翌日、学校が終わり日用品を買ってから部屋に帰ると有栖がお茶してた。なんで俺より先にくつろいでるんだろう・・・。
「さて、話を聞かせてもらいましょうか」
「えっと、有栖が聞きたいのは何のことかな?」
「何って私に黙ってギャンブルに手を出した挙句普通じゃあり得ないくらいのポイントを手に入れたことです!」
「何から話そうかな・・・・」
家についてはまだ話すことができない。どうせならサプライズ発表したいってのもあるし今ここで言う覚悟もできてない。
「えっと・・・昨日も言ったけど別に今回はポイントが欲しくてやったわけじゃないんだよ。この学校って普通の娯楽はあるから他の人たちは困らないけど俺の場合は友達って言える人もほぼいないし暇つぶしっていうか趣味みたいなものにしようと思ったんだよね」
「ギャンブルが趣味ってバカなんですか」
「そうは言われても他にやることないし・・・まぁ今回の件で先生にもしばらくは出禁って言われたから寝る以外やることがなくなったけど」
「そのまま辞めてしまった方が良いですよ。その分私が一緒にいますから」
「それは魅力的だなぁ」
「でしょう?今ここでギャンブルはしないと誓うのでしたら1週間添い寝してあげます」
「有栖がしたいんだよね?」
「・・・そういうのはわかってても気づかないフリしてください」
「わーい」
「今更言っても遅いですし棒読みで言われても私が虚しくなるだけですよ。どうしますか?」
「ぜひお願いします」
「素直でよろしい。ちなみにポイントの使い道は考えてるんですか?」
やっぱ聞いてくるよねー。
「えっと、と、とりあえず新しい家具でも買おうかなって。ベッドは低反発のやつにしたいし有栖も泊まることが多いから有栖用の枕とかも買いたいな」
「それでも全然使いませんよね」
「無駄遣いはしないに越した方がいいんじゃない?この学校は何があるかわからないしさ」
「それもそうですね・・・・この話を知ってるのは私と真澄さんだけですか?」
「いや、橋本にも話した」
「なぜ彼に?」
「あいつに1000万あげた」
「え?・・・嘘だと言ってください」
「本当だって。あいつにポイントの使い道聞いたらクラス移動する権利を買ったらいいんじゃないかって言ってて面白いと思ったからお礼にあげた」
「橋本くんとは今度お話しする必要がありそうですね」
「あまり虐めてやるなよ。あげたって言っても移動するには2000万いるから残りの半分はあいつが自力で集める必要があるんだぞ」
「そういう問題ではないんです!ポイント関係はトラブルにつながりやすいって自覚してますか!」
「いや、でもあいつが裏切る可能性を潰したんだから将来的にはプラスになるかなって。有栖ならわかってると思うけど裏切らないってのは結構大事だろ?」
「それは理解してます。けどいいんですか?咲耶くんはクラス抗争に興味ないはずですが私の手助けになってますよ」
「今回は仕方なくだ。個人的に駒が欲しかったけど葛城派は俺のことなんか信用しないだろ」
「そうですね」
関係ないけど紅茶を口にしながら『そうですね』って有栖にピッタリすぎて見惚れるわ。
これ以上聞きたいことは無くなったのかこのあとはいつも通り過ごした。とりあえず家のことを隠せて安心かな?
次は夏休み試験に入ります
ちなみに咲耶くんの所持ポイントは
入学時10万→110万
一ヶ月後→220万
テスト前→500万
日用品、家具など→470万(内20万はもしもの保険)
カジノ450万→2億3020万
橋本に譲渡→2億2020万
ざっくり適当に売ってるからどっかでおかしくなってるかも