黒鉄の戦士がダンジョンに潜っても問題ないだろう?   作:ワニの騎士

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兜:黒鉄の兜
鎧:黒鉄の鎧
手甲:黒鉄の手甲
足甲:黒鉄の足甲

右手武器:竜王の大斧
:黒竜の大剣

左手武器:黒鉄の大盾
:ゴーの大弓

指輪:籠愛と加護の指輪
:狼の指輪

使用アイテム:エスト瓶
:竜頭石
:遠眼鏡

(主人公の装備や武器は毎パート変わったり変わらなかったりします。)


第18話: 楔の悪魔

城内の敵を蹴散らしながら徐々に中へと進むトーリンは戦いの中で少しだけ嫌な気配を感じていた。それは小さくあまり害がない様な感じだが、まるでコップ一杯に注がれた水が溢れそうな気配でどこか嫌悪感を感じる。

 

「おい黒鉄!!俺達はそろそろベルの所に先に行くから後は任せたぞ!」

 

「あぁ分かった!」

 

ヴェルフに続き命、リューが城内の奥に行くのを確認したトーリンは城門付近で倒れている冒険者達目を覚ましてが中に入らないように城の入口の壁を大斧で叩き砕いて崩して塞いだ。大斧を肩に担いで長い廊下を歩きながら不器用に口笛を吹いて体にまとわりつく嫌な気配から気を紛らわせようとする。

 

「〜〜♪〜〜〜♪……はぁ、なんなんだこの気配は。なんでこんなに体が嫌がっているんだ?この先に進むことを……」

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

「「「ファイヤボルト!!!!」」」

 

その叫び声と共に敵大将がいる部屋の地面から巨大な雷が登り、辺りを吹き飛ばす。

 

「な、なんだとぉ?!」

 

アポロン・ファミリアの団長であるヒュアキントスがそういった途端、部屋が崩れ彼を守っていた団員達が瓦礫に埋もれてしまった。砂ぼこりが立ち上る中唖然としたヒュアキントスだったが煙の中から人影が見えた事で直ぐに剣を抜く。しかし、煙から出てきたベルのあまりにも素早い動きに対応出来ず胸を短剣で斬られてしまう。が、お構い無しにヒュアキントスは剣でベルを突く。その瞬間を見逃さなかった白兎剣を避けて短剣で彼の剣を折ったのだ。七日前に叩き潰したあの少年。負けるはずがないと過信していた彼は後退りしてしまう。

 

「……誰だお前は…」

 

ベルがすかさず追撃をしようとするが横からいつの間に瓦礫からはい出ていた女団員が彼の腰に抱き着いて動きを封じる。

 

「離して下さい!」

 

ベルの身動きが取れなくなっている間にヒュアキントスはすぐさま詠唱を始める。

 

「【我が名は愛、光の寵児。我が太陽にこの身を捧ぐ】!」

 

「【我が名は罪、風の悋気。一陣の突風をこの身に呼ぶ。放つ火輪の一投、来たれ西方の風】!」

 

彼が右腕を高く上げると手のひらに光が集まりやがて大きな円盤となる。

 

「【アロ・ゼフュロス】!!」

 

ヒュアキントスの右手から放たれる光輪からベルは避けようと女団員を引き剥がして避けるが避けられた光輪はブーメランのように旋回してベルに突っ込んでいく。

 

「ふははは!!逃げられると思うな!」

 

それでもベルは諦めない。彼はわざとヒュアキントスに近付いて追尾してくる光輪にファイヤボルトをぶつけて爆発させ、ヒュアキントスとベルを吹き飛ばした。

 

だがどちらも立ち上がる。体が振らつくが2人は決して視線を外さなかった。

 

「…なぜ…、諦めないんだ……!!」

 

「貴方程度に、負ける訳には…いかないんだ!」

 

「……ふざけるな…ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなぁ!!」

 

発狂するように叫び散らかすヒュアキントスはポケットから何かを取り出す。それはとても黒い平べったい石でなにかの文字が刻まれていた。

彼はその石を自分の胸に当てるとその石が体に入り込み体が変形していく。

 

「一体何を?!」

 

体はミノタウロス程に大きくなり長い尻尾が生える。肌は黒光りしており硬くなっている。だが右脚だけ大きくなる体に合わせて大きくなるが左足の大きさが変わらなかったので右脚を曲げて左手を地面に着いてバランスをとる。いきなり身体が巨大化してモンスターの様な姿に変わるヒュアキントスに驚くベルだったが驚く所は他にあった。なんと首から上がいつの間にか無くなっているのだ。頭がなく右手に剣が変形した刺又を持つ異形がベルに立ちはだかった。それを見てあたヘスティア、アポロン、他の神々も驚きを隠せずにいる。

 

「ヒュ、ヒュアキントス……?ふ、ふはは!いいぞ!なんだか知らぬがその力で白兎を倒してしまえ!!」

 

「おい自分の子があんなんになってもまだベルの事が欲しいのか!」

 

2人が言い争う中、別の場所でウォーゲームを見ていたヘファイストスと彼女と同じ鍛治神であるゴブニュの2人の鍛治神は目を見開き異形の怪物を見つめ言い放つ。

 

「「何故あれから古い鍛治の神の魂が感じられる(の?のだ?)」」

 




はいここで楔のデーモンさんのお出ましでございます。楔のデーモンと言えばセンの古城の地下にいる4体の楔のデーモンに会った時は心臓バクバクで逃げ回った記憶があります。最終的に死にましたがw
多分僕が1番嫌いなモブです。楔マラソン大変でしたし。

トーリンはどのファミリアに入るか?

  • ヘスティア・ファミリア
  • ヘファイストス・ファミリア
  • フレイヤ・ファミリア
  • デメテル・ファミリア
  • 無主属
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