ドンブラザーズ×ウマ娘 俊足の残夢   作:ホシボシ

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ドン五話 しゅんそくのザンム-2

 

遠くから鳥の鳴き声が聞こえた気がする。

その時、黄金の光が杏果を照らした。

 

「あッ!」

 

杏果の体が剥がれていく。

そこにいたのは『ライスシャワー』というウマ娘だった。

彼女は、倉敷がはじめて引いたガチャで当たった。星3のウマ娘だった。

 

「もういい。お前の役目は終わったのだ」

 

杏果が死んでからもウマ娘を続けていた理由を一つだけあげるのであれば、それはきっとライスがトレーナーを──

倉敷のことを、『兄』と呼んだからだろう。

苦しみながらプレイした。これがただの娯楽なら、きっと倉敷はすぐにやめていた。

 

「だがそれは贖罪でもなんでもない。貴様がどれだけ過去を悔いたところで、それは痛みを消す方法ではない」

 

ドンモモタロウはライスシャワーを避けて非公認鬼のもとへ行こうとした。

しかしライスは再びドンモモタロウの前に回り込むと、両手を広げて立ちはだかる。

 

「お兄様はライスに優しくしてくれた。ライスを強くしてくれた!」

 

最も育成したウマ娘であり、チャンミの最高出場記録を持っている。

 

「ライスが泣いていたらッ、傍にいてくれた!!」

 

親愛度は9を超えている。

 

「だから今度は、ライスがお兄様を助ける番なの……ッ!」

 

それが、死んだ妹のアバターを纏って傍にいることであると。

 

「がんばれぇライスぅ! がんばれっっ! がんばれぇッッ! おーっ!!」

 

ライスは、ボロボロと泣きながら拳を掲げ、ドンモモタロウを睨んでいた。

 

「………」

 

その時だ。ドンモモタロウが、ライスの頭に優しく手を置いた。

 

「わ、わかってくれるの!?」

 

ライスは一瞬笑みを浮かべるが──

 

「邪魔だァああああッッ!」

 

「ふぇえええええええええええええ!」

 

ドンモモタロウはライスの頭と肩を掴むと思い切り投げとばした。

 

吹っ飛んだライスは、オニシスターがキャッチする。

 

「ちょっとタロウ! お前は鬼か! やさしくしなさいよッッ!」

 

「……酷いことを言ってごめんね」

 

「お!? おォ!?!?」

 

素直にすぐ謝ったのはいいが、なぜに女口調?

オニシスターが疑問を抱いていると、ドンモモタロウはさらに続ける。

 

「わたしのことで苦しまないでね──杏果は、そう言っていたそうだ」

 

非公認鬼の様子が変わった。

 

「母親はきっと、それをお前に伝えているはずだ」

 

葬儀場で確かに言った。確かに聞いた。

いや、もっと前から言っていたのかもしれない。

なぜだろうか? なぜ、杏果はそんなことを言ったのだろう?

たとえば一つ予想するなら、病室に来なくなった兄にまた会いたいから。

だから謝れば、きっとまた顔を見せに来てくれると──

 

「やめろ!!」

 

非公認鬼は叫んだ。

しかしドンモモタロウは黙らない。

 

「だがお前はそれを無視した! 縁を切ろうとしたのだ!!」

 

「黙れ! 黙れぇえッッ! 杏果はそこにいる! お前も見ただろ! ”それ”が、杏果になるんだ!」

 

そう言って、非公認鬼はライスを指さした。

 

「呆れたヤツだ。まだ目を逸らすのか!」

 

「なに? なんだと!?」

 

「お前の妹、杏果は託したんだ! 未来の希望に、縁を繋いだのだ!」

 

死んだら靴を兄に渡してほしいというのは、杏果の意見だった。

 

「なのにお前は逃げるのか! 手を差し伸べてくれたそこのウマ娘からも、妹からも!」

 

非公認鬼は叫びをあげ、ドンモモタロウに向かって走っていた。

だが突如、極光が迸ると、天空から不死鳥が飛来し、鬼に纏わりつく。

 

「安心しろ! アンタの呪いは、今日で終わる!!」

 

