紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです!   作:ライドウ

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(6月1日 テリーが書き込んだ文字が赤色だとアレなため緑色に変更)



☆ 93冊目 54~56ページ

 

転生93年と6か月14日目(金曜日、日中:晴れ、夜中:晴れ・三日月)

 

今日はレミリアお嬢様のお散歩の日ではあるものの、レミリアお嬢様があの日ということもあり、お散歩は中止することになった。

レミリアお嬢様は少しだけ残念がっていたものの、しばらく経つと痛みが戻ってきたようで唸りながらおやすみになられていた。

 

さて、フランお嬢様の当主代行としてのお仕事は、昨日とは打って変わって順調だ。昨日が特別忙しいだけだとわかると、フランお嬢様は少しだけ安心したのか少しだけ嬉しそうにしておられた。

けれど、フランお嬢様はパチュリーからの一つの報告に驚き、それを私に見せたのであった。

その報告というのが「黒無地の魔導書(ベシュヴェールング)の解読中に魔力による神器の再現の魔術的理論が書かれたページを発見したので、実際に使えるかどうか試したいので協力してほしい」とのことだった。

どうやらフランお嬢様は、それに興味津々のご様子であり、すぐにでもパチュリーに執務室に来るように指示なされていた。

 

パチュリーが執務室に来たときには、フランお嬢様も少し冷静さを取り戻し(レミリアお嬢様ほどではないにしろ)カリスマを出してパチュリーに説明をさせた。

パチュリーいわく、黒無地の魔導書(ベシュヴェールング)の解読させる気のないページを後回しにして、地道に一ページずつ解読していると偶然発見し、パチュリーが見た限りではパチュリーの腕前でギリギリ再現可能であり、なおかつ本物の神器を持つレミリアお嬢様とフランお嬢様がいらっしゃるので、黒無地の魔導書(ベシュヴェールング)にかかれている魔術的理論よりも再現度の高い神器複製魔法が作れるかもしれない。と、フランお嬢様にも分かりやすく説明していた。

フランお嬢様はそれを聞いて、「私のレーヴァテインが良いなら、試してみてもいいよ。」とのこと。最初は、何のことだか分らなかったのだがフランお嬢様の持つ”レーヴァテイン”は感情や意識こそないものの、どういうわけか思考能力はあるようで、刀身の炎を増やしたり減らしたりすることで使い手であるフランお嬢様に何かしらの返答をしているらしい。

普通ならどういうこっちゃ?となりそうだが、相手は神器……おそらく深く考えない方がいいだろう……。

 

とにかく、フランお嬢様はさっそくレーヴァテインを召喚、そして神器複製魔法にレーヴァテインを使っていいか声をかけると、しばらくしてレーヴァテインの刀身の炎が増えた。フランお嬢様が言うに肯定したみたいだ。……どういうことなの?

 

追記

 

パチュリーいわく、神器複製魔法は思ったよりも難しいらしくしばらくレーヴァテインはパチュリー預かりになる事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まもなく、お迎えに上がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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転生93年と6か月15日目(土曜日、日中:晴れ、夜中:晴れ・半月)

 

めちゃくちゃ怖いんだが。

昨日、日記を終えて咲夜(さくや)とアンナと一緒に寝て、起きたら日記帳が開かれてて、昨日のページに付け足されて書かれてたんだが!?しかもご丁寧に、()()()で書かれているんだが!?

ここに付け足されたということは、私室に入られた挙句に勝手に書かれて、さらには寝顔まで見られたってこと!?日記書いてる場合じゃねぇ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

用意が出来ましたので、明日お連れいたします。

 

 

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転生93年と6か月16日目(日曜日、日中:多分晴れか曇り、夜中:多分晴れか曇り・多分満月)

監禁生活1日目

 

やられた。朝起きたら、いつの間にか見慣れない豪華な部屋に寝泊まりしていた。しかも、私を抱き枕にするようにショタの吸血鬼が眠っていた。しかも、いつの間にかいつも着ていたメイド服ではなく、新緑色のふんわりとしたドレスに着替えさせられている。よく似合っていますよ!一目見た時から、どんなドレスが似合うか考えていましたが、やはりあなたにはそのドレスがよく似合う!

 

まあ、一言で言うなら眠っている間に誘拐されてしまったのだろう。どうやれば紅魔館(こうまかん)の警備隊による厳重な警備網と吸血鬼メイド隊の警戒網を抜けた上で、同じ部屋で寝ていた咲夜(さくや)とアンナを起こさずに私を連れ去れたのか不思議ではあるものの……誘拐されてしまったのなら、仕方ない。警戒は確かに素晴らしかったですが、僕にとってはないに等しいものです!あと、あの二人には眠り粉でぐっすりと眠ってもらいましたとも!!

ひと暴れしようとした途端、クソガキが目を覚まして私が暴れても無駄だということを言ってきた。

ちなみに、このクソガキの名前は件の”テリー・ハンターグリーン”。私を9番目の側室にしようとする脳みそ股間の変態クソガキだ。いえいえ、これまでいた妻たちは皆、処分しましたとも。だから、あなたが私の本妻ということになりますよ!それに、僕の脳は居たってまともですとも!

クソガキ曰く、私の首から下げさせられているネックレス、そして左手の薬指につけられた指輪には、私の戦闘能力と程度の能力を封じる能力があり、これは私が自分から外すことはできないようになっているらしい。だから、今の私は戦う力を持っていないし、程度の能力を封印されてしまっている状態だ。女性であり妻でもあるあなたが戦うだなんてとんでもない!これからは、僕が守ってあげますよ!!

それならばと思い、舌をかみ切って自決しようとした途端、クソガキは私を取り押さえキスしようとしてきた。何とか抵抗してキスだけは防いだが、ストレスで髪が抜けて剥げてしまいそうになった。それは大変だ!髪は女性の命ですもの、すぐさま使用人に言って髪の手入れをさせましょう!!

 

今は私がここに来たこともあり、手も何も出さないみたいだが……早めに逃げ出さないと何をされるのか分からない。どうにかして、ここから逃げ出さないと……。いきなりの事で緊張なさっているのですね……大丈夫です、数日でここになれるでしょうし僕のことも好きになれますから!だから、安心してくださいね?

 

追記

 

というか、なんでこの日記帳がここにあるのだろう。普通に書いていたけれど、冷静になっておかしいなと思った。大切な日記帳だと思い、一緒に持ってきました!!

 

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