紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです! 作:ライドウ
転生93年と3か月13日目(水曜日、日中:晴れ、夜中:晴れ・新月)
悪夢を見て、一日を休んでリフレッシュしたら今日の気分は最高だった。普段より多くの仕事を手早く片付けることができた。
左腕が骨折しているから私ができた作業は軽い作業だけだったけれど、みんながおそろかにすることが多い事を多くやっておいたのだ。
さて、話は変わるがレミリアお嬢様の当主としてのお仕事が劇的に低下した。
当主としての仕事が、私と
今の今までそう言った時間ができなかったという申し訳なさがあったのだけれど、仕事が減った理由はどちらかと言えば
それが、迷惑メールは届かなくなり本当にレミリアお嬢様かフランお嬢様のお手紙しか届かなくなった。
理由は不明だけれど、これまで
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転生93年と3か月14日目(木曜日、日中:晴れ、夜中:晴れ・三日月)
レミリアお嬢様方がご自身の時間を多く確保できるようになってからというもの、メイド隊の仕事は急激に無くなり始めた。かというのも、ようやく庭園迷宮から雇った妖精メイドたちの教育が終わりあちらこちらで人手があまり出すという、嬉しい悲鳴が上がりだした。
これまで、仕事が早く終われば次の仕事のためにわずかな時間で効率的に休むという地味に面倒でストレスの溜まる生活だったのだが・・・これほどの人手が増えたのなら、これまで寝る間も惜しんで働いていたアンナが1週間惰眠をむさぼってもかまわない程度には問題はなくなった。
そのおかげで、メイド休憩室にはお茶会や談笑だったり、部屋においてあるチェスやボードゲームを楽しむメイドが居たり、私の膝を枕にして眠るブラウすらいる。
これまで交流のなかったメイドたちとの交流も盛んになり、団結力が深まった気がする。
さて、メイド隊の余った人(またはワーカーホリックな人)ではただ遊ばせるというわけでもなく、時折警備隊と司書隊の仕事を・・・より正確に言うのであれば、警備隊が管理している畑の手伝いをするように指示してある。事実、アンナとルージュは暇をつぶすよりもそっちの手伝いを多くしていて、
と、ここまで良い事尽くめだというのに私はどうしてもいやな予感を感じていた。
例の悪夢を見たというのもそうなのだけれど・・・ここの所、いつの間にか見慣れないメイドがうろちょろしていることがあるのだ。
嫌に自然と馴染んでいるせいで、私も気づくのに時間はかかったものの特に害があるというわけでもないし、ただ他のメイドと談笑しているだけだ。
けれど、会話している内容を尋ねようとそのメイドと話していた妖精メイドや毛玉メイドと話してみても首をかしげてしまい、そんなメイドと会話した覚えはないという答えが返ってきた。
流石に、今日は私もゆっくりしたい日だ。
今日の所は、見逃すことにするけれど・・・明日、私はそのメイドと個人的な対話をする必要がある。
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転生93年と3か月15日目(金曜日、日中:晴れ、夜中:曇り、多分半月)
今日は、レミリアお嬢様のお散歩の日。
久々のレミリアお嬢様とのお散歩は、私も知らず知らずのうちに楽しみにしていたらしく、アホ毛が動いているとあんなに指摘されて恥ずかしい思いをしてしまった。
ともかく、久々のレミリアお嬢様とのお散歩は拾い物や拾い者をすることはなく歩き慣れた道を歩いて無事に
そう、珍しくレミリアお嬢様が拾い者や拾い物をしなかったのである。喜ばしい事ではあるものの、先日の見慣れないメイドの一件と言い珍しいことが起きると、どうも勘ぐってしまう。
そうだ、見慣れないメイドの件なのだが・・・私が話しかけられた途端、そのメイドは数少ない
何て早い逃げ足なんだろう・・・むしろ、あの戦力過剰と言われてもおかしくない警備隊からよく逃げ切ったな・・・。
そして、この一件はレミリアお嬢様に緊急会議にて報告を行い、レミリアお嬢様の号令の元
レミリアお嬢様には私と私が選んだ妖精メイドが護衛として付き、フランお嬢様にはアンナとオリビアちゃんとマグちゃんが護衛として付き、警備隊は常に武装状態の姿で警備を行い、メイド隊にも希望したメイドに武装を配るほどの厳重な警戒態勢が敷かれることになった。(一応、司書隊ももし戦闘になった際に非戦闘員の避難所となれるように準備を進め始めた。)
これで、いつでも襲撃ドンとこいと言える態勢なのだが・・・それでも、私の嫌な予感は首筋を焦がすようにくすぶるのであった。