「さて、改めてよろしく!」
「こちらこそ」
基地の南門を出た零と宿木は改めた挨拶をかわす
「それでなんだが、、、どう戦う?」
零が少し気まずそうにそう聞くと
「え?あー、そっか、渋谷君は一人でしか戦ったことないのか」
宿木は少し困った顔をした だが
(渋谷君の怪しさを考えるに、誰か、、、というか、月花ちゃんがどこからか監視してるだろうし)
「私のことを置いてかなければあとは好きにしてもらって構わないわ」
月花が監視に来ると考えた宿木は自分のことは考えなくていいと言った
「え?自衛できるのか?」
零がそう聞くと
「大丈夫よ」
(基本的に問題ないし、最悪月花ちゃんが守ってくれるからね)
宿木はそう答えた
「わかった、、、じゃー、行くか」
「うん」
そうして二人は進んでいく
「あ、動いた」
遠くから二人を見ていた月花がそう漏らす
(麗奈ちゃんも私が監視していることは気づくだろうし、バレないように距離を結構離して監視しよ)
そうして月花も二人の後を追っていく
スパン スパン
「よしと」
「す、すごい」
零が即座にモンスターを斬り捨て、それを見た宿木が驚嘆の声を上げる
「これぐらいなら問題ないな」
(ここまで戦ったのは今まで見てきたヘルハウンドやらオークやらサンダバードやらだから問題ない。それに数もそこまで多いものじゃないから全然戦える)
零達は今、ランドマークタワーから1キロほど離れた都市街を進んでいるがモンスターの種類も量も問題はなくどんどん進んでいく だが
(質が少し高いな、、、ボスモンスターが居るとかのレベルではないと思うけど)
モンスター一体一体の強さが今までより少し高くなっているのだ
零がそんなことを考えていると
「月読君、すごいわね!」
宿木が少し興奮気味にそう言う
「ありがと。そういえば、他のみんなの場合ならどれくらいの先頭になるんだ?」
零がふとそう確認すると
「え?あー!なんて言うのかね、、、これぐらいなら、幹部は出張らずに、他の人にやらせて、全員を強化してるわね。でも、そうね、、、この程度だったら幹部税なら私含めて余裕よ」
宿木はそう説明した
「おー、それはよかった」
零は嬉しそうにそう返した
「でも、ここまで早く、圧倒的には無理よ」
「そこは、経験と修羅場の数が違うからな」
宿木の言葉に零はそう返す
「なるほどね」
そうして二人は進んでいく
「うわ、、、強い」
(この辺のモンスターなんてもはや敵になってないわね)
「確かにあそこまで強ければ一人で生きてこれたのも納得ね、、、だとしたら、どうやってあの力を得たの?スキルは確かに強かったけど、、、圧倒的じゃない」
そう月花はつぶやくと再び二人の後を追った
「うわ、、、なんだあれ?」
桜木町近くまで来た零達の目の前にサソリのモンスターが現れた
「っ!噓でしょ、、、厄介なのが来たわね
宿木は一瞬息を飲んでそう漏らす
「なんなんだあれ?」
零が横目に見ながらそう聞くと
「あれは紅蠍、、、防御と敏捷がとんでもなく高い上に物理攻撃も低くない、厄介な敵。私の攻撃でもあまりダメージを与えられない」
宿木はそう説明した
「なるほど、、、じゃー、俺が動きを止めるからそこを撃ってくれないか」
「了解」
そうして零は初めての連携をするのであった