やめろ!(アニメ的に)そんなことしちゃいけない! 作:儚無吹雪
いつも皆さん感想や誤字脱字報告、ありがとうございます!感想がたくさんで返信する暇がない時でもちゃんと読ませてもらってます!よければ評価つけてもらうと作者の原動力になります!今回は遊矢くん視点です。
燃え尽きたぜ
「俺のターンドロー!」
沢渡の伏せは4枚、今の俺の手札じゃ沢渡の妨害を超えることはできない……
「とにかくアクションカードを探さないと!」
アクションカードを探してばかりで、何もカードをプレイしないで1分経つと俺の負けになる……なら!カードを使いながらアクションカードを全力で探す!
「俺は手札から《EMモンキーボード》をペンデュラムスケールにセッティング!」
沢渡のデッキと俺のデッキの相性を考えたら、もうこれ以上沢渡にターンを渡せない!このターンで決着をつけないと俺の負けだ……
「おっと!またカードを発動したな!《真竜導士マジェスティ
「ッ!モンキーボード!」
相手ターンにも効果を使えるなんて……だけどまだ!
「俺は手札から魔法カード《ペンデュラム・パラドックス》を発動!自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から、Pスケールが同じでカード名が異なるモンスター2体を選んで手札に加えることができる!」
これでギタートルとリザードローを回収すれば効果で2枚ドローできる!これで逆転のキーカードを……
「そんな危険なカード通すわけねぇだろ!罠カード発動!《真竜の黙示録》!さらに《澱神アポピス》も発動だ!」
罠カード!?しかも2枚!?
「アポピスは罠モンスター!自身を攻撃力2000守備力2200のモンスターとして特殊召喚し自分以外の永続罠の数だけ相手の表側のカードを無効にする!俺の場には永続罠カードの《真竜の黙示録》がある!よってアポピスの効果でお前の《ペンデュラム・パラドックス》は無効だ!」
《澱神アポピス》守2200
そんな、これじゃあせっかく見つけたアクションカードも……
「沢渡選手!榊遊矢選手の逆転の一手をことごとくシャットアウト!これは榊遊矢選手大ピーンチ!」
「おまけに真竜の黙示録は相手ターンのメインフェイズに真竜モンスターをアドバンス召喚する効果と、このカード以外の場の真竜カードを破壊して相手フィールドのモンスター全ての攻撃力・守備力を半分にする効果もある!お前の戦闘主体のデッキじゃこの効果は致命傷だ!」
相手ターンに真竜モンスターをアドバンス召喚?
その時榊遊矢に電流走る
もしかして……行けるかもしれない!このターンで決着をつけることが!
だけど!そのためには沢渡に動いてもらわないといけない……
ピンチの時でも、悟られないように、苦しい時にこそ不敵な笑みを浮かべ、堂々と!
「どうした?色々してた割にはもう終わりか?そこにあるアクションカードでも拾って神にでも祈ったらどうだ?」
「いやまだ終わらないさ!俺はカードを1枚セットしてターンエンド!」
さぁ!あとは沢渡次第だ!
「何か逆転のカードを伏せたんだろうが、そうはいかない!メインフェイズ終了前に!俺は永続罠《真竜の黙示録》の効果を発動!真竜モンスター1体をアドバンス召喚する!俺は《真竜の継承》と《澱神アポピス》をリリースしてアドバンス召喚!」
《真竜剣皇マスター
攻2950
「リリースされた《真竜の継承》の効果発動!お前が今伏せたカードを破壊する!」
「……」
「残念だったなぁ!せっかく伏せたカードも無駄に終わったようだ!」
「榊遊矢選手最後の伏せカードが破壊された上に2体目の《真竜剣皇マスター
いや……無駄じゃない!
