書くの久々で文章がおかしいところがあるかもしれませんがご理解ください。
あとがきにお知らせがあります。読んでくれたら幸いです。
ヒイロ「ではどうぞ!」
〜ルゼ視点〜
「サチは…ベータテスターなんだ」
「はっ??」
「いや、ルゼが驚くのもしょうがないと思う。あいつにはベータの時の面影はほとんどないだろうからな」
「何か…あったのか…?」
「ああ、どこから話そうか…」
そう言ってダッカーはぽつりぽつりと話し始めた。
〜ダッカー視点〜
俺とサチは家が隣同士だったこともあり、幼稚園から小学校までずっと一緒にいた。所詮幼馴染ってやつだ。
親の影響もあって、2人ともゲームが好きだった。2人でSAOのβテストにももちろん応募した。残念ながら俺は通らなかったが、サチは見事に当選した。
「俺の分まで楽しんでこいよ」
「うん。毎日戻ったらあっちの世界の話するから楽しみにしてて!」
「おう」
そしてβテストが始まってから俺は毎日サチがログアウトするぐらいのタイミングでで家に行ってサチから話を聞いた。
夏休み最終日、今日でβテストも終わりとなる日、俺はいつものようにサチの部屋に行った。
しかし、部屋の鍵は開いておらず、電気もついていなかった。
「おい、どうした?大丈夫か?」
「……」
呼びかけても一向に返事をする気配がなかった。
10分くらい経って、もうそろそろ帰ろうかと思い始めた時、
「ごめんね……」
「え……」
「今日、話せなくてごめんね……でも、今は、そんな気分じゃ、ないんだ……ほんとごめ……」
「謝るな。今は話せなくてもいいから。話せるようになったら話してくれ」
「うん。ありがとう」
「じゃあ、俺は帰るわ。また学校でな」
「うん、またね……」
ーーーーーーーーーーー
そして、2学期が始まった。
サチはいつもと変わらない様子で学校生活を送っているように見えた。βテスト最終日のことなどまるでなかったかのように。
この時俺は、サチはもう立ち直ったんだと思っていた。
その後、俺もSAOのソフトを買うことができたのでサービス開始日は2人で遊ぶことになった。
「じゃあ、また後でな」
「うん」
そう言って俺たちは家の前で別れた。
俺はすぐに自分の部屋に行き、ナーヴギアをかぶってSAOにログインした。
そしてサチと合流して名一杯遊んだ後、俺はそれに気づいた。
「ログアウトボタンが、ない……」
「え?ダッカー、何変なこと言ってるの?そんなことあるわけないよ」
「いいからサチも確認してくれ!」
「いいけど……そんなバクあるわけ……」
俺のことを馬鹿にしていたも固まっている。
「な、なかったろ?」
「う、うん。でもこんなのあり得ないよ。これじゃ私たちを閉じ込めるような……」
サチがその言葉を言い終わる前に俺たちは強制転移されていた。
その後、茅場からSAOがデスゲームとかしたことが伝えられた。
俺たちの周りではいくつもの悲鳴が上がっていた。
「おい、サチ。これからどうs…」
「ダッカー!どうしよう…私、これからどうしたら良いの…?」
「えちょっ!」
なんとサチは泣いていた。
「サ、サチ!い、一回落ち着け!」
「私っ、もう剣も振れないのにっ!」
「大丈夫だから。な、大丈夫」
俺は落ち着くまでずっとサチの頭を撫で続けた。
「ごめん。ダッカー」
「落ち着いたか?」
「うん。ありがとね。私、助けられてばっかだ」
「良いんだよ。俺たち幼馴染だろ?これくらいさせてくれよ」
「うん……」
もう大丈夫だと思った俺は聞きたかったことを話すことにした。
「サチ」
「何?」
「これからの話をしても大丈夫か?」
「……うん」
「サチはどうしたい?俺たちでゲームクリアを目指して頑張るか、それともゲームがクリアされるまでここにずっといてもいるか。サチがここにいるってんなら俺もここに残るよ。ただ、圏内にいたらモンスターが襲ってこないって言うのがいつまで効力を持つかが正直わからないんだ。だから……」
「ううん…やるよ。モンスターに殺されるのはすごく怖い。でもね、自分に負けるー何もしないで待ってるのは嫌なんだ。それにー」
「うん?」
「ダッカーが守ってくれるんでしょ?私のこと」
ーーーーやばい。俺めっちゃドキドキしてるーーーー
「も、もちろんだ」
「あれ?ちょっと照れてる?」
「て、照れてない!」
「ホント〜?」
「本当だ!」
「あはは!じゃあ、ダッカー行くよっ!」
「ちょ、ちょっと待て!」
ーーーーああ、多分もうサチは大丈夫だ……ーーーー
〜ルゼ視点〜
「こう思ってた時が俺にもあったんだ」
ーーーーなんだよそれーーー
「なんだよそれ」
「「なんか言ったか?」
「イエ、ナンデモナイデス」
ーーーーーあぶね〜口に出てた〜。声が小さかったから、多分聞こえてないけどーーーーー
