ソードアート・オンライン〜Inherited Great Sword〜   作:野良猫h

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4話 DMW 其の1【ハードラッシュ】 

【キリトside】

 

高原地帯

 

時を少し巻き戻して、俺とシンは互いに頷き合い担いでいる剣を抜きながら悲鳴が聞こえた丘の方へと急な斜面を駆け出していった。進路上のモンスターを倒して進むが斬っても斬っても湧いてくるモンスターに時間を取られ中々前進出来ず、苛立ちを募ったシンは舌打ちを打つ。此処までは悲鳴を上げたプレーヤーを助かるどころか、俺達でさえ危うくなる.....

 

 

(まずいな………)

 

俺は目の前を走るシンの背中を見詰めながら最善策を思案する。

 

 

 

「はぁ! おりゃ! 邪魔だぁ!!」

 

 

モンスターを倒しポリゴンに次々変えていくシンだが、その背中には焦り、苛立ち、怒りが色濃く現れる…………

 

 

 

 

 

そして遂に堪忍袋の緒が切れた……

 

 

 

 

「どけえぇぇ!!!」

 

怒りを爆破させたシンは、正に憤怒の形相 眉を吊り上げ、睨む様に鋭い眼光でモンスター見詰め襲い掛かる

 

 

「し、シン!?」

 

 

 

いつも見せる何処か飄々とした余裕は其処には無く、猛り立つ感情をそのまま当たり付ける様に剣を振い、拳を振い、モンスターを蹴散らし群れの奥の更に奥へと無理矢理突っ込んで行く。俺はそんな相棒の姿に戦慄を覚えただ黙って見ている事しか出来なかった。

一緒に行動して、1カ月半だが、ここまで鬼気迫る闘い方をするのは初めて目にした俺は付いて行けず置いて行かれてしまった。

 

 

「!っくっそぉ!無茶しやがって...」

 

 

既にこの場には居ない相棒に文句を垂れながら、襲ってくるモンスターを斬り捨てポリゴンに変えながら後を必死で追い掛ける。

 

ざーーーーー!

 

「------」

 

 

 

「え??」

 

(今、何か聞こえた?)

 

山風の音に紛れ何か別の音の様な物が聴こえた気がして脚を止める……

 

(気のせい??)

 

 

そう思いまた走り出した…..

 

ざーーーーー!!

「-----!!」

 

 

「んん???」

 

 

(また聞こえた!)

 

 

空耳じゃないそう確信する俺は周りのモンスターを倒し耳を澄ます……聞こえてくるのは

 

 

(風の音、草木の音、モンスターの動き息づかい ……)

 

(それ以外にもあるはずだ!もっと集中しろ!)

 

意識を集中させる

 

ざーーーーーーーーー!!

 

「おぉぉぉいぃぃぃ!!」

 

「っ!聞こえた!?」

 

俺は声がした方向に顔を向ける…….そこには

 

 

「おぉぉぉいぃぃぃ!」

 

目を凝らして観ると1人の茶色とも鼠色とも言えるフード付きのコートを身に纏うプレーヤーが、こっちに大きく手を振って叫んでいた。

 

 

 

「....。」

 

 

「行ってみるか...」

 

俺は、剣を鞘に戻しながらこっちに手を振って居る相手の元へと駆け付ける。

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遅いゾ!キー坊!?」

 

駆け付けて開口一番で言われるのが感謝では無く文句であるのは一体どう言うことだろう?

