戦姫絶唱シンフォギア コドクの神が求めるモノ   作:@sora@

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第160話

アダムの登場は、S.O.N.G.本部でも確認されていた。

 

「おうg……ア、アダム・ヴァイスハウプトの姿を確認!」

 

「現れたか…しかし、ここから一体何をするつもりで…?」

 

儀式は阻止され、最後の幹部であるサンジェルマンが追い詰められたこの状況で姿を現した理由…それはすぐに明らかとなった。

 

アダムの頭上に輝くオリオン座が赤く輝き始め、周囲の星々から赤い光がオリオン座へと収束していった。

 

「あ、あれは…天を巡るレイライン!?アダムはこの星からではなく、天の星々から命を集めるため、オリオン座そのものを神出ずる門に見立てて…マクロコスモスとミクロコスモスの照応は錬金思想の基礎中の基礎だと言うのに、ボクは…!」

 

『星の命で開かれる…』

 

「もう一つの、神出ずる門…!」

 

「超高レベルのエネルギー、来ます!!」

 

もう一つの神出ずる門から、再び神の力が放出されてティキの体へと集まっていく。想定外の危機を前に、ギアが使用出来ないため本部で待機している翼達が歯噛みしていると…突然、指令室の扉を開いて誰かが入室してきた。

 

「なっ!!?」

 

「お前らは!!?」

 

 

 

 

 

「遮断出来まいよ?彼方にあっては」

 

儀式を再開したアダムは、勝ち誇った顔で響達を嘲笑っていた。

 

「止めてみせる!!」

 

響がアダムに向かって跳躍するが、空中でアダムが投げた帽子に撃墜されてしまった。

 

「ぐあっ!!」

 

「おいお前!?」

 

「ぐぅ…!」

 

サンジェルマンが響に駆け寄るが、響はダメージが大きく蹲ってなかなか立ち上がれないでいた。サンジェルマンはアダムに視線を向けて、これまで感じていた疑問を口にした。

 

「教えてください統制局長!この力で本当に、人類は支配の軛より解き放たれるのですか!?」

 

そんなサンジェルマンの問いに、アダムは戻ってきた帽子を被り直しながら答えた。

 

「出来る、んじゃないかな?ただ…僕にはそうするつもりが無いのさ、最初からね」

 

「くっ…謀ったのか!?カリオストロを…プレラーティを…革命の礎になった全ての命を!!?」

 

(そんな事だろうと思ったよ!)

 

「っ!!?」

 

憤るサンジェルマンの横を通り過ぎ、ナナシが“障壁”を足場にアダムへと迫る。

 

(空を見上げる事しか出来なかったのは昔の事だ!よくも可愛い妹弟子に手ぇあげやがったな!?)

 

「しつこいな、諦めたまえよ?いい加減に」

 

アダムがそう言うと、再び帽子を掴んで投げ放つ。しかしその帽子は周囲に炎を纏い、明らかに響に放った時よりも高威力の一撃がナナシへと直撃して…

 

ドゴォオオオオン!!!

 

…盛大な爆発を巻き起こし、ナナシの体は派手な爆炎を放ちながら粉々に砕け散った。

 

「なっ!?」

 

「デェェェス!!?」

 

「あ、兄弟子―!!?」

 

ナナシの無残な姿に、サンジェルマンと響達が言葉を失い…

 

「どういうことだい?これは…」

 

…それを成したアダム自身も困惑していた。それもそのはず、先程の攻撃は威力こそ高めたが、接触した相手を爆発させるような攻撃では無い。故にナナシの体が爆散したのはアダムのせいではなく…元々そのように出来ていたからに他ならない。

 

「「「「ヒャッハー!!!」」」」

 

「!!?」

 

困惑するアダムの意表を突くように、爆発の煙に紛れて複数の人影…地面に倒れていたはずのピエロ軍団が一斉にアダムへと襲い掛かった。

 

(端から俺が警戒していたのはお前なんだよ!ノコノコ出てきた瞬間速攻で沈めれば超火力も関係無い!!さあ、本物の俺はどれかな!!)

