やめろ!(アニメ的に)そんなことしちゃいけない!   作:儚無吹雪

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いつも皆さん感想や誤字脱字報告、ありがとうございます!感想がたくさんで返信する暇がない時でもちゃんと読ませてもらってます!よければ評価つけてもらうと作者の原動力になります。


今回は決闘なし回です
注釈をテストとして付けてみました、よければ意見ください。


舞網チャンピオンシップに向けて……

「そうか、まさか本当に説得するとは……」

 

 

「はい、今黒咲は榊遊矢に似たエクシーズ使い、ユートにも事情を説明して協力要請をしています」

 

 

 

自分は黒咲との長い説得の後、報告の為一旦黒咲とは別れLDSに戻っていた。

 

 

 

「後は黒咲と関わった者を洗脳*1し黒咲のことを忘れさせれば、LDS教職員の闇討ち事件は解決したと見てよさそうだな」

 

 

 

出た洗脳。赤馬社長サラッと洗脳してくるところ怖いんだよなぁ……そこはハゲ*2の遺伝なんだろうか。

 

 

 

「問題もひと段落ついたようなので私は総合コースの教壇に戻ります、舞網チャンピオンシップも近いので生徒を仕上げないといけないですからね」

 

 

「わかった、また何かあったら連絡する」

 

 

「では、私はこれで失礼します」

 

 

「ところでその手、怪我でもしたのか?包帯が巻かれているが……」

 

 

「名誉の負傷です、失礼します」

 

 

 

社長に一礼し社長室を出る、さて……

 

 

 

「おい!そこのお前!お前に用がある!」

 

 

 

アニメで聞き覚えのある声が背後から聞こえ振り返る、こっ……この声は!

 

 

 

「なんでしょうか?沢渡くん?」

 

 

 

彼は沢渡シンゴ、彼はなんと言ったらいいんだろう?傲慢で我儘だが、愛すべき小物であり、エンターテイナーというべきか?そんな彼がこの時期に自分へ何の用だろうか?

 

 

 

「さっ沢渡さん……本当にやるんですか? 」

 

「あの講師の講義を受けた生徒は精神崩壊するなんて噂も……」

 

「関わらないのが一番ッスよ!」

 

 

 

沢渡の取り巻きがなにか、こちらに聞こえないように話してる。まぁうちのコースはいい噂ないからなぁ……

 

 

 

「お前らは下がってろ!これは俺の問題だ!」

 

 

 

そう言うと彼の取り巻き3人は下がっていった……あっ角から顔を覗かせてこっち見てる……

 

 

 

「話を戻そう、シンプルな要望だ!俺にも【次世代アドバンス召喚学】を受けさせろ!」

 

 

 

…… why?

 

 

 

「沢渡君は講義をよくサボってるので成績がよろしくなく、受講資格がないのですが……」

 

 

「そっ……それは!俺に合う授業がないだけだ!お前がやってる講義なら興味がある!」

 

 

「ここまで興味を持たれているとは……成績上位者でも殆どが耐えきれずに去っていくと、噂として広まってるのに、なぜですか?」

 

 

 

そう言うと彼は今までの態度とは一変し真剣な顔になった。

 

 

 

「お前が榊遊矢に圧勝したと、聞いたからだ……」

 

 

 

あの対抗戦の話どこからか漏れたのか…… 遊勝塾経由か、LDS経由なら……遊勝塾か。

 

 

 

「あの戦いは途中で私が勝負を預けているので、私は勝ってませんよ」

 

「それでもだ!お前はあの榊遊矢を完封し、ペンデュラムを打ち破った!」

 

 

「……偶然ですよ」

 

 

「違う!アレは必然だ!完全に相手を理解してなきゃできないことだ!」

 

 

 

流石に誤魔化せないか……

 

 

 

「今までと同じやり方じゃ次の舞網チャンピオンシップで榊遊矢には勝てねぇ!」

 

 

 

確か今の沢渡さんのデッキって【帝】だからワンチャンもないなんてことはないけど、まぁ沢渡さんだし当たっても負けそうだな……

 

 

「俺はもうあいつに負けたくないんだ!そのためには手段なんて選んでられねぇ!だから頼む!先生の講義を俺にも受けさせてくれ!この通りだ!」

 

 

 

そう言うと彼は頭を下げた。……まさか彼に頭を下げられるとは。

 

 

 

「……まぁいいでしょう、流石に受講人数が少なすぎて頭を抱えてたところです、社長に相談して君にも受講資格を与えるように要請しておきましょう。」

 

 

 

まぁ社長も断らないでしょう……ただでさえ生徒がいないんだ、1人くらい増えても大丈夫でしょ、申請しとこ。

 

 

 

「本当か!?」

 

 

「ええ……本当です、ただし名目なしだと他の生徒に示しがつかないので、君を入れる名目は、ペンデュラムをLDSで初めて使った将来性を考慮して、ということになりますね」

 

 

「ふっ……やはり俺、カードに選ばれすぎぃ!」

 

 

「しかし本当によろしかったのですか?」

 

 

「ん?何がだ?」

 

 

 

アレ?わかってなかったのか?

