やめろ!(アニメ的に)そんなことしちゃいけない! 作:儚無吹雪
いつもありがとうございます!今回の話は箸休めです。(デュエルはしません)
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正直今でもドッキリか疑ってます、これで失踪出来なくなりました。
遊勝塾のカリキュラムも終わり皆帰ろうとした矢先に、塾長が最近DMという名の、危ない決闘者が出没してるから気をつけて帰るようにと話題に出したのが始まりだった。
「DM?聞いたことないーその名前、有名人なの?」
ウチの塾に通うジュニアクラスの決闘者 アユ がそう反応する、俺も初めて聞いた、危ない決闘者だって?
「ああ、近所の不審者情報にも載っていた男なんだが、どこからともなく現れて突然デュエルを挑んでくるんだ。」
「それだけなら問題はないと思うが、何か危険な理由でもあるのか?」
権現坂も気になるようだ、確かにそれだけならよくあることだと思うけど。
「ああ・・・問題なのは、そのDMと戦った決闘者の殆どが再起不能にさせられてるという点なんだ」
「決闘で人を再起不能に!?一体何をしたんだ!?」
「ああ、再起不能と言っても肉体的な意味じゃなくて、戦った決闘者の殆どがトラウマを抱えて、まともに決闘できなくなったらしいんだ」
「どうして決闘しただけで、トラウマになってまともに決闘できなくなるのよ!」
柚子が指摘するが確かにそうだ、決闘は人を笑顔にするのにどうしてトラウマになるんだ?
「なんでも実際に戦った人の話だと、1分と少しの時間で何もできずに特大のバーンダメージで負けていたという意見がほとんどで、他には自分のターンが始まった瞬間手札が消滅していた、なんて信じられない話が多いな」
「し・・・信じられないけど、痺れるほど怖いぜ・・・」
アユと同じくジュニアクラスのフトシは不審者に怖がってるようだ、もしそんな決闘者が本当にいるなら怖くて外を歩けないだろう。
「僕には到底信じられませんよそんな話、どれもこれも決闘の内容としてあり得ないです」
つい最近入塾したジュニアクラスの決闘者タツヤは完全に信じてないようだ、確かに決闘でそんなに早く決着がつくなんてとてもじゃないけど信じられない。
「いやそうは言ってもだな・・・君たちを塾に預かる身として、君たちにもしものことがあったら親御さんに顔向けできん、だから今日は寄り道せずに急いで帰ってほしい」
塾長が真剣な顔で話してくるが、俺も含めて皆その話をあまり信じてないようだ。
「その話おそらく本当の話だと思うよ、師匠」
「なんだって!?知っているのか、素良」
素良がいつになく真剣な表情で話を始めた、みんなも驚きつつも真剣に話を聞いてる。
「その噂のデッキとは違うデッキだと思うけど、トラウマを植え付ける決闘に心当たりがあるんだ」
「心当たり?まさか素良ッお前・・・」
「ああ・・・僕はおそらくそのDMと戦ったことがある」
なんだって!?戦ったことがあるだって・・・
「そ・・・素良は大丈夫なのか?」
「僕は強いから大丈夫だよ師匠!って言えればよかったんだけど、今でも夢に見るよ、まだ最初の自分のターンなのに罠を発動されて1回も融合できず、魔法も使えず、一方的に蹂躙されるのは・・・」
えっ・・・なんなんだ、それ? 相手の先攻1ターン目に罠カードを発動?あの素良が1回も融合できず、魔法も使えず蹂躙されたって?
「そんなことがあり得るのか・・・?」
「正直師匠でも"アレ"に勝てるビジョンは僕には見えないよ、それくらい圧倒的な差だったけど、特にあの罠カード《次元障壁》は対策してもどうにかなる気がしない」
「《次元障壁》?聞いたことないカードだな」
「男、権現坂様々な相手と戦ってきたがそのようなカード初めて聞く、どのようなカードなのだ?」
「効果は至ってシンプルだよ、通常罠カードでアドバンス召喚以外の召喚法を一つ宣言してそのターン宣言された召喚法のモンスターを特殊召喚できず、フィールドの宣言された召喚法のモンスターは効果が無効になる、そしてその宣言する召喚法の種類に何故か、最近師匠が生み出したペンデュラムのカードも含まれていた」
「なっ・・・なんだって!?」
ペンデュラムモンスターをそのターン中完封するカードだって!?そんなもの使われたらどうしようもないじゃないか!
「正直DMはこの次元の・・・いや普通の決闘者じゃない、もし戦うようなことがあれば素直に大声を出して助けをよんだほうがいい」
素良の手が震えている、気づいた素良が震える手を押さえる。
「だからこそ塾長の言うことは聞くべきだ・・・今日は大人しく早めに家に帰ったほうがいい・・・それが最善だ」
同刻
LDS社長室にて
「零児さん彼は一体何者なんでしょう・・・」
「どこの次元の手のものかもわからない、召喚エネルギーの反応もない、にしては彼の目撃情報がまるで"突然現れたかのような"状態、正直言って意味不明です」
彼がここ数日間決闘者を狩り尽くしたことによりLDSの株価が少しずつ落ちていた、エクストラデッキを使わなくても他を寄せ付けない圧倒的な決闘をDMがすることによって、エクストラデッキを使うカリキュラムがメインのLDSの信用が少しずつ崩れていってるのだ。
「それに彼が持つ《次元障壁》のカード、あのカードは異質です、なぜ生まれたばかりのペンデュラムですら止めることができるのか・・・」
彼の一番の謎は《次元障壁》と呼ばれるカードだ、ペンデュラムという召喚法を対策するカードはそもそも存在してなかった、当たり前だ生まれたばかりなのだから、しかしあのカードはペンデュラムだけではなく他の召喚法全てを止めることができる。
「間違いなくこちらに引き込めばランサーズの大いなる槍となり活躍してくれるであろう」
「ええ・・・しかし戸籍もなく、目的もわからず、舞網で確認できた経歴以外何もかも不明、怪しすぎます」
どうしたものか・・・と考えてると扉が空いた。
「社長、失礼します!」
「中島か、どうした?」
「例の決闘者DMに関する情報でご報告したいことがあります」
「何か分かったのか?」
「はい!社員からの目撃情報によりますと朝から今の時間まで、ずっとスロットゲームをしています」
なるほどスロットゲーム、これで少しは彼の目的が・・・
「今なんと言った・・・?」
余計にわからなくなった。
主人公:よっしゃぁぁぁ!食品の金揃った!
こい!ドローパン!こい!寿司!こい!愛情弁当!
こい!ケーキ!こい!パフェ!
ウァァァァァァァ!
「なんで高級ブランド紅茶なんだよぉ!畜生めぇぇぇ!」