オグリの娘 ~畜生ダービー~   作:ウヅキ

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第31話 賭け事は自己責任で

 

 

 桜は散り、世間は既にゴールデンウィークを迎えている。

 競馬界では震災の混乱が多々見られつつも、3歳馬のクラシックG1の第一戦が既に終わり、桜花賞は2番人気マルセリーナが勝利。皐月賞は昨年のように牝馬が勝つ大波乱は起きず、震災により設備が一部破損した中山の代地の東京競馬場で、オルフェーヴルが冠の一つを戴いた。

 

 世論は被災者への配慮として、多くのイベントを自粛か縮小している。しかしそれではいつまでも日本が暗いままという意見もあり、各地の祭りやイベントは内容を幾らか変更しながら開催していた。

 

 このように日本は少しずつ日常に戻りつつある世の中で、大型連休を楽しむ事の出来ない者達もそれなりに居た。

 今年四月に北海道の農業学校『広蝦夷農業高校』に進学した美景ナツはそうした一人だ。

 農業学校は実習用に数多くの家畜を飼っていて、それらの動物の世話をしなければならない。世話をする人手は学校の教職員だけでは到底足りないので、休みだろうが実家等の農作業の無い一部の生徒達は駆り出されて、家畜のために働くのが伝統だった。

 校訓からして≪理不尽≫を掲げている学校もあって、学生は『家畜の奴隷』と揶揄されて、校内でもっとも低い立場に置かれていた。

 さらにナツは学校の馬術部に入っていて、部の馬達の世話もある。部員の多くは実家の手伝い等で学校に居ないから、残ったもう一人のクラスメイトと顧問とで手分けして面倒を見ていた。

 世話自体は苦にならない。元より家でもずっと世話をしていたし、何よりも馬が大好きだから側に居られるだけで楽しい。

 馬を外に出している間に、馬房の馬糞や寝藁を全て出して新しい藁に取り替える。

 終わったら、馬糞は所定の場所に持って行く。

 

「八剣(やつるぎ)君、寝藁の取り替え終わったから運ぶの手伝うね」

 

「わかった」

 

 ナツは同じ畜産科のクラスメイトの少年と一緒に、一輪車に馬糞を乗せて外のゴミ捨て場に持って行く。

 

「あー臭いなもう。有機肥料なのは分かるけど、この臭いは何とかならないのか」

 

「慣れるとどうって事無いんだけどね。八剣君はここの学校に通うまで全然家畜に触れてないから仕方ないのかな」

 

 工業科や土木科はともかく、農業高校の畜産科は基本的に農家や畜産家の子供が来るから、今まで全く動物に触れた事も無い出身の子が入って来るのは珍しい。

 ナツはなぜこのクラスメイトの男の娘がわざわざ進学校を蹴ってまで、この学校を選んだのか少し気になる。

 

「しかしみんなは連休中も家に帰って遊ぶわけでもなく、家の手伝いか。美景の家は牛と馬を飼ってるんだって?」

 

「うん。でも牛の数が少ないから、家族だけでも何とかなるから。今回ぐらいの連休なら、帰って来なくても良いって言われてるの。それに、部の子達の世話もあるし」

 

「そうだよなあ。家畜を放って遊びに行くわけにもいかないよな」

 

「でも、今日は午後からどうしても外せない用があるから。そうだ!八剣君も一緒にどう?」

 

「えっ?なんだよ、どこか行くの?」

 

 同じ年の異性に誘われた少年は内心、ドキドキだった。場所が馬糞臭くて、ムードの欠片も無いのが大きなマイナス点でも、それを加味しても期待が膨らむ。

 

 

 

 2011年5月1日  日曜日  15:00  天候:曇

 

 

 そんな少年の甘い期待は脆くも崩れ去った。

 八剣がナツに連れて来られたのは、学校の視聴覚室。しかも二人っきりではなく、そこそこの人数が集まっていた。

 部屋に居るのは主に家畜の世話の当番をしている教師達。他に部活の練習で残った生徒が少し。

 