 

 

 

「今から舞網チャンピオンシップに間に合わせる形だと今の講義ペースでは間に合わないので、沢渡くんの授業のペースをかなり加速させ講義を行う必要があるのですが……」

 

 

 

そう言うと沢渡さんが固まった、わかってなかったやつだ。

 

 

 

「……マジで?ただでさえリタイヤ続出のあの講義を?」

 

 

「あっ社長からの返信が来ました、よかったですね沢渡君、今日から君も【次世代アドバンス召喚学】の生徒です」

 

 

「そうか、俺この後のおやつ買いに……」

 

 

「この5分後、早速授業が始まるのでそこで沢渡君を紹介しましょう、さぁ行きますよ」

 

 

「……ハイ」

 

 

 

こうして自分は沢渡さんを連れて教室に向かった。

 

 

 

「「「さっ……沢渡さーん!」」」

 

 

 

彼の取り巻きが何か叫んでた気もするが、自分には聞こえなかった。

 

 

 

 

 

 

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そして舞網チャンピオンシップに向けての最後の追い込み授業が始まった。

沢渡だけではなく他の生徒も大会までに完璧に仕上げないといけない。

 

 

 

 

今までの常識は捨てておきなさい。

 

墓地確認は忘れないように、見落としがあれば計算が大きく崩されます。

 

なぜそのカードをこのタイミングで使用したのか理由を説明してみなさい。

 

妨害の切り方が甘いです、そんなんじゃ隙を突かれますよ。

 

 

 

特に沢渡は時間が足りないのもあり放課後の居残り授業や宿題を多くした。

 

 

 

相手の逆転の芽は徹底的に潰しなさい、決して油断しないこと。

 

相手は榊遊矢です、何をしてくるかわからないという意識を常に持ち警戒しなさい。

 

ペンデュラムは片スケールだけ揃っても無意味です、そこを突きなさい。

 

間に合わなければ全て水の泡です、まさかサボったりしませんよね?

 

 

 

ここ数日は講師としての仕事に専念し彼らを鍛え尽くした。

 

 

 

 

そして……

 

 

 

 

 

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「……これで君たちは【次世代アドバンス召喚学】および【次世代儀式召喚学】の講義を全て完了した。その証として君達が授業で使用したデッキを贈呈する」

 

 

 

そう言うと生徒4人はやりきった顔でデッキを受け取って行く、中には泣いている生徒もいる……

 

 

 

「多くの生徒が離脱する中貴方達4人は最後までやりきってくれた、それだけで嬉しいです」

 

 

 

生徒が9割以上離脱し社長に叱られたあの日々が今でも蘇る

 

 

 

「特に沢渡くんは途中からの参加にも関わらず今日この場に立つことが出来たことを講師として嬉しく思います」

 

 

 

彼は本当に頑張った、弱音は吐くが、決して止めることはせず最後まで喰らいついた。

 

 

 

「最後に沢渡君、代表として、一言お願いできますか?」

 

 

「わかった、この俺様に任せておきな!」

 

 

「お願いします」

 

 

「俺たちは!この地獄を終わらせて今までの自分とは違う新しい自分に生まれ変わった!もう今までの俺たちとは言わせねぇ!舞網チャンピオンシップ!勝つのは俺たち、いやこの俺!」

 

 

 

「ネオ・ロード・沢渡だ!」

 

 

「「「沢渡さん! マジ凄すぎっすよ!」」」

 

 

 

そして舞網チャンピオンシップが始まる……

 

 

 

 

*1
原作でも出てきたLDSの謎技術、黒咲に襲われてた生徒が黒咲の事を最初から仲間だという認識に書き換えてた。LDS関係者にしか使ってないのでおそらく授業中に催眠音声でも流したものだと、作者は考えてる。

*2
ある意味遊戯王ARC-Vの全ての元凶、ズァークを封印する際に娘が4つに分割され各次元に転生してしまう、娘復活のために娘の転生体を集めている。ちなみにエクシーズ次元を襲いカード化してるのは娘復活の燃料にするため。娘のためとはいえ倫理観0のやべー男




【おまけ】Qなんで沢渡さん妖仙獣じゃないの?
A主人公のせい

主人公がペンデュラムカードを提供したおかげで研究が進み沢渡にペンデュラムカードのプロトタイプ(妖仙獣)を使わせる必要がなくなった。

なので沢渡だけ元のデッキを強化する形じゃなくて全く別のデッキが与えられた。(沢渡が作中3回デッキを変更しているので変更しても違和感が少ないと判断した)
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