戦姫絶唱シンフォギア コドクの神が求めるモノ   作:@sora@

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第61話

夜間、とあるファミレスの中に、翼とクリスの姿があった。

翼は難しい顔をして何も注文していないのに対して、向かいに座るクリスはスパゲッティを注文して相変わらずの食い散らかしっぷりを発揮していた。

 

「何か頼めよ?奢るぞ」

 

「…夜の九時以降は食事を控えている」

 

「そんなんだからそんななんだよ」

 

「何が言いたい!?用がないなら帰るぞ!」

 

「…怒ってるのか?」

 

「愉快でいられる道理がない。F.I.S.の事、立花の事、小日向のこと、そして…仲間を守れない私の不甲斐なさを思えば…!」

 

そう言って俯く翼に、クリスは本題を語りだした。

 

「呼び出したのは、一度一緒に飯を食ってみたかっただけさ。腹を割っていろいろ話し合うってのも悪くないと思ってな」

 

クリスはスパゲッティを食べ終えた皿にフォークを置いて、爪楊枝を手に取る。

 

「あたしらいつからこうなんだ?目的は同じはずなんだ。もっと連携を取り合って…」

 

「雪音…腹を割って話すなら、いい加減名前ぐらい呼んでもらいたいものだ。練習しているのだろう?」

 

「はあっ!!?そ、それは…おめぇ…あっ!ちょっ!?」

 

クリスが顔を赤くして口ごもっている間に、翼はファミレスから出て行ってしまった。

 

「はぁ、結局話せずじまいか…でもそれで良かったのかもな…」

 

そう呟いて、クリスは暗い顔のままコーヒーを啜った。

 

「…にっがいなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「アッハハハハ!こうも上手く事が運ぶとは!?逆境を糧に全てを手にする!まさに英雄の器!僕こそ世界を救う英雄なのです!!」

 

大型ヘリの中で、高笑いを上げながら上機嫌でそう叫ぶウェル博士に、マリアは冷めた目を向けていた。

 

「その割には、目的であった二課の装者達の一掃には失敗しているようだけど?」

 

マリアはそう言いながら、秋桜祭で接触してきたウェル博士の言葉を思い出していた。

 

 

 

 

 

「二課の装者達を一掃、ですって!?」

 

ウェル博士の言葉を聞いたマリアは、耳を疑った。そんなことが、本当に可能だとは思えなかったからだ。

 

「まあ、計画と言えるほど緻密な行動では無いですけどね…ただ、これを散布した空間に装者達をおびき寄せるだけです」

 

そう言ってウェル博士は、胸元から何か赤い液体が入った容器を取り出した。

 

「それは?」

 

「Anti_LiNKER、適合係数を引き下げる薬です。これを散布した空間に増殖分裂タイプのノイズを開放します」

 

「!!?」

 

「アレを滅ぼすには高火力で一気に殲滅するしかない。適合係数が下がった状態でそれを成し遂げるには、絶唱を使う他ありません。現在、ネフィリムを覚醒させるのに必要なフォニックゲインは八割以上集まっています。誰か一人でも絶唱を使えば十分に賄えるはずです。そして、適合係数が下がった状態で絶唱なんて使えば、無事では済まないでしょう」

 

「それ、は…」

 

「ただ、今手元にある資材では、この仕掛けを施せるのは二か所までですね。最初の一か所にノイズを召喚した後、Anti_LiNKERの存在に気づかれないうちにもう一か所に向かわなければならないため、上手く奴らを全滅させられるかは運次第ですね」

 

「……」

 

「そして、我々はネフィリムの覚醒に必要なフォニックゲインを収集次第、リディアンを襲います」

 

「何故リディアンを!?」

 

「あなた達が捕まっている間に、ナスターシャ教授が見せてくれたんですよ…機械的に増幅させた『神獣鏡』の出力では、フロンティアの封印を解くことができない」

 

