本条桐葉……勉強、スポーツ、社交性など、あらゆる能力が極めて高い水準で備わった天才。しかし同時に非常に独特かつ珍妙な感性と価値観までも備わってしまっている。一言で言うと変人。視力が異常なまでに発達しており、一部例外を除きあらゆる嘘や隠し事を瞬時に見抜くことができる。どういうわけか強い負の感情を抱けないためシリアスな雰囲気が苦手。好きなものは有栖と植物。理不尽な程の豪運の持ち主だが運任せな生き方を好まない。
桐葉「4月は上旬に友達の誕生日が集中してて忙しいなあ。……とりあえず橋本には『ごはんですよ!』1年分、六助には『アラ!』1年分、ファルコンには『磯自慢』1年分でも贈っとこうっと」
有栖「なんなんですかその海苔佃煮に対する並々ならない執念は」
【side:桐葉】
俺は
植物とエンタメをこよなく愛する、切れ長の鋭い目が軽いコンプレックスの、どこにでもいる普通の高校生だ。……あちらこちらから「いてたまるか!」と異議を申し立てる声が聞こえた気がするけど、聞く耳は一切持ちません。当の本人が普通だと言ってるのだから普通なのだ。
長くも短くもない中途半端な期間の春休みも終わり、俺達は2年生に進級した。始業式の日、苦楽を共にした1年Aクラスの教室ではなくみやびん先輩達が使っていた教室へ向かった俺達を最初に待っていたのは、『1年と同じ席について待つこと』というメッセージが表示された電子黒板だった。とうとう高育にもIT化の波が押し寄せたか……。
始業式の合間の自由時間にて、親愛なるクラスメイト諸君の話題の中心はやはり新しく入学してきた1年生達についてだ。果たして『進学、就職率100パー』などという甘い言葉に釣られた新入生達は、世の中そんなうまい話なんて無いという現実に耐えられるのかな?
ここ『高度育成高等学校』は完全実力主義の高校だ。能力の優劣に応じて4クラスに分けられ、謳い文句である恩恵を教授できるのは最上のAクラスのみ。B~Dのクラスは定期的に行われる特別試験にて優秀な結果を出し、そのクラスの評価基準となるクラスポイントを積み立てていき、Aクラスの座を奪い取らなければならない。
また日々の私生活の充実すら実力によって左右される。この敷地内には商業施設や遊興施設が充実しているものの現金は一切役に立たず、学校から毎月支給されるプライベートポイント(1ポイント=1円)を支払うことで利用することができる。そして肝心の支給されるプライベートポイントの量はクラスポイント×100。クラスポイントが1000なら10万、0なら1ポイントも支給されない。
意地悪なことに学校側は1ヶ月後の5月1日まで、つまり二度目のプライベートポイント支給日まで新入生にこれらのことを一切説明しない。そのせいで去年1年Dクラスは度重なる遅刻欠席、授業妨害のせい(日々の生活態度も評価対象)で最初1000だったクラスポイントを全て失い、極貧生活を送る羽目(最低限の生活はできるよう無料で手に入るものも多々ある。とはいえ毎月の10万をあてにして豪遊していた子は、あまりの落差に苦しんだことだろう)になったとか。
ちなみに4月1日に更新された2年のクラスポイントはというと……
Aクラス(坂柳クラス)……1379ポイント
Bクラス(龍園クラス)……524ポイント
Cクラス(一之瀬クラス)……523 ポイント
Dクラス(堀北クラス)……341ポイント
……らしい。
学年末特別試験のときよりDクラスや俺達Aクラスがある程度減っているのに対し、BとCは1ポイントたりとも減点されてない。百歩譲って優等生の多いCクラスはともかく、荒くれ者の巣窟であるBクラスが減点を0に抑えきったことは驚嘆に値する。なんだったら学校から表彰されてもいいくらいには。よっぽどBクラスの地位を奪い返されたくなかったんだろう、クラスを束ねる暴君が徹底的にクラスメイトを脅したことは想像に固くない。
