猪狩守に憧れた男がライジングキャノン習得を目指すダイヤのA   作:ブラックマッハ

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2回表、4番の最強のバッター現る

2回表4番バッターにバトンが渡ったが、問題はない。いくら4番とは言え怖くない。俺みたいにホームランで点数を取るなら話は別だがどうかな?

 

 4番バッターは、左利きでこの大会もの凄い成績だ。8割くらいミートしているそうで強いらしい

 

 まぁ俺はボール球を除けば全部ミートしている。それも特大ホームランとしてな。

 

 俺も負けてられないんだよ。

 

 振りかぶって投げる1球目はカーブ、外角左下低めの球だが打つなよ。

 

投げた球はタイミングよく打たれたがファールだった。だが全く飛距離は出ていない。

 

 俺の球は重いのだろうか?

 

 そして2球目は、ど真ん中のストレートだ。だがただのストレートじゃない。ここはMAX145キロを投げてやる。打てるなら打ってみやがれ。

 

 大きく振りかぶって投げる球は見事バットを振らせた。……その結果は当たらなかった。

 

 ど真ん中だが、ギリギリ捕球できて良かった。

 

 ホッとしたがいつまでも満足してられない。次は、外角高めの右上のフォーク。

 

 前回ストレートの後チェンジアップだからチェンジアップを怖がってくれるはずだ。

 

 だから俺はカーブを投げる。じゃなくてフォークだ。

 

 そして3球目のフォークは、当たってしまった。敵として見事だ。だがよ、俺は更に先を見ていたんだ。それに全然飛距離はないしな。

 

 当てられたイメージもできていたから素早く動けた。ピッチャーゴロだったんだ。

 

 俺はしっかり球を拾いファーストに送球してアウトになった。

 

「ワンアウト」

 

 俺が声かけをして気合を入れた。もう油断はしない。そもそも油断なんかしていないがな。俺は負けられないんだよ。ここで勝って、全国にアカギ中魂を感じてもらうための舞台なんだから。

 

 ……俺の気合いが高まったのか更に2回連続で空振りをさせた。

 

 悔しいね。

 

 そして向こうも俺以外に打たせず三者連続三振だったんだからな。

 

 だがアカギ中魂は後半に強くなって行くんだよ。

 

そしてそこから三者連続空振り三振をお互い取り、4回裏までお互い一回以外空振り三振だ。その打席で俺に来た

 

「ホームランを頼むんだから」

 

 流石にピッチャーは勝負はしてくれないか?目が違う。さっきまでの気迫が違った。

 

「おい聞こえているのか?若菜がホームラン狙えって」

 

 沢村が言ってリラックスした。

 

「了解だ。負かせろ若菜、絶対空振り三振だからな」

 

「おい、てんぱっているぞ。ホームランだぞ」

 

「ヘイヘイ」

 

  打席に入る。そして第一球目は、高めのボールギリギリの場所だと予測した。球はカーブだな。

 

 俺の勘は外れた事がない。コントロールが悪くなければ狙える。

 

 俺の想像した場所そしてタイミングでアーチを描くスイングがレフトスタンドに引っ張る。

 

 届いてくれ。結構スイングは良かったが少しバットに触れる所が良くなかった。

 

 俺の心配と関係無く、無事にレフトスタンドに入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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