女王の女王─2年生編─   作:アスランLS

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【桐葉&有栖のバカップルへの質問コーナー】

Q.1 お互いのどんなところが一番好きですか?

桐葉「常識が通用しないところ」

有栖「人を非常識人間みたいに言わないでくださいよ失礼な」

桐葉「いや『勝負して私が勝ったら貴方の基本的人権を全部ください』なんて言う子は、俺は大好きだから構わないとして非常識以外の何者でもないでしょ」

有栖「うぐ……正論なのでちょっと反論しづらいですね」

桐葉「そんなことよりお前も答えなさいよ。有栖ちゃんは〜、俺の〜、どんなところが好きなんですか〜?」

有栖「ちゃんと私を見てくれるところ、ですかね」

桐葉「? わっとどぅーゆーみーん?」

有栖「生まれ持った病に侵されていた頃の私を事前知識無しで見た人は、皆例外無く多かれ少なかれ同情と憐憫を持って接して来ました。仕方ないことと理性ではわかっていましたが、自他共に認めるほどプライドの高い私はそれがとても癪に障ることだったんです」

桐葉「それが有栖の全方位に攻撃的な振る舞いの根幹だとは、何とも生きづらい性分だねー」

有栖「ですが桐葉。貴方は、貴方だけは私を見たとき可哀想等とは一欠片たりとも思いませんでした。そうですよね?」

桐葉「そだね。凡庸でつまらねー連中に囲まれながら日々を過ごしてきた俺からすれば、有栖の存在はちょっと劇薬過ぎた。中学3年間を振り返っても、有栖以外の同級生は1人もろくに印象に残っちゃいないくらいには」

有栖「桐葉が私をお気に召したように、私も桐葉のことをとても気に入りました。そして貴方を手に入れたくなって勝負を重ねているうちに……我ながら単純だとは思いますが、それでも私は胸を張って言えます。私は、私を見てくれる貴方が大好きですよ」

桐葉「お、おお。そ、そうなんだ……」

有栖(ふふふ、やっぱり受け身に回ると意外と脆いですね)



桐葉ズブートキャンプ

【side:桐葉】

 

 有栖の病気が完治。

 Aクラス全体……いや、2年全体に激震が走るには十分なビッグニュースだった。

 まあ無理も無い。運動行為の一切ができないという大きなハンデを抱えてなお有栖はAクラスを支配下に置き、有栖の率いたAクラスは1年間頂点に君臨し続けていたのだから。目に見える弱点が無くなったとなれば、それをあてにしていた子達の衝撃(というか狼狽)は相当なものだろう。

 かくいう俺も人生で一番驚いたかもしれない。有栖曰く担当医から治る見込みは薄いと診断されていたらしいし、俺の眼から視ても治る兆候は欠片も見当たらなかった。下手をすれば一生、もし治るにしてもずーーーっと先になる筈だったが、有栖はそれを覆した。

 流石は俺の惚れた女と言いたいところだけど、有栖本人も何故治ったのか皆目見当がつかないらしい。

 まったく、いったいどういうカラクリでこんな奇跡が起きたのやら。ずいぶんと俺の知的好奇心をくすぐってくるじゃないか。

 閑話休題、有栖は原因は不明だが五体満足となった。よって今度の特別試験もバッチリ参加オッケー! 

 

 

 

 ……とはならない。

 持病が治ったからと言って、有栖がこれまで一切体を鍛えてこなかった事実は無かったことにはならない。相変わらず肉体強度は高校生とは思えないほど貧弱極まりなく、現時点ではミジンコがジャンガリアンハムスターに進化した程度だ。2週間無人島生活なんて過酷な特別試験を乗り切るには、せめてカピバラくらいには進化してもらわなきゃ。

 

 

 と、いうわけでその日の放課後……

 

 

 

 

 

 

「……はっ、はぁっ……ふ、ぅっ……!」

「はいはーい、呼吸乱さなーい。そんなんじゃすぐバテちゃうよ? はいダーッシュ」

「お、鬼ですね桐葉……」

「人聞き悪いこと言わない」

 

 チキチキ☆特別試験に向けて地獄の身体強化トレーニングのはじまりはじまり~。

 とりあえずはとにかく走り込み&走り込み。

 持久力と瞬発力を満遍なく鍛える為、ダッシュとスローペースを繰り返す。時間効率を重視して両手に250g程度のパワーリスト付きで。

 俺の眼を駆使すれば体力の限界も肉体の限界もバッチリ見抜けるので、故障しないギリギリのラインを攻めるぜ。俺は有栖と違ってサディストじゃあないから、好きな子に苦しい思いなんて極力させたくない。でも2ヶ月の短期間で有栖に人並みの体力を身に付けさせるには、いかに俺といえど心を悪鬼羅刹にしないといけない。