「えっと、これ何の集まりなの?」

 

「なんだ八剣。知らずにナツに連れて来られたのか?」

 

「なら的場は知ってるのかよ」

 

 八剣はクラスメイトで野球部員の的場一郎が居る事にちょっと驚く。一郎が口を開く前に教師の一人が機材を操作して、プロジェクターに映像を映し出す。

 

「テレビ番組?これって競馬中継だよな」

 

「うん、競馬。今日は大きなレースがあるから先生達に頼んで見せてもらったの」

 

 馬が好きで馬術部員だから馬に関する番組が見たかったのかと、ちょっとガッカリしつつ一応納得した。

 番組内で解説者やコメンテーターがつらつらと今日のレースについて話をしている。

 京都競馬場から中継が伝わっていて、スタンドには寿司詰めの観客の姿が見える。

 

「あんなにレースを見に来ているのかよ」

 

「今日は春の天皇賞だからね。連休もあってやっぱりすごい人の数だなあ」

 

 競馬の知識が全く無い八剣も、天皇賞の名前ぐらいはニュースで聞いた事はある。と言ってもどんな馬が走るかとか内容は全く知らない。

 よく分からない競馬知識を喋る解説者と、勝つ馬の予想をする芸能人の絡みをしばらく聞き流していると、場面が変わって馬の歩く姿が映った。

 ゼッケンに番号と名前が書いてあり、アナウンサーが人気や馬券の倍率を読み上げる。他に前のレースから何kg減ったか表示されている。

 八剣も馬術部として一ヵ月ほど馬に関わってきたが、次々映される馬を見ても普段見る馬とどう違うのかよく分からない。

 そして15番のゼッケンの鬣と尾毛を持たない真っ黒な馬が映った時にナツが感嘆の声を上げたのに驚く。

 

「あの15番の子が家の牧場で生まれた馬のアパオシャ!うわー今日も1番人気かぁ」

 

「えっ、あの馬が美景の家の馬だったの?それにアパオシャってニュースで聞いた名前だな。なんか三冠獲った馬とか」

 

「そりゃそうだべ。たぶん今の日本で一番強くて有名だぞ。親父も含めて」

 

 横に座る一郎の顔を見た八剣はかなり驚いた。このクラスメイトは大抵仏頂面で、笑顔を見せるのは美味い飯を食っている時ぐらいだ。そんな奴があのアパオシャという馬を見る時は、分かりやすいぐらいに笑顔だった。

 

「アパオシャは単勝2.2倍か~。固いのは良いけど、当てても旨味が無いなあ」

 

「二着はかなり混戦だから、馬連なら当たればでかいでしょう」

 

「私はアパオシャを軸に馬単で幾つか買いましたよ」

 

「天気は良いが芝は稍重か。今回はちょっとスローペースになるべ」

 

 教師たちが生徒の前で馬券の話を始めたのは良いのかと思ったが、教師がギャンブルやったらダメという規則は無い。八剣は馬術部顧問の大鳥が馬券新聞片手に、明らかに目つきが変わっているのを見ないフリをした。

 馬券談話の中で、今日のレースは3200mの長距離レースと聞こえて、そんな距離のレースもあるのかと少し興味は出る。

 

「美景、うちの部の馬達も今日みたいな長いレースは走れるの?」

 

「うーん、どうかなー。馬にもスタミナ重視とかスピード特化みたいな個性があるから。それにジャンプ競技と平地のレースは、求められる資質が全然違うの」

 

「へえー、性格以外にも馬の個性で向き不向きがあるんだな」

 

「黒子…アパオシャはスタミナ特化で、スピードはあんまり出ないって調教師さんが話してたけど、今日みたいな長距離は得意だよ。去年もこの京都競馬場の3000mレースを勝ってて、実績があるから人気が高いの」

 

「なるほど、実績持ちだから信用されるのか」

 

