【ネタ】故障してる千里眼持ち王子inブリテン王国 作:飴玉鉛
「――ロホルト、戦の準備をしなさい」
急だった。
十歳の誕生日を迎え、キャメロット中で王子の生誕日を祝った日の翌日である。騎士王アーサーが厳しい貌で愛息に従軍の指示を下した。
異例のことだ。騎士としてのロホルトはまだ小姓、従騎士にすらなっていない未熟者なのに、一体どこの誰との戦に駆り出そうとしている?
答えは自明だ。ロホルトは黒い微笑を湛え即答していた。
「はい」
アルトリアは息子の様子を黙って見詰め、嘆息する。
「相手は訊かないのか」
「ロット王でしょう」
「………」
確信の込められた返答に、アルトリアの溜息が重ねられる。
数秒の沈黙を挟むと、彼女は王として愛息を同じ目線の高さで睨んだ。
そう、同じ目線の高さだ。愛息は成長期に入り、アルトリアと同じ身長にまで達しているのである。
体つきもいい。日々の鍛錬を欠かさず、頑健な体つきに成りつつある。だが何より、煌めかな頭脳と眩い知性の輝きが滲む瞳が憎たらしい。この一年で更に増した知性の冴えは、人を断つ魔剣にも伍するかもしれない。――王子の悪魔的な策が戦を起こしたのだ。
愛する息子でなかったら罰していただろう。いや、公私混同はしてはならない、ただちに罰するべきだ。しかし罰する理由はない……だから訳を訊こうと思える。アルトリアは自然体で語った。
「そうだ。だが少し違う。反乱軍の首魁は二人……六年前に十一人の諸王が叛旗を翻した時、参戦していなかったリエンス王の弟ネロ、彼が首魁の一人だ。ネロはリエンス王の仇を討つ為に挙兵し、ロット王もそれに呼応している。手強いロット王が参戦してくる前に、まずはネロを討つことを決定した」
「ロット王は誰が対処しているのですか?」
「マーリンだ。彼の幻術で、ロット王の軍勢は暫く道に迷っているだろう。だが問題はそこじゃない。ネロが何を大義名分にしているかだ。……ロホルト、お前がネロを焚き付けたな?」
一瞬の間を空け、
「はい」
ロホルトはそう返答した。
「………」
アルトリアは何故だと中々言い出せなかった。余りにもロホルトの目に迷いがなく、まっすぐだったからである。だが問わねばならなかった。
「なぜ」
「正確には、ネロではないですが……必要だからやりました」
必要だから焚き付けた。ロホルトはそう断じ、朗々と自身の行いを
堂々と、いけしゃあしゃあと、厚かましく。
――事の起こりは僅か半年前。九歳のロホルトが青年会を設立して暫く経った後、ガヘリスがロホルトから頼まれた仕事を成し遂げた。
リエンス王に仕える、14歳で従騎士になったばかりの少年と知己を結び、ロホルトの語る物語は素晴らしいと吹き込んで、青年会にまで連れてくることに成功したのだ。
件の従騎士は瞬く間にロホルトの語る物語に熱中した。そして彼の説くブリテンの国難に心を痛め、皆と一緒に悩み、討論して、席を並べて飯を喰い、答えを出せた。
その答えが『強い王の下、団結すべし』というもの。彼らの結論はロホルトの誘導した通りに一致し仲間は同胞になった。皆で同じ夢を見て、皆で同じ結論を懐き、皆で同じ道に希望を持った。
だから、そっとその従騎士にだけロホルトは囁いたのである。
『君なら我々の中で一番最初に誉れを得られるだろうね』
すっかりロホルトに心酔していた従騎士は、期待されていることに歓喜し、次いでどうしたらその期待に応えられるか悩むことになる。
悩みに悩んだ彼が、別の同胞に相談するのは自然なことであり。そこにガヘリスが現れ、
『簡単だ。陛下の王権を薄弱ならしめている元凶の一人が、貴公の国にもいるだろう』
彼は気づいた。彼は元々リエンス王の従騎士で、リエンス王の傍に簡単に近づくことが出来る。
ガヘリスやガレスを除いて、同様の立場に立つ者は他におらず、ガヘリス達はロット王がアーサー王へ人質として差し出したような立場に等しい。そんな立場で国に帰るのは難しいはずだ。
となると本当に自分が一番誉れに近いのだ――彼はもう迷わなかった。元の主ではなく、ロホルトに心が完全に傾き、共に国の未来を見た同胞の方が母国の仲間より大事になっていたからだ。
『……英雄だ、貴公は。そして英雄を生んだ殿下もまた』
ガヘリスの皮肉は誰もいなくなった所で。
従騎士は国に帰るなり、王を刺殺した。リエンス王の弟ネロは従騎士を捕らえ、激しい拷問でも口を割らなかった彼に業を煮やすと、魔術師に彼の口を開かせ真相を聞き出させた。
彼は本心によらずに喋った。全て己の意志だ! 誰にも指図されていない! 全てはこの国の、ブリテン王国の未来の為! 弱き王を駆逐し、真に強い王の下で団結する為だ!