「っ!?」

 

「フロンティアの封印を解くためには、シンフォギアとして身に纏い、人の歌によって出力を増幅させる必要がある…そこで、あなた達にはリディアンの生徒を攫ってきて頂きたい」

 

「何ですって!?」

 

ウェル博士の予想外の指示に、マリアが驚愕の声を出す。

 

「リディアンに通う生徒は、シンフォギアへの適合が見込まれた装者候補達…その体に僕が手を加えれば、神獣鏡のシンフォギアを纏える可能性があります。まあ、失敗すれば死ぬでしょうがね」

 

「そんな成功するかも分からない人体実験の手助けをしろと言うの!?」

 

「別に嫌なら構いませんよ?その場合は時と場合を選ばずにノイズを大量に召喚して、混乱に乗じて自分で誘拐して成功するまで適合実験を繰り返すだけです。その間、あなた達は引き続き情報集めに専念してください。フィーネを騙るよりずっと簡単でしょう?」

 

「っ!!?な、何を…!?」

 

「端から疑っていましたよ。そして、あっさり捕まった挙句に自身がフィーネの器と言う重要なポジションにあるにも関わらず、先程の自分が逃げても意味が無いと言う失言で最早確信しました。あなたはフィーネの器では無い!」

 

「っ!!?」

 

「まあ、僕が英雄となるために、協力は続けてあげますよ。そのために、必要な事をしましょう。注意を引いてもらうために町の人間と、適合者が現れるまでリディアンの生徒には、必要なだけ死んでもらうとします」

 

まるで当然のことのようにウェル博士はそう言って、マリアの前から去ろうとする。

 

「最初の襲撃に限り、ノイズを召喚してからしばらく待機させます。その時の状況を見てそちらで判断して行動してください。二課の連中が人質交換だと察して話を持ち掛けるのを待つのも良し。あなた達の方から話を持ち掛けるのも良し。そのまま仲良しこよしの情報収集を続けるのも自由です。ただ…世界の命運も、ナスターシャ教授の命も、タイムリミットがあることを忘れないでくださいね?」

 

「っ!!?」

 

「僕以外に、彼女の処置ができる人間がいないこともお忘れなく…ああ、犠牲をなるべく少なくしたいと言うのなら、できれば連れてくるのは愛のある学生を選んでくださいね?」

 

「何故そこで愛!?」

 

「シンフォギアとの適合に、奇跡というものは介在しない!世界を動かすのは、何時だって人の愛なのですから!!」

 

一方的に用件だけを伝え、マリアの返事を聞くことなくウェル博士はその場を後にした。

 

「愛……」

 

 

 

 

 

「二課の装者達の一掃など、ネフィリム覚醒のオマケでしかありません!何より、元から覚醒間近であったネフィリムは、絶唱三重奏によるフォニックゲインのオーバーフローによって、一気にフロンティアを浮上させるのに充分な成長を遂げました!!」

 

そう言ってウェル博士が表示させたモニターには、覚醒したネフィリムが聖遺物の欠片を貪っている姿が映し出されていた。その姿は、マリアの記憶にあるものよりも大きく、より禍々しい姿をしていた。

 

「そして、あなたが連れてきたあの少女…あれだけお膳立てしてたった一人しか連れ出せなかったことには正直ガッカリしていましたが、まさかあれほど条件の良い個体を連れて来るなんて…ひょっとして、狙っていましたか?」

 

「……」

 

 

 

 

 

「さて…あなたが、マリアが連れてきた学生ですか」

 

ウェル博士の前には、レーザーのような格子の檻に入れられた未来がいた。

 

(全く、シンフォギアを纏いながら、たったの一人しか連れ出せないとは…まあ、この娘で駄目なら何度でも誘拐すれば良いだけのこと…ソロモンの杖がある限り、幾らでもチャンスがある)

 

