猪狩守に憧れた男がライジングキャノン習得を目指すダイヤのA 作:ブラックマッハ
俺には憧れた男がいる。
桜木花道それとも孫悟空などのアニメキャラを思い浮かぶ人もいるだろう。
俺も同じだ。猪狩守みたいなピッチャーになりたい。ストレートも投げれて変化球も凄い。最後にホームランも打てる二刀流になりたいんだ。
だが俺は知っている。猪狩守を超えるスーパー選手たちがいる事を。だが最初に憧れたのは彼なんだ。たまたま気に入ったキャラが彼で今でもお気に入りのキャラである。
だから俺が目指すのは猪狩守の強化版の男だ。そう思い俺はアカギ中学校の打席に立とうとした。
これは全国に行ける大会の準々決勝だ。
「一回表一番ライト沢村君」
いざ猪狩守に憧れた男参る。
「ホームランを狙って行け守」
双子の兄沢村栄純が左打ちの俺に声をかける。
「さぁ、いざ勝負」
左利き専用のバッターボックスに入る。深く吸って吐き出して深呼吸をする。特に今までしてきた呼吸で安心出来た。問題無し。
これならホームラン狙える。そして直ぐにピッチャーに注目する。何処を狙っているのか目を見る。
目に集中しすぎて、気がついたら大きく派手に振りかぶって右手で投げられた。だが目から判断してはいたコースだった。そこを目掛けてタイミングよく打つ簡単なことだった。
だからここだと思い、思いっきりバットを振る。すると俺の思ったタイミングでボールがバットに当たる。
そして「カキーン」と音が鳴った。俺は上を見ながらゆっくりバットを置き上空を見た。
見ると、ボールはレフトスタンドの方に目掛けて飛びそして入った。俺は思いっきり走った。それはきっと自転車と同じくらい速いスピードだろうか。
そして俺の二打席目も無事にホームランを放ち、第三打席は、フォアボールで逃げられた。第四打席も5打席めもフォアボールで又相手にされなかった。
そして最後の回9回裏、8対4そして2アウト満塁でフルカウント!!ここで投げるのは兄栄純だ。俺はもしここで抑えられなかったら変わる予定だ。
俺はピッチャーだが、ピッチャーゴローの練習を他の守備して練習したおかげで全部のポジションを守備出来るようになった。それもあって俺はスタメンのピッチャーじゃなくてライトになってしまった原因でもある。
仕方がない。大きな原因の俺の野球愛が負けただけだったのだから。
そして沢村は、大きく振りかぶって投げる。投げる球種はストレートのみ。俺らの魂をぶつけた心の籠もったストレートが投げられた。
投げられたのだが、そのボールはボール球で、捕球出来ず、フォアボールになってしまい、点数が入ってしまった。
これで8対5の満塁で俺らが勝っているが、ここで俺に変わる。栄純は、ライトに移動する。
準備投球をする。
第一球目は、ストレートである。俺はまだ、猪狩守みたいなオリジナルボール(ライジングキャノン)は投げられない。
140キロ並みのストレートを投げる。投げるが残念ながら捕球出来なかった。
そのため125キロから130キロを狙えるカーブやフォーク、スライダーに変更した。
するとしっかりミットにおさまりだしたが大変そうだ。だがもっとカーブする事が出来るが捕球出来ないから無理させる訳にはいかないのだ。
もっと自由に投げられている栄純が羨ましい。でもそんな要望はしない。
俺らは仲間だから、違うただ怖いからな。友情が壊れてしまうのが怖い。ピッチャーしているだけでありがたく感じないとな。
だから俺は仲間の為に空振り三振して勝つ。この目標だけは果たさないと行けねぇ。