猪狩守に憧れた男がライジングキャノン習得を目指すダイヤのA 作:ブラックマッハ
ついに、始まるんだ。俺達の第二回目の夏(全国大会)が今始まろうとしている。ワクワクを抑えることは出来ない。さぁ行こうぜ栄純、俺らの最後のアカギ中の魂をぶつけてやるぜ。
そして対戦相手は東京の向井太陽が率いる中学との勝負。負けられない戦いが始まるぜ。同じ歳同士負けられないぜ。
まず今回の先発は沢村でキャッチャーが俺だと言う初の試みを試す。新バッテリー!!キャッチャーだけど走る気満々でっせ。
さぁそして今来る。インコース高めのストレートが来るぞ。大体128キロ前後。俺に向かって本気で来い。
え嘘ヤバい。相手初手からバントすっか。都会じゃないから舐めているぜ。ってか綺麗なバントだなじゃなくやっぱり絶妙かよ。
余裕でボールを走って取り軽く一塁に投げてアウト。
「オオオオオオーーーーーー」
と歓声が鳴り響く。それもそうだろう。俺の走りで魅了されるんだ。なんせじまんの新幹線よりはやいんだからな。
まぁ関心している場合じゃない。この舐めプの状態は続くはずだ。なんとしてもって。目が本気でっせ。次の左バッター君。ここは男気真っ直ぐのど真ん中ストレート。ムカついたから一発いくぜ。
栄純はまさかこのコースで来るとは思っていなかっただろう。だが俺を信じて頷いた。さぁ行こうぜ俺らの兄弟バッテリーの力をさ。
そして栄純の球は見事ストライクゾーンに入ってワンストライク取った。
「舐めやがって」
「そっちが最初にしたんだろう」
そういうと向こうも落ち着いたのか冷静に次の球を待っている。
今度はボール球を投げる合図を出した。きっと冷静になったのにボールなんてと思うと集中力が鈍るはずだ。俺の予想通り悔しそうにしながら再びボールを見つめる。
そして今度は新しく覚えたクロスファイアーのカットボールだ。今できる全力を出し切るんだ。低めに投げたカットボールはバットに当たるも上に浮いてアウト。
流石は東京の向井太陽のが率いるチームなだけあるぜ。3番ついに来た向井太陽の登場だ。
まず初球は高めのストレート。これで様子見だ。見事バットに的中させるミート力。流石だな。
次にクロスファイアーで投げる低めカットボールこれでどうだ!!バットを見事に振った。ボールは当たりそのままレフト方向まで行ったがなんとかズレてファウルだった。後少しでやばかった。
沢村のショックが大きいみたいだ。なら全力のど真ん中ストレートで落ち着かせる。
だがここでコントロールミスだが。しかし向井太陽は振ってしまいなんとか俺がボールを取り空振り三振で仕留めた。