田。お願いしたい。」

 

「大丈夫だけど……本当にいいのかい?潔くん主軸の方が……」

 

「問題ない。攻撃の仕方も2人のやりやすいように頼む。」

 

「潔、本当にいいのか?お前には南雲先輩との勝負が……」

 

「それも問題ない。この作戦の内は南雲先輩との勝負は一切考えないでくれ(・・・・・・・・・・・・・・・・)2人のプレーでゴールを奪って欲しいんだ。」

 

「本当にいいんだな?」

 

「ああ」

 

「やるしかなさそうだな…やろうぜ平田。」

 

「うん!頑張ろう柴田くん!」

 

 

 

柴田スローインでリスタート

平田がボールを取り、ドリブルで上がっていく。俺には当然マークがついているが平田はドリブルでゴールへと進んでいく。

だが敵ディフェンスに止められてしまう。そのセカンドボールをダイレクトパスで柴田に回す。

 

「行け柴田!」と、柴田に激を飛ばす。

 

次に俺のマークについたのはなんと南雲先輩だった。

 

「潔世一、さっきから全然攻めないが諦めでもしたのか?それともお前はこの勝負に乗らないのか?」

 

「そんなことよりこの試合、あの2人が攻めてるだけで終わりそうですけどいいんですか?先輩のチーム一回も攻めてませんけど?」

 

「チッ、勝負を捨てたか…」

 

先輩は俺のマークを外れ、ボールの方へ柴田のボールを即刻奪取しカウンターへと繋げる。

 

その後、中盤以降で再びボールを受け取り南雲先輩はそのままゴールをこじ開けた。

これで1-1

 

「すまん潔、決められた…」

 

一応想定の範囲内だ。それにしても南雲先輩の突破力が思ったよりも高い

それにウチの守備もあまり統率が取れていない。一回抜かれたらまたおんなじ結果になるだろう。

 

「大丈夫だ。次!切り替えていこう!」

 

プレーのリスタート、俺についているマークは明らかに甘くなる。何度もゴールを狙える位置にいるのに動かない。そういうプレーをすることで敵の意識はボールを長くキープしている平田や柴田の方へ行く。

 

南雲先輩は俺に見向きもせずに平田の方へ向かう。おそらく今ボールを持っている柴田に他の味方がプレスをかけ、苦し紛れに渡った平田のボールを奪う作戦だろう。

 

だが、柴田はパスではなく無理矢理にシュートをうち、コーナーキックとなった。

 

右サイドハーフの先輩のキックからリスタート。

 

「ここだろ!!」

 

ボールが弧を描くような軌道で俺の目の前に、ヘッドでクリアをしようとする南雲先輩の前に割り込み逆にこっちがゴールに押し込む。これで2-1

 

「ッシャ!」

 

鬼門の2点目は突破。

後一点は決めれる算段がある。さぁ、後もう一勝負だ。南雲先輩……

 

「ナイスゴール!潔くん!」

 

「よく押し込んだなぁ!」

 

再び平田、柴田の3人でグータッチをする。

 

「それにしても最初の方はマークが強かったよね。よく決めれたね。」

 

「ああ、マーク結構苦しかったんだけどな。2人に完全にプレーを任せることでマークの枚数を減らしに行ったんだ。そのまま奇襲でゴールまで突っ込む作戦だったんだけど、柴田がコーナーキックを取ってくれたからマークが外れた状態でゴールまで押し込めたんだ。」

 

「なるほど…潔くんってすごい視野が広いんだね。そこまで状況が理解できてるなんて!」

 

「お、おう……ありがと…よし!後一点は最初と同じように3人で攻めていこう。俺のゴールだけじゃない。2人とも、じゃんじゃんゴールを狙ってってくれ!」

 

「うん!」

 

「おう!」

 

試合再開、南雲チームボールで再開。ボールは後ろに周り広めに展開している。

 

俺は南雲先輩のマークにつく。

 

「潔世一、やはりやるな。だがこのチームは俺の為のチームだ。そう易々と突破されてはたまらん。」

 

南雲はそう言うと俺の裏を一気に抜け出した。

 

「は?速っ!くっそ!」

 

南雲先輩はそのままペナルティエリア付近まで駆け上がる。気づけばボールもここまで上がってきている。敵MFが南雲先輩に対してクロスを上げる。

 

敵のパスが南雲先輩の所までもう数メートルまで迫っている。

 

くっそ!届け!

 

俺の決死のスライディングブロックは功を奏して足にあたる。その甲斐あり南雲先輩はトラップミス。ボールはキーパーにわたる。

 

ここしかない!

 

「カウンター!」

 

俺はすぐさま立ち上がり一気にゴール前へ駆け上がる。南雲先輩もこれについてくる。

 

中盤の先輩や平田、柴田などがパスやドリブルで繋ぎ今度はこっちがペナルティエリア付近までやってくる。そのまま俺は走り続ける。

 

自分の感覚を信じ、ゴールの匂いのする方へ

 

「潔くん!決めろ!」

 

平田からのクロスが上がる。後ろからは南雲先輩、だがさっきの状況とは違い、ボールタッチは俺の方が先。

 

トラップをしたら確実に取られる。

 

が、そんなトラップ(ノイズ)はここでは必要ない。

 

何度でも同じプレーで勝負をしにいく、ゴールへの再現性。

 

ブルーロックで培った、俺のゴールの方程式!

 

 

直撃蹴弾(ダイレクトシュート)!!!!

 

「なっ!!」

 

俺の打ったボールはそのままゴールへと突き刺さる。

3-1

見事に俺は南雲先輩との勝負に勝った。

 

「オッシャァァァ」

 

 

これが実力至上主義の世界で生き抜く潔世一の第一歩だ。




いかがでしたか?

ひとまずサッカー部関連は次で終わり……(かな?)

お次は学校生活へと入っていきます。
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