ソードアート・オンライン〜青藍の双剣士〜   作:木漏日レン

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こんにちは。
今回はPohとの出会い⑵です。2人はどんな闘いを見せてくれるのか…
では、どうぞ!


15:異様な男

〜ルゼ視点〜

「レッドギルド…だと?」

レッドーそれは殺人を犯したプレイヤーの呼び名である。犯罪を犯したプレイヤーはカーソルがオレンジになることから<オレンジプレイヤー>と呼ばれる。<レッドプレイヤー>もカーソルがオレンジになるが、誰かが、レッドと提唱したことによりその呼び名が広まった。

そんな危険なプレイヤーが1人いるだけでも驚異なのに、こいつはそのギルドを作ろうとしているのか…?

「そうだぜ?心の赴くままに人を殺すためにあるギルド…面白いと思わないか?」

「思わないな。ここでプレイヤーを殺すということがどういうことかお前はわかっているのか?」

「ハッ!当たり前だ。だからこそ殺すんだよ」

ーーは?ーーコイツは今なんて言った?ーー

「殺される瞬間のプレイヤーの顔は俺にとっちゃぁお宝だ。絶望に染まった顔、現実逃避している顔、殺される最後の瞬間まで必死に生きようとしている顔、どれも、な。ところで提案だ。

       

            

          ーーーーーーお前も仲間にならないか?ーーーーーー        」

ーーコイツ…狂ってやがる…

「断る」

「Wow…ここまで即答されたのは初めてだ…なら、死んでくれよなっ!」

そう言ってPohはこちらに突っ込んできた。どうやらあっちも引き下がるつもりはないらしい。

俺は背中の<クイーンズ・ダスクブレード>を抜き、攻撃に備える。

Pohの1撃目は右からの振り下ろし。これはステップで避ける。2撃目は右からの切り上げ。これもなんとかステップで回避する。3撃目は左からの水平斬り。これはギリギリで避けることができず、頬にかすり傷が入った。

「oh…この3連撃をかすり傷だけで避け切ったのはお前が初めてだ」

「そりゃどうも」

戦ってわかった。コイツ強えわ。1撃1撃が重く、鋭く、速い。多分ブロック回避をしていたら俺の剣が叩き壊されていただろう。しかし、ダガーを抜かなければ勝てない相手ではない。もう帰りたいし、さっさと終わらせよう。

Pohはそんな俺を見て言う。

「でも、本番はこれからだぜ?」

そうしてまた猛攻を仕掛けてきた。

それを俺は避ける。そして…

「ここだっ!」

Pohが右の斬り下ろしを放った瞬間俺は奴の懐に飛び込み、3連撃<シャープネイル>を放った。

「Suck!」

Pohはギリギリで反応して避けようとするが避けきれずかすり傷を負った。

「ハッ!さすが<ブルーデビル>様だ!そう来なくっちゃ…ッチ!」

「喋ってると殺すぞ。こっちはもう帰りたいんだ」

俺はソードスキルも使いながらPohに猛攻をかける。Pohはそれをすんでのところで避ける。

「やっぱりお前は面白いな!オレのところに来ないか?」

「さっきも言ったろ!?断る!どうして俺にそこまでこだわる?」

俺は気になったのでPohに尋ねる

「お前がオレに似てるからだよ」

ーー俺が、コイツと、似てるだと…?ーー

「ま、今日はここまでだ。また会おう、brother(兄弟)

「お、おい!」

そう言ってPohは姿を消した。

「ーーとりあえず、帰るか…」

 




いかがだったでしょうか?

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では、また次回!

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