戦姫絶唱シンフォギア コドクの神が求めるモノ 作:@sora@
(よくもまあ、咄嗟にあれだけ口が回るわね?あの男は)
(ん?)
ナナシがノイズの出現場所に向かい、一同が学祭を回っていると、マリアから奏に“念話”が届いた。
(本当は、立花響を戦場に立たせないために、あの男一人で向かったのでしょう?)
(…ナナシに聞いたのか?)
(あなたもあの男も、情報の扱いが軽すぎるのよ。だから私に弱みを握られる)
(手厳しいね。言い返せないよ…それで?わざわざあたしに“念話”をしてきた理由は?)
奏は周りに悟られないようにマリアに目を向ける。少しだけ鋭さを感じるその視線を受けながら、マリアは本題に入る。
(あの男のことを、あなた達は本当に信用しているの?)
(…どういう意味だ?)
(どれだけ姿形が人に近くても、あの男は人外。“紛い物”とはよく言ったものだと思うわよ?どれだけ彼の能力が有用だとしても、平気で傍に居続けられるものなの?)
(…あいつに何か思う所でもあるのか?)
(あの男は、死んだ仲間について語った時も、笑顔を崩すことはなかったわ。自分が楽しむために、こちらの心を揺さぶってくる。掴みどころのない、本当に『悪夢』のような存在…何故、あなたはあの男を信じることができるの?)
(…何故、か)
マリアの問いに、少しだけ間を置いて、奏は自分の考えを伝えていった。
(まず、あんたにも分かりやすい理由の一つが、あたしは昔、あいつに助けられた。あいつがいなかったら、あたしは絶唱を歌う所だった。LiNKERを使用せずに、ね…その結果がどうなるかは、あんたなら分かるだろ?)
(…成程、命の恩人ね。確かに分かりやすい理由だけど…その言い方だと、他にも何かあるのかしら?)
(そう大した理由じゃないよ。ただ一緒に過ごして、気が合うから連むようになった。あたしと翼は特に生活面でも世話になっていることが多いからね。ほとんど身内みたいなものさ)
(…以前のやり取りから思ってはいたけど、あなた達は、その…男女の関係だったりするの?)
(…違う。あいつ、そっち方面では妙に自己評価が低くてね。“紛い物”ごときが人に愛されるなんてある訳ないってさ)
(あなたはどう思っているの?)
(おや?あんたも普通の女の子みたいに、人の色恋の話には興味があるのか?それとも…興味があるのは、ナナシの方か?)
(そんな訳無いでしょう!?あんな、死んだ仲間のことを笑顔で話す冷血漢なんて!)
(冷血、ね…確かにあいつはいつも笑顔で、泣いているところなんて誰も見たことが無いね。それこそ仲間が目の前で死んだ時も、翼が絶唱を歌って倒れた時も、一度だって涙を流したことは無い)
(何でそんな男のことを、信じることができるのよ!?)
マリアが奏の方に勢いよく振り返り、胸のペンダント…壊れたアガートラームが揺れ動く。
マリアは、ナナシが死んだ仲間のことを伝えてきた時、過去に妹が…セレナが絶唱を歌ってネフィリムの暴走を止めた際、権力者達が心無い言葉を口にしたことを思い出していた。身近な人間の死を軽んじる相手に対して、マリアはどうしても冷静ではいられなかった。
「…?マリア、どうかした?」
マリアの挙動を見て、調が心配そうに声を掛ける。
「…何でもない。歩き回って少し疲れただけ、大丈夫よ」
マリアはすぐにそう言って、調の頭を撫でる。それを見た奏は立ち止まり、全員に声を掛けた。
「あたしもちょっと疲れたから、あそこのベンチであたし達は休んでくるよ。皆はこの近くで色々見て回っていてくれ」
(さて、話の続きをしようか)
翼達と少し話して、二人で休む状況を作った奏とマリアは、遠目ではしゃぐ調達を見ながら“念話”を繋いだ。
(ナナシが死んだ仲間をどう思っているか…あいつの言葉を借りるなら、あたし達はナナシじゃないからそんなものは分からない。人間のあたし達に、“紛い物”の気持ちは理解できないから、それを“妄想”するしかない)
(…ただ何も感じていないだけでしょう?)
