暗殺者はヒーローを目指す   作:落雁主義

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お目汚し失礼します。


ヴィラン襲撃

 

 

 

 

 

 

本物のヴィラン

何れプロヒーローとなった時には戦はないといけない相手となる。だが、対峙している者は半数以上がヒーローの卵でしかない者達、その言葉に衝撃を受けた者は少なくなかった。

だが、その言葉を予測していたものもいる。その者達は、身構え何時でも戦闘が始まってもいいように構える。その様子を感じ取ったのだろうイレイザーヘッドは、腕で制止する。

 

 

 

 

「やはり先日のはクソどもの仕業だっか..........暗野、爆豪、轟お前らにはまだ荷が重いここは素直に避難しろ!!

 

3人は、渋い顔をしながらも構えをとく。と言っても何時でも避難できるよう油断はしていない。

 

 

 

「先生、侵入者用センサーは。」

八百万が13号に確認する。その顔には焦りが多少含まれており、体が少し強ばっている。その質問に対し13号はこう答える。「勿論、ある。」と

 

 

次に口を開いたのは轟だ。先程はイレイザーヘッドに抑えられ戦闘体制を解いたがその目はヴィラン達を冷静に観察しており現状把握に務めている。

「現れたのはここだけか、学校全体か。なんにせよセンサーが反応しねぇならあっちにそういう事が出来る奴いるってことだ。」

「校舎と離れた隔離空間そこにクラスが入る時間割、やってる事は馬鹿だがあほじゃねぇ。コレは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ。」

 

轟が言い終わると、困惑する様な声と怯えるような声が上がる。クラスの者たちの目には怯えが写っている。無理もない命を救う授業で自分達の命が失われそうになっているのだから。しかし、それを見逃さないのがイレイザーヘッド。A組と、13号指示を飛ばす。

 

 

 

 

「13号避難開始、学校に電話通せ。センサーの対策も頭にあるヴィランだ。電波系の奴が妨害している可能性がある。上鳴、お前の個性で連絡試せ。他の奴らは死角を作らないように見張れ。後は13号の指示に従い避難しろ。」

 

 

「先生は、1人で戦うんですか。あの数じゃ幾ら個性を消すと言ってもイレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ。正面戦闘は...」

緑谷は、説明していくたびに言葉尻が小さくなっていく。不安からか来るそれは、イレイザーヘッドの事を案じてのものだ。それに対しイレイザーヘッドは

 

 

「一芸だけじゃヒーローは務まらん。任せた13号。」

と返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィランの中に突っ込んで行ったイレイザーヘッドは、ものの数秒で複数にのヴィランを気絶させた。さっきの言葉が嘘では無いことを証明するように、そして後ろにいる教え子達に不安を抱かせないように。

 

 

 

 

 

「すごい、多対一こそ先生の得意分野だったんだ。」

 

 

「緑谷!分析してる暇あったら走れ!」

 

 

「うん!」

 

 

 

 

「させませんよ。」

出口に向かおうとするA組を前に黒い霧はそう呟きながら現れた。

「初めまして我々はヴィラン連合。僭越ながらこの度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いたんだ。平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして。」

その言葉の節々から気品が感じられより恐怖を、引き立たせれる。

 

「本来ならば此処にオールマイトがいらっしゃるはず。ですが何か変更があったのでしょうか。まぁ、それとは関係なく私の役目はコレ。」

 

その言葉を聞き13号は、指を向け個性を発動しようとするが邪魔が入る。爆豪と切島である。巨大な爆発が起こり周りが煙で包まれる。

 

 

 

「その前に俺たちにやられることは考え無かったのか!!」

自信満々に切島は相手に言葉をかける。

 

 

「バカッ、煙で周り見えなくしてどうするんだ。それにアイツの個性はワープ系だ。今のアイツには攻撃は通じない。」

 

 

 

「はぁ、なんで!」

 

 

「アイツ、黒い霧で体を覆ってた。アイツの黒い霧はゲートみたいな物だ。あの黒い霧からヴィランが出てきたんだから間違いない。それに、全てをワープする霧に変えることはできない。つまり実態化している場所がある。そこを狙わないとダメージはおろか触れることすら出来ない。」

いつの間に切島達の隣に来ていた創司が注意する。そして、相手の個性の事も。もしも、それが本当ならアイツには今の攻撃が効かなかったことになる。考える暇もなく相手は無傷で現れる。

 

 

 

「ほう、初見で見抜くとは素晴らしい観察眼だ。フフッ、生徒と言えど優秀な金の卵さすがです。」

攻撃されたというのに余裕そうな声が今の攻撃に意味が無いことを裏付ける証拠となった。

 

 

 

「ダメだ、退きなさいふたりとも!!」

13号は叫ぶが時は遅く、「私の役目は、貴方たちを散らして嬲り殺す。」という声とともに黒い霧ち囲まれて決まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり山岳ゾーンにて

 

 

 

 

 

 

 

「ヴィランが多いッですわね。キリがない。」

言葉を交わしながらヴィランを退治しているのは八百万、響香、上鳴である。八百万に作って貰った武器を手に4人で戦っている。八百万自体も疲れが少し見えてきている。

 

 

「ウチ、武闘派じゃ無いんだけど。だから上鳴、個性使って倒してよッ。」

こちらもヴィラン相手に鉄の棒で善戦しているがやはり疲れが見えてきた。

 

 

 