 

「小賢しい!!」

 

苛立たし気にアダムが戻ってきた帽子を手に取り、そのままクルリと一回転するように帽子でピエロ軍団を薙ぎ払う。常人を遥かに超える力で薙ぎ払われたピエロ軍団はその全てが胴体から真っ二つにされてしまった。

 

そして…

 

ガシッ!!

 

「わっ!!?」

 

「ティキ!!?」

 

アダムが爆発と奇襲に気を取られていた隙に、ピエロ・キング…否、その内部に隠れていたナナシがティキに近づき、その後頭部を鷲掴みにした。

 

「残念!全て“紛い物”でした!!不正解者の人形はボッシュート!!」

 

アダムがすぐさま動き出そうとするがもう遅い。既にナナシの手はティキを掴んでいる。そして…

 

(オートスコアラーは“収納”が可能!!)

 

そう、ナナシはティキに触れさえすれば、儀式を止める事が出来た。だからこそナナシはアダムが現れるまで本体の居場所を隠し続けていたのだ。

 

もし儀式を始める前にサンジェルマンを捕えてティキを回収してしまえば、アダムはティキを奪還するために潜伏してしまい、足取りが分からなくなってしまう可能性があった。

 

しかしナナシだけ儀式の場に現れなければ、何故かナナシを意識しているアダムもナナシを警戒して現れない可能性があったため、ナナシは響達の行動を予測して自分の位置を誤認させる策を打っていた。

 

アダムの出現さえ確認出来れば、後は僅かにでもアダムの意識をティキから逸らし、儀式を止めてアダムを制圧すればこの騒動は終結する。敵も味方も欺き通したナナシの策は、その全てが上手く進んでいた。

 

だからこそ…

 

バチンッ!!

 

…最後の詰めを見誤ったことで、大きな隙を晒すことになってしまった。

 

「……えっ?」

 

ナナシは確かに“収納”を発動したが…何かに弾かれるような感覚がしたかと思うと、“収納”はその力を発揮せずナナシはティキの頭に手をかけたまま呆然としてしまった。能力が使えなかった訳ではなく、ガングニールや神獣鏡のような、自分の存在を否定するような力に阻まれたのとも違う。まるで自分と同質の力で抵抗されたような…その感覚で、ナナシはようやく原因に思い当たった。

 

「神の、力…!」

 

今まさに神出ずる門よりティキに流れ込む神の力が、ナナシの力を阻害したのだと悟り…それと同時に、ティキの頭がギュルンと回ってナナシの方を向いた。

 

「アダム以外が…私に触れるなぁあああああ!!!」

 

「っ!?」

 

絶叫と共にティキの口元に光が集まる。それを見たナナシは、咄嗟に“浮遊”を起動してティキの頭を支点に体を持ち上げた。その直後…

 

ボンッ!!!

 

「があああああああああぁぁぁぁぁ…………!!!」

 

…ティキの口から放たれた光線によって、ナナシは体の胸部から下を全て蒸発させて遠くに吹き飛ばされてしまった。

 

「兄弟子!!?」

 

「そんな…ナナシお兄ちゃんが…」

 

「全く…焦らせてくれたね?件のイレギュラーは。でも、これで後始末するだけだね?残りのシンフォギアと…用済みの君を」

 

アダムが指を打ち鳴らすと、ティキがぎこちない動きで響達へと顔を向け、再び口元にエネルギーを収束させると…

 

ズドォオオオオオオオオン!!!

