実力見せる前には睡眠を   作:さかなヒロシ

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よう実最新刊まで一気買いしました。これで細かい部分も描けるかな?


無人島特別試験②

「「「「はあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」」

 

俺が有栖を支持するという宣言はクラス内に衝撃を与えるほどのことみたいだ。

 

「お前はどちらの味方をしないと言ったはずだ」

 

「だから今からって言っただろ。葛城、お前じゃ有栖に勝つことは不可能だ」

 

「葛城さんが坂柳に劣ってるって言うのかよ!」

 

なんで戸塚はいちいち突っかかってくるんだよ・・・・。

 

「そう言ったし事実その通りだ。葛城はこの試験において二つのミスを犯した。俺だったら絶対にやらないであろうミス、それは有栖もやらないと確信してる」

 

「雪上、どう言うことか説明してもらうぞ」

 

「一つはスポットの占有を早まったこと、もう一つはその契約書だ。悪いがそれ以上は言わない、明日から俺は独断で動かさせてもらう。お前らも早く寝ろよー」

 

俺は一足早く寝ることにした。葛城派からの怒号を聞きながら・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、俺は早速行動を開始することにした。無人島といっても学校が所有してるものなのである程度手入れがされている。ガチの無人島ならそもそもスポットとか置けないしな。とりあえず情報収集をするべく島の外周をぐるりと回るか。どこにどのクラスがいるかは知らないが他のクラスの取り組み方は知っておいて損はないだろう。なんて考えていたら海の方で騒ぎ声がする。近くに行ってみると節約なんてする気がないほど豪遊してるクラスがいた。

 

「楽しそうだなー」

 

「誰だ!」

 

おっといきなりバレたみたいだ。

 

「ここってどこのクラスなの?随分個性的な方針だな」

 

「お前に言うわけなだろ!」

 

「石崎、何をしてやがる!早くしろ!」

 

どうやら目の前のやつは石崎というらしい。なんか見た目と立場が全然合ってない、はっきり言って変だ。

 

「とりあえずお邪魔させてもらうよ」

 

「お、おい!」

 

石崎を呼んだやつの元に向かうとあら不思議、入学初日に見たロン毛が寛いでいた。つまりここはCクラスの拠点になる。

 

「これはこれは、お前とは初めましてだな」

 

「テメェは誰だ」

 

「Aクラスの雪上咲耶、以後よろしく」

 

「よろしくなんかするわけないだろ。ククッ、それよりもAクラスがなんの用だ。契約についてなら文句は葛城のやつに言うんだな」

 

「それに関して話がある、俺の分の徴収を取り消して貰おうか」

 

「断る」

 

「もちろんタダでとは言わない、俺が差し出すのは葛城に契約の穴を言わないこと、それでどうだ」

 

「へぇ、坂柳以外にも頭の切れるやつがいるみたいだな。だがそれだけじゃ足りねぇな」

 

「欲張るなよ、Cクラスが50ポイント獲得できる手伝いしてやるんだから呑んどけって」

 

「俺の狙いがよくわかったな」

 

「あんなのに引っかかるわけないだろ。リーダー指名に関しての記述が一切ないんだ、疑うに決まってる」

 

「葛城みたいなお利口さんの雑魚は引っかかったがな」

 

「この試験が終われば有栖の独裁体制だ。毎月80万近く持ってかれるのは痛いがあの子にしてみればいいハンデだろう」

 

「俺を舐めてるか坂柳を買ってるのかどっちだ」

 

「後者に決まってんだろ。それが俺がこの学校にいる理由だからな」

 

「信者かよ、気持ち悪い野郎だ」

 

「好きに言ってろ。さっきの契約をするなら王様、お前が契約書を準備しろ。また明日ここに来る」

 

「こっちで用意しておいてやる。坂柳は最後にと思ったがその前にお前を喰うのも悪くねぇな」

 

「お断りだ、じゃあな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cクラスの拠点からしばらく歩き森の森の中に入るとまた声が聞こえた。今度はワイワイ盛り上がってる感じの声だ。

 

「あっ、雪上くん!久しぶりだね!」

 

「久しぶりだな、えっと・・・」

 

「一之瀬!一之瀬帆波だよ!」

 

「そうだった、久しぶり」

 

「もしかして・・・・雪上くんってクラスの子の名前も覚えてない?」

 

「そんなことないぞ。有栖に橋本、神室、葛城、戸塚・・・あとは鬼頭」

 

「6人しか出てないよ・・・相手に失礼だから名前くらいは覚えた方がいいんじゃないかな」

 

「そうか?」

 

「そうだよ。私とっても悲しかったからね!」

 

「それは悪かった。それよりこんなところで話しててもいいのか?クラスのリーダーだろ」

 

「それについては心配ないよ。私以外にも優秀な子はたくさんいるからね〜」

 

「へー」

 

「興味ないかもしれないけど露骨すぎじゃないかな?」

 

「だってお前しか知らないし。ちなみにBクラスはこの試験どうするか決まってるのか?」

 

「うん、無理にスポット占有は狙わないで節約しながら過ごすつもり。そっちは?」

 

「さぁ」

 

「私は教えたんだからそっちも教えてよー」

 

「Aクラスは葛城が主導でやってる。俺はあいつが致命的なミスをしたから自由行動してる。つまりわからん」

 

「致命的なミスって?」

 

「詳しくは言わないけど2回やらかしたとだけ」

 

「Aクラスも大変なんだね」

 

「全くだ。早く有栖が主導してくれないかなー」

 

「坂柳さん?確か今は船にいるんだよね?」

 

「あぁ、あの子が動き出したらAクラスは今後負けることがないかもな」

 

「そこまで言うなんてやっぱりすごい人なんだ」

 

 

 

 

一之瀬とそこそこ話してたら一人の男子生徒がこちらに向かってきた

 

「一之瀬、こっちは終わったぞ」

 

「ありがとう」

 

「この男は?」

 

「Aクラスの雪上くん」

 

「よろしく」

 

「紹介するね、私のクラスメイトの神崎くん」

 

「神崎隆二だ、よろしくな」

 

「あぁ、よろしく。二人に聞きたいんだがBクラスの拠点をよく見ると人数多くなってない?」

 

「それはね、Cクラスの金田くんがいるから。彼、自分のクラスから追い出されちゃったみたいで」

 

追い出されたねぇ。王様との契約から考えるとスパイだな。と言うことはおそらくDクラスにも同じような奴がいるってことか。

 

「あんま信用しすぎない方がいいぞ。どんな事情であれ他クラスの生徒を入れながら生活するのはリスクの方が大きい」

 

「それはこちらも理解している」

 

「ならいいや。じゃ、俺はここらでお暇させてもらうわ」

 

「次会う時までには私たちの名前覚えてね!」

 

「あぁ」

 

一之瀬と不思議な約束をして俺はBクラスの拠点を去った。




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