プリミティブ・ンホアヘェ!   作:罪袋伝吉

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・誤字脱字等の報告ありがとうございます。

・類人猿に攫われた女の子達を救出するため、ハジメが動きだします。


おなご救出計画。

 

「攫われた女性達を助けねばならん。エテコウ共に犯される前に、だ」

 

 俺がそう言うとルカは

 

「はぁ?!おかっ、犯される?!」

 

 なんぞと驚いたような怒ったような怖がっているような顔をした。

 

 だが、エテコウ共の行動はどう考えてもそうとしか思えないのだ。

 

 なんせ、奴らは人間である俺を見れば即ぶち殺しにかかってきていた。なのに女の子を殺さず攫うというのは、エテコウ的に考えてもやはり繁殖するためとしか思えない。つーか俺だったらやはり女が現れたらそうする。いや、攫うわけでなく口説いてからヤるけどな。

 

「奴らにはメスを他の群れから攫う習性がある。特にそれを行うのは、群れから追い出されたオスのエテコウだが、とにかく奴らはメスに飢えている。そういうハグレエテコウは森の外周部にたむろして、比較的に森の深いところに拠点を置いている群れのボスに囲われているメス達を虎視眈々と狙っている。……その外周部のハグレのテリトリーに人間の女性が入って来たならはすぐに匂いを嗅ぎつけて奴らは襲い、自分達のねぐらに攫い、そして種付けしようとするに違いあるまい」

 

「……そ、それ、ま、マジ?つか、リカ達、猿にちんこぶっ込まれんの?!んほんほヤられてアヘアヘされんの?!」

 

「いや、表現!その妙な表現ヤメレ。つか女子高生がちんこ言うな!」

 

……何だその、んほんほアヘアヘ?ってのは。

 

 なんだろう、コイツ。黒髪で黙ってれば普通に清楚系な女子高生ヒロインっぽく見えるのに口を開けば喋り口調がギャルだわ、発言がなんか薄い本ミームも持ち合わせてるっぽい所がめちゃくちゃ残念な感じだぞ。

 

「え?だって猿にレイプされるってそういう事っしょ?間違ってないっしょ?つかなにその残念なものを見るような目?!」

 

 いや、残念なものを見てるからだ、と言いたかったが初対面なので止めておいた。

 

 うーむ、見た目は良いんだ、見た目は。だが外見と中身のギャップがなぁ……。

 

 ルカは黙っていれば見た目は黒髪ロングのやや勝ち気な感じの、これぞ思春期でやや反抗期だが頭の良さそうな正しいぢょしこぉせぇといった感じなのに、頭の中身はアホなギャル系という、わけわからん感じなのだ。

 

 まぁ、気難しかったりやたら噛みつくような奴よりかはよほど付き合い易いだろうが、なんつーかこう、なんだろう。あれだけヤるぞヤりたいツッコみたい!的な猛りがコイツと話していると萎えてしまって、別の意味で、なんでやねーーん!とツッコんでしまいそうになるのだ。

 

 いや、性欲は溜まってんだが無理矢理押し倒してヤっちまう的な衝動が失せてしまってなぁ。冷静に人間らしく理性的になれたのは善いことなんだろうけどな。

 

 ヘッ、と狼のグレイがまるで付き合ってられない、とばかりに鼻を鳴らして床に丸まってしまった。

 

 ルカ、お前狼にもバカにされてるぞ。

 

「つーか猿のちんこってデカいのかな……」

 

 なんぞという、おそらくなにかが穢れててしまった留年ぢょしこぉせぇギャルのアホな発言に付き合っている時間は俺にも無い。

 

 つうか、これは人類の一大事、我らホモサピエンスの存続の危機なのだ。

 

 そう、エテコウと俺が呼んでいる類人猿はエテコウのままならば人へ高等進化出来ない種であり、もしも他の、より進化している類人猿が現れた時には淘汰される運命にある種でもあると俺は予測している。

 

 それは今でも確信しているのだが、しかしもしもエテコウが人間の女性と交配し子供を作る事が可能性だとするならば話は変わってくるのだ。

 

 それはすなわち、新たな類人猿、人間とのハイブリッドがこの世界に誕生することになり、それがこの世界における人類の祖となりかねない。

 

 そんなもん、人として到底許せるわけは無い。

 

 人間様は人間様同士で『おせっくす』して『おエロいこと』して、あーんなことやこーんなことや、ウヒヒッ、な事をするのが正しいのだ。つーか何が悲しゅうてエテコウに種族ごとネトラレさればならんのだ。こちとら人間様やぞ、淘汰されるべき猿の分際で立場わきまえろやこのクソエテコウが!