(その可能性もあるかもね。ただ…初めてナナシの前で仲間が死んだ時、似た様な話題が出たことがある。あいつのことを知らないマリアには、それを聞いてからあの“紛い物”について“妄想”して貰いたい)
(…聞かせて貰うわ)
(死んだのは二課の職員の一人。ノイズの攻撃で落ちてきた瓦礫から子供を庇って、内臓を大きく損傷させてね。延命措置で三日間しか持たなかった。その三日間、ナナシは色々能力で回復できないかずっと試していたよ。心肺が停止して、蘇生不可能と判断されるまで、ずっとね)
(……)
(あいつ、何処にでも顔を出して話をするから仲が良い奴が多くてね。その職員も、ナナシとよく話していたみたいなんだ。それを知っている他の大人達、特に現場に出る奴らが、ナナシと自分達との距離が近すぎるのを心配してダンナに相談したんだ。それで、ダンナと一緒にあたしと翼がナナシと話をしに行ったら…)
「あいつらとは、もっと沢山話をしていかないとな!」
墓の前で手を合わせて、奏達に振り返ったナナシは、笑顔でそう宣言した。
「…ナナシ君、辛くはないのか?他の皆から、彼とは仲良くしていたと話を聞いている。無理をする必要は…」
「うん、確かに幸助とはよく話したし、今度一緒に飯を食べる約束をしていた。約束を守れなくて残念だ」
幸助…奏達も最近まで知らなかった職員の名前を口にするナナシには、何故かあまり悲壮感が感じられなかった。
「でもさ、弦十郎。それで俺があいつらと距離を置くのって、変じゃないか?」
「…どういうことだ?」
「だって、弦十郎も奏も翼も、慎次や了子、他の皆も、最後は俺を残して死んでいくんだから、あいつらとだけ距離を置くのは変だろ?」
「「「!!?」」」
「俺の体が、何時までこのままなのか分からないけど、既に何千年と過ごしていたみたいだし、了子の話が本当なら、俺はずっと生き続けることになるはずだろ?人類が滅んで、星が滅んで、それでも生きているなら、最後は一人になる。それなら、その前にいっぱい話をするべきだ」
普段と変わらない笑顔のままで語るナナシに、翼が思わず問いかけた。
「…何故、お前はその可能性に気づいていながら、笑っていられる?誰かと関わりを持ち続けることは、お前にとって辛いことになるんじゃないか?これから先、今回のように仲間と死別を繰り返すなら…」
「幸助は生きている」
翼の話を遮り、ナナシはそう言って“投影”を使い、周囲に映像を表示させていった。そこには、死んだ幸助とナナシのやり取りが映し出されていた。
「色んな作品で出てきたな。『死んだ人間は、残された人間の中で生き続ける』って言葉…少し、分かる気がする。何千年生きていても『空っぽ』だった俺の中に、今は幸助がいる」
ナナシはそう言って、さらに“投影”で周囲に映像を展開させる。そこには、弦十郎、奏、翼、緒川、了子…ナナシが関わった人達の姿が次々映し出されていた。
「幸助だけじゃない。弦十郎が、奏が、翼が…今まで出会った奴らが、俺の中にいる。もし、俺が生き抜いた先でまた一人になったとしても、その時には、もっと沢山の人が俺の中で生きているんだ。もう一人ぼっちになることはない。そう考えたら、あまり不安は感じないな」
そう言って微笑むナナシを見て、翼達はナナシが強がっているのか、本心からそう言っているのか、判断することができなかった。
「まあ、それでも普通なら、悲しんだり涙を流したりするんだと思うけど、あまりそんな感情にならないのは、俺が“紛い物”だからかな?今の俺の気持ちを表すなら、強いて言えば後悔だな」
「後悔…?」
奏の問いに、ナナシは静かに墓に近づき、墓石に触れながら答える。