 

…凄まじい威力の光線が三人を飲み込み、周囲一帯が爆炎に包まれた。

 

「この威力…!!」

 

神の力の一端を目の当たりにして、アダムが笑みを零す。シンフォギアとファウストローブを纏った三人であっても、その絶大な破壊力に耐えられる訳は…

 

「っ!?」

 

しかしアダムは、未だティキの口から放たれ続ける光線の先に信じられない光景を見た。

 

響とサンジェルマンの前方に切歌が飛び出し、右手を前に突き出している。そんな切歌の前に現れた半透明の壁が、ティキの光線から三人を守っていた。

 

「“障壁”!?でも、たった一つの“血晶”だけじゃ…」

 

「一つじゃないデス!!」

 

そう叫ぶ切歌の左手には、先程響の手から弾かれた赤い球体…ナナシの血液の塊が握られていた。しかし一つが二つになったところで焼け石に水だ。“血晶”は急速に力を消費して、早くも“障壁”は罅割れ始めた。それでも切歌は“血晶”を…ナナシの力を信じて目の前に迫るティキの光線に臆することなく立ち向かい、その胸の内にある想いを叫ぶ。

 

「確かにアタシはお気楽デス!だけど、少しくらい何も背負ってないお気楽者がいないと、もしもの時に重荷を肩代わり出来ないじゃないデスか!!」

 

それが、切歌が悩んだ末に辿り着いた自分の在り方だった。

 

お気楽…それは自分だけでなく、重荷を抱える誰かの『気を楽にする』事が出来る人の在り方なのだと切歌は気づいた。それはまさに、自分が兄と思う程慕う存在が見せ続けた在り方だ。

 

自分よりもずっとお気楽で、どんな物事も笑い飛ばして突き進むナナシが、何故自然に思い悩む自分や仲間達に寄り添えるのか切歌は不思議だったが…逆なのだ。お気楽なのに頼りになるのではない。どんな時でもお気楽に笑っていてくれるから、その笑顔を見て力の抜けた自分達は自然と重荷を預ける事が出来たのだ。

 

それは決して容易なことでは無い。ただ身軽なだけでは重荷を預ける事など出来ない。自然と重荷を預けられる信頼が無ければ、無理矢理手を伸ばしたところで拒絶される。そんな信頼を得るためには重荷を支えて、それでも余裕の笑みを見せつけられるようあらゆることを日々積み重ね続ける事が大切だ。

 

考えなしに全ての重荷を支えようとすれば、自分自身が押し潰されてしまう。だから以前ナナシが全てを背負い、一人でキャロルとオートスコアラー達に立ち向かおうとした時は全員でナナシを引き止めて…自分達がナナシの支えきれない重荷を奪い返したから、ナナシの笑顔を取り戻せたのだ。

 

(あの時と一緒デス!いつも皆を笑顔で支えてくれるナナシお兄ちゃんが、支え切れなくなった重荷くらい背負えないで…あの人の妹を名乗るなんて出来ないデス!!)

 

そんな切歌の想いに応えるように、“障壁”は罅割れながらもティキの光線を受け止め続け、やがてティキの光線もか細く終息していき…

 

パキン!!

 

「ぐああああ!!!」

 

…光線が納まる直前に“血晶”が力尽き、余波で切歌は空中へと吹き飛ばされてしまった。

 

「ああああああああああああああ!!!!」

 

するとそこへ、吹き飛ばされていたナナシが体の修復さえ後回しに“浮遊”と“障壁”を駆使して両手で這うように舞い戻り、自身の体をクッションに切歌の体を受け止め地面に降ろした。

 

「ほう?戻ってきたのか、あの状態から。まるで虫だね?身を欠いて尚地を這いずるその様は……っ!!?」

 

ナナシの事をそう嘲笑うアダムだったが…ナナシの体がブレて一瞬で全快する様子を目の当たりにして笑みを消してしまった。

 

「なん…だと…」

 

「今のは…」

 

「切歌!切歌!!」

 

サンジェルマンもナナシのその力に言葉を失うが、ナナシはアダム達の事など眼中になく、麻痺が発生した体を無理矢理動かして切歌の様子を確認する。その傍に響を駆け寄っていった。

 

「切歌ちゃん!兄弟子!!」

 

「“血晶”で受け止めるなんて無茶しやがって…」

 