 

 

(解せぬ)

 

俺はため息混じりに相手の名を呼ぶ

 

「アルゴ....」

 

 

茶色とも鼠色とも言えるコート着たプレーヤー...アルゴの元に辿り着き、モンスターと対峙する為に背中合わせで尋ねる

 

 

「何をしているんだ? こんな所で?」

 

「にゃはは、実は、あるプレーヤーを探してたんダ」

 

「プレーヤー?」

 

気になる発言に思わず聞き返してしまった。【鼠のアルゴ】と呼ばれる彼女が、気になる程のプレーヤーとは一体....。

 

 

「それってβテスターか?」

 

好奇心に負けて尋ねる

 

 

「うふふふ、気になるカ? キー坊?」

 

 

ニヤ付いている気配を感じムカつくが、それでも好奇心の方が勝り再度尋ねる。

 

「っ、あ、あぁ 気になる」

 

 

「しょうがないな~? 本当は有料なんだけド....」

 

 

そう言ってアルゴは語る。

 

何でも、前の街で細剣使いの同性を偶々見かけ、少し気になって声を掛けたらしい。なでもゲーム自体がビギナーさんようで、まだまだ不慣れなとこもあるが、素直で勉強熱心の努力家な娘ようだ。飲み込みも早く教えたこっちが感服する域らしい。ただ、ちょっと抜けたところと言うか迂闊なとこもあり、少し気掛かりなとこもある。

 

 

「それで、途中まで一緒に来ていたが逸れて、見失ったと.....?」

 

 

 

「そうだゾ」

 

 

「.......。」

 

 

正直呆れてしまった。パーティーメンバーから離れるのは文字通り死活問題に発展する。自分だけなら、まぁ、問題無いとしても、誘った相手...まだビギナーにはそれ自体が死を意味する。

 

「アルゴっ!お前ぇ!「っ!アーチャン!....アーチャン.......」....」

 

 

俺の声を遮るように、アルゴが切羽詰まった様子で声を上げる。だが、次第に狼狽えた声で【アーチャン】呟き声に変わりる。表情が苦虫を噛み潰した顔から焦り、不安、恐怖、後悔、が入れ表情へと変わっていく

 

 

「っ、ど、どうした!?」

 

 

只事ではな無い事くらいは直ぐに分かるが、こっちも相方を追わないといけない。俺はちらりと視線を上に向け、自分とシンのHPを確認する。いつの間にシンのHPがイエロー付近まで下がっていた。余り時間ない、早く救援に行かないとシンが死ぬ!

 

「....アーチャン、、、がHPが、、、もう無い」

 

 

 

「っ! な!」

 

 

 

くっそ!こっちも間に合わないのか!?助けられないのか!?隣にいるアルゴが、暗然とした顔で上を見上げ暗涙を流す。俺はただ見ている事しか出来ないのか!? 自分の不甲斐なさに失望しこの世界(ゲーム)を呪い忌み嫌った瞬間

 

 

「行くぜ豚ゴリラ!!!」

 

 

「!?」

 

奥の方から怒号とも雄叫びとも取れる叫びが聞こえてきた。俺は、っは!となり「この声は…….」と呟き、声が聞こえてきた方向に顔を向ける。

 

 

「もしかして、シンなのか……?」

 

「え?」

俺の呟きにアルゴが反応する。我武者羅に敵に向かって行く相棒の姿を想像して、「無茶しやかって....」と悪態を付く。その時、横に居るアルゴが驚愕した顔に変わり「っえ! アーチャンのHPが回復したゾ?...」とアルゴの何か疑問に感じる呟きが漏れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「....シン。 間に合ったのか?」

 

「そ、そう言えば! シンはどうしたんダ?」

 

今更の様に聞いてくるアルゴに内心呆れながら、ここまでの経緯をかいつまんで話した。

 

 

「...。ある程ナ。キー坊達が救援に向かった相手はアーチャンで間違いないゾ」

 

 

「...。そういや、さっきの回復したって何で疑問そうに言ったんだ?HPが無くなると死ぬんだ、回復して当然だろ?」

 

 

感じた疑問をそのままぶつけると

 

「う〜んっと、回復するのが遅過ぎるんダ...

...死ぬと分かっているならなんで、ギリギリを攻める必要があル?

