黒鉄の戦士がダンジョンに潜っても問題ないだろう? 作:ワニの騎士
兜:黒鉄の兜
鎧:黒鉄の鎧
手甲:黒鉄の手甲
足甲:黒鉄の足甲
右手武器:黒竜の大剣
:グレートソード
左手武器:黒鉄の大盾
:ゴーの大弓
指輪:籠愛と加護の指輪
:ハベルの指輪
使用アイテム:エスト瓶
:竜頭石
(主人公の装備や武器は毎パート変わったり変わらなかったりします。)
第1話:死を越え洞窟に
何度戦ったのだろう…
何度死を経験したのだろう……
自分が不死になって以降、呪いを解く為に旅をして様々な友と出会い、共闘し、失い、苦しむ。常に死と隣り合わせで何度気が狂いそうになったことか。
だが私には支えがあった。竜の武器だ。
【黒竜の大剣】
朽ちぬ古竜の最後の生き残り
単眼の黒竜、カラミットの尾から生まれた武器。
黒曜の刀身は強い神秘の力を帯びており両手使いでその力が解放される。
【竜王の大斧】
異形となった朽ちぬ古竜の子孫貪食ドラゴンの尾から生まれた武器。
強い神秘の力を帯びており両手使いでその力が解放される。
【古竜の大剣】
灰の湖に座するかつての朽ちぬ古竜の末裔、石の古竜の尾から生まれた武器。
強い神秘の力を帯びており両手づかいでその力が解放される。
私にとって三種の神器ともいえる武器達が私を支え共に戦ってくれた。だがそれもここで終わるかもしれない。不死人は死を繰り返すと自身の人間性を失い最後には亡者になる。私は何度も死を繰り返し記憶が頭から消えていくにつれてだんだん自分が亡者に近づいていくのが分かっていった。次死んでしまえば私は間違いなく亡者になるだろう。
目の前には暗月の神、グウィンドリンが立っている。私はアノールロンドで知ってしまったのだ…捨てられた王都の真実を……
私はすぐに他の友に伝えようとしたが暗月の誓約を交わした女騎士に追われ、逃げ隠れていた霊廟で神に出くわした。ここでやられまいと立ち向かったがあえなく返り討ちにあった。
『最期に言い残すことはあるか?』
グウィンドリンが杖を自分に向け魔力を込める。
「嘘つきは泥棒の始まりって親から習わなかったのか?………竜…の力を思い知れ…!!」
『小癪な!』
私は立ち上がって最後の力を振り絞り、両手で握り締めた黒い大剣を地面に突き刺して黒竜の力を放った……
「…竜体石、欲しかったなぁちくしょう……」
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ポタッ…ポタッ……ポタッ
上から水滴が垂れて兜に落ち、彼は目を覚ました。今の彼はどこかの地面に横たわっており無防備に仰向けになっていた。そして彼は重たい体を起こして辺りを見渡す。
「ここはどこだ?」
ひとまず彼は立ち上がり、ソウルから武器と大盾を取り出して装備する。
「俺は確かにグウィンドリンに殺されたはずだが……ここは洞窟か?いや迷宮みたいだな」
平面の天井と壁面、明らかに人工的に作られたような場所だった。
とりあえずずっと立っている訳には行かないので彼は道に沿って歩いていくことにした。
しばらく歩いていると大広間のような場所に出た。
そこには小さな緑の小鬼や二足歩行の犬、巨大な豚などのデーモン?が何百といた。
「…まじかよ…はぁ。ヤるか」
彼の目は鋭くなり盾をソウルにしまいシンプルな黒鉄の大剣を両手で握り締め、デーモン達に突っ込んだ。