ソロモンの杖に視線を向けていたウェル博士は、険しい表情をする未来に顔を向けて話し始めた。

 

「そんなに警戒しないでください。少し、お話でもしませんか?」

 

「……」

 

表面上は穏やかな笑みを浮かべるウェル博士を、未来はしばらく無言で見つめた後、ウェル博士に対して質問をしていった。

 

「あなたは、マリアさんの仲間で…ここは、マリアさん達がいた拠点、ですか?」

 

「ええ、まあ、間違ってはいませんかね?基本的に我々はこのエアキャリアを拠点として活用していますから」

 

 

 

「なら、ここに『神獣鏡』があるんですね?」

 

 

 

未来からの思いがけない言葉に、ウェル博士は動揺を隠しながら問いかけた。

 

「…何故、あなたが『神獣鏡』のことを知っているのですか?」

 

「響が…私の親友が、死んじゃうかもしれないんです!助けるには、神獣鏡の力が必要みたいで、今二課の人達は必死になって探しているんです!」

 

未来の言葉を聞いたウェル博士は、思わず口元をその手で覆い…笑みで大きく歪む口元を隠した。

 

(この娘は…使える!!)

 

すぐに歪んだ笑みを引っ込めたウェル博士は、極力優しい声音で未来に話しかけた。

 

「詳しい話を聞かせて頂けませんか?きっと、我々はあなたの力になってあげられますよ?」

 

「私の、力?」

 

「そう、あなたの求めるものを手に入れる、力です」

 

内面の狂気を隠したまま、何処までも優しい声音で、ウェル博士は未来に語り掛けるのであった。

 

 

 

 

 

「別に…あの子はあの融合症例の親友だったから、あの甘い連中の人質として最適だと考えただけよ」

 

「…まあ、あなたの胸の内にある心境はどうでもいいですけどね?これでフロンティアの封印を解くのに必要な鍵はほぼ全て揃ったと言っていい!!まさに、世界が僕に英雄として人類を導けと囁くようではないですか!!?」

 

大きく手を広げて悦に浸るウェル博士を相手にすることなく、マリアは部屋を後にしようとした。

 

「それにしても驚きましたね?あなたに伺ったあの噂に名高い『悪夢』の情報は…まさか、人ですら無かったとは」

 

ウェル博士の言葉に、マリアは歩みを止める。

 

「憶測では精神に作用する聖遺物の適合者ということでしたが、歌を奏でることなく、鎧としてギアを纏わずに、生身でノイズに触れて滅ぼすなど、今までのシンフォギア装者と異なる点が多々ありました。そして、致命傷と思える傷を受けても活動が可能という噂もありましたが、あなたの話を聞いて今までの疑問の大部分に説明が付きました。情報収集、ご苦労様でした」

 

「……」

 

ウェル博士の労いの言葉に答えることなく、マリアは今度こそ部屋を出ていく。一人になったウェル博士は、部屋の中で呟くのだった。

 

「まさか『悪夢』の正体が、聖遺物を核にフィーネが作った自立稼働する人形だったとは…だが、心を持たない人形に、英雄である僕が遅れを取るはずが無い!世界を変革させるのは、何時だって人の強い意志なのですから!!」

 

 

 

 

 

「何であんな奴の言うことに従うんデスか!?マリア!!」

 

マリアが廊下を歩いていると、切歌と調が待ち構えていた。

 

「…あの連中の甘い考えでは、世界を守れない。セレナの想いを継ぐことなんてできない。全ては力、力を持って貫かなければ、正義を成すことなど出来はしない。世界を変えていけるのはドクターのやり方だけ!ならば私はドクターに賛同する!」

 

「…そんなの嫌だよ。だってそれじゃあ、力で弱い人達を押さえ込むってことだよ?」

 

マリアの宣言に、調は震える声で反論した。切歌も、暗い顔をして俯いてしまう。

 

