紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです! 作:ライドウ
転生7日目(火曜日、日中:曇り、夜中:雨・たぶん新月)
ルージュとブラウを
役割分担として、私が
自由時間中、ルージュが気を利かせてくれたのか私とブラウ、そしてルージュ自身の分のご飯も作ってくれて、思わず思いっきり抱きしめてしまってブラウに怒られてしまった。うれしくなると甘やかしたくなるのは、どうにかして直さないといけないなぁ。
ルージュが作ってくれたのは、オムレツ・・・しかも中身がトロトロの半熟オムレツだ。しかも、昨日のうちにパンの用意もしていたようで焼きたての美味しいパンと一緒に食べると、さらに美味しさが増していた。
こうして、誰かと一緒に食べるのが懐かしかったからかいつの間にか泣いてしまって、ルージュとブラウに心配されてしまった。でも、その心配されること自体も嬉しくて、余計に二人を心配させちゃった。
私たちの朝食を食べた後、私は再び
―――フランお嬢様が、暴走したのだ。
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転生8日目(水曜日、日中:雨、夜中:雨・多分三日月)
フランお嬢様の暴走は、ブラウの持っていた大鎌の破壊という被害のみで抑えられていた。大鎌が破壊された瞬間にルージュが、フランお嬢様を気絶させ、私が黄金のうねりの中に放り込んで暴れさせている。
どこにもつなげていない黄金のうねりの内部がどうなっているのかは私にもわからないが、少なくともいつでも引き出せるはず、と言うか、引き出せるとブラウから確証を貰ったので放り込んだ。
夜になり起床したレミリアお嬢様に、フランお嬢様が暴走したことを伝えると、ブラウが補足で能力が発現し、その反動で暴走したということだ。
レミリアお嬢様が、能力について理解していない私を見て、能力とは何なのかを説明しだす。
能力とは全員が全員、持っているようなものではないらしく、直接的な遺伝もしないとのことだ。スカーレット卿は護るだけの程度の能力を持っているが、レミリアお嬢様はまだ
つまり、フランお嬢様は産まれた時から能力が発現しやすい体質で、早めの発現で、心象風景・・・母親であるパメラ・スカーレットが力尽きる瞬間を覚えてしまっている影響で”ありとあらゆるものを破壊する程度の能力”が発現してしまった。でも、それがどうして発狂に繋がるのかが分からず首を傾げているとブラウがレミリアお嬢様に変わって説明し出す。
ブラウが教えてくれたのは2歳から5歳の間に強力な能力が発現すると、その強力な能力から与えられる情報に耐えきれずに発狂してしまう子供も多く、場合によっては、そのまま気が狂ってしまったり、短命になってしまうこともあるとの事だ。
そう考えると、私の使っている”空間を操る程度の能力”は強力な分、とんでもないデメリットがあるのは助かった・・・まあ、私自身の謎は深まったけどね。
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転生10日目(金曜日、日中:晴れ、夜中:晴れ、満月)
酷い目にあった。フランお嬢様を私の黄金のうねりの中で暴れさせていたら、いつの間にか突破されて私は倒されてしまったらしい。幸いにも粉微塵にはならなかったらしく、
詳しい話はみんなから後で聞くことにして、今喜ぶことはフランお嬢様が狂気に飲まれず
さすがに大怪我の最中に日記を書くのはやめておこう。
そろそろ腕が痛くなってきた。