そして現在Aクラスが大きくリードしているが、まだ学業過程の3分の1が修了したに過ぎず、これから抜かれる可能性は十二分にある。特に、突出した俺達を引きずり下ろすべく他の三クラスが手を組んだりしたら流石にキツいが……ま、そこは我らがお嬢様が何かしらちゃんと手を打つだろう。俺達は彼女の組み上げた戦略を信じてあくせく動けばいい。
「それにしても、残念でしたね」
「んー?」
始業式、および担任の真嶋先生による本年度のスケジュールや必要事項などの説明を恙無く終え、午前中に解散となった。多くの生徒達が普段からつるんでいるグループで集まりケヤキモールへと繰り出す中、敢えて真っ直ぐ寮へと帰宅していた俺は連れ添った少女の唐突な問いかけに応じる。
我等がAクラスの絶対的リーダー。
透き通るような銀髪のセミロングに、アネモネのブローチが取り付けられたベレー帽を被った、まさに名前の通り絵本から飛び出してきたかのような幻想的な雰囲気の美少女である。生まれつき心疾患を患っているため常に杖をついていて、身体は軽く握っただけで折れてしまいそうなほど弱々しく、思わず守ってあげたくなるような儚げな印象を抱かせるだろう。
しかし見かけに騙されてはいけない。難儀なことにこの少女……ひっっっじょぉぉおおおに好戦的な性格をしているのである。もう喧嘩っ早いとかそういうの通り越して、常に誰かと争ってないと気が済まないレベルで戦いに餓えている。
そしてとんでもないドS。人を地獄に落としたり絶望の境に追い込んだりするのが大好きな生粋のサディスト。エピソードを1つ取り上げるなら、去年この娘はクラスのある優秀な生徒一人を自分と真っ向から対立するよう誘導し、その生徒を散々追い詰めクラスカースト最下位まで貶め、挙げ句の果てに唯一の友人を退学に追い込んだりした。
ぶっちゃけ人間性は下の下の性格ドブスだ。あと外見年齢は中学生、下手したら小学生レベルの合法ロリ。当然バストも悲しくなるほど貧しい─
「桐葉」
「ん? どったの有栖ちゃん」
「今、心の中で極めて不愉快なことを考えませんでしたか?」
そして勘も異常に鋭い。こうして内心でボロクソに虚仮にすると100パー見抜いてくる。こわい。
「ははは、そんなまさか」
「では何を考えていたか答えなさい」
「なんでもシルバーシートって交通事故の際、一番死に易い位置にあるらしいじゃん? そんな場所に素で死に近いお年寄りを優先して座らせる席を造るって、何だかちょっと日本社会の闇を感じない?」
「なんで貴方はことあるごとに、誰も得しない雑学を披露したがるのですか……」
呆れたように溜め息をつく有栖。よっしゃどうにか誤魔化せたと内心でガッツポーズをしていると、俺の右足の甲に彼女の杖が突き刺さりグリグリと抉ってきた─痛い痛い痛い痛い。
「今回はこのくらいで許してあげますが、次同じこと考えたらイガ付いたままの栗を食べさせますよ?」
「桐葉了解」
あちゃーやっぱり誤魔化しきれなかったか。というか脅し文句えげつな。
「それで有栖、何が残念なの? 俺のファッションセンス?」
「貴方私服スーツしか持ってないじゃないですか、良し悪し以前の問題でしょう。……桐花さんのことですよ。せっかく貴方を追ってここに入学してきましたのに、感動の再会はお預けになりましたね」
「あーそれね。何故か1年は2、3年よりも説明に時間がかなりかかるらしいから、終わるまで待つのは面倒だよね。……でもまあしばらくは放っておこうかな。桐花ちゃんも同級生とコミュニティを構築したりと色々忙しいだろうし。人間関係は最初が肝心で、ここを疎かにすると孤立しちゃうかもしれないからね」
「去年初日から単独行動していた貴方がそれを言いますか」
「いやほら、俺は好きなときにいくらでも交友を深められるからいいの」
「違和感なく集団に溶け込むのが上手ですもんね。そう、まるでぬらりひょんのごとく」
「誰が妖怪やねん、この座敷わらし体型─」
「き り は ?」
「スミマセンデシタ」
流れるような動作で土下座に移行する。
プライドなんて必要とあらばどうとでも捨てられる。いくら俺でもイガ付いたままの栗なんて食べたくない。