 同じような状況で過去に勝っているなら、今回も期待されるのは道理だろう。

 テレビから歓声が聞こえて教師達からも声援が上がる。馬達がレース場に姿を現して、軽快な走りを見せる。

 騎手達が操る馬はどれも見栄えが良く、八剣は自分のような乗馬の初心者とは比べ物にならないぐらい技量が洗練されていると一目で分かった。

 

 それからCMを挟んで、馬達が向こう正面のスタートゲートの前でレースが始まるのを待つ。

 馬達は気が立っているのか、首を激しく動かしたり他の馬を威嚇するような態度を見せる。

 

「レース前の馬ってあんなに気が荒いのか」

 

「サラブレッドは馬の中でも、特に神経質で繊細だからしょうがないよ。部にいるロマン号も元は競走馬だったけど、大人しい馬だから高校の馬術部に再就職出来たの」

 

 八剣は人の言う事を聞かず、こちらを舐めて扱いにくい馬の事を思い出して、あれでもマシな方と知って驚く。

 

「なら美景の家の馬は?」

 

「かなり大人しくて、人の言う事をよく聞く良い子かな。ただ、競走馬としては物凄く扱い難くて騎手には嫌われるって、いつも乗ってる騎手の和多さんが言ってた」

 

 同級生の評価に首を捻る。大人しくて人の言う事を聞くのに扱い難くて嫌われる。なにか性格に難があるのか。

 考えている間にファンファーレが響き、馬達がゲート内に押し込まれた。

 視聴覚室の空気が一気に張り詰めて、無言でスタートを見守る息遣いだけが聞こえた。

 

 ゲートが開かれて馬達が一斉に飛び出す。教師たちは賭けた馬達の名を力強く連呼して応援する。

 先頭に立ったのは黒服に赤い水玉柄の服の騎手が跨る黒い馬。美景牧場のアパオシャだ。

 

「今日は『逃げ』で行くんだ」

 

「今日?いつもは違うの?」

 

「うん。いつもは後方に居て、後半から仕掛けていく馬なの。でも去年の皐月賞もこうだったから、大丈夫だと思う」

 

 プロジェクターに映る15番の黒馬は、どんどん後続の馬と差を広げていく。

 中には負けじと加速して、スタンド正面のストレートで12番コスモヘレノスと11番ゲシュタルトが徐々に差を詰めてくる。

 序盤から熾烈な先頭争いが勃発している。

 レース解説者は牝馬のアパオシャが先頭を走っているのに、二頭が耐えられなかったのではないかと推測を口にする。

 

「1000mで63秒?3200の稍重馬場で、このタイムはかなりペースが早いぞ」

 

 教師の一人が時計を見て驚きの声を上げる。番組の出演者からも、ざわつく声が出た。

 しかし観戦者の困惑の声など関係無いとばかりに、長い直線を過ぎてコーナーに入った時には、また別の馬トゥザグローリーが先頭に立った。

 

「美景の家の馬、四番になったけど良いのかよ!?」

 

「心配するんじゃねえ、まだレースは半分を過ぎただけだべ。長丁場のレースは駆け引きも重要だ」

 

「イッちゃんの言う通りだよ。黒子は頭が桁違いに良いから、こういう長いレースの駆け引きをさせたら、どんな馬もあの子に勝てないっしょ!」

 

 クラスメイトの自信に満ちた言葉に、ちょっとときめきを感じた八剣は、言われるまま食い入るように画面を見つめる。

 馬達はコーナーを過ぎて向こう正面に戻った。ここで四番だったアパオシャが再度先頭を奪還。そこから負けじと何頭もの馬が彼女を抜こうと加速する。

 最初のスタート地点に戻ってきて、2000m経過時の時計の針は2分5秒を指していた。先頭は3番ゼッケンのナムラクレセント。アパオシャは2番手。

 二周目に突入したレースはいよいよ盛り上がりを見せる。

 名物『淀の坂』を馬群が激しく競り合いながら登り、しかし先を走る数頭が勢いを失って、段々と後続に抜かれていく。

 

「あーやっぱりこうなったか。牝馬がいると気合入れ過ぎる馬も居るからな」

 