 

……いやいやそうじゃない。やはり溜まってて思考が暴走気味だな、俺。

 

 エテコウの繁殖能力は人間より強い。また通常個体で身長が140~150㎝程度だが、力は人間の筋力を越えており、素早さやジャンプ力、握力などどれだけ人間が鍛えたところで敵わない。

 

 奴らは未だ道具を自分で作ることは出来ないし、火も扱うことも出来ないが、それは脳の発達がそこまで行っていないのと、自在に動く親指を持っていないからなのだ。

 

 奴らの手はいわゆる『猿手』と言われるものだ。この猿手は、つまり親指を曲げる事が出来ない、読んで字の通り、猿の手である。

 

 対して俺達人間の手の親指は道具をしっかりと握ることが出来、人差し指と親指でものを摘まんだり、自由度の高い動きが出来る。この親指の進化こそが猿と人類を決定的に別かつもので、それが無ければ人類はその頭脳を発達することも無く、文明を築く事が出来なかったのだ。

 

 もしもハイブリッドが誕生したならば、エテコウは人間の親指と頭脳の一端を得ることになる。そういうハイブリッドがこの繁殖能力で増えたならば、逆に俺やルカは窮地に追いやられ、奴らに滅ぼされる側になってしまう。

 

 それを食い止められるのは今しか無いのだ。そう、どんな危険を冒しても防がねばならない。エテコウ共を皆殺しにしてでもやらねばならんのだ。

 

 そう、必ずおなごは救わねばならん。あと、やっと巡ってきたハーレムドリームのチャンスなのだ。ここでやらねば男が立たぬ。

 

「……ルカ、時間が無い。お前がどういうルートで逃げて来たのか教えてくれ」

 

 俺は部屋の壁に掛けていた俺手製の木の板に書いた周辺地図を取って台の上に置いた。

 

「いや、あたし地図出されてもわかんないから。つかどう逃げたかも必死だったし覚えてないし」

 

 そりゃそうだろう。俺だってこの世界に来た時には何がなんだかわからんかったのだ。それはよーくわかるしわかっている。

 

「見知らぬ土地、それも異世界転移だ。わからんのは俺も重々承知している。俺の質問に答えるだけでいい。場所の特定は俺がやるが、お前の記憶力だけが頼りだ。ちゃんと答えてくれよ」

 

 この世界は様々な生物達が時代も何もかも無視してごちゃ混ぜになって存在するデタラメな世界だが、それでもそれぞれが生きるのに適したところに分かれて生息しており、どこに何がいたのかがわかればある程度ルカが逃げてきたルートと、そしてそのルートの近くをテリトリーにしているエテコウ共の群れの拠点が特定できる。

 

……ルカの記憶力次第だがこの世界の生物は大抵、一度見たら忘れないくらいに特徴的なものが多いからな。よほどのアホで無い限りは大丈夫……と思いたい。アホっぽいけど大丈夫だよな?おい。

 

「まず、救命ボートを漕ぎ着けた場所は岩がゴロゴロ落ちてる浜か、それともさらさらの砂浜か?変な虫はいたか?周囲に生えてた木は松みたいな木だったか?ヤシの木だったか?」

 

「えっと、サラサラの砂浜……だった。デカいムシみたいなのがいて、生物のじぃちゃんセンセーがサンヨーチューとか海ムカデーとか騒いでた。ヤシの木は生えてた」

 

「ふむ、砂浜でヤシの木があり、三葉虫がいた、か。なら西の海岸の砂浜だな」

 

 俺は地図の西の砂浜に印を付けた。

 

「……ふむ、生物の先生が居たならもっとこの世界の生物に関しての知識が得られるかもしれんな。先生達はどうなった?逃げられたのか?」

 

「わかんないよ。でも生物のじぃちゃんセンセーは小さい恐竜みたいなのに襲われて死んじゃった……。あとは、あたしらスッチーちゃんに連れられて逃げちゃったから、あとはわかんないよ」

 

……生物のじぃちゃん先生ェ。

 

 小さい恐竜みたいなの、とはラプター系の小型肉食恐竜だろう。ラプター達は体長が60㎝~1メートルほどだが、一体だけでもかなり厄介なのに大抵、群れで襲いかかってくる。動きが俊敏かつ速く、走って逃げてもまず逃げられるものではない。また、ラプター達の鉤爪は下手な刃物よりも鋭く、確実に獲物の急所を貫き通し、切り裂く。

 

……ルカ達が森に逃げたのは正解だ。平地や開けた場所で襲われれば一溜まりも無い。木々の多く地面の起伏の多い場所では奴らの足を遅らせる事が出来る。

 

 それに、おそらく多くの人間が浜辺で奴らに狩られたのだろう。ラプター達は浜辺の獲物を優先し、面倒な森に逃げ込こんだルカ達をあまり追おうとはしなかったのに違いない。

 