背景が再び日本画となる。

立ち上る水柱がドンモモタロウを隠した。

 

「喜べ! 俺は最強! 俺が最強!」

 

黄金が、水の中から生まれた。

 

「俺こそが! 桃から生まれた! ァ暴太郎ォォオッッ!」

 

ドンモモタロウは強化形態。ゴールドンモモタロウへと変身を完了させた。

 

 

 

 

『完全♪ 無欠の♪ 鬼退治♪』

 

『ゴールドンモモタロウ!!』

 

『よッ! 天下無双!!』

 

何人もの天女や担ぎ手が黄金の衣をまとい、歌をうたい、舞っている。

わっしょいと連呼しながら、黄金の紙吹雪が舞っている。

 

「ほっといてくれ。もうかまわないでくれ!」

 

「無理だ。お前とは縁ができた!」

 

ドンモモタロウはオミコシフェニックスが装着されたドンブラスターを構え、走る。

引き金をひくと、青いレーザービームが発射される。

非公認鬼は妄想の盾を生み出した。

これに弾丸が触れると、反射される。そういう能力を妄想した。

だがレーザーが盾に触れると、盾は溶けるように消え、攻撃が直撃した。

 

「なにッ!?」

 

「そらそらそらそらァアア!!」

 

ドンモモタロウは黄金に輝く刀を振るった。

非公認鬼は自らが鋼を超えた防御力であると妄想する。

それはいかなる攻撃も寄せ付けない無敵の存在であると。

 

「やあやあやあ! 祭りだ祭りだァ!」

 

しかし刀はいとも簡単に非公認鬼を切り裂き、黄金の輝きを拡散させる。

 

「袖振り合うも多生の縁!」

 

非公認鬼は気づいた。

 

「躓く石も! 縁の端くれ!!」

 

この黄金は、すべての幻想をかき消すのだと!

 

「共に踊れば繋がる縁!」

 

「ぐあぁあ!」

 

かろうじて掴んだ刀。そこでドンモモタロウと視線が合う。

 

「安心しろ! 俺との縁はッ、超! 良縁だ!!」

 

ドンモモタロウは刀を振るい、非公認鬼の手から刀を戻す。

 

「この世は楽園! 悩みなんざふっとばせ!」

 

そして、斬りまくる!!

 

「笑え笑え! ハーッハッハ!!」

 

黄金の斬撃が幾重にも重なり、非公認鬼は大量の火花を散らしながら後退していく。

そこへ無数のレーザーが直撃し、完全に動きを止めた。

 

「すべての悲しみを払おう!」

 

ドンモモタロウは武器を投げ、両手を叩いた。

そして親指と人差し指でゆっくりと『桃』を思わせる形を作る。

すると非公認鬼が桃のエネルギーエフェクトの中に閉じ込められ、ドンモモタロウの額の中に映りこんだ。

川が流れる。

ドンモモタロウは、シールドの中に閉じ込められた非公認鬼に銃口を向けた。

 

『超! フェスティバルタァーイム!』

 

ドンモモタロウはオミコシフェニックスの翼を広げ、エネルギーをチャージする。

 

「抱腹絶桃・フェスティバル縁弩(エンド)……!」

 

極光を向け、引き金をひいた。

 

『ゴールドンブラコォ!!』

 

不死鳥のエネルギーが発射され、粒子化したドンモモタロウを連れて飛翔する。

輝く嘴が、シールドに突き刺さった。

 

『モモヤー!』

 

不死鳥が、鬼を、貫いた。

 

「あぁ……」

 

うっとりした声を、非公認鬼は漏らす。

気持ちが、いい。

安らかな時の中で、非公認鬼は爆発する。

 

「俺こそオンリーワンだ」

 

ドンモモタロウは爆炎を背にし、黄金の扇子を広げていた。

 

 

 

 

「筋骨隆々!! ドンドラゴクウ!!」

 

名乗りをあげてドンドラゴクウは矛を振り回す。

脳人たちが見つけた財団Xの本拠地に乗り込み、次々と施設を破壊していった。

 