「俺の個性は、「帯電」するだけだから操れねぇの下手に使うとお前ら巻き込んじまうし。それに、アイツが大多数倒してくれるんだしもう少し頑張れって。」

こちらも、少し疲れているが上記の2人よりかはましな方で時より個性で倒していおかげだと思われる。と言っても先の理由から広範囲攻撃は使えないため余り個性を使う意味が無いのも事実だが。

 

 

 

「それはッそうだけどさ.....。」

響香は上鳴の言葉を受け戦闘中とは言えよそ目の端で創司を捕える。その手にはワイヤーが持たれており、その姿は一騎当千。並み居るヴィラン達を即時捕縛していく。こうなったのは飛ばされてすぐの事。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「うわぁぁぁ」

響香は少し高い位置から落ちていく。勿論、黒い霧の仕業で少しでも負傷させようとしたためこのように落とされている。

響香は目を瞑り数秒後に来る痛みに耐えようと全身に力を入れた。だが、いつまで経っても痛みは来ない。何事かと思い目を開けると八百万を左に抱える創司が目の前にいた。というより、顔が目の前にあった。という事は腕の中に居るということである。その事に気付いた響香は創司から目を落として、目の前の八百万の顔を見る。その顔は赤く染まっており八百万も自分と同じ気持ちだと言うのがわかる。それは

 

 

「「(嬉しけど、恥ずかしい…///)」」

 

 

 

八百万や響香から見てもとてつもないイケメンである創司に抱えられているこの状況は役得とも言えるが、何より恥ずかしさが勝ってしまう。2人とも少し前まで中学生だったのだ恋人は出来たことがあってもこんな事中学生は恥ずかしくて出来ないのだ。だからこそ、経験がなく初体験。嬉しい事には嬉しいがもっとムードのある中でなんて思ってしまうのはしかないことである。

 

 

 

両手に花の状態の創司の後ろに上鳴が落ちてきた。本来ならば一緒に抱えて上げたいのだか創司の「直感」が危険を察知する。今ここで上鳴を助けに行ったら必ず後でめんどくさい事になると。其れに従い助けに行けなかった創司は心の中で謝ってちる。

その後すぐに復活した上鳴、八百万、響香はすぐに八百万に武器の創造を頼む。周りにはヴィランはいないもの10m先にヴィランの大群がいるのだ先程の惚気けた感情を押し殺し戦闘ができるように準備する。そこで創司は、八百万にワイヤーの創造を頼んだ。

 

 

「戦闘訓練でのアレ"をやるために必要なんだ頼む。」

先程の事もあり、すんなりとOKした八百万は急いでワイヤーを創り出す。最初にワイヤーを創ったのは決して私情を挟んでのことでは無い。ただ、自分がやられたからワイヤーを使った時の強さを知っているからに他ならない。

 

 

創司は受け取った後すぐワイヤーで敵を一網打尽にしていった。だが、1人で全て捌くことは不可能らしく運よくワイヤーに捕まらなかった者達や響香達を人質にしようする奴らが襲ってくるので戦っているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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「クッ…///」

抱えられた時の事を思い出し顔を赤に染める響香は、すぐに頭を振り八つ当たりだがヴィランの1人の脛を思いっきり蹴りあげる。そのせいでヴィランが力なく倒れ行く。バタンと2・つ・の・音・が・重・な・り・な・が・ら・。

 

 

 

後ろを向き同じように顔を染めている八百万を見た響香は何も言わず前を向く。その顔はより赤くなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな事を知らない創司は、焦っていた。さっきの八百万と、響香の件も焦っている理由の一つ、そちらは後で謝ればいいのだが。黒い霧は違う明らか13号との相性が悪すぎる。ブラックホールで吸い込めるかもしれないが後ろにワープゲードを作られれば己自身をチリにしかねない。最悪、生徒を殺しかねない。ならば今ここで全・力・を出してでも早く着かなければ、

 

 

 

 

「死ねやァークソガキィ。」

「内臓見せろぉ。」

「切り刻んでやるよォ!!」

 

 

「これで、最後!!」

3人とすれ違った瞬間、創司は相手を捕縛した。これで自分が引き付けたヴィランは最後である。すぐ様、響香達の方へと向かい支援する。

 

 

「響香!まだ行けるか。」

登場ついでに襲っていたヴィランを蹴り飛ばす。

 

 

「う、うん。あと少しくらいならいけるかも。」

可愛らしく小首を傾げる姿に目眩がするが何とか気を持ち直す。

 

 

「なら、戦闘訓練の時と同じようにタイミングと強弱は俺が指示する。後はお前が地面向かって音を流せ、いいな。」

 

 

「うん、あの時と、同じようにやれば良いんだよね。」

 

 

「ああ。それと、八百万と響香はワイヤーに近づくなよいいな!」

「それと上鳴、今だ行け!」

 

 

「俺の扱い少し雑じゃねぇ!!」

 

 

その瞬間、上鳴は自分の限界の電圧を放電する。捕縛されていたヴィラン達は丸焦げである。もちろん、上鳴はアホになる。そこに追撃をかける

 

「今だ!!響香、音波最大!!」

 

 

「はいよ!」

 

またしても強力な攻撃がヴィランを襲う。ただし今回は地中の中にいる敵に対してだが。数秒後、動く音が聞こえなくなったため戦闘を終了する。

 

 

「やったよ!ウチら「すまん、俺は先に行く。」.........エッ」

 

 

そう言うと創司は、ワイヤーを天井に引っ掛けスウィングしながら移動した。

 

「アイツ、スパ○ダーマンかよ。」

その呟きは、山岳ゾーンに異様に響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 




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