そこまで吼えて、彼は絶命した。
ネロは愕然としただろう。まさか本当に、従騎士が本人の意思で、誰にも指図されずに、恨みがあるわけでもない主君を殺すなんて理解できない。
人は理解できない事象を前にすれば、二つのパターンで処理する。思考停止して忘れるか、なんとか理解できる範疇に落とし込もうとするか、だ。ネロは後者のタイプだった。
真に強い王、それが犯人に違いない。強い王は誰だ?
アーサー王だ。誰に聞いてもほとんどがそう言う。ペリノア王でもロット王でもなく、だ。ペリノア王は一騎打ちで、若き日のアーサー王に勝ったこともあるというのに、敵はアーサー王で間違いないとネロは決めつけて挙兵したのである。ロホルトの目論見通りに。
「……なぜそんなことを」
そこまで聞いて、アルトリアは震える声で咎めた。騎士の所業ではないと。
今度はロホルトがアルトリアを睨んだ。はじめて睨み返されたアルトリアは内心うろたえる。
「言ったでしょう。必要だからです。何か問題でも? ネロの掲げる大義名分には一切の証拠はない。下手人が私に関わった痕跡は入念に消してある。なら話は簡単です、馬鹿な妄言で叛旗を翻したネロを討ち、その所領を父上の直轄地に組み込めばいいでしょう」
「そ、そこまでしなくても、同じ国の人間なのだ、もっと他にやり方が――」
「他のやり方は確かにあります! ですがッ! 我々にはもう他のやり方を探す時間がありません! いいですか父上、今は最速最短で国内を纏め上げなければ、ヴォーティガーンをはじめとする外敵を駆逐した後、豊富な外貨を手に入れる余力が尽きてしまうんですよ! 今年の税収は貴方もご存知のはずだ、去年より更に悪い! 時間がないんです、国民がどんどん餓死する! 不穏分子も多すぎる! 現に見てください、ロット王は貴方に叛逆する者の誘いに簡単に乗ってまた裏切った! 彼を王位に置いたままではいられない、故に今しかないんです! たとえ国内で血を流し合う羽目になってでも! 強引に纏め上げなくてはなりません! 違うなら違うと言ってみてください、父上!」
何も違わない。むしろ、アルトリアこそがずっとそう思っていた。
思っていたが何も出来なかった。なぜなら彼らもまたアルトリアにとって守るべき仲間で、彼らの国の民もまたブリテンの民だからである。
『騎士王』という制約もある。だからアルトリアにはロホルトの言う『多少の犠牲』というものがなかなか許容できなかった。心情としても、信条としてもだ。故にずっと悩んで、迷って。
そして今に至る。ロホルトはその顔を見て、激昂した心の火を消し去った。
「……失礼しました。しかし、父上も同じお考えでしょう」
「……よそでは、いいや他の誰にも言えないが、そうだ」
「父上の、唯一の欠点です。貴方は優しすぎる」
「………」
――オレにとってはただのクソ親父だがな、というロホルトの内心はさておくとして。
実際、アルトリアは優しすぎた。そしてブリテンという括りの同胞を信じすぎた。いつかは、やがていつかはと。いつか皆分かってくれる、皆が手を取り合い力を合わせれば国を救えると。
そんないつかは来ないと分かっているくせに。しかし、その
「……ロット王が裏切るのは確実だと思っていたのか?」
「当たり前でしょう。過去二度も裏切っている、一度目は正当と言えなくもない理由ですが、二度目は完全に私怨です。ならば怨みが残っている限り三度目は必ずある。故あらば裏切るような輩を仲間の括りに入れておくほど、私は人を信じられません。……とはいえロット王本人は強力な騎士ですし、なによりガウェイン卿やその弟たちの父です。命まで取りたいとは思っていませんよ」
「そうか……ならロホルトの考える落としどころはどこだ」