「ドンッ!」

 

ドンドラゴクウは一瞬ガクリと頭を下げて気を失ったかのようにすると、一瞬で武器を斧に変えて振り返った。

そこに突き出されたレイピアを、斧でしっかりと受け止める。

 

「なにッ!」

 

驚いたのは『ユニコーンゾディアーツ』という化け物だった。

さらに周囲が真っ暗になり、代わりに目の前にいる戦士が白銀に光り輝く。

 

「トラボルトォ!!」

 

「ぐあぁあッッ!!」

 

エネルギーを纏った斧の一撃を受け、ユニコーンゾディアーツは後退していく。

 

「あーあー……、せっかく電王から逃げてきたのにッ、おかしなスーパー戦隊がいるんだから……! 僕ってついてないや」

 

変身が解除され、マシューは近くにあったボタンを押した。

するとスモークが発射され、身を隠す。

彼は走り、そのまま制御室に逃げ込んだ。

 

「まあいいや、もう起動しちゃおうかなー」

 

データを入力してレバーを引く。

そして出てきた赤いボタンを押した。

 

「あれはッ」

 

目を覚ました倉敷が真っ先にそれを見つける。

空に舞い降りてきたのは天使の像ではあるが、その半身が悪魔のものになっていた。

 

「怠惰鬼・エターナルフローレンス」

 

ヘッドギアやカプセルの中に入らずとも、仮想世界を展開する装置。

そこに非公認鬼の増幅装置も合わさったのがナイチンゲールだった。

それをさらに強化させたものこそが、あの怠惰鬼なのだ。

倉敷が倒され、鬼の力を失っても尚、この妄想世界が存在し続けているのはあの装置が原因なのである。

 

「何が違う?」

 

「ナイチンゲールで作られるのは、私が妄想したウマ娘世界だけだったが、あれは引きずりこんだ人間すべての妄想を同時に生成、発展させることができる」

 

同じ空間にAとBとCの三人の人間がいたとして、Aが望んだ世界が生まれ、Bが望んだ世界が生まれ、Cが望んだ世界が、それぞれ『同じ空間』に存在することになるのだ。

さらに世界が育てば、妄想の人間が望んだ世界までも生成されはじめる。

そうやってネズミ算のように世界が生まれ続けるのだ。

 

「世界が複数同時に存在するとどうなる?」

 

「わからない。複数の世界が融合したようになるか。あるいは今までのように重なり合うように幾重にも存在するのか。あるいは──中身が増えすぎて、入れ物がパンパンに膨れ、破裂し、すべてが消え去るか……!」

 

「なるほど。いずれにせよろくなことにはならないようだな」

 

ドンモモタロウは飛んだ。

オミコシフェニックスが巨大化し、彼が登場したドンゼンカイオーを乗せて怠惰鬼を目指す。

 

「ドン・ゼンカイクラッシュ!!」

 

巨大な歯車が発射されるが、傲慢鬼に直撃する前にシールドに阻まれてしまう。

ガリガリと削っていくなか、ドンモモタロウは閉じた扇子で顎のあたりを触りながら傲慢鬼を睨んでいた。

そして視線は、おろおろと慌てふためくライスシャワーへと移った。

 

「面白い……!」

 

その時、バキンと音を立てて歯車が壊れた。

その破片を、オミコシフェニックスが喰らう!

 

「あれを止めるにはどうすればいい?」

 

地面に着地したドンモモタロウは倉敷を見た。

 

「もともと怪しげなヤツらだった。ちゃんと解除方法は仕込んである」

 

そう言って倉敷は虹色に光る球体を取り出した。

 

「これは"夢の煌めき"というアイテムだ。人の覚醒レベルを一気に上昇させることができる。これを怠惰鬼に当てることができれば、妄想は晴れ、すべてのものは目覚めるだろう」

 

「ならば簡単だな」

 

「タロウ、何か手があるの?」

 

「祭りを始めるぞ!!」

 

その時、オミコシフェニックスが鳴いた。

極光が世界を包む。

それが晴れた時、世界が姿を変えていた。

 

「これは……!?」

 

