もしかして
あるかも
それもパラドックス
ポケモンって不思議だなと俺はつくづく思う
見た目からは想像出来ないような力を発揮するし
かと思ったら情けないような弱点があったりするし
怖かったり
可愛かったり
カッコいい
ちょっとぬけてる
そんな生き物ポケットモンスター
俺のじいちゃんは昔オーキドという博士の手伝いをしていたらしく色々とポケモンについて調べていたらしい
中でも特にじいちゃんが熱心だったのは【可能性】だ
もしかしたらスピアーのタイプは違ったかもしれない
もしかしたらリザードンは泳げるかもしれない
ありえないかもしれないとは言いきれないとじいちゃんは言った
現にカロスのメガ進化やガラルのダイマックスは大きくみれば可能性の塊だし
ここパルデアのテラスタルなんか正に可能性の最たるものだ
とあるジムでは嘘を真実に変えてる
なら誰がスピアーはタイプが違ったかもしれないを違うと言えるのか
どうしてリザードンが泳げないと否定出来るのか
じいちゃんは【可能性】を【ありえたかもしれないありえない】ことを追及し
「俺もそれに続いた訳よ」
「だからってドドゲザンにほのおタイプの技を覚えさせるのは無理だと思う」
「いいや!出来る!多分!可能性は無限なんだよ!きっと!」
相棒お前ならほのおのパンチもかえんほうしゃもイケるぞ!
そしたらあのニックいアンチキショーのド頭にかましてやんだよ!
「友達の中でも君くらいだよデカヌチャンにそれだけ敵意向けてるの」
「お前も遠距離から技とも言えないような投擲攻撃や寝込みを集団で襲われてみろよ」
「あ、ハイ」
バトルになれば闘えるんだよ
バトルになれば!!
「マージであの子ら的確に弱点ついてくるんだよ!じしん覚えないのにハンマーで地面揺らしてそれっぽいことするし何なら火打ち石で火もおこしてくるからな!」
「それはもうポケモンではなく蛮族では?」
「蛮族だよ!ポケモンという皮を被った蛮族!この前はモトトカゲに乗って襲ってきたからね!?」
「はがねタイプの子連れるのやめたら?」
はがねタイプのポケモンしか上手く育ててやれないんだよ!!
おお、アルセウスよねむるを使っておられるのか
だとしたらカゴのみ食べて下さい
いや、本当に
「でも【可能性】か……」
「……んーまぁ、あったらいいよな」
「そうだね何たってポケモンは……」
「「不思議な生き物だから」」
俺たちの知らない【可能性】なんていくらでもあるさ
「……それはそれとしてドドゲザンはほのお技は覚えないと思うから素直にほのおテラスタルしなよ」
「…………うん…………そうする」
希望的観測というなの願望
ちなみに彼はデカヌチャンに日頃から蛮族されているとする