それを考えると、回復系が無くなったとしか考えられなイ」

 

確かに、わざわざ危険な状態まで我慢する必要ない、そこまで考える無くなったと思うのが妥当なところだろう。

 

 

「っと! そんな後で良い! 早くシンとパーティーメンバーに合流するぞ! シンのHPが徐々に削られて行く まだ戦闘は終わってない」

 

 

「うん!」

 

 

俺達は頷きシンのもとに駆け出していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

【シンside】

 

 

幾多の攻防を繰り返し漸く、モンスターのHPをレッドまで追い詰め、一踏ん張りの所で俺に不運な事が起きてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ、後もうちょい!」

 

肩で息継ぎながら、決して相手から目を離さず牽制と言いつつ剣を向けたままで、悟られず自分のHPを確かめる

 

「イエローとレッドの狭間か....」ボソ

 

呟きながら素早くアイテムメニューを開き、ポーションを取り出し全回復

 

「ポーションがあと3つか...」ボソ

 

 

残りの回復薬も後わずか、おまけに武器の耐久値も芳しく無い。時間を掛ければ、こっちが不利になるのは目に見えて明らかだ。

 

 

「ッケ!ジリ貧じゃねーか!」

 

(そこのねえーちゃんにてー借りらんねーし...

 

キリトのヤロウもまだこねーか...マジでジリ貧だ!クソッタレ!)

.

 

文句をぶつけながら空瓶を放り投げ相手の出方を見極めつつ構え、動きを悟られる間に速く、風さえも置き去りにする程、速く重心を低く喊声と共に駆け抜ける

 

「テメーとのお遊びもここまでだ!」

 

「!?」

 

俺の動きが読めなかったな! 驚き、反応が遅れたモンスターは俺の接近を妨害しようと攻撃を再開して襲いかかってくる...が...。

 

 

 

「俺が速いんだよぉぉ!!」

 

 

目の前に迫り来る拳を剣の腹を使い右へ左へ受けながし、駆ける速度は決して緩めないように両脚に力を込め地面を思いっきり蹴って更に加速する。懐へ潜り込んでソードスキルのモーションと共に渾身の力を込めて剣を振り下ろす!

 

 

「これで シマイダァァァ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り下ろした剣が喉元を捕らえる

 

 

 

 

 

 

(獲ったぜ!)

 

 

 

 

 

ニヤリと笑い勝利を確信した俺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けど、実際は......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリン!!

 

 

「なっ!?」

 

 

辺りに金属音........剣が折れる音が響く

 

 

 

パァン!

 

 

折れた剣がポリゴンとなり消滅

 

(な、何が起きた!)

 

振り下ろした右手を凝視する体せいままソードスキル発動後の膠着で身動きが取れ無くなってしまった俺は今さっき【何が起きたのか】それを突き止めるのに頭の細胞を総動員働かせ動揺しつつ思考する。

 

 

 

 

 

1、何か特殊な攻撃をした。

 

(いや、そんな変わったアクションは取ってねーな)

 

 

2、自分、モンスター以外の第三勢力。

 

 

(...居るのはそこで横座りして、こっちを心配しているねえーちゃんだけだ....

 

何かやった様子無い....)

 

 

 

3、その他

 

 

(....。いや、適当だなぁ! 思考を放棄んなよ! 不特定要素多過ぎだって!)

 

 

考えてる事を半ば放棄している思考回路に呆れつつ、ふと 足もとに視線が行くそこで、俺はある事に気がつく

 

 

 

(ん?【何で俺とアイツの間合いが離れているんだ?】...)

 

 

首を取るのに至近距離まで近付いたはずなのに、今はさっまで振り回していた剣 2振り分離れている...なぜ?

それに、なぜ、モンスターは首をガードしている?

 

(そんなこと出来るスペースは無かった筈だ...)

 

 

そこまで、考えた俺はアル仮説を思い付く

 

 

 

(当たる直前に、後ろに下がった…..?)

 

その仮説は....モンスターは攻撃が当たる直前に後ろに下がり、下がった事で出来たスペースに手を突っ込みその攻撃を防いだ....