「ハイペースのアパオシャに付き合って、スタミナをすり潰されましたね」

 

「まさかメジロマックイーンみたいなストロングスタイルの走りを、春の天皇賞でまた見るとは思わなかった。それも牝馬で」

 

 教師の一部が脱落する馬達の失点を挙げる。

 馬に限らず動物の雄は雌が近くに居ると本能的に自らをアピールしてしまう。今回はそれが必要以上に早く走る形で出てしまい、スタミナを使い過ぎてしまったという所か。悲しきオスのサガである。

 レースは最終コーナー手前、残り600m。先頭は再度アパオシャが奪い返し、どんどん後続を引き離していく。

 

「あの和多って騎手は、今の状況を予想してて先頭争いをしてたって事?」

 

「正確には馬の方だよ。和多さんは普段から黒子を好きに走らせて、手を出してないから」

 

「えぇ!?競馬って騎手が馬を自由に操ってゴールを目指すんじゃないの?」

 

「違うよ。馬は車みたいに全部人が動かす乗り物じゃないの。馬には馬の気持ちがあって――――」

 

「いけー!ジェントゥー!!お前に今月の小遣いの半分を突っ込んだんだー!!負けてフランスに帰るんじゃねー!!」

 

 聞き覚えのある顧問の絶叫に会話は途切れた。

 画面は今まさに、コーナーから最後の直線に入った先頭のアパオシャの姿を映していた。

 

「いけいけー!このまま突っ切れー!アパオシャーー!賭け金倍にして返してくれー!」

 

「負けんなエイシンフラッシュ!!お前が勝てば今夜は良い酒が飲めるんだっ!」

 

 欲望のままに叫ぶ教師の汚さに辟易しつつ、生徒達は3分間の激闘の結末を食い入るように見続ける。

 

『――――さあ残り100メートル!アパオシャが大きくリードを保ったまま駆け続ける!後ろにはヒルノダムール、エイシンフラッシュ!!ナムラクレセントも追いついてきた!』

 

『これは決まったか!?牝馬のアパオシャがまた一つ歴史を塗り替えるのかっ!!いくのか、いくのかアパオシャ!?―――ステイヤー女王が逃げ切ったー!!』

 

『春の天皇賞の勝者は無敗のクラシック三冠馬のアパオシャ!!1953年のレダ以来、58年ぶりに牝馬が春の盾を手中に収めましたっ!!また一つ女王アパオシャが快挙を成し遂げて、これでG1は4勝目!!和多流次は2001年のテイエムオペラオー以来、3度目の春天皇賞勝利です!』

 

「「「うおおおっ!!」」」

 

『2着はヒルノダムール!3着エイシンフラッシュ。決着タイムは3分17秒8。稍重の中の高速決着でした』

 

「いやったー!黒子がまた勝ったー!!」

 

「おめでとうナツ。相変わらず、あいつはすげえなぁ」

 

「58年ぶりって、そんなに牝は勝てなかったのかよ」

 

「牝馬は牡より身体能力で劣るし、特に繊細な性格が多いから我慢の長い長距離は苦手なの。あの子はそういう馬の常識が全然通じないから、アテにならないけどね」

 

 大喜びのナツに連なるように、馬券を当てた教師達はアパオシャを褒め讃え、逆に外した連中はガッカリした。馬術部顧問の大鳥も膝から崩れ落ちて泣く。

 博打は自己責任故に、結果がどうあれ全ては己に返ってくる。

 

 大歓声の中でウイニングランをするアパオシャの堂々とした姿に、八剣は心臓が激しく脈打つのを感じた。

 八剣の両親や親族はギャンブルの類を全くしなかった。だから新聞に三冠馬誕生とか載っていても、全く関わる事の無い遠い話だった。

 馬術部に入ってからは多少馬に興味を持ち、数回跨った時に見た普段と異なる景色には心惹かれる物を感じた。

 さらに今日、生まれて初めてじっくりとレースを見た。ただ馬が走る、それだけの短い時間だったのに引き込まれ、心の奥底から湧き上がる得体のしれない熱さがあるのに気付いた。

