黒鉄の戦士がダンジョンに潜っても問題ないだろう? 作:ワニの騎士
鎧:黒鉄の鎧
手甲:黒鉄の手甲
足甲:黒鉄の足甲
右手武器:竜王の大斧
:黒竜の大剣
左手武器:黒鉄の大盾
:ゴーの大弓
指輪:籠愛と加護の指輪
:狼の指輪
使用アイテム:エスト瓶
:竜頭石
:遠眼鏡
(主人公の装備や武器は毎パート変わったり変わらなかったりします。)
''3つ数える 息を吸う 3つ数える 息を吐く''
「それは何かの呪文か?」
岩陰に隠れていたトーリンに豊穣の女主人のウェイトレスのリュー・リオンが話しかける。
「まじないみたいなもんだ。心を落ち着かせる為のな……しかしまさかお前もこの遊戯に参加するなんて意外だな」
「それはコチラのセリフだ」
トーリンが酒場で歌を歌う事になってからそこで働いているウェイトレス達とは『気軽に話せる友人』関係になっていた。だが彼の目は彼女達が只者ではないと見抜く事が出来なかったようだ。
「トーリン、お前はなぜヘスティア・ファミリアに協力を?」
「酒場の客が減ったら困るだろ……それにあの女神はなにか…いや、なんでもない」
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「それでは戦争遊戯、スタートッ!!!!」
実況者の声と共に戦いのゴングが鳴り響く。
「遅れをとるなよ」
「俺は見た目によらず速いぞ」
2人は岩陰から飛び出て城を囲んでいる高い壁まで走る。
「弓隊構え!!打て〜!」
壁の上に並んでいた弓隊が矢を発射する。リューは身軽なステップで避け、壁を飛び越えた。そしてトーリンはというと……
「あの黒鎧にとにかく矢を当てるんだ!」
彼は武器を持たずにただひたすら走り矢を受けていたがそのほとんどを硬く重い鎧が弾いていく。彼が城の門に近付くまであと数メートル。
すると油を塗って火を着けた矢をトーリンに放たれた。
「そのまま焼き殺せ!」
「ちょっ…殺すのは不味いんじゃ」
「知るか!殺せなくても動けなくでき…れば」
弓隊を率いる男がトーリンを見下ろすと巨大な大斧を両手で持ち振りかぶっていた。
「火矢か。大間違いだ!!」
大斧を城壁に叩きつけるとまるで投石器によって投げられた石が壁に衝突する様な音、そして竜の咆哮のような音が響き渡り城壁に大穴を空けたのだ。
「来い!!雑兵共!!俺が相手になってやる!」
大斧を振り回して敵を蹴散らしていく様は神々の目を引いた。
「ったく…俺達の出る幕ないんじゃないか命」
「ヴェルフ殿、彼がなんであれ私達は出来ることを成すまでです」
「そんじゃ行くとするかね」
''ひとつ昔話をしましょう。滅びた国で産まれた子供がいました。彼は苦しい生活を送りながらも常に愛情を注いでくれた母を愛していました。そして月日が流れ、少年から青年に成長した彼は母と約束したのです。『必ずバーニスを蘇らせる』と。彼は母から離れ国を蘇らせる為に必要な人材を探しに行きました。彼は優しかった。どんな相手にも心を開き、助け、どんどん人を集めました。その中に賊が紛れていると知らずに……
彼は皆を導く人となり、人々は彼を信じました。ですがその信頼が彼に重くのしかかってしまうのです。国の再建が進んだ頃、それは起きました。紛れていた賊共が裏切り男女だけでなく子供にまで手を出し、命と金品を盗もうとしたのです。戦える者を率いて彼は賊の集団と戦いました。しかし結果は……
彼は勝利を手にしました。彼だけが生き残って。母との約束を守れず、彼は心の支えが脆くなってしまいました。家に帰る彼でしたが悲惨な光景を目にした事で支えが倒れてしまいます。母は抵抗するも1人の賊と相打ちになり床に倒れていたのです。彼は母を胸に抱き寄せて泣きました。
彼は母を土に埋め、故郷を離れました。まだ生きているかもしれない本当の最後の家族を探しに…1枚の血がこびりついた手紙を手に持って。''
【血濡れた手紙】
ある男が肌身離さず持っていた血濡れた手紙。こびりついた血は何時まで経っても乾かず生暖かい。そしてこの手紙には母の愛情が書かれていた。
''貴方は私の可愛い息子。その事実は決して変わらない。どんな不幸、困難が貴方に振りかかろうと貴方はきっと乗り越えられる。もし辛い事があったら深呼吸して。3つ数える 息を吸う 3つ数える 息を吐く 簡単でしょ。後は歌を歌えば気分が晴れるわ。私と作った歌を忘れないでね。誰よりも貴方を愛してる……
貴方の母、アイビーより''
トーリンはどのファミリアに入るか?
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ヘスティア・ファミリア
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ヘファイストス・ファミリア
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フレイヤ・ファミリア
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デメテル・ファミリア
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無主属