紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです!   作:ライドウ

88 / 161
☆ 490冊目 2ページ

 

転生490年と6か月26日目(水曜日、日中:晴れ、夜中:晴れ・三日月)

 

今日は、レミリアお嬢様から近日中に庭園迷宮の完全攻略を御前会議にて紅魔館(こうまかん)に住むみんなに伝えられた。

ここ300年ほど平和ボケと言っても、過言ではないほど緩んでいたメイド隊と警備隊だったが、レミリアお嬢様の演説により平和ボケした姿はどこへやら……緩んでいた空気感が一気に引き締まり、少しだけピリッとしているような気がする。

 

さて、今日は私や、ブラウたちと言ったメイドたちについて書いていこうと思う。

 

まずは私だ。

私は……まあ、なんていうか。仕事が咲夜(さくや)のおかげでかなり少なくなり、愛想のない仏頂面がすこし柔らかくなったと思う。

身長とか体重は相変わらず、低いまま軽いままだし戦闘能力についても、あまり向上しているとは言えない。一応、腕は上がっているといわれているが、周りの成長速度にはついていけていない。もう少し焦った方がいいのかなぁ……?

 

そんな私のことは置いといて、まずはアンナの事から書こうかな。

アンナと言えば、最初期メンバーの一人で元化け物討伐教会のシスター。”葬儀屋”と呼ばれるほどの実力者でもあり、この紅魔館(こうまかん)では明るい努力家なムードメーカー、そして私の大切な娘の一人だ。

そんなアンナも私と同じで身長や体重は変わらず、けれど少し大人びたような気がする。理由は多々あるだろうけれど、何よりの理由は護るべき人ができたからだろうか。

実のところ、アンナはあの戦争の少し前ぐらいにマグちゃん……マグノリアと交際を始めており、その仲はこの紅魔館(こうまかん)の中で最もアツアツのカップルで一時期そう言うブームが起きるほどであった。

まあ、あの戦争の後に吸血鬼メイドたちとアンナとマグちゃんの間にどろどろの昼ドラみたいな展開があったけれど、あればかりは書き記したくなかった。

最終的に殴り合いでマグちゃんが勝ったけれど、しばらく夜の業務の運営が大変だったと覚えている。

 

次にブラウだ。

ブラウもメイド隊最初期メンバーの一人で今でもメイド隊最強の名前をほしいままにしているメイドだ。ブラウも、成長期は終わったらしくあれから身長や体重は変わっていない。

戦闘能力についても相変わらずデタラメであり、最近では片手剣を振るうだけで大岩を綺麗に一刀両断していた。

最近は、表情筋がかなり鍛えられたせいか、自然な笑顔や彼女が本来持っていたであろう天然な部分が少しづつ顔を見せ始めている。

 

次はルージュだ。

ルージュもアンナとブラウと同じ、最初期メンバーの一人であり紅魔館(こうまかん)の厨房の主でもある妖精だ。

ルージュもルージュで、成長期は終わっているもののその戦闘能力はブラウと同じくデタラメ。最近、メイド隊でやった戦闘訓練では訓練に参加した吸血鬼メイドのうち腕に自信のある7人を相手にし、人数振りを諸戸もせずに勝利していた。

そんなルージュなのだが、最近は少しお腹周りが気になっているらしく美鈴(メイリン)と一緒にトレーニングに励む姿をよく見かけている。

 

最初期メンバーの流れのまま、次はオリビアちゃんの事を書こうと思う。

オリビアちゃんと言えば、私が毛玉から毛玉妖精にしてしまい、そのまま長い年月私たちと働き続けてくれているとってもいい子だ。

これまでの日記帳では、正直に言って影が薄いけれど、日記帳に書いていないだけで彼女も確かに成長している。アンナ隊のメイドであり、全体的なメイド隊で見れば副メイド長補佐というそこそこの立場、そして最近では新人メイドたちの教育と紅魔館(こうまかん)に暮らしている毛玉と、毛玉メイドたちの相談役を担当している。