衝撃で意識が朦朧とする切歌は、声に反応して瞼を開いた先にいた無傷の響を見て微笑んだ。

 

「響さんはもうすぐお誕生日デス…誕生日は、重ねていくことが、大事なのデス…」

 

「こんな時にそんな事は!!」

 

「アタシは、本当の誕生日を知らないから…誰かの誕生日は、大切にしたいのデス」

 

「っ!?」

 

切歌の想いに、響が言葉を失って瞳に涙を溜める。そして切歌は、自分を抱きかかえるナナシにも笑顔を向けた。

 

「えへへ、ほんのちょっとデスけど…アタシも近づけた気がするデス…ナナシお兄ちゃんみたいに……皆を支えられる………お気楽者、に…………」

 

そう言って切歌は静かに瞼を閉じると、意識を失ってしまった。

 

「切歌ちゃん!!?」

 

「…気を失っただけだ」

 

響にそう言って落ち着かせながら、ナナシは切歌を地面に横たわらせた。

 

「バカ…こんなあっさり超えられたら、兄貴分としての立場が無いじゃないか…」

 

そう言ってフッと笑みを零すと、ナナシは衝撃で乱れた切歌の髪を優しく撫でた

 

「先程の力は…いや、あり得ない…あいつらがああも無様を晒すなど…人如きのために…」

 

そんな隙だらけのナナシに、アダムは攻撃を仕掛けるでもなくブツブツと何やら呟いていた。その間にナナシはゆっくりと立ち上がり…本気の殺意と威圧感を放ちながら、アダムへと振り返った。

 

「ほう…怒っているのかい?化け物風情が。滑稽だね?人の真似事をするその様は」

 

何かを誤魔化すように、アダムがナナシを嘲笑う。例え懸念が当たっていようと、神の力は手に入れたも同然。故にこちらを見上げるナナシ達に、アダムは上位者として悠然と振舞った。

 

だがその油断と傲慢によって、アダムは…

 

 

 

「碌に面白くも感じてねえのに笑ってんじゃねえよ。人形風情が(・・・・・)

 

 

 

…ナナシと言葉で相対する愚を犯してしまった。

 

「今…何と、言った…」

 

笑みを消し去り、能面のような無表情でそう問い返すアダムに、ナナシは貼り付けたような笑みを浮かべながら言葉を続けた。

 

「やっぱり『人形』が地雷だったか。『不正解者の人形は』…俺がそう言った瞬間にお前の感情が動いたのを感じたから、妙だと思ったんだ。そして今の反応…ようやく俺がお前に感じていた違和感の正体が分かったよ」

 

「違和感、だと…?」

 

「他人の感情を何となく感じ取れる俺の力が、何故お前の感情をある程度ハッキリ理解出来るのか…人の感情ってのは、基本不安定に波打っているんだよ。様々な想いが複雑に入り乱れながら交わって、一瞬たりとも同じ形に留まらない。それでも俺は相手の性格やその時々の感情の波形を分析してこう思っているんじゃないかと“妄想”を展開している。それに比べて…一体何だ?お前のその感情は」

 

ナナシがまるで生理的嫌悪を示すように口元を押さえながらアダムに軽蔑の視線を送る。アダムはナナシのその視線に、とある者達の事を思い出して拳を握りしめていた。

 

「まるでオシロスコープで0と1を表示させたような、上限と下限が明確に定められた波形パターンの組み合わせ…それに合わせて変化する、見た目だけならその時々に合わせられた豊かな表情の変化…ハッキリ言って、俺の胃がきちんと機能していたなら今にも中身をぶちまけそうな程…気持ち悪い」

 

「………れ…」

 

「感情表現が苦手で表情が碌に変化しない人間や、何もかも自暴自棄になって部屋に引き籠って蹲り続ける人間も見たことがある。そんな奴らでも心の中では色んな感情を動かし続けていた。何なら普通に泣いて笑ったりする人間よりもずっと感情を目まぐるしく変化させていた。毎日判を押したように変わりない日々を過ごす奴らも、似たような形をしていても、全く同じ形の感情を抱き続ける奴はいなかった」

