紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです! 作:ライドウ
庭園迷宮の第3層の攻略も終わり、残すはブラウ、ルージュ、赤リボンのアンナを救出するのみとなった庭園迷宮完全攻略戦。
レミリアとフランの休息、ついて行った警備兵とメイドたちの休憩を兼ね、1度
「それで、フラン。その猫の処遇はどうするわけ?」
「どうしようねお姉さま……」
「にゃーん!!?」
……キャスパリーグの処遇について頭を悩ませていた。
~~~~~
そもそも
レミリアのペットに
パチュリーのペットに、ヴワル魔法図書館を縄張りとしているキメラの夫婦、エメナスとローウィルがいる。
「正直、私はこれ以上ペットを増やす予定はないわよ。」
「わ、私もロン君のお世話でいっぱいですし……そもそも、ユーリくんやユグくんに、エメナスとローウィルのお世話もしてますし」
「……そもそもエメナスとローウィルが猫ベースのキメラだからこれ以上猫はいらないわ。」
上から、レミリア、
テーブルの上にのせられているキャスパリーグは、その言葉にショックを受け、フランに向けてかわいらしく涙目を浮かべていた。
「じゃ、じゃあ私が―――」
「ダメ」「ダメです!」「ダメよ」
「そんなぁっ……」
と、誰かが飼わないなら自分がと立候補した途端、レミリアたちに怒られてしまう。
「アンタ……迷いの森で拾った
「うっ……それはぁ……」
ジョン……フランが迷いの森で拾った
その愛らしさにフランは一目惚れ、優しく掌に載せて
賢い
その結果、ジョンは”キュッとしてパーン”されてしまい、ジョンのケージの中は悲惨な状態になり……あまりの凄惨さにフランを起こしに行った吸血鬼メイドが悲鳴を上げたほどだった。
「いくらこの猫がキャスパリーグとはいえ、二度も”キュッとしてパーン”はイヤでしょ?」
「…………はぁい。」
シュンと悲し気な表情を浮かべてうなだれるフラン。
キャスパリーグはレミリアとフランの話を聞いて、自身のみに何が起きるのか察したのか、安堵のため息をついていた。
と、そこへ……
[コンコン]
「失礼します、
扉の外から、
壁際においてある時計を見てみれば、時刻はすっかりお茶会の時間。
もうそんな時間なのねと、思いつつ、レミリアは入室を許可しようと声を整えた。
「入っていいわよ~。」
「はい、それでは失礼し――――――」
キャスパリーグもまた、入ってきた
その様子に、
「……か」
「……にゃ(特別翻訳:う)」
「「「「か?」」」」
「う?」
プルプル、わなわな……
その雰囲気に、ゴクリと誰かが生唾を飲んだ、次の瞬間。
「かわいい~~~ッ!!
えぇ~~~!?どうしたんですか、この可愛い子猫!どこで拾ってきたのでしょうか!?」
「にゃ~~~んっ!!(特別翻訳:美しい~~~っ!!)
うにゃっ、うにゃ~~~んっ(特別翻訳:なんだこの子、超かわいいし超美しい!ボクこの子に飼われた~い!!)」
その様子に思わずポカーンとするレミリアたちと、同じ血筋だからこそ、キャスパリーグの言っている意味の分かるカートは、少し引いていた。
「あらあら~どうちたの~?かわいいね~、ここ?ここ撫でてほしいのね?ほ~らなでなで~」
「ゴロゴロゴロゴロ……(特別翻訳:あ~~~っ、撫で方が上手で優しい~……そうそこぉ~……はぁ~~~んっ)」
「お姉さま、あの様子なら
「奇遇ね、フラン。私もちょうどそう考えたところよ」
お仕事そっちのけで、キャスパリーグを可愛がり出す
様子を見かねた
「ところで、カートさんはどうしてこちらに?給仕なら、アンナ隊のメイドさんたちのお仕事では……?」
「あー、えっと……たまたま行く場所が一緒で、
「(にゃって言った。)何かしら」
「ダーティちゃんが第4層から、”重傷を負いながらも生還”現在は、メディーさんのところで治療を受けてますにゃっ!!」
「…………は?」