 海に墜落した飛行機から救命ボートに乗れたのが62名。そのうち浜に上陸できた人数は43名、ラプターに襲われ、逃げられたのは果たして何人だろうか。男の先生以外はすべて女子だったという。ううむ、うら若きぢょしこぉせぇが失われるのは想像してみると辛い。男性の先生に関しては、知識は惜しいがハーレムにゃ要らんか。

 

 そこはそれ、割り切って考える。この三年のサバイバル生活で生き死にに関する考えは自分でも驚くほどにかなりドライになっている。いや、考えたくないので無意識でそういう思考になっているのかも知れないが。

 

「他の人は?」

 

「……他はわかんない。あたしらのクラスもみんな勝手に他の方向に逃げちゃってさ、あたしらも逃げんのに必死だったから……」

 

 ルカの話から、俺は森以外の方向に逃げた者達の捜索は不可能だと判断した。その理由は生きて帰れない危険地帯の方へ向かって逃げているのがわかったからである。

 

 森以外は、俺でも二度とたち入りたくない危険地帯であり、ラプター達など問題にならない危険生物だらけなのだ。

 

 例えば岩山の方角へ逃げたとすれば、空の覇者たる超巨大猛禽類『ルフ鳥』達の狩り場だ。

 

 『ルフ鳥』は翼長約15メートル~20メートルの肉食の鳥であり、恐竜ですら捕まえて餌にするほどにデカい。獰猛でありかなり危険な鳥で、そんなんが岩山にはわんさかいる。また、ルフ鳥だけでなく岩山には体長が50メートルもある超巨大蛇がいるし、サーベルタイガーなどの肉食獣も現れる。

 

 また、別の方角、草原に逃げたとすればもっと絶望的だ。草原は恐竜とサバンナ地方を合わせて二で割らないような場所であり、超巨大な肉食恐竜やらデカい肉食獣、ハイエナのような奴に、草食でも人間に襲いかかってくるようなのがごちゃごちゃおり、その先の砂漠地帯には、ルフ鳥すらも恐れるこれまた超巨大なサンドワームやニメートルほどの大きさの大サソリ、砂の上を高速で走る走竜、サバクに適応したラプター、ジャッカルなどが出没する。

 

……つーか、砂漠近くの草原で目が覚めてから森にたどり着くまで、海岸やら岩山やら知らなかったとはいえあちこち放浪して、マジで死ぬような目に何度も何度もあったのだ。もうそんなんは俺も御免である。

 

 女の子とは言え、生きているか死んでいるかわからん奴らのために俺はまだ死にたくはない。ましてやルフ鳥やティラノサウルスのいる地域に行くには戦車くらい、いや、戦車があったって命が危険なほどなのだ。つか、陸上の首長竜とか戦車以上にデカい奴もいるしな。

 

……優先すべきはやはりエテコウに攫われた三人、スッチー、リカ、サキだ。エテコウ相手ならまだ戦い方はある。

 

「最初に捕まったのが、リカだった。なんか猿がいっぱい出てきて、囲まれてた。スッチーちゃんが斧で戦って、あたしらを逃がそうとしてくれたんだ……」

 

「……斧?」

 

「うん、救命ボートにあったんだ……。なんか変な形の奴」

 

 ふむ、救命ボートの斧ならおそらくエマージェンシー用の小型のハンマーとか釘抜きがついた奴だろう。ゾンビとか出てくるゲームとかでお馴染みの、あんまし攻撃力とか性能が良くないが序盤で手に入る奴。

 

 だが多分、石斧よりはよほどマシな気がする。いいや是非とも手に入れねばならない。鉄の生産はようやくこの前やっと実験的にタタラ製鉄を始めたばかりなのだ。つうか製鉄実験は失敗したのだ。

 

 鉄の道具は喉から手が出るほど欲しい。いや、浜辺のテントなどは人類の近代文明の道具が他にもあるに違いない。

 

 なんとかそれの回収も計画せねばなるまい。

 

……いや、それよりも話の続きだ。

 

「……話を戻そう。デカい猿にサキという子は攫われたと言ったな?そのデカい猿というのはどんな奴だった?毛の色は黒だったか?白だったか?」

 

「白くて、かなりデカかった。顔に大きな傷と身体も傷だらけだった。あと片目だった」 

 

 おお、これは大きな手掛かりだ。その白エテコウには覚えがある。いや、覚えがあるどころか因縁すらある。

 

 片目が潰れた白いエテコウ。そいつはハグレエテコウ共のボス『白狒々』だ。

 

「……デカい片目の白いエテコウか。ソイツは『白狒々』だな。この拠点にも何度か襲撃して来やがった東の竹林を抜けたところをテリトリーにしているハグレエテコウだ。痛い目にあわせてやったから最近出て来ていないが、なるほど。奴か」

 