ドンゼンカイオーが先ほど放った歯車は攻撃のためではあるが、なによりもデータを吸収することにあった。

激突の際に発生したエネルギーは歯車に刻まれ、その破片をオミコシフェニックスが吸収。

そして分析し、妄想世界に介入する黄金の光を解き放ったのだ。

これによりレイヤーデータを書き換え、世界に変化を齎した。

 

「いつの間にオミコシフェニックスにそんな力が!?」

 

「細かいことは気にするな!」

 

大切なのは『アレ』だと、指をさす。

そこには怠惰鬼が鎮座していた。

黄金の光によって一切の抵抗を封じられており、あとは夢の煌めきを当てるだけでいい。

夢の煌めきの数は18個あるが、当てるのは一つでいい。

そしてこの場所は明らかにレース場であった。

怠惰鬼が、ゴールの果てにいるのだ。

 

「始めるぞ! 文字通り、世界を救う英雄祭! ヒーローズミーティングだ!!」

 

オミコシフェニックスがドンモモタロウの声を拡散させる。

世界中、どこにいてもそれは聞こえた。

あるいは、世界を隔てる壁を越えても聞こえるだろう。

 

「郷に入っては郷に従え! 今からレースで世界を救うヒーローを決めるぞ! 我こそはというものは、高らかに名乗りをあげろ!!」

 

ドンモモタロウは閉じた扇子でライスを指す。

 

「さあ、お前はどうする? ライスシャワー!」

 

「えっ?」

 

「この『レース場』にいたものたちは、人の心に様々なものを与えてきたんだろう? 時に感動を、時に悲しみを、時に希望を!」

 

ライスは倉敷を見た。

彼は複雑そうに、俯いている。

 

「お前はここで何をする! さっきのように泣き喚くだけか!?」

 

「……!」

 

ライスは考えた。

先ほど、ドンモモタロウが口にした様々なものを与えてきた。という話。

彼らは──彼女らは、皆、走った。

走り抜けた。

 

「だから……ライスも……」

 

「聞こえん! もっと大きな声で言え!!」

 

「ライスも走りたいッッ!!」

 

「よかろう! ならばルールはお前が選べ!!」

 

ライスは一瞬不安げな表情を浮かべたが、すぐに力強く頷いた。

 

「キャンサー杯と同じにしてッ、ください……! それに──ッッ!」

 

ライスが提示した条件を聞いて、ドンモモタロウはウン! と、力強く頷いた。

 

「聞けぇい! 者どもッッ! レース場は阪神! 2200mで行う! 季節は夏! 天候は曇りだ! それに──」

 

レースはアバターフィールドで行うという。

これにより短距離やマイルが得意なウマ娘も、ここに立てば中距離が得意となる。

芝が苦手なウマ娘も、芝が得意になる。

誰もが参加できる。それが、ライスの出した一番の条件だった。

 

「どうしてこのキャンサー杯の条件を?」

 

オニシスターが問うと、ライスは遥か先を睨んだ。

 

「ライスにも、ウマ娘の意地があるから──ッ! だからライスはヒーローになるんだ!!」

 

ライスシャワー 参戦!

 

 

「さあ他にいないのか! 我こそはというものは!!」

 

ドンモモタロウが扇子を振るい、煽りに煽る。

 

だからこそ、叫んだものがいた。

 

「トレーナーさん! わたし、出たいですっ!」

 

「うん! プリファイに負けないヒーローになろう!」

 

「はい! 世界、救ってみますね!!」

 

ニシノフラワーA 参戦!

 

 

そして、次々と戦士たちがレース場に集結していった。

 

「久しぶりに来てみれば、とんでもない状況」

 

「まあいいじゃありませんか。こんな経験、一生できないわ」

 

玉野トレーナーと浅口トレーナーが観客席にいた。

 

「おい聞いたか! 世界を救うレースがはじまるらしいぜ!」

 

「おれらって妄想なんだってな! 信じらんねぇよ! びっくりだ!」

 

続々と観客たちもヒーローの誕生を一目見ようと集まってくる。

 

「お久しぶりです! トレーナーさんのために頑張ります!!」

 

ニシノフラワーB 参戦!

