黒鉄の戦士がダンジョンに潜っても問題ないだろう? 作:ワニの騎士
鎧:黒鉄の鎧
手甲:黒鉄の手甲
足甲:黒鉄の足甲
右手武器:呪術の火
:黒竜の大剣
左手武器:黒鉄の大盾
:バロールの大弓
指輪:籠愛と加護の指輪
:狼の指輪
使用アイテム:エスト瓶
:竜頭石
:遠眼鏡
(主人公の装備や武器は毎パート変わったり変わらなかったりします。)
蛇人の形に変化した炎が楔のデーモンを焼いた後、炎から溢れた溶岩は消え、焼け爛れたデーモンが残る。岩のような肌にヒビが入り体が崩れていく。
「さて、最大火力の呪術を使ったんだ。雲隠れを考えない……と…?!」
原型を保っていない崩れた体の山をちらっと見てみると下に垂れた腕が見えていた。恐る恐る積み重なった石を退かしていく。すると気絶したヒュアキントスが出てきた。
「な、なんで楔からコイツが……ありえない」
「トーリンさん〜!」
避難していたベルがトーリンの元に駆け寄り倒れているヒュアキントスを見て呟く。
「勝てたんですね僕達」
「……なぁ、ベル。1つ教えてくれ。こいつはどうやって怪物になった?」
「えっと、ポケットから平たい石を取り出して…その石を胸に押し付けたんです。」
「色は?なにか刻まれていたか?」
「黒い石で、遠くて読めませんでしたが確かに何かが刻まれてました。」
「そうか……済まなかったベル。本来はお前が倒すべき相手なのに」
「いえ、気にしないでください。僕はまだ弱かったそれだけです」
「そうか…あぁそうだベル。これをお前に」
そう言ってトーリンは自身のソウルから白い短剣を取り出した。
「これは礼だ。受け取ってくれ」
「え、えっと、ありがとうございます。あの、この短剣の名前はなんですか?」
「プリシラの短剣だ」
「プリシラの…短剣。あの、プリシラの意味は?」
「ただの少女の名前だ。気にしなくていい。だがお前に身の危険が起きた時、彼女はお前を守ってくれる」
ベルが手に持つ白い短剣にトーリンは手を添えたがすぐ離してベルと共にその場を後にした。
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ウォーゲームは幕を閉じた。ギルドの主神ウラノスが手を加えた戦場の戦いを見た神々と人々は満足した。ウラノスはヒュアキントスが怪物に変形した後の映像をすり替えベルがあの怪物を倒した偽物の映像を見せた。本当の結末を知るのはウラノスと右腕のフェルズだけだ。
「見たか。あの炎を」
「見ました。あの様な禍々しい物…生まれて初めてです」
「彼奴が使用した武器、彼奴の戦い方、相当な修羅場を切り抜けてきたのだろう。フェルズ、1つ頼めるか」
「嫌な予感がしますがあなたの為なら」
「彼を、トーリンを連れてこい。だが気をつけろ。あの偽り映像を既に見破っている神がいるかもしれん」
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バベルの塔の最上階で美を司る女神フレイヤは黒鉄の鎧を纏う男に怒りを向けていた。
「もう少しであの子の魂をもっと輝かせられたのになんで邪魔が入るの!」
テーブルに置かれ、果実が盛られた金と銀の皿やワイン瓶を地面に落とす。
「ふぅ……まぁいいわ。まだまだあの世界から持ってきたものがあるから、これらを使ってもっとあの子を強くして私のモノにするの」
トントン
「失礼します。フレイヤ様、なにか大きな音がしたのですがなにかございましたか」
「いえ大丈夫よオッタル。……1つ頼みたい事があるのだけれど良いかしら」
「フレイヤ様の為ならば」
「ウォーゲームに出ていたあの黒鉄の鎧を着た男を……殺しなさい」
ということで無事に第20話まで書く事が出来ました。ここまで読んでくれた皆様、本当にありがとうございます!(´▽`)
これからも書いていくつもりなので楽しみにしていてください。
後感想も書いて頂ければ励みになりますm(_ _)m
もうひとつダンまちの小説を書こうと思っています。皆さんはどれが読みたいですか?
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霊廟騎士はダンジョンで夢を見る
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故郷の名を忘れないように
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血に酔う翁はダンジョンで血を求める
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母の意志を継ぐ為に
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私はもう狂わない
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私だけの紅い花
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忌み潰しは薬から這い上がる
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しろがねの射手は故郷を見つける