 

「……黙れ…」

 

「初めてオートスコラ―なんて存在と遭遇した時でさえ、俺は人と区別が付かずに手加減してしまった。あいつらは確かに恐怖とかの本能的な感情が乏しい傾向はあったけど、その感情は決して大きく人と離れているとは思わなかった。そこに浮かぶ、お前なんかに全身全霊の恋慕を向ける人形でさえ…」

 

その言葉の数々に身を震わせるアダムに対して、ナナシはもはや憎悪や嫌悪さえ通り越して…とても憐れな者を見るような目で、トドメの言葉を口にした。

 

 

 

「こんな波風の立たない薄っぺらな怒りを抱く、人形みたいな奴を見たのは初めてだ」

 

 

 

「黙れぇえええええええええええええ!!!!!」

 

他人から見れば、この上ない憎悪が籠められた…しかし、“紛い物”にとっては定規で線を引いたように起伏の無い怒りを露わにするアダムが、全力でナナシに帽子を投擲する。炎を纏いながら飛来する帽子に、ナナシは目の前に“障壁”を展開することで対処しようとするが…

 

バァン!!!

 

…“障壁”に届くよりも前に、サンジェルマンが放った弾丸によって帽子は弾かれるように軌道を変えて、アダムの手に再び戻っていった。

 

「三人には手を出させない」

 

「………ほう?それが答えかね。君が選択した」

 

サンジェルマンの横槍に、一拍の間を置いてアダムは先程と打って変わって落ち着いた様子で帽子を被り直しながらそう問いかけた。

 

「神の力…その占有を求めるのであれば、貴様こそが私の前に立ちはだかる支配者だ!」

 

「実に頑なだね?君は。忌々しいのはだからこそ…しかし間もなく完成する、神の力は。そうなると叶わないよ?君に止める事など」

 

そう挑発するアダムに、サンジェルマンが足を前に踏み出す。しかしそんなサンジェルマンの肩を、ナナシが掴んで引き止めた。

 

「何を勝手に味方面でしゃしゃり出てんだ、屍女。俺の獲物を横取りしようとしてんじゃねえよ!」

 

「…その体たらくで強がるのはやめろ。感情で戦況が読めなくなる程、貴様は愚かではあるまい?」

 

気丈に振舞うナナシであったが、その足は小刻みに震えて、サンジェルマンの肩にかける手には碌に力が入っていない。体の半分以上を修復した機能不全で、ナナシは立っているのがやっとだった。

 

「お前如きが俺を語ってんじゃねえよ!俺はどんな時でも自分の感情を優先する愚か者だ!藁に縋ることがあっても、死体に縋るつもりはねえよ!お前なんかに、俺の大切な奴らの未来を預ける事なんて…」

 

「兄弟子…ここはわたし達に任せてください!」

 

「っ!!?」

 

そんな状況でも自らアダムを相手にしようとサンジェルマンを掴み続けるナナシの手を、響が掴んで笑顔で諫めた。

 

「わたしだって、あなたの妹弟子です。残りの重荷はわたしに預けて、兄弟子は切歌ちゃんの事をよろしくお願いします!」

 

「響……ぐっ!?」

 

響の笑みに、ほんの僅かに緊張を緩めてしまったナナシは、立っていられず地面に膝を付けてしまった。そんなナナシを残して、響はサンジェルマンと肩を並べてアダムへと相対する。

 

「私達は互いに正義を握り合い、終生分かり合えぬ敵同士だ」

 

「だけど今は、同じ方向を見て、同じ相手を見ています」

 

「敵は強大、圧倒的…ならばどうする?立花響!」

 

「いつだって、貫き抗う言葉は一つ!」

 

 

 

「「だとしても!!」」

 

 

 

 




冒頭のセリフは誤字ではありません。後日談用の割としょうもないネタのフリです。
上手く活用出来なかったらサラッと修正する予定です。
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