それで、耐久値が低くなった剣は防がれたことで耐え切れなくなり呆気なく折れた。

 

1秒に満たない刹那の時間で答えを導き出した

 

(学習してやがる!)

 

内心で舌打ちを打ちモンスターを憎たらしく睨む......

 

 

 

「!?」

 

 

その瞬間、ゾッと冷たく気持ち悪い冷や汗が背筋を垂れる

 

 

(笑ってやがる....っ!)

 

俺がさっき勝利を確信した時に見せた笑った顔だった。ある意味では無邪気ともある意味では、邪悪とも言える顔で俺を笑い、首を押させてない別の手で、ソードスキルの膠着で動けない俺を鷲掴みして、上下に激しく振られ近くの岩へとそのまま強烈なパワーで投げ付けられた。

 

 

ドオォォォ!!

 

「ヴァァァァ!!!」

 

 

グリーンまであったHPは呆気なくレッドゾーンまで追い詰められ、更に追加ダメージで強制スタンを喰らい気絶状態へと堕ちる。

 

 

(う、動け、、、ねえ、、、)

 

 

霞む意識の中、俺は......

 

 

 

 

情け無い----そんなソルジャーは要らない!

 

 

(??)

 

 

ザックスーーーーー夢を持て、そしてソルジャーの誇りを忘れるな......

 

 

 

(!!!)

 

 

霞む意識の中で、誰かの声とシルエットが浮かぶ......

 

その姿は、背中に大きな剣を背負っている後ろ姿だった。黒い髪、黒いタンクトップ、黒いズボン....

横顔でこっちを【情けない】と言っている顔だった

 

 

(ア、、アン、、ジー、、ル??)

 

そう呟いた瞬間、一陣の風が吹き思考がクリアになる

 

 

行ってこい、お前の戦いは終わってない...シン

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆

 

 

 

「っは!」

 

意識が覚醒した俺は、さっき観た映像をイメージする為に瞳を閉じ もう一つの意識を呼び起こす...

 

(...おい、聞こえてるだろ?)

 

 

《.......》

 

 

(ダンマリてっか? まぁ、構わねーよ...

 

それより、さっき観た映像....【あの動き】はやれんのか?)

 

 

《.....》

 

(.....おい? 聞こえてんだろ?)

 

低く、凍える様なドスの利いた声でもう一度、ダンマリ決め込んだ相手に脅し込めて言うと…….

 

 

《っヒ! で、出来るわよ!….出来るから脅さないでよ….》

 

弱々しく怯えた女性の声が返ってきた

 

(っと、悪いな…脅して)

 

 

この女性の声は俺のユニークスキル『スキルクリエイター』と何か関係があると最近気が付いたのだ

 

 

《出来るわ.......

 

出来るけど..................あまりおススメしないわ。それ相応の代償をアナタは.....支払うことになるわ...》

 

俺を気遣うようとも案じるようとも取れる言葉を放つ。その中で少し拗ねて感じも入っている様な感じで...

 

 

(....代償だ? っは! 笑わせんな 命のやり取りはこの世界【ゲーム】じゃ、常識よぉ...

 

今、死のうが、後で、死のうが大した変わりはない....

 

それに....こう言った類いは直ぐには死なないのが常だ...)

 

《....え、ええ そうね....直ぐに死ぬことは無いわ...》

 

 

(それに、コレを使わないで生き残る確率はどれくらいだ?

 

....あそこで待っているねーちゃんを囮にして逃げる...って言う選択肢ははなから、ねーからな?)

 

 

 

《わ、分かったわよ.....

 

それなら、イメージして..アナタがイメージした物がそのまま形にしてなるから》

 

 

《!、攻撃がくるわ! 早く起きて!》

 

 

忠告ともに瞳を開く.........

