戦姫絶唱シンフォギア コドクの神が求めるモノ   作:@sora@

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ようやくG編スタート。
章の始めなので二話連続投稿です。


G編
第45話


「いい加減にしなさい!!この『悪夢』!!」

 

「突然どうした?アイドル大統領」

 

「あなた、またあの子達に勝手にお菓子を与えたでしょう!?あの子達が肥満や虫歯になったらどうしてくれるの!?」

 

「虫歯に関しては日々の歯磨きの徹底と定期的に歯医者で清掃してもらうとして、肥満に関しては問題ないはずだ。お前達の食事のメニューを参考に許容範囲でしか与えていない」

 

「何であなたが私達の食事の内容を把握しているの!?」

 

「お前の所のおさんどんに料理を教えているのは俺だぞ?特にお前の食事に関しては細かくアドバイスを求められているからな。昨日のハンバーグは美味かったか?」

 

ガラッ

 

「やっぱりマリアが居たデス!」

 

「マリア、病室ではお静かに。廊下まで声が響いていた」

 

「二人共!この男にはあまり気軽に近づいてはダメだと言ったでしょう!?」

 

「あー!ナナシさんデス!!」

 

「よう切歌、調。お腹空いてないか?良かったらこれでもどうぞ」

 

「クッキーデス!ナナシさんは色んなものを出すことができて凄いデス!」

 

「先生、この前貰ったお菓子って何処で買ったものですか?私と切ちゃんで探したけど何処にも置いてなくて…」

 

「ああ、そりゃそうだ。あれは俺が作ったものだからな」

 

「デース!?」

 

「先生はお菓子も作れるんですか?今度、お菓子作りも教えて欲しいです!」

 

「構わない。調の都合が良い時間を連絡してくれ。こっちで調整して時間を作るから」

 

「ありがとうございます!」

 

「あなた達!少しは私の話も聞きなさいよ!?」

 

「病人の前だぞ?少し声を抑えろ、アイドル大統領。大きな声を出したいならステージの上で好きなだけ叫べばいいだろう?」

 

「誰のせいだと思っている!?」

 

「…全く、今日もあなた達は元気ですね?」

 

ナスターシャ教授は、病室のベッドの上でそう呟いた。そして、病室で騒ぐ自分の家族を見て、その顔に優しい笑みを浮かべていた。

 

「マム!マムからもこの男に言ってやってよ!このままだとあの二人が…」

 

「恩人に対して失礼ですよ、マリア。家族が大切なのは分かりますが、過保護が過ぎると本当にあの二人を盗られてしまいますよ?」

 

「なっ!?そんな…マムまで!?」

 

驚愕するマリアを他所に、ナナシは切歌達と何やら笑いながら話していた。そこにマリアが怒りながら乱入する。その光景を眺めながら、ナスターシャはこれまでのことを振り返り、微笑みながら呟くのだった。

 

「全く、どうしてこのようなことになったのですかね…」

 




マリア達の主人公に対する呼称とか、状況とか、色々と気になると思いますが、ちゃんと記載がありますので投稿をお待ちください。
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