「まったく、失礼しちゃいます。……たしかに私は性格があまりよくないですし、女性としての魅力に乏しい体つきなのは遺憾ながら否定できませんが─」
「まあそう気に病むな有栖、その程度のマイナス些細に思うくらいお前が魅力に溢れてるの、俺はちゃんと知ってるから」
「……今更おべっか使っても遅いですよ」
表面上は不機嫌そうにしながらやや早歩きで先に進む有栖だが、耳元は熟れた林檎のごとく真っ赤に染まっている。相変わらずストレートに好意をぶつけられると脆いね有栖は。素晴らしいじゃないか。
この後調子に乗った俺が有栖弄りをエスカレートさせ、二度目の土下座をする羽目になっとのは割愛する。そんなにムキになることないじゃんかよう。
そして早くも数日が過ぎた。
やはりこの学校にもIT化の波が押し寄せたらしい。黒板が電子黒板に置き換わっただけでなく、教科書も全て12インチ型のタブレットに置き換わった。大量の教科書を持ち運ぶ手間は無くなったが、教科書に直接書き込むことができなくなったなどマイナス面も存在する。今後俺達は歴史上の偉人達にハイセンスな落書きを施すことができなくなってしまったのだ。なんてこったい。
……まあそれはともかく、新学年が始まっての数日は極めて平穏な日々だったというわけだ。しかし月曜日のホームルーム、真剣な表情で教壇に立った真嶋先生とこの後の2時限に授業が無いことから、俺達は皆2年目初めての特別試験が始まることを薄々察した。
「全員揃っているな。今からお前達にやってもらうことがある。今後の学校生活を送る上でとても重要なことだ。……全員携帯を取り出し、机の上に置くように」
先生の指示に従い皆ポケットから携帯を取り出す。現代人にとって携帯はもはや道具を通り越して肉体の一部。持ち歩いていない奇特な人間は存在せず、机の上に計39の携帯が並んだ。
「まず各自学校のホームページにアクセスし、新しいアプリをインストールしてもらう。アプリの名称は『Over All Ability』……インストール後は『OAA』とだけ表示される」
電子黒板に映し出された手順に従いアプリをインストールすると、学校のイラストを背景にOAAというポップな文字が中心に置かれたアイコンが表示された。
「今現在、全学年が一斉にインストール作業を行っている。このアプリは今後お前達に様々な恩恵をもたらすだろう。アイコンをタップするとカメラ機能が立ち上がるので、それに学生証をかざすと自動的に初期セットアップは完了する」
指示に従いカメラで学生証を写すと、顔写真や学籍番号などが読み取られログインが進む。
「これで個々のアカウント作成が完了した。以後ログインする必要はなく携帯に紐づけた形になるため、一層携帯の取り扱いには注意するように」
ログインが完了すると、項目が幾つか現れた。1~3の各学年、そして学年ごとにA~Dの各クラス……計12の項目。
「このアプリには全学年の個人データが入っている。例えば2年Aクラスにはお前達の名前が五十音順に表示されている。まずは自分の名前をタップしてみろ」
言われた通り2年Aクラスの項目をタップすると、合計39名の顔写真と指名が五十音に並んでいたので、俺は指示通り自分の名前……と見せかけて敢えて別の人物─クラス随一の武闘派、ファルコンこと鬼頭隼の名前をタップした。彼をチョイスした理由はぶっちゃけ適当。思春期真っ盛りの桐葉君は大人の言うことにホイホイ従ったりしないのです。
2ーA 鬼頭 隼 (きとう はやと)
1年次成績
学力……C+(58)
運動能力……A(92)
機転思考力……C+(59)
社会貢献性……C+(60)
総合……B(68)
画面にはファルコンの成績が、ゲームのステータスみたいな感じで表示されていた。これはまた……なんというか、マウントの取り合いを起こしやすいアプリだね。もしかしてドラゴンボールでも読みながら作ったのかな? 「学力たったの5か……ゴミめ」とかやりたくて。