 

「馬ってすげえ!俺もこのまま頑張って技術覚えたら、あんなふうに馬に乗れるの!?」

 

「レースと馬術競技は結構違うけど、八剣君が馬を信頼して、馬に信頼してもらえればきっと乗れるっしょ」

 

 技術的な事を聞いて、馬との信頼と答えが返ってくる。この認識の違いに八剣が気付くのはもう少し先の話である。

 ともかくこれでレースは終わった。勝利騎手の和多流次のインタビューを聞いて解散になった。

 

 

                馬番  着差

 

 1着  アパオシャ      15  

 2着  ヒルノダムール     2   5

 3着  エイシンフラッシュ  16   1/2

 4着  ナムラクレセント    3 1.1/2

 5着  地方マカニビスティー  7 1.1/2

 

 勝ちタイム  3分17秒8

 

 

 用が済んだ者達が視聴覚室から引き揚げる時、八剣はさっき気になった事をクラスメイトに何となく聞いてみた。

 

「なあ、的場にとってあのアパオシャって馬は何なんだ?お前の家が美景の隣だから、あの馬と関わりあるのは何となく分かるけど」

 

「…………俺、いや、俺の家はあの黒子とその弟、それにナツの爺さまに返し切れないでけえ恩があるんだべ。お前に話せるのはそこまでだ。これ以上は詮索するんじゃねえぞ。ナツにもだ」

 

「う、分かったよ」

 

 それから一郎は、軽く野球の練習をすると言って、一人でグラウンドに向かった。

 

 八剣とナツは夕方に、馬術部の馬に餌をやって厩舎の戸締りをした。

 その後、学生寮の帰り道にナツが口を開く。

 

「八剣くんは競馬に興味が出た?」

 

「ああ、馬術とは違うけど、なんか凄かった」

 

「じゃあ、連休中に実際に競馬場に見に行かない?今度またうちの馬がレースに出るから応援したいんだ」

 

「えっ、おおう!いいねっ!」

 

 期せずして気になる女の子からお誘いを受けた八剣は、内心小躍りしたくなったのを必死で隠し通した。

 競馬場というちょっとディープな場所でも、相手が一緒に行きたいという場所ならどこだって構わない。

 

 翌日、約束通り部活の馬の世話を終えた二人は、学校の近くの帯広競馬場を訪れて競馬を見た。

 八剣は予想していた競馬と全然違う、ソリを曳くばんえい競馬を見せられて、最初は度肝を抜かれたがこれはこれでド迫力があってアリだと思った。

 ただ、出走していた美景牧場の馬は、アパオシャと違って入着止まりだった。

 八剣は惜しいと思ったが、レースは何頭もの馬が全力で走るんだから、簡単に勝てるものじゃないとナツに諭された。

 一般的な高校生が過ごす休日とは多少離れていても、それなりにいい思い出になった日だ。

 なお、二人は部活の顧問の大鳥が昨日の今日で、競馬場で目を血走らせてソリを曳く馬に檄を飛ばしている光景を見て、教師や部活顧問としてはともかく、プライベートではダメ人間認定した。

 

 

 






 史実では今回のレースに出走していたコスモメドウはレース中に両前脚の繋靭帯を断裂して、予後不良と診断されて安楽死処分になっています。
 その事を知らずに書いて、後で知ったため書き直すのが手間だったから、色々迷った末に怪我自体無かったことにして、彼は着外ですが生き残りました。
 ちょっとメタな理由での史実改変でした。

感想の中に、競走馬のアパオシャが再度ウマ娘化したら、どうなるかという意見がありました。ちょっと興味を持ったので、本編終了後の外伝で書いてみるのも面白そうだと思いました。おそらく日本語→英語→日本語の再翻訳のように、オリジナルと違うウマ娘になると思いますが、読みたいですか?

  • 面白そうだから読みたい
  • 興味無いから要らない
  • パクパクですわ(お好きにどうぞ)
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