「いや、これでよかったのさ!」
「伏せられたこのカード、《ななし》*1がフィールドを離れた時、相手フィールド全てのモンスターの名前をななしにする!」
「何だと!?」
「罠カードの効果を受けない《真竜剣皇マスター
「真竜の黙示録のステータス半減効果が使えないッ……!」
「そして俺は!沢渡がメインフェイズ終了時に動いたから、メインフェイズを続行できる!」
「ッ!だがお前の手札は1枚!それで何が出来るんだ!」
「出来るのさ!お前が俺のカードをたくさん破壊してくれたから!」
「はぁ!?」
「レディースエーンドジェントルメーン!これより榊遊矢による大逆転ショーの幕開けです!ご覧の通り、私のフィールドにはモンスターはおろか伏せカードもなく手札も1枚です!しかしこの手札に残ったカードでのドローが!ステージの全てを賭けたデステニードローとなります!見事引き込めたらご喝采!」
「このカードは自分フィールドにカードがなく手札がこのカード1枚の時に発動できる!魔法カード《マジシャンズ・カード》*2を発動!相手フィールドと同じ枚数のカードをドローしそのカードを公開します!現在Mr.沢渡のフィールドにあるカードは6枚!よって6枚をドロー!」
「ここに来て大量ドロー!?」
「私がドローしたのは《EMディスカバー・ヒッポ》《EMファイア・マフライオ》《EMドラミング・コング》《イリュージョン・バルーン》《EMピンチヘルパー》そして!《ペンデュラム・コール》!」
「だが俺にはまだ効果を使ってないマスターPがいる!ペンデュラム召喚はさせねえぞ!」
「ショーの準備に手出しは厳禁!そうはさせません!私は《EMピンチヘルパー》をコストに魔法カード《ペンデュラム・コール》を発動します!効果でデッキから名前の違う魔術師ペンデュラムモンスター2体をデッキから手札に加えます!私が選択するのは、《星読みの魔術師》と《時読みの魔術師》!」
「ペンデュラムカード2枚を選んで手札に加えるだとぉー!?」
「さらにこのカードの発動後、自分のペンデュラムゾーンの魔術師カードは効果では破壊されなくなります!」
「ペンデュラムゾーンのカードに破壊耐性!?これじゃあペンデュラム召喚を妨害出来ねぇ……」
「俺はスケール1の《星読みの魔術師》とスケール8の《時読みの魔術師》でペンデュラムスケールをセッティング!これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!」
「来るか!ペンデュラム!」
「揺れろ!魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!現れろ!俺のモンスター達!」
《EMドラミングコング》! 攻1600
《EMファイア・マフライオ》! 攻800
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》!
攻2500
「まさかここまでやったのにペンデュラム召喚してくるとは……驚いたぜ、だが!俺にはまだこいつがいる!《真竜剣皇マスター
「マスターPのことはわかっていた!だからこのカードを探していたんだ!アクションマジック《透明》*3!このターン自分のモンスター1体は相手の効果を受けない!かわせ!オッドアイズ!」
「なんだとぉぉぉ!?」
「いよいよ大詰めです!バトルフェイズ!私はオッドアイズで《真竜剣皇マスター
「おっと待ちなぁ!バトルフェイズ開始時!俺はこのカードを発動するぜ!罠カードオープン……《帝王の溶撃》!効果でアドバンス召喚してないモンスター全ての効果を無効にする!」
「なんだって!?」
「ドラミングコングで攻撃力を上げて俺のマスターPを倒そうと考えていたみたいだが、オッドアイズに効果は効かなくても他のEMには効果が通る!」
まさか最後の伏せカードにそんなカードを隠していたなんて……
「奥の手は最後まで取っておくものだぜ!これで俺の勝ちだ!」
「それはどうかな?」
「なにっ!?」
「私は墓地から罠カード!《ミスディレクションの翼》*4を発動!フィールドの《星読みの魔術師》と《時読みの魔術師》を除外して効果によりオッドアイズペンデュラムドラゴンの攻撃力を800アップします!」
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》攻2500→3300
「同時に相手フィールドに存在するモンスター及び 魔法・罠カードの効果とその発動をターン終了時まで無効にする!」
「なんだとっ!?そんなカードいつの間に墓地に……ッ!まさか!?」
「このカードは前のターン沢渡の《真竜凰の使徒》で破壊されたカード!奇術師の奥の手は最後まで取っておくものだぜ!」
「野郎!俺のセリフを!」
「いくぞ、オッドアイズ!バトルだ!《真竜剣皇マスター
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》攻3300→3900
「その二色の眼で捉えた全てを焼き払え!螺旋のストライクバースト!」
「フィールド魔法を発動した俺はアクションカードは拾えない……」
「モンスターとバトルする時戦闘ダメージを2倍にする!リアクションフォース!」
「うぁあぁぁあ!」LP4000→LP2100
「いよいよフィナーレです!さらにファイアマフライオのモンスター効果発動!自分のペンデュラムモンスターが相手を破壊した時、バトルが終わるまで攻撃力を200ポイントアップし2回目の攻撃をすることができます!」
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》攻3900→4100
「さぁオッドアイズ!翼と炎を纏い!ラストアタックだ!《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで《真竜剣皇マスター
「ぐぁぁあぁぁぁぁぁ!」LP2100→0
「ついに決着ゥゥゥ!第二試合勝者は榊遊矢選手ゥゥ!」
ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァア!