「これは1年修了時までの成績を基に学校側が作った、お前達の個別の成績だ。全学年全クラスの成績を閲覧することが可能になっている。現生徒会長である南雲雅が発案し、今後教育を行っていく上で重要と判断し採用された。各項目の説明については右上の『?』マークを確認するように」
言われるがまま『?』マークを押すと項目ごとの詳細がずらずらと表示された。いくら思春期真っ盛りと言えどおとなしく従うときもあるのです。
学力……主に年間を通じて行われる筆記試験の点数から算出される
身体能力……体育の授業での評価、部活動での活躍、特別試験等の評価から算出される
機転思考力……友人の多さ、その立ち位置をはじめとしたコミュニケーション能力や、機転応用が利くかどうかなど、社会への適応力を求められ算出される。
社会貢献性……授業態度、遅刻欠席をはじめ、問題行動の有無、生徒会所属による学校への貢献など、様々な要素から算出される
総合力……上記4つの能力から導きだされる生徒の能力だが、社会貢献性のみ総合力に与える影響は半減する
なるほどねえ……つまりファルコンは身体能力が全校生徒の中でもトップクラスで、その他は中の上のハイレベルな特化型という訳か。
「今表示されているのは1年次の成績のみだが、2年の項目は今日よりリアルタイムで評価されていく。例えば次の筆記試験で満点を取れば学力A+という評価が刻まれ、その次のテストで半分の50点ならトータルで計算し学力Bと評価されるだろう」
ふむふむ、つまりここに表示されている1年時の成績はこれで固定されるのか。そしてそれが全校生徒に晒される……つまり生徒同士の実力差がはっきりと格付けされちゃう訳だね。
ちなみに1年生は中学までの情報と入試試験で作られるらしいので、機転思考力だけはあまり当てにしない方がよさそうだ。中学時代までクラスの中心だったのに高校に上がると孤立しちゃうなんて、そう珍しい話でもないしね。その逆もまた然りだ。
「成績に満足していない生徒は記録として残ることに不満に思うかもしれないが、自分の蒔いた種だと割り切ってもらうしかない。だが1年次の成績はあくまで過去のものだ。今のお前達の査定にはなんら影響しない。不甲斐ない成績を収めた者は、認識を改めるいい機会となるだろう」
誰でも閲覧できるアプリに自分の成績が残るなら、少しでも見映えを良くしたがるのが人情ってものだ。なるほど、たしかにこのアプリは成績向上の促進剤になるかもね。
社会貢献性だけ総合力への影響が小さいのは、他の三項目と違ってすぐに改善できるからだろう。それに『モラル』や『マナー』なんて、高校生なら備わってて当然と世間は判断するだろうし。
「このアプリは全生徒を平等に評価する。学年の違いやクラスの上下など関係なくな。総合力で高い評価を得ている生徒は、それだけ一人の人間として褒めるに値する成果を残したと言える」
現在一覧は五十音順にならんでいるが、各項目を高い順に並べるソート機能も備わっている。試しに総合力の項目で並べ変えてみると……まあ、一番上は俺だよね。というか日頃からクイーンだのクラスの切り札だのと豪語しておいて、ここで俺じゃなかったら赤っ恥もいいところだ。
2ーA 本条 桐葉(ほんじょう きりは)
1年次成績
学力……A+(100)
運動能力……A+(100)
機転思考力……A(94)
社会貢献性……A+(98)
総合……A+(98)
俺のページを開くと、表示されたのは何とも面白味に欠ける成績欄。クイーンとしては正しい成績なんだけど、もっとこう……個性が欲しい。
「マジかよ本条……」
「知ってはいたけど、改めて数値化されると正真正銘のバケモンだな……」
同じように俺の項目を見ていたらしい清水と司城が思わずそう呟くと、クラスメイトのほとんどが俺のページを開いて確認し始め、やがてひきつった表情でこちらを見てくる。
……人を珍獣扱いしないでよ傷つくなあ。俺の隣で「流石は私の桐葉です」と言わんばかりにどや顔してる有栖の可愛さに免じて許すけどよー。植物と有栖の可愛らしさは俺の元気の源です。
……しかし1つだけ解せないな。他の3項目はまあ想定通りとして、なんで社会貢献性までこんなに高いんだ?