 有栖にばっかり辛い思いをさせるわけにはいかないので、俺も両手両足に1kgずつ重りつけて並走してる……んだけど、有栖にペース合わせる関係上、これもうただのLSDランニングだぜ。ゆるーい。

 

「んー、そろそろ限界か。はい30分休憩ターイム♪」

「けはっ……はぁっ……はぁっ……」

 

 休憩と聞くや否やその場で崩れ落ち、大の字になって荒い息をつく有栖。体力が底をつき自分がうら若き花の女子高生であることを忘れ去ったらしい。

 そんな豪快な有栖も素敵だけれど、心拍数が急激に下がって身体に良くないので肩を貸して起き上がらせ、付き添ってゆっくり歩く。

 

「しんどいのはわかるけどクールダウンはちゃんとやろうね有栖」

「……お手数……かけます……」

「それは言わないお約束。はい、運動後の栄養補給」

 

 懐からプロテインとサプリメント各種を取り出す。

 

「相変わらず、内ポケットから、何でも出てきますね……ところで桐葉、両手両足に重り付けて、それに相当な重量の、改造制服まで着て、この蒸し暑い中走ってたのに、なんで汗1つかいてないんですか……?」

「まあ日頃から鍛えてますから。有栖も頑張り続ければそのうち俺みたいになれるかもよ?」

「なってたまり、ますか……私はまだ、人間でいたいです」

 

 誰が人間失格じゃいコラ。

 

「……しかし、生まれて初めてした、運動が、ここまできついとは、思いもしなかった、ですね……」

「え? いやいや何終わったみたいな空気出してるの? ここからだよAコースの地獄っぷりは」

「……え?」

「有栖も筋トレの仕組みは知ってるでしょ? 激しい運動をしてズタズタに切れた筋繊維は時間をかけて修復するけど、その過程で修復前よりも太くなる」

「え、ええ……俗に言う超回復、ですね」

「そ。だから筋肉の部位にもよるけど、トレーニング後はだいたい48時間ほど休ませないとダメなんだよね。だから次の運動は3日後だとして、そして今日の運動は……初日だし午前3時くらいまでにしとこっか」

「……MA☆ZIですか?」

「MA☆ZIです。俺も日頃のルーティンを破ることになるけど、有栖のためだしまあ仕方ないよね。明日から2日は重度の筋肉痛に苛まれてろくに動けないと思うから、今のうちに覚悟しといてね。あ、勿論登下校及びその他身の回りの世話は俺が全部補助するからご心配なく」

「……きゅう」 

 

 あらら、キャパシティオーバーで気を失っちゃった。だから、Bコースにしといた方がいいってオススメしたのに。

 ちなみにAコースは思いつく限りのありとあらゆる苦痛をその身で体感する悪魔も泣き叫ぶウルトラスーパースパルタトレーニングで、それでも特別試験にまで間に合う保証は無い。

 Bコースはとりあえず今回の特別試験は諦めて、地道に1年くらいかけてじっくり鍛える無難なトレーニング。

 

「でもまあ、有栖ならやり遂げられるでしょ」

 

 肉体は雑魚そのものだが、この子のプライドの高さと負けん気の強さは生半可なものじゃない。

 何せ身体のことで他人から憐れまれるのが嫌で嫌で我慢ならず、周りから敵意を向けられるよう必要以上に露悪的に振る舞っていたきらいがある。同情されるくらいなら殺意や憎悪を向けられた方がマシだなんて変わってるよね。そんなところも素敵だけれども。

 ハンカチを頭に敷いて寝かせ、耳元に目覚まし時計と「つらかったら止めてもいいんだよ?」という旨の書き置きを残しその場を離れ、先ほどからこっそり様子を伺っていた人物─綾小路清隆君のもとへ向かう。

 

「息絶え絶えの女の子をこっそり視姦たぁ感心しないね清隆君。有栖をえっちな目で見ていいのは俺か坂柳パピーだけだよ?」

「人聞きの悪い言い方しないでくれ。つい昨日まで杖つきだった女子にする仕打ちがこれかと少々面食らっていただけだ。というかあの理事長が娘をそんな目で見ている訳がないだろ」

「…………」

「……まさか、そうなのか……!?」

「いやそんな訳無いじゃん、頭大丈夫?」

「お前な……」

 

 呆れたように半目を向けてくる清隆君。前々から思ってたけどこの子とってもおおらかというか、沸点が物凄く高いよね。今での人生で怒ったこととかあるのかなあ? 

