ソードアート・オンライン〜青藍の双剣士〜   作:木漏日レン

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こんにちは!お久しぶりです!
第2章2話目です!
今回も遅れてしまい申し訳ありません!
次回は必ず!必ず間に合わせます!
では、どうぞ、


12:満月の夜、黒猫達との出会い

〜ルゼ視点〜

「ふう」

俺は敵モンスターであるゴブリンを倒して一息ついた。

ここまで4回の戦闘を行っているが、俺たちはどの戦闘も勝利するまで大して時間はかからなかった。

「なぁ、ルゼ」

「なんだ?」

「お前レベルいくつだ?」

「え、42だけど…」

俺がそういうと、キリトは引き攣ったような笑みを浮かべた。

「嘘だろ…いつのまにか抜かされてるじゃねぇかよ…」

「?キリトはいくつなんだ?」

「俺はまだ40だよ…」

目に見えるように落ち込むキリト。

「ま、まあそんなに落ち込まなくてもいいんじゃないか?俺はなんちゃって二刀流みたいな感じだから…な?」

「…慰めてもらってんだろうけどなんかムカつく!…ぜってーいつか抜いてやんだからな!」

「お、おう。頑張りたまえ?」

「もう良い。お前帰れ」

「え、まじ?帰って良いの?お前が手伝ってって言ったんじゃなかったっけ?」

「ぐっ…べ、別に俺だけでも大丈夫だし?」

「あ、そう。じゃ、お疲れ!」

「帰んないで、帰んないで!俺が悪かったから、手伝ってください!お願いします!」

 

そんなこんなでお昼になり、俺たちは安全地帯(アンチ)部屋で飯を食う。キリトは街の屋台で買ったホットドッグもどきを食べている。

「おい、ルゼ」

「どうしたよ?」

「それ、何?」

キリトが俺の弁当を見て尋ねる。

「え、おにぎりだけど?」

「それはわかる。じゃなくて、なんで、米が手に入ってるんだよ?」

「え、取りに行ったけど?」

「は?どこに?」

「22層の市で売ってたから」

「あ、そう…で、それは誰が作ったんだ?ヒイロか?」

「や、俺だけど?」

「は?」

あらら、キリト固まっちゃったよ。

「え、待って、え、どうゆう、え、え?」

「料理スキルだよ」

「お前取ってんの?」

「おう」

「そーゆーことか」

「上達したら飯作ってやるよ」

「そうか。じゃ、そんときは頼むわ」

 

 

「そろそろ切り上げるか。素材もたまったし」

「了解」

迷宮区を出ようとしているとき、俺のトレジャーハンターとしての勘が働いた。

「すまんキリト!先行っててくれ!」

「え。わ、わかった!気をつけろよ!」

ーー多分、この先にお宝がある!ーー

俺が壁に触れると、壁が横に移動して隠し部屋が現れた。部屋の真ん中には宝箱。

「トラップじゃなさそうだな」

周りを見渡して俺はつぶやく。

そして宝箱を開けようとした瞬間…

ドカッ!

「ウッ!」

思い切り吹き飛ばされた。

「いってぇ…?」

目の前にはゴブリンのモンスター、<ゴブリン・グレート・キング>。HPバーは二段。こいつがこの宝箱を守るモンスターらしい。

「ま、こうなるよな」

俺は呟き、<クイーンズ・ダスクブレード>を抜く。

「グルオアァァァ!」

それと同時にモンスターが突っ込んできた。

ゴブリンの初撃。右からの振り下ろしを身を捩ってかわす。そして

「おっらぁ!」

<シャープネイル>。右左右の横水平斬り三連撃を放つ。それによってゴブリンのHPバーは半分削れる。

「やっぱりそこまで強くないな」

次の攻撃は左からの振り下ろし、右への切り上げ。これも余裕を持ってかわす。

「もうさっさと終わらせよ」

ゴブリンが次の攻撃に移るため、止まった瞬間、

「せぇいやっ!」

<クイーンズ・ダスクブレード>をしまい、<デュラブルダガー>で4連撃の<ラビット・リープ>を放つ。そこでゴブリンのHPバーは1段目が消滅。2段目も少し削られた。

「グルオアァァァ!」

「ゴブリンはパターンを変えるためにまた動きを止めて咆哮した。

「さっさと消えろ」

だが、俺がそんな隙だらけの瞬間を逃すはずもなく

「しっ!」

3連撃<スター・ベイス>を放った。そしてそのまま<クイーンズ・ダスクブレード>に持ち替え、

「はぁっ!」

4連撃の<バーチカル・スクエア>を放った。

それによってゴブリンは爆散した。

「さてと、宝箱の中身は…?」

中にはダガーが入っていた。

「フラットブレイカー…?うわ、めちゃくちゃ軽いじゃねーか!俺にぴったりだ!」

多くの物を容易く切断することができる。鋭さに補正がかかり、丈夫で、酷使してもそう簡単に折れない。

「多くのものを容易く切断って…思ったよりヤバイ剣だなこれ。まあいいか。大事に使おう」

とりあえず俺はキリトと合流することにした。

 

 

迷宮区の出口付近まで戻ると、キリトがモンスターと戦っているのが見えた。キリトの近くには1つのパーティがある。

ーーパーティがやられそうなところをキリトが助けたって感じか。にしても数が多いな…ーー

「キリト!右はまかせろ!」

「やっときたな!ルゼ!」

俺が相手するゴブリンは10体。

「出し惜しみはしないぜ?」

俺は<クイーンズ・ダスクブレード>を抜くと襲いかかってきたゴブリンに<ホリゾンタル・アーク>を放ち、さっきの隠し部屋で発見した<フラットブレイカー>で<スターベイス>を放つ。

「残り6体」

4体が左右から2体ずつ襲いかかってきたが右の1体に<体術>の<水月>を放ち後ろの1体にぶつけ、錐揉み状態にした。

「っ!」

左の1体の水平斬りを危ういところでスライディングで避け、そのまま<クイーンズ・ダスクブレード>で<バーチカルアーク>を放って2体のHPを0にした。

さっき<水月>を放った2体が起き上がって襲ってきたが<フラットブレイカー>で<ラビットリープ>を放つと2体は爆散した。残り2体も順調に倒すと、ちょうどキリトも終わったらしく歩いてこっちにやってきた。

「ルゼ、どこ行ってたんだ?」

「…ちょっとな」

「……まぁ、話したくないのなら無理には聞かない」

「すまん、助かる」

「でもいつかは話してくれよ?」

「ああ」

「そのとき、キリトの後ろにいたパーティメンバーがやってきた。

「助けていただきありがとうございました!僕ら、<月夜の黒猫団>というギルドのものです」

これが俺と、彼ら<月夜の黒猫団>の出会いだった。




いかがだったでしょうか?時々キリトの口調がおかしくなっているような…
次回は6/58:30更新です。
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