「俺はもう、幸助について知ることができない。俺の中の幸助の想い出を、これ以上増やすことができない。もっと聞きたいこと、知りたいことがいっぱいあったんだけどな」
そう言って、ナナシは墓に向かって声を掛け始めた。
「なあ幸助、面白い漫画見つけたから今度貸してやるって言っていたよな?タイトルくらい教えておけよ。気になるじゃないか」
「なあ幸助、酒も無い状態で真面目な話なんかできるかって言うから、良い酒を用意したんだぞ?俺、飲み食いしてもすぐ分解されて酔えないから、代わりに気を使ったんだ。こんな墓石に供えるのも浴びせるのも勿体ないから、“収納”に入れておく。もし、運よく俺がそっちに行けたなら、一緒に飲むか」
「なあ幸助、その時は教えてくれよ。お前が世界を守っていた理由は何だったんだ?それは歌を聴くよりも大切なことだったのか?」
「なあ幸助、最期に「済まない」って言ったのは、何に対してだ?唐突に謝罪されると、正しく伝わらないぞ?お前は俺に何を謝りたかった?それとも俺以外の誰かに謝ることがあったのか?」
「ナナシ君…」
「分からないなぁ…俺は幸助のこと、知りたかったはずなのに…知ろうとしていたはずなのに…分からないこと、ばっかりだ…」
そう言ってナナシは振り返り、三人に語り掛けてきた。
「もう、こんな後悔はしたくない。俺は、もっとお前達のことを知りたい。知らないまま、理解できないままにはしたくない。だから…弦十郎、奏、翼、これからも、よろしくお願いします!」
ナナシは三人に、変わらぬ笑みでそう告げる。変わらないのか、変えられないのか…それは誰にも分からなかった。恐らく、ナナシ自身にも…
(……)
奏から話を聞いたマリアは、何も言葉にすることができなかった。
(身近な人間の死は、あいつにとってはこれから何度も訪れる通過点だ。それをあいつは、誰に指摘される訳でもなく気づいて、自分なりの納得のできる考えを用意していた。あいつは、それでも…いや、だからこそ、人と深く関わることを選んだ…最後は、自分が一人になるために)
(…本気で、あの男はそんな都合の良い考えを拠り所にしているの?)
(分からない。あいつ、誤魔化しや隠し事が得意だから、本気なのか強がりなのか、涙を流さないのか、流せないのか…案外、あいつ自身分かっていないのかもね。実際、あいつの言動には矛盾していることが多い)
(あたし達の歌を傍で聴きたいと言っていても、より良い歌のためなら自分が嫌われても良いと考えている。そうかと思えば、翼が入院した時や、響が親友と仲違いしそうな時は、介入することを躊躇うことがあったり、痛みや失敗を怖がらないで行動するくせに、自分の失敗に頭を抱えて後悔している。 “紛い物”に人間は理解できないと断言しながら、理解することを諦めようとしない)
奏は黙ったマリアの方に顔を向けて、結論を求めた。
(さて、マリア。あたしの話を聞いたあんたは、ナナシはどんな奴だと“妄想”した?)
(…あの男、私達を騙したわね)
マリアは、拳を握りしめ、肩を震わせながら奏に答えを返した。
(何が“紛い物”の神様よ…こんなの…ただの、『人間』じゃないの!!)
悩んで、迷って、誤魔化して、逃避して、それでも足掻いて、可能性に手を伸ばす…矛盾だらけのその生き方は、全能の神などでは決してなく…どこまでも、不完全な人間の生き方だった。
(ああ、あたし達も同じ考えだ。あいつは、年を取らなくて、休まず動き続けられて、ノイズを素手で倒すことができて、妙な能力が使えるだけの…ただの、人間だ。だからあたし達は、普通の人間としてあいつを信用している。ただ、それだけのことだ。これで満足か?)
