タダクニが西高へ行ってから2日後の放課後。
「あれ?タダクニは?」
「タダクニなら買い物あるって先に帰ったぜ」
「何だよ・・・今日こそ西高に何しに行ったか聞きだそうとしたのによ・・・」
気になるのは仕方がないが、如何しても聞きたい様子のヨシタケ。
「如何した?」
「タダクニが如何かしたのか?」
「あぁ・・・唐沢にミツオ君」
そこにミツオ君と唐沢がやって来た。
「実は2日前にタダクニの奴が西高にいt「ウヴォエエエエエエエエエェェェェェェェェェェェッ!!」って唐沢あああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
「唐沢が吐いたああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
突如として普段クールな唐沢が盛大に嘔吐しだして、場は大混乱になった。
「唐沢ああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!幾ら俺やヨシタケに生徒会長と異常の眼鏡の声がアレだからってお前が吐く必要ないんだぞ!!
って言うかそれだったらお前はブリーフ一丁になるn「お前はメタな発言止めろ!!」」
「つうか言ってる意味が分かりませんぜ旦那ぁ~~~」
「お前完全に理解してやってるだろが!!」
「俺は生徒会長じゃない・・・居る意味ない奴だ」
「生徒会長まで来た!?ってそんな悲しい事言うなよ!!」
「いやだって、作者が俺の名前まだ考えてないからさ、何なら金髪の方が良かったかな?髪関係だし」
「・・・話が進まないので帰ってもらえませんか?」
取り敢えずは混乱は治まり、唐沢を落ち着かせる為に座らせた。
「・・・すまない」
「しかしいきなり如何したんだよ?」
「普段のお前らしくないぞいきなり吐くなんて」
「すまない・・・まさかここで西高の話を聞くとは思わなかったからな・・・」
「何だよそれ?」
「西高には・・・俺にトラウマを与えた元凶が居るんだ・・・普段ならある程度抑えられるんだが、
いきなりだったもんでついな・・・」
「本人じゃなくて、そいつが通っている学校を聞いただけで嘔吐するってどんだけ強烈なトラウマだよ?」
「分かる・・・分かるぞ~~~唐沢」
「ヒデノリ?」
ヒデノリは唐沢の隣に腰掛けて肩に腕を回して頷く。
「俺もさ・・・お前の様に嘔吐はしないけど、俺の精神に別の意味で軽いトラウマ植え付けた妖怪が要るのよ」
「前も言ってたけど・・・妖怪って何だよ?」
「っで・・・タダクニが何をしに西高に行ったのかこの目で見る為に、意を決して西高に突撃したらさ、
その妖怪が要るじゃありませんか!俺は咄嗟に恥も外聞もなくUターンして叫びながら逃げ出してしまったわけですよ」
「いいいやあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!って叫びながら逃げたなお前」
「お前も辛い目に合ったんだな・・・」
「つい最近だがな・・・」
「ヒデノリ・・・」
「唐沢・・・」
2人の間に変な空気が流れておりますが、ご安心を・・・そっち方面には走らしませんから。
「あのさ・・・話題逸れているんだけど・・・タダクニの話じゃなかったけ?」
「あっ!そうだった」
「忘れるなよ・・・」
「でも確かに気になるな・・・小中の頃の友達が居て会いに行ったとか?」
「だったら別に中に入らなくても良いと思うけどな・・・」
「殴り込みか?」
「それは無いな、アイツは自分から喧嘩を吹っ掛ける様な奴じゃないし?確かに喧嘩は強かったけど」
「えっ?何?ミツオ君もタダクニが喧嘩強いって事知ってんの?」
「ミツオ君も同じ小学校に通っていたからな」
「後このクラスならモトハルとコージも同じ小学校に通っていたよな」
「へえ・・・それより意外だな、タダクニが喧嘩が強いなんて」
小学生時代のタダクニを知らない唐沢も、驚いている様子だ。
それ程普段のタダクニからは想像できない事らしい。
「でも流石にアイツには勝てなかったんだよな」
「結構粘ったみたいだけどな・・・」
「何?お前等が強い強い言ってるタダクニが負けた相手が居るのかよ?」
「まあな・・・お前等も聞いた事あると思うけど・・・」
「最凶最悪、悪逆非道のいじめっ子、谷田東小のあーくでーm「ブヴォレベエエエエエエエエエエェェェェェェェェッ」ってぎゃあああああああああっ!?」
「唐沢がまた吐いたああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「うおおおおおおっ!?唐沢の吐瀉物がズボンに!!」
再び唐沢が嘔吐した事により再び教室は大混乱に陥った。
その頃、タダクニは・・・。
「・・・今何だか教室でとんでもない事になっている気が・・・」
スーパーで買い物をしていたタダクニは、教室の騒ぎを何気なく察知していた。
「まあ何時もの事か・・・さて、明日はバイトだし、作り置きが出来るカレーにするか」
「あれ?タダクニ君?」
「へっ?」
聞き覚えのある声に振り向くと、そこにはタダクニの想い人、羽原が立っていた。