 そう、白狒々はこれまでに何度となく俺のこの拠点を襲撃しに来ている厄介なハグレエテコウのボスだ。

 

 ハグレエテコウはエテコウの群れから追放されたエテコウのことであり、追放の理由は様々あるが、この白狒々はおそらく、群れの若いエテコウにボスの座を奪われた老いた元ボスエテコウだと俺は見ている。

 

 老いた、と言ってもこの白狒々はまだまだ現役で通用する強さを持っているが、その性格は老獪には程遠い暴君であり、暴れたら手がつけられないほどに凶暴である。

 

 白狒々は、まるで団塊の世代後期の老害がバブル期で増長してやりたい放題やって後の世代に迷惑をかけまくったというのに今でも半グレ的な態度でふんぞり返っているようなそんな感じのエテコウだ。

 

 とにかく群れでも嫌われていたらしくその身体のあちこちの傷を見るに、群れのエテコウ全員に襲われれて命からがら逃げ出したようである。

 

 しかしこの白狒々、あろう事に追放されたにも関わらず、同じように追放されたハグレエテコウ達をまとめて群れを作ってしまった。

 

 その目的は他の群れを襲ってメスエテコウを攫うためであるのは間違いない。

 

 なにしろ追放されるエテコウにメスはいない。メスがいなければ繁殖も出来ず群れを大きくは出来ない。

 

 つうか奴は他の群れを襲撃する橋頭堡としてまず俺の拠点に攻め入ってきたわけだが、まぁ、この場所は奴のテリトリーの森の外周部から他のエテコウの群れの場所に向かう途中にあり、また、食糧になる植物や小動物が多く、そりゃあ白狒々だけでなく他のエテコウも欲しがる土地ではある。

 

……それに、この周辺にいた狼達がラプター達に襲われてその数を減らしたのもここにエテコウ共が攻め込むようになった一因ではあるのだが。

 

 とはいえ、白狒々の群れは俺に撃退され、その数を減らした。

 

 あたかも団塊世代の老害が、もう一華咲かせようと止せばいいのに無理してなけなしの銭で詐欺商売の片棒担いだり、変なNP○団体作って公金チューチューしようとか画策したりして結局は警察にお縄になって老後を散らすかの如く白狒々の野望は潰えた……かに見えた。

 

 つうかしぶとさも団塊老害みてぇだな、白狒々め。

 

「……エテコウ殺すべし、白狒々殺すべし」

 

 俺は丸太の切り株の椅子から立ち上がった。

 

「え?いきなり、どしたのオッサン?!」

 

「俺は女の子を助けてくる。ルカ、お前はグレイ達とここで待ってろ。……あと、腹が空いたらコーンブレッドの残りを食っとけ。だが火は使うな」

 

 俺は壁にかけてあったサーベルタイガーの毛皮で作ったトラ柄の狩猟用ベストを羽織り、黒曜石の投げナイフを差した肩掛けベルト、弓と矢筒、腰袋、背負い袋を着け、最後にサーベルタイガーの頭蓋骨で作った兜を被った。

 

 まぁ、サーベルタイガーの皮や頭蓋骨は別に俺が狩ったわけではない。たまたまルフ鳥が森に落としてしまったサーベルタイガーの死体を回収して加工した。それだけなのだ。

 

……まぁ、言わないけどな。

 

「はぇ~、蛮族みたい」

  

「……もう少しまともな装備が欲しいところだが、鉄の生産を始めるまではしかたがない。ルカ……もし、何日経っても俺が戻らなかったら死んだと思ってくれ。そん時は、お前にこの拠点をくれてやる。人間として頑張って生きろ。……グレイ、俺の留守の間、頼む」

 

 俺はルカにそう言い、グレイの頭を撫で、家を出ていった。

 

 俺がやらねば誰がやるんだ?今に見ていろエテコウ共、全滅だだっだっ!!

 

 と、鋼鉄な磁力的ロボアニメの主題歌をもじりつつ、俺は気合い入れて出陣した。

 

 

 




【ハラ・ハジメ(30歳)】
  
・会社員かつエリートで出世街道まっしぐらだった男。住んでるところと高級タワーマンションで乗ってた車もレクサス、という。

・しかし性格がかなりひねており、それを普通の出来るビジネスマンの仮面で隠しながら社会生活を送っていた。また、女性にもわりとモテていたが、それが仮面を被った自分なのがよくわかっていたのであまり取り合わず、また女が欲しくなったら後腐れの無い高級風俗店のねーちゃんの所に通っていた。

・趣味はディスカバリーなチャンネルを見たり、格闘技の選手のチャンネルや、YouTubeのサバイバル系の動画を見ることだった。そのため、原始人的なサバイバル技術の知識を持っていた。

【次回】

 エテコウ死すべし慈悲はない(仮)。

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