戦姫絶唱シンフォギア コドクの神が求めるモノ   作:@sora@

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大変長らくお待たせいたしました!
いよいよXV編スタートです。
まずは恒例の二話連続投稿です。


XV編
第175話


トントントン…

 

「くわ~!?目に染みるんだゼ!!?」

 

「悠長にしている暇は無いぞ!その玉ねぎが終わったら今度はここのキャベツを全部千切りにしてくれ!」

 

「わ、分かったゼ!」

 

「つ、追加の注文であります!オムライスにミックスフライ、スパゲッティと、後は…」

 

「読み上げなくて良いからメモだけ置いて出来た料理を持ってってくれ!ほいよ、ラーメンセットお待ち!ひっくり返すなよ!!」

 

「了解であります!」

 

「昼休みが終わるまでずっとこんな感じだから覚悟しとけよ!」

 

「ひぃぃぃ!?忙し過ぎるんだゼ!!?」

 

「目が回りそうでありますぅぅぅ!!?」

 

「あっはははは!頑張れ頑張れ!落ち着いたらお前らの食べたい物も作ってやるからさ!」

 

ご主人様(・・・・)の手作りでありますか!?」

 

「何でも良いんだゼ!?」

 

「おう!何が食べたい?」

 

「カレーだゼ!」

 

「ハンバーグであります!」

 

「ハンバーグカレーだな?任せておけ!」

 

「そうと決まったらさっさと仕事を片付けてしまうんだゼ!」

 

「ガンス!!」

 

「フフッ」

 

可愛らしい格好をした自分の家族達が手料理一つで簡単にやる気を漲らせる様子に、ヴァネッサ・ディオダティは思わず笑みを零してしまった。それはただ二人が微笑ましいだけでなく、洗っても洗っても徐々に高くなっていく食器の山に心が折れかけていた自分も二人と同じように気力が高まるのを感じたからだ。ヴァネッサは手を動かしつつ、忙しなく動き回る自分の家族達と…そんな家族達をからかって笑いながらも、自分達の数倍の仕事を軽々と熟す『ご主人様』の姿を横目に覗き込んだ。

 

「そうそう、その調子でキビキビ働け!ここの手伝いが終わった後もS.O.N.G.にはまだまだ仕事が幾らでもあるからな!!」

 

「「うえええええ!!?」」

 

「あっははは!今後もこの“紛い物”について来るつもりなら、これくらい軽く熟せないと話にならないぞ?精々覚悟しておけ!パチモノ共!!」

 

「「パチモノ言うな(であります)!!」」

 

「叫ぶ元気があるなら、そこの手が止まりかけているお前らの姉を手伝ってやれ。そろそろ食器の置き場も無くなりそうだぞ?」

 

「わあああ!?ヴァネッサ、惚けている場合じゃないんだゼ!!?」

 

「このままだとお皿に埋もれてしまうであります!!」

 

つい気が逸れて手を止めてしまっていた自分の隣に、自慢の妹達が駆け寄り洗い物を手伝ってくれる。舞い散った洗剤の泡を顔に被る二人に、ヴァネッサは苦笑しつつ再び手を動かしながらポツリと呟いた。

 

「フフッ、どうしてこうなっちゃったのかしらね?」

 

 




相変わらず初手で派手なネタバレw
頑張って頭の中にあるこのエンドに繋がるストーリーを文章化していきます。
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