 

映るのは....俺を殺さんと邪悪な笑みを浮かべるモンスター、そして迫り来る必殺の拳

 

(これ喰らったら死ぬなー)

 

呑気と言うか、他人事とも言える思考で自分を殺そうとする拳をボンヤリ眺め軽くぼやきを入れる

 

(そんな余裕あるんだなー)

 

軽い思考のままで、【何も無かった】ようにそっと、左手を前だし合気道の要領で拳を受けダメージを逃す。

 

凄まじい砂埃が立ち俺とモンスターが完全隠れる

 

「だ、ダメエェエ!!!」

 

 

 ねえーちゃんの叫び声が聞こえ来る。恐らく俺が死んだんだと勘違いしてしまったようだ

 

 

「間に合えぇぇ!!」

 

 

 

 

 

「そ、、そ、、そ、ん、な、、い、、い、、、い、やあぁぁぁ!!!」

 

 

ガチ泣きされたぞ....

 

 

 

「例え怪物に負けて..死んでも

 

...このゲーム この世界に負けたくない!!!」

 

「はあぁぁ!!」

 

 

ん?なんかヤケ糞で突っ込んできたぞ?

 

 

「な、な、なんで?」

 

 

はぁ〜やれやれだぜ....

 

 

 

「...。お覚悟上等じゃねーか?ねえーちゃん」

 

 

「え?....」

 

 

 

 

 

「大層な覚悟決めんのは、いいけどさー」

 

 

 

 

「ここで死ぬは勿体無くない?」

 

 

 

 

「せっかく助かったんだからさー?」

 

 

まるで、と言うかそのまんま軽口を叩くあっけらかんに、何も気負うことなく。そんな声で煙の向こう側へ聞こえる様に

 

「!!」

 

目を丸くして驚いているモンスターを放置して

 

「な.....な...ん..で.....?」

 

 

 

「なんでって?  はぁー、勝手に殺すなよ?

 

 

まぁ、心配させちまった俺が悪いんだけどな...」

 

 

勝手に殺されるのは困るが、手こずっていたのは事実

 

 

「っよ..良かった..無事で.....」

 

 

「ハッ! 無事かどうかはアレだけど...

 

悪いな?..手間取った。もう、終わる もうちょっとだけ、待っててくんねーか?」

 

 

モンスターの拳を左手だけで受け止め、向こう側で絶望しきった目でこっちを見ているねえーちゃんを少しでも励ましと心配させた事に申し訳なさ、そんな想いを胸に秘めた俺は不敵な顔で笑って見せる。そのせいかは知らないけど、ねえーちゃんはまるで恋する乙女のように頬を染めながら

 

 

「はい!  待ってます////」

 

 

返事を返してくれた。俺は不覚にも、ドキッ! 心臓の鼓動が高鳴ったのは内緒...

 

モンスターをちらりと一瞥して

 

「スキル発動... ハードラッシュ!!」

 

全身集中、頭がクリアになっていく爪の先まで意識を集中されモンスターの些細な動作まで手に取るよ分かる。

 

(力が湧き上がってくる!)

 

 

 

ーソルジャーの誇りを見せてみろ!ー

 

 

「見逃すなよ!?」

 

 

不敵に笑いモンスターに攻撃を仕掛ける。目に止まらぬ速さ...俊足で地面を駆け、身体をバネにして飛び上がり強烈なスーパーパンチをその間抜けヅラに叩き込む。怯んだ所を隙だらけのボディーに素早く近付き、素早さが売りのフックをかまし更に怯ませジャブ、ミドルキックと死へのコンボを繋ぐ... なす術を無くしたモンスターはただの的となり一気にHPを削られていく....

 

 

「finish!」

 

再度、身体をバネして飛び上がり、瀕死のモンスター目掛け必殺の一撃...ダブルパンチを放つ!

 

 

「グアア!!」

 

 

死への断末魔を上げポリゴンとなったモンスターは消滅しモンスターがいた場所を一目見て俺は糸が切れた操り人形の如くパタリと倒れ、意識が深い深〜い海底のような底に沈みのだった。

 

 

 

 




纏まったー! 中々纏まらないから大変でしたー

長々とお付き合い下さりありがとうございました!

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