「今回は反乱軍の首魁になったわけではないのです、王位をガウェイン卿に譲らせ、一介の騎士として父上に仕えてもらうのが妥当だと考えます。そうすればもう二度と裏切ることはできません」
「監視役は周りの者全員か。生きた心地がしないだろうな」
「実際には生きているのだから文句は言わせませんよ。ガウェイン卿も父上の騎士なのです、王になったからと偉ぶったりはしないでしょう」
「彼は……確かに」
ガウェインの名が出ると、途端に場が明るくなる。彼は太陽みたいだった。
はぁ……とアルトリアは固い息を吐いた。
完璧だ。
完璧だった。
まさに、こうしたいとアルトリアが思っていたことを、やってくれている。やれている。しかも今回は文句の付け所がない。――まだ10歳なのに。
「……ロホルト。お前は、なぜまだ10歳なんだ」
「は? すみません……?」
一度ロホルトの頭を叩く。罰だ。正しくとも、王に無断で戦になるような策略を練り、実行したことへの。そして自分の顔面にも拳を叩き込んだ。
「ち、父上?」
「……見るな」
赤面し――物理的にも鼻血で赤くなりながら――アルトリアは顔を逸らす。
情けない。戦う事以外で、もうロホルトに勝てる気がしない。
誇らしい。この子の親であることが。
喜ばしい。この子が次代の王になれば、きっと――。
「付いてこい」
そう言い捨て退室したアルトリアに、ロホルトは困惑しながらついて行く。
なんでこの人は自分を殴ったんだ? 意味が分からん、こわ……。
情緒不安定なのかな……まさか怒っているのか? そりゃあそうだ、勝手に戦争の原因作ったんだから……でもここまでおかしくなる人か?
どう反応したら正解なんだ……。とりあえずオレも自分の顔面殴っとこう。
「ろ、ロホルト?」
「なんでもありません。転んだだけです」
「そ、そうか……?」
「はい」
顔面を殴って鼻血が出ると、音を聞いたアルトリアが振り返り唖然とした顔をしていた。
ちょっと引いている。
なんであんたがそんな顔するんだよ。同じ気分なんだよ。ロホルトはそう思う。アルトリアとロホルトは共に混乱していた。なんで自分の顔を殴ったんだ……と。
訳の分からない
武器庫の前にある台座にアルトリアが手を触れると、武器庫の鍵が開き扉が重々しい音とともに自動的に開く。中に入るとこれまでアルトリアが集めた宝物や、献上された武具防具などが綺麗に陳列され安置されていた。
無言で一番奥まで進んだアルトリアは、白銀の王剣を手に取ると、それをロホルトへと差し出す。
「……それは?」
「
王位継承権を示す王剣。如何なる銀より眩い白銀の刀身が美しい。
差し出されたそれを、しかし手に取らないままロホルトはアルトリアの顔と王剣を見比べた。
どうした、と押し付けられそうになるのを、咄嗟に後退して躱す。ロホルトは困惑を隠さず言った。
「……要りません」
試しているのか、と疑ったのだ。自分に黙って戦になる策を仕掛けたから。これを喜んで受け取れば叛意ありと見做すつもりなのかと。アルトリアはハッキリと言った。
「これはお前のためにある剣だ、ロホルト」
「……………」
分かり辛いが、つまり、
戸惑う様子のロホルトを見て、アルトリアはなんとなく、互いの認識に齟齬があることを悟った。
もしかして……と、嫌な汗を背中に掻き、額にも浮かべながら、アルトリアは言う。
「わ、私の聖剣と鞘は、いずれ湖の精霊に返還する必要がある。聖槍も手放さないといけない。故に私からこれらを与えられはしないが、代わりにカリバーンにも劣らないこの剣を貰ってほしい、のだが……」
「……返還? 初耳ですが」
「そっ、そう……だったか? ………………そうだった。言ってなかった」
ロホルトもやっとピンときた。つまりアーサー王は不老不死だが、その源である聖剣と鞘のセットはいずれ無くなる。不老不死も共に。なら……後継者は本当に必要だった……?