「この後ケイタたちと合流したんだけど、ああ、ケイタたちとは学校と部活動が一緒なんだ」
「そうなのか」
「ああ。んで、サチはβテストと違う武器を使ってたみたいで槍をあんまり上手く使えてなかったんだ。それでケイタが前衛に変えようとしたんだ。俺は反対したんだけど理由をちゃんと言えなくて……結局押し切られた形でサチが前衛になって、そんな時にルゼと出会ったんだよ」
ーーーーなるほどね。幼馴染が1層であれだけ怯えてたから反対したんだろうけどまぁ理由としては弱いわなーーーー
「それで、相談ってのはこっからが大事なんだけど…」
ーーーーまさかの今からかよ。まあ良いけどーーーー
「サチ、ずっと泣いてるんだ」
「泣いてる?」
「ああ。夜遅くに宿を抜け出して、水路で。俺はたまたま寝れなかったから起きてたらさちが宿を抜け出すのを見つけて……後を追ったらそこで泣いてたんだよ」
「ほーん。んで?」
「こんなこと、ルゼに頼むのは違うと思うんだけど……サチは絶対βテストで何かあったんだ。でも俺にはそれを聞き出すことができない。幼馴染なのにな……」
ハハ、とダッカーは乾いた笑みを浮かべる。
「だから……」
「俺に話を聞いてきてくれってことか?」
「あ、ああ。そういうことだ」
「ふーん。断る」
「は……?な、なんで……?」
「お前の大切な幼馴染が困ってる。でも、自分にはどうすることもできない。だから俺に助けを求める。助けを求めるのは間違ってはないが……
大切なんだったら自分でなんとかしたいと思わないか?俺がサチに話を聞いたとして、それでもし解決できたとしても、自分は何もできなかったっていう後悔が残るだけだぞ」
「……でもよ……」
「大丈夫だ。ちゃんとサポートはしてやる」
「え?」
ダッカーはポカンとした顔で俺をみた。
「解決することは断ったがサポートもしないとは俺は言ってないぞ?」
「!!そっか……ならもう少し頑張ってみるよ!」
「おう。そーしろそーしろ。今日にでも聞いてみたらどうだ?」
「ああ!ありがとなルゼ!」
「おう。ちょっと先に戻っててくれるか?用事ができた」
「わかった!」
そう言ってダッカーは走って行った。
「お前は俺みたいにはなるなよ……」ボソッ
そして俺はゆっくり後ろを振り返りながらこう尋ねた。
「んで、お前はいつまで隠れてるつもりだ?キリト?」
すると木の影からキリトがやれやれと言った感じで出てきた。
「いつから気づいてた?」
「最初からだよ」
「やっぱりか。でも、索敵、発動してなかったような……」
そう言うキリトに俺は頷く。
「ああ。勘だよ。ダッカーと話してたらなんか後ろにいるなと思って、俺と黒猫団に関係あるのはお前だけだからそうかなと」
「黒猫団の誰かとかは考えなかったのか?」
「あいつらそこまで隠蔽スキル上げてないだろ。ソロじゃないんだから」
「確かにな」
「それで、全部話聞いてたんだよな?」
「ああ」
「なら、ちょっと手伝ってくれるか?」
「まぁ、良いけどー」
そこでキリトは言葉を止める
「ルゼ、お前やっぱり過去になんかあったろ」
ーーーーやっぱり気づかれたか……ーーーー
続けてキリトは言う。
「何があったかは聞かない。でも話せるようになったら……」
「わーってるよ」
「そうか、なら良い」
「どうせ、後で話す必要があるだろうしな」ボソッ
「なんか言ったか?」
「いんや。何も」
「そか。それで何を手伝えば良いんだ?」
「ああ。えっとなーー」
こうして俺たちは動き出した。ダッカーを、そしてサチを暗闇から救うためにーーー
いかがだったでしょうか?
まさかのサチが元ベータテスターという事実……想像できていた方がいたら作者は驚きです。
そしてルゼも何かを抱えてそうですね……それは次回わかると思います、多分。
感想、評価などもお待ちしてます!
お知らせです。
2024年1月1日、2日にコラボ話を2日連続で投稿します!
誰とコラボするかは……まだ秘密です!当日を楽しみにしておいてください!
実は……まだ1文字も書いてません笑笑。作者は死にそうです
最後に感謝を
少しの休止時間も挟みましたが2023年、この小説を楽しんでくださりありがとうございました。
思っている以上に多くの方が読んでくださり、それがモチベーションになっています!
2024年は受験も絡むため投稿頻度がどうなるかはわかりませんが見てくれたら嬉しいです!
1年どうもありがとうございました!また来年にお会いしましょう!
では、良いお年を!
木漏日レン
行間を開けた方が見やすいですか?
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開けて欲しい
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別にこのままでいい