 

「まあおちょくるのはこのくらいにしといて、そろそろ本題に入ろっか。無理矢理でっち上げた坂柳パピーの汚職疑惑が晴れるのも時間の問題だし、おそらく今回の特別試験で勝負をかけてくるよ」

「ああ、わかってる。1年に潜むホワイトルームからの刺客をオレにぶつけるには、全学年が競い合う今回の試験はうってつけだからな」

 

 やる気と勤勉さを母体に置き忘れてきたシューちゃんや綾小路教徒のせっちゃんはともかく、拓也君は清隆君に対して凄まじいほどの敵意と対抗心を持っている。有栖と手を結んであるけど、退学させるチャンスがあるなら躊躇なく殺りにいくだろうし、有栖もそれについていちいち止めやしない。

 

「それに一部の1年生は、君にかかった賞金を求めて襲ってくるだろつね。まったく、どこの誰が2000万なんて大金使って君を苛めてるんだろうね」

「心当たりというか、そんな額を個人で捻出できるのは南雲かお前しかいないんだがな」

「じゃあみやびん先輩だね。有栖のお気に入りを俺が排除しようとするわけないじゃーん。ましてや今君が退学したら勝ち逃げになっちゃうし、もし俺が裏で手を回してたりしたら殺される程度じゃ済まないよ」

 

 しかし、そう考えれば1年も3年にも警戒を配らなきゃならないわけだ。モテる男はつらいねぇ清隆君。

 ……とはいえ、

 

「敵が生徒だけなら、清隆君にとってはさほど脅威ではないよね?」

「そうだな。同じ立場、同じ条件の相手にそうそう遅れを取ることはないと自負している。ましてや退学に追い込まれることはよほどのことがない限りありえない。……だからオレが最も危険視しているのは、やはり月城だ」

 

 相手は代理とは言え教師よりも強い権限を持つ理事長。その権力を十全に悪用すれば、その厄介さはホワイトルーム生などとは比較にならない。勿論流石にそこまで好き勝手に振る舞えば理事長の立場を失うのだけど、そろそろ坂柳パピーにかけられた汚職の濡れ衣も晴れる頃だろう。どの道月城さんが理事長でいられるのは精々この特別試験まで……つまり今の月城理事長代理は、権力を濫用するリスクなど無いも同然の無敵の人ってわけだ。

 

「未だかつてないほど過酷な戦いになると予想している。正直オレはお前と坂柳を完全に味方と信頼はできていないが、それでもお前達の手を借りる必要があるかもしれない」

「学年末特別試験で有栖と結んだ賭けだね」

 

 清隆君は一度だけ俺に対して命令する権利を有している。自殺しろとか誰かを殺してこいとか、よほど非常識なものでない限り俺はそれを聞き入れるつもりだ。というかさ……

 

「退学免除に必要なポイント貸したげよっか?」

「ありがたい申し出だが遠慮しておく。安全圏に身を置くと向こうもなりふり構わなくなる恐れがあるし、そうなるとどういった出方で襲ってくるか予測が困難だ。オレを退学させるという正攻法かつリスクも少ない手段をチラつかせ、向こうの選択肢を絞ろうと思う」

 

 なるほど。確かに連れ戻すだけなら、例えば清隆君を気絶させて拉致するとかでも最悪構わないんだよね。とはいえそんな手段を選ばないやり方では色々とリスクを抱えることになる。

 高育のルールに沿って試験で退学に追い込むのが一番合理的手段となれば、月城理事長代理も清隆君に誘導されていると気づこうがせざるを得ないってわけね。

 

「ということは君もグループを組まず、単独で試験を受けるわけだね」

「そうなるな。……薄々わかってはいたが、本条も単独なのか」

「そりゃあね。舞台が無人島だよ? 誰と組もうが足を引っ張られるのは目に見えてる。トップを取るからには余計な荷物を抱え込む気はないよ」

「まだ具体的な試験内容すらわからないのに、随分と自信満々だな。ましてや教師からあれだけグループを作らないと不利になると仄めかされておいて」

「関係無いね。自然環境下は俺のテリトリーだよ? 誰が相手だろうと俺は勝つ。……もし清隆君がトップを目指すつもりなら、心してかかっておいでよ」

 

 まあ流石に試験内容もわかってない段階で、確実にトップ取れると断言できるかと言われたらノーなんだけど、敢えてここは盛大にハッタリをかましておこう。

 天下の最高傑作様に宣戦布告を済ませたので、そろそろ有栖のもとに戻る。あと十分くらいで特訓再開だね。現在時刻は……5時50分か。あと1時間ほど走り込んで、7時〜8時は夕食と入浴、そっから7時間ほど有栖の肉体を苛め抜くぞー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで翌日の朝。

 肉体の限界を超えるか超えないかの鍛錬を無事やり遂げ、精魂尽き果て爆睡する有栖を布団に寝かせてから1人で登校中、学校からの通知メールが届いた。内容は特別試験の際に使用可能なカードの抽選結果。そしてオレに与えられたカードは『先行』……試験開始時に使えるポイントが1.5倍されるカード。