額を押さえ、ロホルトは巨大な溜息を吐いた。それに反応して汗を流し、視線を泳がせる父の姿に頭が痛くなる。外見相応の素振りだが、実年齢を考えて欲しい――いや、もしかすると、不老不死のせいで精神年齢も止まっているのか?
ありえる、大いにありえる。なぜなら父の掲げる理想は、いつまで経っても新鮮なまま、瑞々しく青い子供の理想なのだ。誰もが救われて欲しいなんて、そんな理想を大人になっても掲げられるような甘い現実を見てきたわけがないのに、一片の汚れもないまま崇高さを保てている。心の時間まで止まっているのなら、この姿こそが父の本当の姿なのかも――
ロホルトはほんの僅かな情報でその真実に辿り着いてしまう。
このまま父の肉体年齢を超えれば、やはり自分が後継者になる意味はないだろう。父の方が長生きするに決まっている。……しかし、だ。父が自分の忠誠を疑って試したわけではないことは、理解した。クラレントを渋々受け取る。
「……軽く振ってみても?」
「構わない」
あからさまにホッとされる。そうしてみると、意外と顔に出る。顔に……? ……今までまともに観察する気はなかったが……こうして気の抜けた顔を見ると……いや、まさかな。
微かに過ぎった疑念を忘れ、クラレントを軽くその場で一振り、二振りし、ロホルトは言った。
「祭礼用の剣ですね。実戦で使いたくはありません、代わりに他の物もくださると助かります」
「む……クラレントは良い剣なのだが……まあ、ロホルトには合わないか。なら公式の場で与えるまで此処に置いておこう。代わりに……どれがいいかはロホルトが選んでみるといい」
「はい」
少年のロホルトからしてみるとクラレントは大剣に等しいが、軽い軽い。魔力で肉体を強化するのに慣れているお蔭だろう。だが趣味には合わない、軽すぎるし、お行儀が良すぎる。
言われるがまま武器庫内を見渡して、これはと思う物を手にとってみた。
クラレントより更にデカい大剣だ。大人になれば大剣として振るえるだろうが、少年の身だと特大剣のようにデカく感じる。白銀の刀身は無骨で、しかし特別な力を全身に受けられた。
この際だ、もっと他も見よう。目に付いた禍々しい大剣も持ち、なんとなく気に入った。一つだけとは言われていないので、ロホルトは思い切って特大剣と大剣の二つが欲しいと告げてみた。
「それはいい。モルデュールという、魔術を破りどのような堅い物質でも防げない名剣だ。だがライヴロデズは所有者の生命力を刃にする魔剣だ、こちらは渡せない。代わりにこれを持て」
意外とすんなり認められ拍子抜けする。魔剣は駄目だったが、特大剣であるモルデュールは与えられた。そしてアルトリアはライヴロデズの代わりに、一つの金と青の文様の盾を渡してくる。
「プリドゥエンだ。担い手を清浄に保ち、水に浮べればサイズが大きくなって船にもなる」
「は、はぁ……ありがとうございます」
「武器よりも防具を大事にしなさい、ロホルト。お前が死んだら大変だ」
「……………」
黒く長い柄と、黒曜石の埋め込まれた長大な刀身を有するモルデュールと、ロホルトが持つと黒く染まった大きな盾。黒づくめだ。
だがその『黒』に邪な気配は微塵もなく、むしろ見る者を安らがせる夜のような親しみがあった。まるで母の腕の中のような……。
同じ印象を受けたのか、アルトリアは苦笑する。
「お前の人柄が滲んでいる、いい色だ」
「……褒め言葉と思っておきます」
「……褒めているが?」
「……そうなんですか?」
「………?」
首を傾げるな。
微妙にやりづらい空気と手応えに、二人して戸惑いつつ武器庫を出る。
