紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです!   作:ライドウ

54 / 161
☆ 93冊目 15ページ

転生93年と5か月3日目(水曜日、日中:曇り、夜中:晴れ・半月)

 

久々に美鈴(メイリン)に頼み、庭園にある畑を見せてもらうことになったのだけれどそこはもう、庭園の片隅にあるような菜園ではなく、農場や農園と言った言葉の方が正しい光景が広がっていた。

紅魔館(こうまかん)から見れないため、こうやって時間を作って見に来るしかないのだけれど……それにしたって本格的な農園になっていて、その農園の広場ではユーリ君や毛玉たち、ロン君などマスコットたちがスヤスヤとお昼寝をしていたりしていた。

美鈴(メイリン)が教えてくれたのだが、ヴワル魔法図書館で植物や動物、農園に関連した本が多数発見されたのでそれを読みながら仕事をしていたら、みんな農業の楽しさに気付きあれもこれもと凝り始めてこうなったそうだ。本人が照れながら言ってたから間違いない。それにしても中々いい作りだ。これなら隠さずにやってもいいかもしれないと思わせてくれるような作りで、とても素晴らしい。

 

そういえば、今日から咲夜(さくや)は清掃メイド隊の所でメイド修行をすることになった。

最初は清掃メイド隊のみんなの雰囲気に気圧されて少しだけおどおどしていたけれど、お仕事となるとキリっとした表情を浮かべてブラウの指導をしっかりと受けていたらしい。

ブラウが言うに総括メイド隊のメイドになるにはまだまだと言っていたので、きっと咲夜(さくや)は苦労する事だろう。ルージュもノワールも、そしてプリムもどうやって指導しようか考えていたからね。

 

さて、一昨日はメイド隊を、昨日は警備隊を書いたことだし、今日は司書隊を書こうと思う。

司書隊と言えば、最初は存続すら危ぶまれていたところだ。何せ、パチュリーがレミリアお嬢様を相手に、啖呵を切り、パチュリーがたった一人で司書隊を発足するための人員を集める必要があった。

当時のパチュリーは生死の境をさまよい、意識を取り戻したとはいえ人間であっても……というか、人外であっても絶対安静にするべきはずの傷を持っていたぐらいだ。今でも縫った後が残ってるんじゃないかしら。

ともかく、パチュリーは実際にたった一人で人員を集めきって見せた。というより、たった一人召喚して事足りた。それが、パチュリーの使い魔(サーヴァント)である自称グレムリンの小悪魔ちゃんだ。

小悪魔ちゃんはパチュリーの使い魔(サーヴァント)ではあるものの、この紅魔館(こうまかん)の住人に対しても友好的だ。むしろ、小悪魔ちゃんの方から積極的に交流してくれている。

小悪魔ちゃんの強さも申し分はなく、デフォルメ小悪魔ちゃんは毛玉ぐらいの強さぐらいだったけれど、本体である小悪魔ちゃんは少なくともアンナと互角に戦うぐらいには強かった。

さて、パチュリーと小悪魔ちゃんのことはこれぐらいにしておいて次は司書隊の3人の司書長について書いて行こうと思う。

パチュリーから直接聞いた話によれば、パチュリーがヴワル魔法図書館の館長であり、小悪魔ちゃん(本体)は館長補佐。そして、3人の司書長とその下に小悪魔ちゃん(デフォルメ)が居るとのことだ。

 

では、まず最初の司書長を書いて行こうと思う。

最初の司書長は、マルガハーリーさん。オーガのハーフであり、ドルイドと少しだけネクロマンサー、そして能力で錬金術も使えるというハイスペックな人だ。

パチュリーがこのヴワル魔法図書館の一室に作った魔法工房で主に手伝いをしていたり、デフォルメ小悪魔ちゃんを指揮して主に本の整理整頓を担当しているみたいだ。

プライベートに関しては、パチュリーはノータッチみたいだけれど私がメイドたちから聞いた話によれば問題はないみたいだ。

 

2人目の司書長は、ビビオンちゃん。

パワーだけなら、おそらく司書隊の誰よりもある子だ。けれど、陶器製の自動人形(オートマタ)ということもあり、パチュリーは時々ハラハラしながら仕事をしている様子を見守っているみたいだ。

ビビオンちゃんと言えば、あの戦いでも活躍していたぐらいの戦闘能力を持っていて、全身武器のビビオンちゃんを見てレミリアお嬢様が目を輝かせていたっけ。そういえば、なんでビビオンちゃんが中庭に居たんだろう?

 

3人目の司書長は、クルムちゃん。

おそらくこの紅魔館(こうまかん)に所属している妖精たちの中でも最も幼い子だろう。唯一、私とライちゃんがおびえられずに話せるぐらいなのだけれど、司書隊では落ち着いてお仕事をしているみたいだ。

それに、クルムちゃんはよくメイド休憩室にも遊びに来ているため、私以外のメイド長や妖精メイドや毛玉メイドのみんなとも順調に交流が進んでいる。

ちなみにクルムちゃんは司書隊の中では小悪魔ちゃんに懐いており、パチュリーが言うに小悪魔が母性を目覚めさせていたとのこと……。

 

短いし、彼女たちについてあまり詳しくはかけないけれど、警備隊と同じであまり彼女たちと交流が無いので自分で自分を納得させておく。

……今日は頭も痛いし、これ以上はやめておくことにする。少し熱っぽいので、もしかしたら風邪をひいてしまったのかもしれない。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。