 

「悪くないチョイスだけど、どうせなら『試練』がよかったかなー。……あれ?」

 

 思わず出た呟きに小さくない違和感を覚える。

 ランダムで配られてる筈なのに、俺が第一希望のカードを引き当てられなかったなんてあり得る筈がない。断言できる。……となると、はたして本当にランダムなのか怪しくなってくる。

 もしやと思い誰に『試練』カードが渡ったのか調べてみると、引き当てたのはやはり清隆君だった。

『試練』カードは上位入賞の報酬が1.5倍になるという強力なリターンと引き換えに、上位30%以内にならなければ退学のリスクを抱えるという、唯一デメリットが内蔵されたカードだ。清隆君を退学させたい月城理事長としては、彼が持っているのが都合がいい……けど、清隆君が誰かに売るなりあげるなりしてしまえばそれで済む話だし、たぶんあの人も一応持たせとく程度の策謀だろうね。

 とはいえ俺に譲ってくれる可能性は完全皆無だろう。上位入賞筆頭候補かつ独走中のAクラスの生徒である俺に『試練』カードを譲るなど、言い訳の余地の無い利敵行為。「何考えてんだクソバカ」とクラス中から総スカン間違いなしだ。ここは潔く諦めるしかないか。

 

「それはそうと、クラスの運用どうしよっかなー」

 

 いつもなら有栖が何から何まで全部やってくれるから俺の気にすることではないのだが、今回有栖は肉体改造で忙しいからクラスのことなんかに割く余裕など1ミクロンも無い。そこで俺がクラスリーダー代役を買って出た。正直心底面倒極まりないが、愛する彼女が困ってるならカバーしてあげるのが彼氏の本懐だろう。

 ……でもやっぱり面倒だ、何せ面白みの欠片もない。なんで有栖はこんなつまらねーことを楽しそうにこなせるのだろうか理解に苦しむ。

 ……もういいや、かったるい。各々の自己判断に任せよう。うん、それがいい。どうせうちのクラスメイト達はクラスポイントが突出し過ぎて、他クラスの子と組みたくても相手にされないだろうし……ああ、他クラスといえば卍解ちゃん達と一応同盟関係だったっけ? でも前回の特別試験で無事Bクラスを奪還したし、向こうはAクラスを目指す為にも同盟関係を解消したがるかもね。

 よし、そうと決まれば後で卍解ちゃん達に同盟の破棄でも持ちかけてみようかね。有栖が打ち込んだ楔のおかげで3クラスが結束することは困難極まりないだろうし……もし仮にそれが成立したとしても今回の特別試験に限れば、3クラスが束になってかかって来ようが問題無い。特に根拠は無いけどなんかもう勝つ自信しか無い。

 

 その日の放課後、俺は卍解ちゃんに同盟の破棄を提案したが意外にも彼女はそれを却下した。

 目的を果たした瞬間ハイ用済み、という対応は仁義を欠くと判断したのか……と思いきや、卍解ちゃんは「俺の単独行動を見逃すことと、うちのグループのどれかが下位5グループになりそうなら積極的にこちらで救済する代わりに、ペナルティ回避の為のプライベートポイントを、足りない分だけ貸して欲しい」とお願いしてきた。是が非でもクラスメイトの退学を避ける立ち回りは良くも悪くも卍解ちゃんらしいが、たかが一時的な同盟の相手に千万単位の額を要求するとは、何とも強欲なことだ。

 まあ厚かましい子は嫌いじゃないので二つ返事で引き受けておいたけど、CクラスやDクラスに共闘を持ちかけにいかないところを見るに、どうやら彼女は有栖に打ち込まれた楔にはちゃあんと気づいているんだね。そして特別試験までの2か月で信頼を得ることは極めて困難だと判断し、いっそのこと切り捨てた。……いつのまにか随分としたたかな子になったじゃあないか。悪くない。

 しかし卍解ちゃん達があの調子だし、俺達は突出し過ぎて孤立してるし、ホリリン達もリュンケル達とは色々あリ過ぎて水と油だし、俺達2年はクラスの垣根を越えての協力はあまりなさそうだ。

 逆に3年はほとんどみやびん先輩の支配下だから垣根そのものが存在せず、学年単位で団結してくるだろう。怖いねえ。

 

 

 ……じゃあ、1年はどうだろうね? 楽しみにしてるよ、桐花ちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【side:桐花】

 

「おい本条、てめえ俺達と組まねえか?」

「は?」

 

 わざわざ呼びつけて何の用かと思えば、何言ってるんだこのチンピラゴリラ(宝泉君)は? この暑さで脳でも茹だったか?

 

 

 

 




有栖ちゃんを色ボケ扱いしてる桐葉君ですが、周りからすれば彼も十分色ボケてます。
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