台座に手を触れて鍵を掛けているアルトリアに、ロホルトは先手を打って一旦逃げることにした。
「父上、私は今から母上に挨拶に行きたいと思います。また後ほど」
「分かった。私は騎士達を集め、外に出ている。出立に遅れるな」
「はい」
そそくさとロホルトは父から逃げた。ちょっと冷静じゃない、色々と所感を纏めたかった。
早足に歩き去ると、ロホルトは頭を抱える。
なんなんだ。
「なんなんだ、本当……」
胸がムカムカする。思い返すのは五歳の頃、楽しんでいた剣の修行や、魔力の扱いに、後から首を突っ込んできて、指導と称してボコボコにして全否定してくれやがったあのクソ親父。
以降は毎日指導、指導、指導。毎日ボコボコにされ泣かされた。泣き言も許されなくて、やることなすこと全否定で、剣の修行も楽しくなくなって。
なのに……なんだ、今のは。なんだ、不老不死はいずれ返上するって。
後継者、本当は必要なのかよ。それを言えよ。なんで言わないんだよ。今更言って、今更本当は大事に思ってるんですよアピールをして。親父面して。
「……ぶん殴りてぇ……」
ロホルトは反抗期に突入した。
が、秒で卒業した。
「………ガキぶってるとイタいぞ、オレ。大人だろう、オレは」
頭を振って、ロホルトは母へ挨拶しに行った。
まだまだガキで、未熟で、大人ぶってるだけの子供は、母親に助けを求めるように走った。
燦然と輝く王剣(クラレント)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
由来:アーサー王の武器庫に保管されていた、王位継承権を示す剣。「如何なる銀より眩い」と称えられる白銀の剣。アーサー王の『勝利すべき黄金の剣』に勝るとも劣らぬ価値を持つ宝剣で、王の威光を『増幅』する機能、具体的には身体ステータスの1ランク上昇やカリスマ付与などの効果を持つ。ロホルトはこの剣をアーサー王から正式に譲られた為、担い手として正しく所有することになったが、主兵装として気に入りはしなかった。
兄弟剣として大陸全土の支配を象徴する皇帝剣フロレントが存在し、その刀身に咲き乱れる百合の花模様は、花神の加護を受けている証明らしい。王剣クラレントに神の加護はない、しかしロホルトの手で真価を発揮すれば――。
アルトリア
互いの齟齬にやっと気づく。
他の人には問題なく話せるのに、ロホルトは例外。
距離感わかんない……。これが正しいはず……(不正解)
私は嫌われていない。
ロホルト
裏でかなり悪どい策を使った。博打みたいな策だが、別にロホルトの名前が出てもよかった。
出なかったのでヨシ。出ていても普通に証拠にはならんので冤罪主張からの完勝余裕コース。
ぷるぷる、ぼく悪い王子じゃないよ。この態度で皆信じるのだ。実際証拠がない。
不思議な道具で証明、なぜか出てきた謎の乙女の証明、無し。
そして意外と父から大事にされてることを知る。
え? 大事にしててこれってこの人……控えめに言って……なんでもないです。
不老不死は返還することになるとかそんな大事なことは最初に言ってほしいんですけど。
後継者が本当に必要ならなんで交通事故起こしてオレが生まれたみたいな感じなんだよ。
というか他に子供作れよ。後継者が死んだらどうすんの王様の役目だろ一人で満足するな。
不老不死って心の年齢も止まってるよねこれ絶対。ヤバいわよ。重圧ひどくないの?
凄すぎる偉人なんだけど……いや、やっぱ嫌いだわ……。
色々言いたい。けど言えない。微かな疑念のせいで。
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