 

 

「すーちゃんと一緒に走れるなんて嬉しいです!」

 

「アタシも! ヒーローになったらお祝いしようね!」

 

ニシノフラワーC 参戦!

ダイワスカーレット 参戦!

 

 

「よ、よくわかりませんが英雄ということなので! 黙ってはいられませんでした!」

 

ゼンノロブロイ 参戦!

 

 

「がんばってくださいませ~」

 

「頼みましたわよ部長!」

 

「お任せくださいまし! お嬢さま部として! 何よりもウマ娘として誰よりも輝いてみせますわ!!」

 

メジロマックEーン 参戦!

 

「だれがマックE-ンですか! 失礼な!! マックイーンですわ!!」

 

【訂正】メジロマックイーン 参戦!

 

 

「ゴルレンジャ―マスタードレッド!」

 

「ゴルレンジャーオピニオンレッド!」

 

「ゴルレンジャーピンク!」

 

「ゴルレンジャーダークライトマイルドレッド!」

 

「ゴルレンジャードラゴニックピンキーレッド!」

 

「「「「「我ら! 焼きそば戦隊! ゴルレンジャー!!」」」」」」

 

「いや全員赤! しかも変な赤! なのになんでピンクだけ普通ですの!? ん? え? よく見たらピンク二人いますわ!! え? ん? そもそも五人に分身してるってどういう──あぁあもう全然わかりませんわ!」

 

ゴールドシップ 参戦!

 

 

「待たせたな桃井タロウ!」

 

馬に乗って颯爽と現れたのは脳人の誇り高き戦士、ソノイであった。

 

「ここで貴様と決着をつける!!」

 

「面白い。望むところだ!!」

 

しかしよく見れば、ソノイが乗っている馬がおかしい。

胴体がどう見てもドラム缶だ。

そこから馬の頭っぽいものと、人間な足的なものが生えているような……

 

「おい! ソノイ! あまり動くな!」

 

「うるさいぞソノザ! この中は響く! だいたい前がろくに見えないぞ! どうなっている!」

 

「許せお前たち。発注を間違えたのだ。ほら、あまり喋るな。バレる」

 

ハリボテノート 参戦!

 

 

『行きなさい、ムラサメ(適当)』

 

「はい、マザー!」『What's up!?』

 

ドンムラサメ&マザー 参戦!

 

 

「誘われるがままに来てしまったが……なんだか変な連中がいないか?」

 

ビワハヤヒデ 参戦!

 

 

「なんでも有りらしいので有りとしましょう! 私もついにより長きバクシンロードに挑むことができて胸がバクバクシンシンしてまいりました! ハーッハハハハハ!!」

 

サクラバクシンオー 参戦!

 

 

(フフフ、脳人監察官としてしっかり観察させてもらうわよ……!)

 

(狭い……! 帰りたい! そもそもなんで走る役なのよ!)

 

(だからプライベートで関わりたくなかったんだよなぁ)

 

メカハリボテノート 参戦!

 

 

「ソニーッッック!!」

 

音速芸人・ソニック勝村 参戦!

 

 

「実力としては勝てなかったがーッ! ヒーローとしてならお前に勝てるかもしれない!!」

 

忍者おじさん&ギンシャリダンディ(牧場の馬) 参戦!

 

 

「さあ! 暴れるよ!!」

 

スピードの鬼・哲子(86) 参戦!

 

 

「な、なんだこれは!!」

 

財団Xマシュー 参戦!

 

 

マシューは唇を噛んだ。

オミコシフェニックスのゴールデンパワーによって世界が書き換えられえた。

こんなわけのわからない一文で計画がグチャグチャになっていいわけがない。

 

「でもまああれだー。ここから先は公平なんでしょ?」

 

「その通りだ。お前が勝てばいいだけのこと」

 

「だったら乗ってあげますよ。こーゆーの、嫌いじゃないんで」

 

「いいだろう」

 

そこでドンドラゴクウが手を振って、やって来るのが見えた。

 

「よし! 合体だ! お供たちよ!」

 

 

 

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