第2章2話目です!
今回も遅れてしまい申し訳ありません!
次回は必ず!必ず間に合わせます!
では、どうぞ、
〜ルゼ視点〜
「ふう」
俺は敵モンスターであるゴブリンを倒して一息ついた。
ここまで4回の戦闘を行っているが、俺たちはどの戦闘も勝利するまで大して時間はかからなかった。
「なぁ、ルゼ」
「なんだ?」
「お前レベルいくつだ?」
「え、42だけど…」
俺がそういうと、キリトは引き攣ったような笑みを浮かべた。
「嘘だろ…いつのまにか抜かされてるじゃねぇかよ…」
「?キリトはいくつなんだ?」
「俺はまだ40だよ…」
目に見えるように落ち込むキリト。
「ま、まあそんなに落ち込まなくてもいいんじゃないか?俺はなんちゃって二刀流みたいな感じだから…な?」
「…慰めてもらってんだろうけどなんかムカつく!…ぜってーいつか抜いてやんだからな!」
「お、おう。頑張りたまえ?」
「もう良い。お前帰れ」
「え、まじ?帰って良いの?お前が手伝ってって言ったんじゃなかったっけ?」
「ぐっ…べ、別に俺だけでも大丈夫だし?」
「あ、そう。じゃ、お疲れ!」
「帰んないで、帰んないで!俺が悪かったから、手伝ってください!お願いします!」
そんなこんなでお昼になり、俺たちは
「おい、ルゼ」
「どうしたよ?」
「それ、何?」
キリトが俺の弁当を見て尋ねる。
「え、おにぎりだけど?」
「それはわかる。じゃなくて、なんで、米が手に入ってるんだよ?」
「え、取りに行ったけど?」
「は?どこに?」
「22層の市で売ってたから」
「あ、そう…で、それは誰が作ったんだ?ヒイロか?」
「や、俺だけど?」
「は?」
あらら、キリト固まっちゃったよ。
「え、待って、え、どうゆう、え、え?」
「料理スキルだよ」
「お前取ってんの?」
「おう」
「そーゆーことか」
「上達したら飯作ってやるよ」
「そうか。じゃ、そんときは頼むわ」
「そろそろ切り上げるか。素材もたまったし」
「了解」
迷宮区を出ようとしているとき、俺のトレジャーハンターとしての勘が働いた。
「すまんキリト!先行っててくれ!」
「え。わ、わかった!気をつけろよ!」
ーー多分、この先にお宝がある!ーー
俺が壁に触れると、壁が横に移動して隠し部屋が現れた。部屋の真ん中には宝箱。
「トラップじゃなさそうだな」
周りを見渡して俺はつぶやく。
そして宝箱を開けようとした瞬間…
ドカッ!
「ウッ!」
思い切り吹き飛ばされた。
「いってぇ…?」
目の前にはゴブリンのモンスター、<ゴブリン・グレート・キング>。HPバーは二段。こいつがこの宝箱を守るモンスターらしい。
「ま、こうなるよな」
俺は呟き、<クイーンズ・ダスクブレード>を抜く。
「グルオアァァァ!」
それと同時にモンスターが突っ込んできた。
ゴブリンの初撃。右からの振り下ろしを身を捩ってかわす。そして
「おっらぁ!」
<シャープネイル>。右左右の横水平斬り三連撃を放つ。それによってゴブリンのHPバーは半分削れる。
「やっぱりそこまで強くないな」
次の攻撃は左からの振り下ろし、右への切り上げ。これも余裕を持ってかわす。
「もうさっさと終わらせよ」
ゴブリンが次の攻撃に移るため、止まった瞬間、
「せぇいやっ!」
<クイーンズ・ダスクブレード>をしまい、<デュラブルダガー>で4連撃の<ラビット・リープ>を放つ。そこでゴブリンのHPバーは1段目が消滅。2段目も少し削られた。
「グルオアァァァ!」
「ゴブリンはパターンを変えるためにまた動きを止めて咆哮した。
「さっさと消えろ」
だが、俺がそんな隙だらけの瞬間を逃すはずもなく
「しっ!」
3連撃<スター・ベイス>を放った。そしてそのまま<クイーンズ・ダスクブレード>に持ち替え、
「はぁっ!」
4連撃の<バーチカル・スクエア>を放った。
それによってゴブリンは爆散した。
「さてと、宝箱の中身は…?」
中にはダガーが入っていた。
「フラットブレイカー…?うわ、めちゃくちゃ軽いじゃねーか!俺にぴったりだ!」
多くの物を容易く切断することができる。鋭さに補正がかかり、丈夫で、酷使してもそう簡単に折れない。
「多くのものを容易く切断って…思ったよりヤバイ剣だなこれ。まあいいか。大事に使おう」
とりあえず俺はキリトと合流することにした。
迷宮区の出口付近まで戻ると、キリトがモンスターと戦っているのが見えた。キリトの近くには1つのパーティがある。
ーーパーティがやられそうなところをキリトが助けたって感じか。にしても数が多いな…ーー
「キリト!右はまかせろ!」
「やっときたな!ルゼ!」
俺が相手するゴブリンは10体。
「出し惜しみはしないぜ?」
俺は<クイーンズ・ダスクブレード>を抜くと襲いかかってきたゴブリンに<ホリゾンタル・アーク>を放ち、さっきの隠し部屋で発見した<フラットブレイカー>で<スターベイス>を放つ。
「残り6体」
4体が左右から2体ずつ襲いかかってきたが右の1体に<体術>の<水月>を放ち後ろの1体にぶつけ、錐揉み状態にした。
「っ!」
左の1体の水平斬りを危ういところでスライディングで避け、そのまま<クイーンズ・ダスクブレード>で<バーチカルアーク>を放って2体のHPを0にした。
さっき<水月>を放った2体が起き上がって襲ってきたが<フラットブレイカー>で<ラビットリープ>を放つと2体は爆散した。残り2体も順調に倒すと、ちょうどキリトも終わったらしく歩いてこっちにやってきた。
「ルゼ、どこ行ってたんだ?」
「…ちょっとな」
「……まぁ、話したくないのなら無理には聞かない」
「すまん、助かる」
「でもいつかは話してくれよ?」
「ああ」
「そのとき、キリトの後ろにいたパーティメンバーがやってきた。
「助けていただきありがとうございました!僕ら、<月夜の黒猫団>というギルドのものです」
これが俺と、彼ら<月夜の黒猫団>の出会いだった。
いかがだったでしょうか?時々キリトの口調がおかしくなっているような…
次回は6/58:30更新です。
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