(…あなた達の考えは、理解したわ)
顔を俯けながらそう伝えるマリアに、奏は笑いながらある事を語り出す。
(さて、最後まで話を聞いてくれたお礼に一つ、あたしの“妄想”を教えようか)
(…?一体何を…)
(以前、あんた達にナナシが新型のLiNKERについて聞いた理由は、あたしの体を治すためって言っていた。あれは嘘じゃない。だけど、本当の理由はあんた達のためだ)
(!!?)
(このままだと、あんた達はあたしが使っていたのと同じLiNKERを使わなければならない。了子さんの話だと、あんた達の適合係数はあたしよりも低いらしいね?なら、あたし以上に体に負荷が掛かるってことだ。そんなことを、あいつが許すわけがない。二課の大人達が、本当はあんた達を戦わせたくはない。これも嘘じゃない。だけど、一番そう思っているのはきっとナナシだ。あの、二課で一番のお人好しは、あんた達のために行動している…あたしの勝手な“妄想”だけどね)
そう言って、奏は立ち上がった。
「さて、そろそろ休憩は良いだろう?皆の所に行こう」
奏は座っているマリアに手を伸ばした。マリアは、その手をジッと見つめた後…黙って、その手を取った。
「…ありがとう」
「別にいいさ…あと、オマケにもう一つ教えておく」
「まだ何かあるの?」
「“念話”で長話をするコツは、表情に気を付けることだ。あんた、一人で百面相しているみたいで、かなり滑稽だったぞ?」
「なっ!?最初に教えなさい!!」
「あはははは!そんな調子じゃ、これからナナシ相手に苦労するよ!」
笑い声を上げる奏に、マリアは少しだけムッとした後…
「……フフッ」
…少しだけ、肩の力を抜いて微笑んだ。
「見つかった!?」
「駄目…どうしよう…」
「あっちかな?」
「ん?」
翼の視線の先に、翼のクラスメイト達がいた。その表情は何か困っているようで、翼は“認識阻害”を解除してクラスメイト達に話しかけた。
「何かあったのか?」
「あ!翼さん!?やっと見つけた!大変なんです!」
「ツヴァイウィングを見かけたって噂を聞いた人達が、翼さんのクラスに集まってきて大変なんです!」
「このままだと騒ぎになってしまいそうで…」
「なっ!?」
「げっ!?」
クラスメイトの話を聞いた翼と、“認識阻害”で正体を隠した奏が思わず声を上げる。
「わ、分かった。私もすぐに奏を連れてそちらに向かうから、先に戻っていてくれ。本当に済まない」
「本当に奏さんも来ているんですね!?こちらこそごめんなさい。せっかくの学祭なのに…」
「気にしないでくれ。それではまた後で」
「はい、お願いします!」
そう言って、クラスメイト達が戻って行った。
「悪い、翼…」
「仕方ないさ。立花、雪音、小日向、そう言う訳だから、私達は火消しに向かう。マリア達のことは頼んだ」
「お気をつけて」
翼と奏が、騒動を解決しにクラスへ向かった後…
「えっと、少しいいデスか?」
「うん?どうしたの?」
「ちょっと、トイレに…」
「ああ、うん。二人共行こうか。それじゃあ、私と響が…」
「っ!?わ、私、クリスさんとが良い!」
「ガーン!!」
「はあっ!?…ま、まあ、しょうがねえな…」
「それじゃあ響、私とクリスで調ちゃん達を連れて行くから、マリアさんのことお願いね」
「はーい…はあ…わたし、呪われてる…」
未来とクリスが、調と切歌を連れて離れて行き…
「あ、いたいた、ビッキー発見!」
「ようやく見つけましたわ」
「全く、何やってんのよ」
「あれ?弓美ちゃん達、どうしたの?」
「どうしたのじゃないでしょ?あんた、この時間はクラスの手伝いの時間でしょ?早く行ってあげないと、クラスの子が休憩できないで困ってるわよ」
「あー!!そうだった!!ごめん、すぐ行く!マリアさん、未来達すぐに戻って来るんで、ここで待っていてください!」
「えっ!!?」
「マリア?ビッキーの友達の方?」