「…それが、偽りのフィーネではなく、マリア・カデンツァヴナ・イヴの選択なのですね?」

 

二人の背後から、車椅子に乗ったナスターシャ教授が現れて、マリアにそう問いかけてきた。マリアはその問いに答えることなく、ただジッとナスターシャ教授を見つめ返していた。

 

「…ッ!?ゴホッゴホッ!?」

 

「「マム!?」」

 

突然口を押えて咳き込むナスターシャ教授を、マリアは一瞬心配そうにした後、すぐに険しい表情に戻り、ナスターシャ教授のことを調と切歌に任せてその場を後にするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「師匠、話とは一体…?」

 

二課の指令室に、響達装者三名と奏が呼び出されていた。指令室では弦十郎とナナシが四人を待ち構えていた。

 

「立花、体はもう良いのか?」

 

「へいき、へっちゃらです!」

 

「あんまり無茶するんじゃねえぞ?」

 

「まあまあ、心配なのは分かるけど、まずはダンナ達の話を聞こう」

 

奏の言葉で、弦十郎に視線が集まる。弦十郎は無言でナナシに頷くと、ナナシが機械を操作してモニターに地図を表示させた。そこには大きく赤い点が表示されており、何やら一定速度で地図上を移動していた。

 

「師匠、これは…?」

 

「F.I.S.…未来君が現在いると思われる位置の予想範囲だ」

 

「「「「!!?」」」」

 

弦十郎の言葉に、四人が驚いていると、機械を操作するナナシから補足説明があった。

 

「弦十郎に頼んで、“血晶”を持った職員を全員帰還して貰った。俺の能力検証の時に気づいたことなんだけれど、俺は自分の肉体の一部がどの辺にあるか意識すれば何となく感じ取れるみたいなんだ。多分、この赤い範囲の何処かに、俺が未来に渡した“血晶”がある」

 

「っ!?小日向は、“血晶”を隠し持っていたのか!?」

 

「なら何で“念話”で連絡が来ねーんだ!?」

 

「えっと、それがな…」

 

クリスの疑問に、ナナシがバツの悪そうな顔で頬を掻いていた。

 

「俺、未来に“血晶”についてはまだ説明してなかったんだ」

 

「はあっ!?」

 

「渡した後、ずっと忙しくて長い間会っていなくて、説明するのを忘れていた。未来にはそこまでしっかり俺の能力について説明してないから、未来も遠距離で俺が“念話”を使ったことに違和感が無かったみたいだ…響は何も言わなかったのか?普段“念話”でやり取りしたりとか?」

 

「お揃いだねって話しただけです。わたしと未来は“念話”なんて無くてもお互いの言いたいこと分かりますし…ちょっとソレ取ってとか、アレ食べたいなって言えば大体伝わります」

 

「熟年夫婦か!?」

 

「なら、すぐにこちらから連絡を…」

 

「突然“念話”したら不審な行動を取らせて“血晶”の存在がバレるかもしれないから、相手の動きが止まるまで待てって弦十郎から指示が出た。もう少しだけ我慢だ」

 

「とにかく、これで未来の居場所が分かるってことですね!?それってつまり…」

 

「ああ、こんな所で呆けている場合じゃないって事だろうよ!」

 

そう言って、弦十郎は響の頭をわしゃわしゃと撫でる。

 

「さて、気分転換に体でも動かすか!」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

そうして、響達は弦十郎と共に走り込みを行っていた。朝日に照らされながら、先頭で歌う弦十郎の後を五人がついて行く

 

「何でおっさんが歌ってんだよ!?てか、そもそもこれ何の歌だ?大丈夫か?」

 

「弦十郎の歌…レアだな。悪くないけど…籠めている感情が熱い、てか暑苦しい」

 

「雪音、この程度で遅れていてはだらしないぞ」

 

「頑張って、クリスちゃん!」

 

「あんまり遅れていると、ナナシに抱えられるよ?」

 

「なっ!?」

 

「別に構わないぞ?よっと」

 

「ちょっ!?おまっ!!?これ、お姫様…」

 

「どうせなら“浮遊”と“障壁”を使った空中歩行の訓練もするか!」

 

「わああああっ!!?あたしを抱えたまま飛ぶんじゃねえ!!?」

 

 

 

場所は変わり、大型冷凍庫内

 

「はあっ!」

 

バキッ!

