「「、、、なるほど(ね)」」
零と幹部勢のステータスを見た会議室の全員が頷く
「まずは、、、零は唖然とするステータスだな」
「ええ、、、合計ステータスも5000。スキルも魔法も強い、、、やばいわね」
渡部と蓮花がそう漏らす
「いや、、、渡部達もヤバいだろ。宿木は言うまでもないし、蓮花さんも魔法切り落とせるし。ほかのみんなも強い、、、すごいな」
零も渡部達の強さに驚嘆の声を改めて上げる
「蓮花さんの班には今10人いるけど、どうゆう役割分担なんですか?」
「近接5、魔導士3、ヒーラー2よ」
早坂の質問に蓮花はそう答える
「そうすると、、、零と蓮花さんがボスタラテクト倒して、他の前衛全員で取り巻きを倒す。魔導士で援護してながらヒーラーの護衛、、、これならボスタラテクト行けるか?」
早坂はボスタラテクと討伐の方法を考える
「おー!ついにエリアモンスター討伐!」
零は嬉しそうに言う しかし
「魔導士の人数が少なくないか?」
「取り巻きも今の近接メンバーで掃討できるのかな?」
渡部と陽花は疑念を浮かべる
「ん?ここにいる全員恐ろしいほど強いし、蓮花さんの班員もかなりの強さだったぞ。さすがに行けるんじゃ?川崎のエリアボスと闘った感じ行けそうだったけど」
零がそれを疑問に思いそう言うと
「ボスタラテクトは取り巻き自体の強さはそこまで強くないから取り巻きを掃討できる可能性があるが。川崎のアークオーガは出てくる取り巻きの強さがやばいから取り巻きの掃討に戦力が割かれるからどっちも強いんだよ」
林田がそう説明した
「え?別に取り巻きは強くなかったけど?」
「「それはお前が強すぎるからだよ!!」」
零の発言に何人かが突っ込んだ
「りょ、了解」
零はその剣幕に押され黙る
「それで話を戻しますけど、もちろんここから全員レベリングをして連携も考えてというのが前提ですよ。それでも、リスクはありますがこのまま動かないでいると、食糧問題もありますし、住居もこんな海辺ではなくある程度内地にしないとこれから先守り切れるかわかりませんから、、、こないだのレアマーメイドで確信した」
「「なるほど」」
早坂の考えを聞いた渡部と蓮花が納得する
「仮定としてどれくらい持つんですか?」
月花が心配そうにそう聞くと
「食糧問題よりも先に海上の敵問題がやばいですね、、、1月は持つでしょうけどそれ以上になるとどんどんとリスクが上がると思う、、、1月半。俺たち幹部が討伐に出て抜けることを考えるとそれが限界、それもかなりヤバい賭けになる。運が悪ければ拠点のメンバーが帰ったら全滅してたなんてこともある」
早坂は深刻そうにそう言う
「となると、、、1月でどうにかするしかないか。零に剣技を教え込むのに1月でできます?」
渡部はそう言って蓮花を見る
「零君の習得速度にもよるけど、、、多分零君なら1月あれば最低限の基礎は教え込めると思うわ」
蓮花は少し考えてそう言う
「なら、1月後をにエリアボス討伐、、、それでどうだ?」
「それがいいですね、、、では11月の初めに攻め込むということでいいですね?」
早坂がそう言って全員の顔を見る
「「ああ!」」
「「ええ!」」
全員が大きく頷く だが
「ん?ちょっと待て、、、零に剣技を教えるってどういうことだ?」
零が渡部達の発言に首をかしげる
「あー、零今我流で戦ってるから、蓮花さんに剣技教えてもらえば格段日曜なると思ってな」
渡部がそう返答する
「あー、了解。じゃー、蓮花さんお願いします」
「私が手取り足取り教えてあげるわよ」
蓮花がそう言って会議は終わった