「マリアって聞くと、やっぱりあの方を思い出しますわね」
「ああ、あの…」
「わー!?ほらほら三人共早く行こう!!」
「わっ!?ちょっと押さないでよ!」
「ちょ、ちょっと…」
焦った響は、困惑するマリアを置いて、板場達を連れて自分のクラスへ向かって行った。
「…私を一人にするなんて、何を考えているの?」
今のマリアは、“認識阻害”が施してある上に、ナナシから財布を預かっている。マリアにとっては千載一遇のチャンスである。
「…まあ、あの子達を置いて逃げる訳にもいかないから、それは無理なのだけどね…そんなこと、考えてもないでしょうけど…」
そう言って、マリアは自身の腕に付いた“血晶”を眺める。
「…本当に、何処までも甘い連中ね」
「全くです。このお菓子達のように、脳の隅々まで甘ったるい連中ですね?」
「ッ!!?」
その声に反応したマリアは、バッと背後に振り返り…ビシリとその場に固まった。
「やっと今後の方針が決まったので、危険を承知であなた達に接触できないかと駄目元でここに来てみれば、大当たりも大当たり、都合が良すぎて普通に罠かと思いましたよ。それはそれで相応の対応をさせていただきますけどね?」
マリアの背後でそう語るのは、一人の…女性だった。黒いワンピースに黒い手袋、つばの広い黒い帽子を被った長い黒髪の女性が、出店のお菓子が入った紙袋を持って、チョコバナナを頬張っていた。
「とりあえず少しでも戦力を分散しようと思って、事前に船内に召喚したノイズを遠くでほっぽり出してもらいましたけど、向かって行ったのはたったの一人。もういっそのことノイズ大放出で大混乱させてやろうかと思いましたが、待っていて正解でした。流石は僕、英雄とは運も兼ね備えているものです」
女性の肌は服とは対照的に酷く色白で、かなり細身の体をしていたため、不健康な印象が強かったが、その割に口調は強く、かなり低い声をしていた。
「それにしても、興味深いですね?先程まであなたのことをちゃんと認識できなかったのに、あなたがマリアと呼ばれるのと同時に違和感が消え失せた。これが噂に名高い『悪夢』の術ですか…って、さっきから返事が無いですね?まさかとは思いますが、僕が誰だか分かりませんか?」
そう声を掛けられたマリアは、何とか目の前の現実を受け入れて、女性に向かって声を掛ける。
「何をやっているのよ。ドクター…」
女性…否、女装をしてカツラを被ったウェル博士は、マリアの質問に不機嫌そうに答えた。
「それはこっちのセリフなんですけどねえ?あなた達がアッサリ敗北したせいで、僕がこんな無様な恰好をしてまでここに潜入する羽目になったと言うのに、随分と捕虜生活を満喫しているようじゃないですか?おっと…」
手にしたチョコバナナから溶けて流れたチョコをレロレロと舐めとるウェル博士の姿に眩暈を覚えたマリアは、極力視線を逸らしながら言葉を返す。
「ギアを奪われた私達が脱走したところですぐに捕まるし、もし運よく脱走できたとしても大した戦力にはならないでしょう?なら、このまま二課内部で情報収集に徹した方が良いと判断しただけよ」
「あくまで情報を得るための演技だと?ふ~ん…まあ、良いでしょう。あなた達が仲良くやっているなら、それはそれで我々の立てた計画にとっても好ましいですしね」
「計画?」
「ええ、あなた達が集めたという情報も気になりますが、時間に余裕がないのでさっさと本題に入るとしましょう」
「我々の立てた計画で、二課の装者達を一掃するので、混乱に乗じてあなた達はこちらの言う通り動いてください」
ウェル博士の女装ネタは、割と唐突に浮かんで急遽入れ込みました。恐らく、作業用BGMに聞いていたウェル博士の中の人が出ているラジオが原因です。つまり悪いのは中の人…嘘ですw安易な女装ネタに走った作者が悪いんですw不快だったら申し訳ない