 

「やあっ!」

 

ゴシャッ!

 

凍った肉塊に、翼と響が拳を叩きこみ鍛錬をしている。

 

「さ、寒っ…」

 

「そんなに寒いか?」

 

寒さに震えるクリスに、何故か平然としている奏が声を掛けた。

 

「あ、あの三人やおっさんはともかく、何であんたはこんな冷凍庫の中で平気なんだ?…ん?急に暖かく…?」

 

「これは…“障壁”か?」

 

「実験成功。“障壁”で周りを囲うと、ある程度外界の影響を遮断できるみたいだ。紫外線対策とかもできるかな?俺の能力とは思えない優秀さだ」

 

「てめえは何を目指してんだ?」

 

「もっとデータが欲しいところだ…今度、火口にでも突っ込んでみようかな?」

 

「サラッと無茶しようとするんじゃない!?」

 

 

 

 

 

風鳴家 厨房

 

ゴクゴクゴクゴクッ

 

「うぷっ…」

 

響と翼がジョッキで生卵を躊躇なく飲み、クリスが青い顔でえずく。

 

「無理するな。ほら、ミルクセーキ」

 

「が、ガキ扱いするな…」

 

「いや、生卵は普通にキツイって。ほいよ、奏」

 

「ありがとよ」

 

「翼と響はどうする?」

 

「無用だ。これくらいどうということは無い」

 

「兄弟子!どうせならご飯ください!あとお醤油!」

 

「ほらよ、どんぶり大盛りだ!」

 

「わーい!」

 

「何で炊いた米なんて常備してんだ!?」

 

「人間は食べないと生きられないからな。“収納”は入れる時に劣化の有無を選択可能だから、何かあった時に備えて、調理前、調理後問わずに食べ物は結構な量を貯蔵してある。弦十郎に頼んで廃棄前の食材とか集めているから俺と一緒なら遭難しても多分数年は大丈夫だぞ?」

 

「つくづく便利な奴だな…」

 

「兄弟子、おかわり!」

 

「太るぞ、立花…」

 

 

 

 

 

「ハア…ハア…」

 

様々な訓練によって息も絶え絶えになっているクリス。その隣には元気に騒ぐ弦十郎と響、涼しい顔をしている翼と奏、タオルや飲み物を用意しているナナシの姿があった。

 

(どいつもこいつもご陽気で、あたしみたいなやつの居場所にしては、ここは暖かすぎんだよ…)

 

「大丈夫か、クリス?ほら、ちゃんと汗を拭け。風邪引くぞ」

 

ナナシがクリスに近づいて、タオルで優しくその顔を拭ってきた。

 

「ばっ!?自分でやるから寄越せ!」

 

「そうそう、そうやって怒鳴ってくるぐらい元気なのがクリスらしい…思い出したように一人で暗くなるな」

 

「っ!?」

 

クリスがナナシに何か言う前に、響がナナシに声を掛けてきた。

 

「兄弟子!例え偶然でも、未来が作ってくれたチャンスです!絶対に、皆で未来を連れ戻しましょう!」

 

「ああ!そうだな!」

 

笑顔で宣言する響に対して、ナナシも笑顔で返すのだった。

 

 

 

 

 

(何故、アイドル大統領は未来が俺達の仲間だと知りながら“血晶”の有無を確認しなかった?“血晶”の役割を知らない未来は隠そうとはしないはずだ…そもそも未来は、本当に“血晶”について何も知らないままなのか?)

 

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