 

影が薄いメイドと言えば、死神メイドの子もそうだろう。

最初は、過労死しながら働き、なおかつ生命の摂理の関係でアンナの命を狙いに来た彼女だったけれど、間が悪い事にようやく休憩することのできたアンナに襲い掛かってしまい、ブチギレたアンナに追いかけまわされて、そのあといろいろあって、紅魔館(こうまかん)のメイドになった子だ。

彼女もまた、オリビアちゃんと同じく日記帳に書くまでもないが、メイドとしては優秀な部類だ。実際、アンナ隊のナンバー3の立場だし、メイドとしての能力も古参メイド故にかなり高い。料理に掃除、洗濯に整頓に戦闘まで……何もかもが完璧だ。

……まあ、だからこそ私とあまり会わないし、日記帳に書かれるような出来事の時ほど現場から遠い所に居るんだよね……。

 

次はノワールだ。

ノワールと言えば、地下迷宮攻略後の1回目のドラゴン来襲時に助けに来たブラウとルージュの知り合いで、そのあと本人立っての理由で、雇用して名前をあげたというのが、ここに来た時のお話だったと思う。

雇用した後は、家事能力が少し低かったというのもあり、運搬メイド隊を設立してノワールに任せた。その結果、今のある程度効率化の進んだメイド隊があるのだから、あの時の判断は間違いではないと思う。

ちなみにノワールは、最近は魔道具作りはひと段落したらしく、最近では新しい趣味を見つけ、アロマの調合にハマっているみたい。ついこの前、リラックスできるアロマを貰ってかなりゆっくりできたからね。

 

ノワールの次と言ったら、アイーダちゃんだろう。

元は、レミリアお嬢様が散歩中にお拾いになられた人間であり紅魔館(こうまかん)に来る前は壮絶な人生を歩んできた子だ。

アイーダちゃんは、しばらくの間人間として紅魔館(こうまかん)に存在していた人間軽視・敵視の感情をすこし和らげてくれたものの……ヴァンパイアハンターの襲撃からレミリアお嬢様を庇ったことにより死亡……その時、アイーダちゃんがまだ死にたくない!と強い無念を持っていたため、そのままゴースト化。今では、統括メイド隊から雑務メイド隊に異動し、プリムと協力しながら書類をさばいているらしい。

そんなアイーダちゃんは、最近ゴーストなのに食べ過ぎて太ったらしい。

 

アイーダちゃんが入って、あとは……そうプリムがやってきた。

確か、いろいろあって、私とアンナが些細なケンカしてしまったときに襲撃が起き、ピンチになった私を助けてくれたのが出会いだったはずだ。

それからしばらく経った後に、雑務メイド隊を設立してプリムに任せていたはず……。

あれ、それ以外にプリムが活躍したのを思い出せない……?し、強いて言うなら確か咲夜(さくや)に文字の書き方を教えていたはず……。

ま、まあ雑務メイド隊が、各メイド隊や警備隊と司書隊から起きた書類を処理するところだし……そんなに問題ばかり起きてもアレだし……。

けれど、プリムについて言えることは間違いなく真面目で優しい子であるということだ。なにせ、仕事には忠実で対応力もばっちり、部下であるメイドたちの扱いだってうまいし、よく吸血鬼メイドのケンカの仲裁に入っているのも見かける。

書類漬けにしている私も悪いし、たまには手伝いに行こうかなぁ……。

 

……さて、私やアンナと言ったメイドたちについてはこれぐらいだろうか。

正直、まだまだ書き足りないとは思うものの、そろそろ午前の始業時間に向けて寝ないといけない。

最近は、庭園迷宮の完全攻略もあるということもあり結構ドタバタしている……できるだけ体を休めておこう。





今後の予定としましては、

庭園迷宮完全攻略

キャラ応募開始
+
幻想郷に行く前にやっておきたいことのお話

応募キャラ紹介

そして幻想郷へ……

という流れを予定しています!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。