確かに授業は真面目に受けているし、遅刻や欠席をしたことも一度として無い。ただ生徒会に所属しているといったわかりやすいプラス要素も無い筈だ。だというのにどうしてA+なんて最上位の評価を…………ああ、夏休みにした寄付(2億)か。結局世の中金ですかそうですか。
「それから坂柳の身体能力評価に関しては、特例措置として学年で最下位の生徒と同じ数値で評価される。3項目で総合点を出す訳にもいかんのでな」
「ふふ、お気遣いありがとうございます。私としては3項目で出してもらっても構いませんでしたが、わざわざ配慮してくださったからには甘えておきましょう」
体にハンデを抱えながらも強気な姿勢を一切崩さない有栖。そんな彼女の成績はというと……
坂柳有栖
学力……A+(100)
運動能力……D-(25)
機転思考力……A(88)
社会貢献性……B(71)
総合……70(B)
流石は有栖、ビッグマウスに見合った素晴らしい成績だ。これなら運動能力を0で計算してもB-にはなる。
「このアプリは成績に対する意識改革の他、違う学年の生徒と交流を図る上でも重要なツールとなるだろう。が……これは個人的な憶測に過ぎないが、1年後、総合力が水準に満たなかった生徒には、何かしらのペナルティが与えられるかもしれない」
「ペナルティ……やはり、退学でしょうか?」
「流石にそこまで重い可能性は低いとは思うが、0ではない。ともかく、総合力が低いほどリスクは高くなると念頭に置いておくといい」
クラスが俄にざわつく中、一人の女子生徒……ミキティこと山村美紀が脅えるように顔を俯かせる。
もしやと思い総合力順で並べられた名簿を一番下までスライドしてみると、案の定そこにはミキティの名前が。
山村美紀
学力……A(87)
運動能力……D(29)
機転思考力……E+(18)
社会貢献性……C+(56)
総合……C-(45)
うん、まあなんというか……不安に思うのも無理はない成績だね。学力こそ高いもののこのクラスには彼女以上の学力を持つ生徒も何人かいるし、まあまあ高い社会貢献性はともかく、残りの2項目……特に全校生徒の中でも最下位かそれに近い機転思考力がちょっとアレ過ぎる。OAAのみを参考にするなら去年のクラス内投票のような試験があれば、有栖の手で真っ先に切り捨てられそうだ……OAAのみを参考にするなら、だけどね。
まあそうビクビクすなよミキティ、君は有栖が選んだ5人のAクラス主力……その一角なんだからさ。
桐葉君は有栖ちゃんを貶す輩がいてもら絶対に擁護したりしません。性格がアレなことは否定できないというのもありますが、一番の理由は有栖ちゃんの可愛らしいところは自分が独占したいからです。
そしてライトノベル恒例の、数値化された主人公の実力にモブ達がざわつく展開ですね。
ちなみに寄付(2億)を抜きにして評価すると、桐葉君の社会貢献性はA-です。彼は有栖ちゃんからの指示が無ければかなり善寄りの人間なので、日頃から暇なときに教師の仕事を手伝ったり公園の掃除を自主的にしたりと細かく点数を稼いでいます。