紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです! 作:ライドウ
十六夜アンナ……赤いリボンのアンナは、焦っていた。
もう1人の自分……青リボンのアンナと、キメラのエメナスとローウィルと共にアンデッドの巣窟の大墓地に転移させられたあと、アンデッドたちの暗躍を察知し、青リボンのアンナにそちらの対処を任せて自分はエメナスとローウィルと一緒に大墓地での戦闘を続けていた。
最初は数に任せて突撃するアンデッドたちに腹が立ったものの、次々斬り捨てるほどに、徐々に自分のテンションがおかしくなっていったのを感じていた。
けれど、あろうことかアンナはそのおかしくなったテンションに身を任せ……とにかくハイテンションで戦い続けることを選んでしまったのである。
……その結果、使えるべき主であるレミリアにこっぴどく叱られた挙句、自分の恋人……マグノリアが大変な目にあい、泣いてしまったことを聞かされ……とにかく、マグノリアを慰めるべく、さっさと庭園迷宮を脱出したのだが……。
じと〜〜〜……
脱出したアンナをまず迎えたのは、自分の部下たちの冷たい視線だった……。
アンナは自分の部下たちに後で埋め合わせをすると約束し、いち早くマグノリアの元へ駆けていた。
道中、ジト目を向けてくるメイドたちにマグノリアの居場所を聞き……たどり着いたのは……
「……いつも使ってる部屋?」
5階の、防音が施されたメイドたちの
大変な事が起きている今、耳を済ませても
(まずは……謝らないとっすよね?)
アンナは意を決して、その部屋のドアをノックする。
耳を済ませると扉の向こうで布の擦れる音が僅かに聞こえる。しかし、足音は聞こえてこない……。
「だ、れ?」
代わりに聞こえてきた声は、少し辛そうな、色っぽい声。
ドキリとアンナの心臓が鼓動するが、とにかくまずは自分が戻ってきたことを知らせないといけない。
「マグちゃん、アタシっす……アンナっすよ?」
「っ……本当に、”私の”アンナなの?」
「そうっすよ?もし、疑ってるならこれまでデートした回数とマグちゃんの弱いところを言うっすけど……」
「……ちょっと、まってて」
布の擦れる音とベットのスプリングがギシリと音を立て、トタトタと足音が扉に近づいて、ガチャりと鍵が開けられる。
アンナがその音を聞いて扉を開けようとした時、向こうから扉が開けられ、そのままの勢いで部屋に引き込まれ、ガチャりと再び鍵がかけられた。
それから、アンナとマグノリアが出てきたのは全てが終わったあとだったのは別のお話。
かなり短いですがこれで勘弁を!!
流石に本番や濃厚な百合をR-18タグを付けずに描写するのは怖いのでR-18版の投稿を考えてはいます。
書けないわけじゃないんだ、書く度胸の小さい小心者なんだ()