「いててて……クソッ!クソッ!」
「大丈夫か沢渡、手を貸すぞ」
「ふんっ!手は借りねぇ!」
ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァア!
ふたりとも凄かったぞー!
2人とも強すぎだろ!
あの制圧盤面作る方も突破する方も両方すごかったぞー!
「……盛り上がったな!」
「ケッそうだな!」
「一旦お前に勝利は譲ってやる!だが!次戦う時は絶対ぇ負けねぇ!」
「ああ!楽しみにしてる!」
そうだ、これが俺の目指していた決闘なのかもしれない……父さん、俺、少しは父さんに近づけたかな?
そんな決闘を見て沢渡の講師、遊楽遊代はというと
「あ…ありえない…」
めちゃくちゃ怯えていた。
【アニメオリジナルカード】
永続罠
①:フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する限り、
その対象のカードのカード名は「ななし」として扱う。
また、そのカードがフィールドから離れた場合、このカードを破壊する。
②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。 ターン終了時まで、相手フィールドの全ての表側表示モンスターのカード名は「ななし」として扱う
原作の沢渡戦(2回目)で登場したカード
原作では沢渡の妖仙獣の名前をななしに変えて妖仙郷の眩暈風の効果を利用して相手のモンスターを全てデッキに戻した
【アニメオリジナルカード】
通常魔法
①:手札がこのカード1枚で、自分フィールドにカードが存在しない場合に発動できる。 相手フィールドのカードの数だけ、自分はデッキからドローする。 その後、手札を相手に見せる。 このターン終了時、自分フィールドの全てのカードを除外する。
《ななし》同様原作の沢渡戦2回目で使用
バブルマンと命削りとネビュラネオスを足して割ったようなカード。
相手依存な上かなり限定的な発動条件ではあるが、ネビュラネオス同様引ける枚数がバグってるドローソース
(1):自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターンそのモンスターは相手の効果の対象にならず、効果も受けない。
微妙な効果が多いアクションマジックの中では他のアクションカードとは比べることがおこがましいレベルのアタリカード。モンスター1体に相手の効果に対する完全耐性&対象耐性を与えるという明らかに虚無から取得していい強さじゃないぶち壊れカード。
ちなみにこのカードも沢渡戦2回目で使用、原作ではこの最強クラスのパワカをドラミングコングとかいうゴリラに使用していた。モッタイナイ……
通常罠
自分フィールドのモンスターが1体のみで、 自分の魔法&罠ゾーンにこのカード以外のカードが存在しない場合、 自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで800アップし、 この効果の発動時に相手フィールドに存在したモンスター及び 魔法・罠カードの効果とその発動をターン終了時まで無効にする。
②:墓地のこのカードと、自分フィールドのカード2枚を除外し、 自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで800アップし、 この効果の発動時に相手フィールドに存在したモンスター及び 魔法・罠カードの効果とその発動をターン終了時まで無効にする。
墓地から使える全体無効という現代基準でも許されなさそうなぶっ壊れカード。普通に使う場合はモンスター単騎限定なのに、墓地から打つとなぜかその制約無視で打てるようになる。
原作では赤馬零児(2戦目)で使用、ちなみに社長はこのカードを使われてもぶっ壊れ原作効果版カリユガで返り討ちにしてる。 すごいぞ社長!
おまけ②
LDS次世代儀式コース生徒紹介
霊影 衣(れいえい ころも)
【使用デッキ】影霊衣
身長152cm 体重42kg
LDSジュニアユースクラスの生徒
赤い髪のショートの女子中学生
座学の成績は優秀、気遣いが良くできるタイプだが、親が胡散臭いイタコなこともあり人付き合いは皆無。
出来るだけ家に帰らないようにたくさん講義を受けているところに次世代儀式コースの案内が届きせっかくだから受けることに。講義は苦しみながらも誰よりも理解度が早く、途中参加した沢渡にも勉強を教えてた。その過程で沢渡や他の生徒とも仲良くなり、きっかけを作ってくれた沢渡に恩義を感じ取り巻きになる。
名前はまんま影霊衣のアナグラム