紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです! 作:ライドウ
転生93年と2か月29日目(火曜日、日中:晴れ、夜中:晴れ・満月)
庭園迷宮。
しかし、
ユーリが来てからというもの、ドラゴンの襲撃は予兆すら感じさせないが・・・いつまたドラゴンがおそってくるのか、それともドラゴン以上の存在が出現する可能性すらあるのを考慮し、レミリアお嬢様は庭園迷宮を攻略することを選んだみたいだ。
と言っても、メンバーは少数精鋭。
レミリアお嬢様を筆頭に、私と
普段から庭園迷宮に入っている
・・・そう。あくまで私たちが普段目にしていた庭園迷宮は、入り口に過ぎなかったのである。
庭園迷宮の第第2層・・・”廃屋敷”と名付けられたその第2層は、地中だというのに曇天が覆う薄暗い古屋敷であった。明らかに、幽霊が多く出現しそうなお屋敷に、レミリアお嬢様は少し怯えになられたのだが、攻略しない限り意味はないので攻略を開始することにした。
古屋敷の中は、ボロボロだったが・・・少し掃除や修理をおこなえば、
ホールに限っては
廃屋敷の調査を開始すると、道中でリビングアーマーに襲われるというハプニングは多々あった物の
ともかく、廃屋敷の攻略は順調に進み、廃屋敷について詳しく調べることができた。詳しいことはあまり分からなかったのだが、要約すれば古い姿の
ともかく、今回の攻略はこれぐらいにして帰ろうとしたとき・・・一人の
彼女の名前はマキシーネさん。
くすんだ緑色のボブカットで小柄で童顔な
なんでも、この廃屋敷に長い間住み着いているらしくリビングアーマーや獣をけしかけて襲わせたものの全部撃退されたから気になって会いにきたらしい。独特な言い回しと比喩用言で分かりづらかったけど、大体そんなことを言っていた。
そんなマキシーネさんと話すと、彼女はこの廃屋敷から連れ出してほしいとお願いしてきた。なんでも長い間一人でいてだいぶ退屈していたらしい。
さて、マキシーネさんが
ほとんどの探索メンバーがアレは罠だろうなと勘づいていたのかスルーしようとした途端・・・レミリアお嬢様が「宝箱!空けずにはいられない!!」とテンションを上げながらお明けになられた。様々な罠や仕掛けを警戒して、お明けになったアホレミリアお嬢様を私の能力で引き寄せたのだが・・・特に罠も仕掛けもあるというわけでもなく、何も起きずに沈黙だけが探索メンバーの中で存在した。
しばらく警戒していると、宝箱の中からもぞもぞと何かが・・・小さい妖精があくびをしながら出て来て・・・私たちを見てびっくりしてアワアワしだしていた。
・・・ともかく、敵意がないようなので私が代表して落ち着かせて話を聞くと、その子は詳しく話してくれた。
宝箱から出てきた妖精の名前は、トレスちゃん。背中にかかるぐらいのストレートヘアの銀髪とジト目なサファイアのような瞳を持つ子で、宝箱妖精*1と呼ばれる妖精でいつの間にか、この廃屋敷の宝箱から生まれたらしい。宝箱に関連しているからなのか、羽が鍵穴の形だったり、下半身が宝箱に入っているのにもかかわらず音もなく自由に宝箱に下半身を収めたまま移動したりしている。
詳しい話を聞いていると、彼女には”箱を操る程度の能力”を持っており、箱に限った話だけれど私より細かい操作のきく空間系の能力を持っていた。この能力は、ノワールが喜びそうだなと考え、彼女と話しそのままノワール隊でお仕事をしてもらうことになった。
そんなこんなで、廃屋敷を後にして庭園迷宮を歩いていると、いつの間にか探索メンバーに一人・・・いや、一体の
あまりにも自然に混ざっていたので気付かなかったのだが、混ざっていた
恐る恐る会話しようとしたのだが・・・その子は困ったように首をかしげるだけで一向に喋る気配がない。おかしいなと思い、よく観察すると体が陶器でできており口に限っては模様でしかなかった。それなら確かに声なんて出せないと反省し、収納空間からメモ帳とペンを渡して筆談してもらった。
彼女の名前はビビアン。パスタの国からやってきた、肩まで伸ばした銀髪と銀眼が特徴の背の低い女の子だ。
なぜ、いつの間に探索隊に混ざっていたか聞いてみると・・・パスタの国で製作者と喧嘩しプチ家出をしたのだけれど、方向音痴すぎて森に迷い込んでそのまま庭園迷宮に来てしまった。それでどうしようか悩んでいたら、私たちが見えてばれないように合流したとのことで・・・。なんというか、とんでもない方向音痴なんだなと思ってしまった。
とまあ、今日は庭園迷宮が思った以上に大きいということ、そして3人の新しい住人がやってきたことだ。
庭園迷宮が終わると思っていたか・・・?
残念、第2層が存在しました()
というわけで、新しく3人が
個性的なキャラクターを日記で再現するのは難しいためその内、焦点を当てたお話を掻きたいと思います!