紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです! 作:ライドウ
今回のお話からしばらくは、第3回キャラクター応募にて応募されたキャラクターを紹介するお話となります!
登場する順番はランダムになりますので、ご了承ください!!
転生93年と5か月19日目(土曜日、日中:晴れ、夜中:晴れ・新月)
今日は、新しい妖精が
経緯を説明すると、私が今日の午前の書類作業を終えて、息抜きの為に
セキュアちゃんいわく、セキュアちゃんは極度……というより、絶対的な方向音痴であり、能力である”安全に案内する程度の能力”を常時発動しなければ、目的地に永遠にたどり着かないどころか、遠く離れた場所に迷い込んでしまうみたいだ。
セキュアちゃん自体結構ふわふわした子の為、あくまで私の要約ではあるが大体そんな感じだろう。
そして、
なんでも、お腹が空いて果実を食べようと自分の巣穴から出てきたら、能力を使っていなかったせいで道に迷い、さらに言えばセキュアちゃんの勘の様さが働き、巡回警備をしている狼女たちの監視の目すら掻い潜って、
ともかく、このセキュアちゃん。このまま野放しにすると、たぶんまた迷子になって、最悪の場合(まあ狼女たちの目から逃れた勘の良さがあれば大丈夫だろうが)、人間に捕まってしまい、見世物や慰み物にされてしまうだろう。
その為、セキュアちゃんを妖精メイドとして
究極の方向音痴とはいえ、サポートしてくれる子が居ればそうそう迷子にはならないだろう。現に、
とまあ、セキュアちゃんが
正直な話、運搬メイド隊は仕事の内容上
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転生93年と5か月20日目(日曜日、日中:晴れ、夜中:晴れ・三日月)
実のところ、1週間ほど前から、この紅魔館には私が知らない妖精メイドが、メイド隊で働いている。
その妖精メイドに扮した妖精に気付いたのはその1週間前の朝礼の時だ。朝礼の際、各メイド隊に整列した後……アンナ隊の妖精メイドの列、その最後尾に見覚えのない妖精がメイド服を着て並んでいたのだ。
最初は、その日のうちに声掛けをしようとしたのだけれど、なんとなくその日のうちに話しかけない方がいいと直感が訴えたというのもあるし、その日の朝の書類作業が殺人的な量だったということもあり、ここ1週間ほど放置することに決めたのだ。
そして、霊体であり自由に見えなくなることが可能なアイーダちゃんに頼んで、その妖精を
私が、その妖精に接触した途端……その妖精は、泣きながら逃げようとしたので、追いかけて抱きしめることで拘束することにした。
半狂乱になりながら暴れる妖精を何とか抑えつつ、私の執務室に連れ込み……そこで、その妖精を落ち着けることにした。優しく抱きしめ、頭を撫で、優しい言葉をかけて、ゆっくりと宥めていくと、先ほどの半狂乱はどこへやら、怯えつつも何とか私の言葉に返事をくれるようになってくれた。
そこから、その妖精のことを少しづつ聞いていった。
その妖精の名前は、フォリアちゃん。
ここからかなり離れた森で生まれ能力を使いながら平和に暮らしていたけれど、フォリアちゃんの持つ能力……”答えを知る程度の能力”、その絶大な力が人間に知られてしまい、フォリアちゃんは捕まってしまい、10年もの間暴力や虐待を受けて
けれど、ある時……その
しばらく話を聞いていると、フォリアちゃんはやがて泣きながら私に、追い出さないでと懇願しだした。どうして、私がフォリアちゃんを追い出そうと考えているのかと聞いてみると、勝手に侵入した挙句にご飯を食べたり倉庫で眠ったりと、いろいろやったかららしい。……それの何が問題なのだろうか、正直今でも分からない。
確かに
それをそのまま伝えると、フォリアちゃんはしばらくフリーズした後に私に「ここに居ても、いいんですか?」と聞いてきた。その問いには、もちろん「歓迎する」と答えた。それに、アンナは今頃、フォリアちゃんを含めたシフト表を作ろうと、専用の用紙とにらめっこをしているところだろう。きっと、しばらくはアンナは苦心するだろうな、なんて考えつつ、再び泣き出してしまったフォリアちゃんを慰めたのであった。
第3回で応募されたキャラクターが登場する日記は、二人づつ紹介させていただくので、ペースはかなりゆっくり目となります!
また、リクエストされたお話は、第3回にて応募されたキャラクターが全員紹介されたのち、そちらも一つずつ丁寧に投稿させていただくので、首を長くしてお待ちください!!