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「きゃあっ!」
トリニティ自治区近辺の廃工場。
拘束されたトリニティの生徒が引っ張られ、ヘルメットをかぶり武装した集団に乱暴に床に投げ出される。
「騒ぐな!言うことを聞かないと大変なことになるぞ!」
後ろ手に両手を縛られまともに抵抗できない女生徒に銃を向けながら赤いヘルメットの不良生徒が威嚇する。
「あ、あなたたち、いったい誰ですか?何の目的でこんなことを…!」
「トリニティのお嬢さんが、それを知ってどうするつもりだ?」
「あんたはあの学園が身代金を支払うまで、ここで大人しく捕まってればいいんだよ。余計なことは考えるな!」
怯えた女生徒からの疑問を一蹴してヘルメット団員たちは笑う。
「が、学園と交渉を!?」
ヘルメット団員たちの言葉に女生徒は思わず、といった感じの高い声音で聞き返す。
「そうだ!もう連絡はしてある、あんたのところの生徒を返してほしかったら、ってね!」
「そ、そんな…!!私にも…」
震えながら声を漏らす生徒。
そんな様子を見てニヤニヤと笑っているヘルメット団員たち。
「私にもチャンスが巡ってくるだなんて!!」
「…は?」
「急に何を…」
おびえて震えていたように見えた生徒だが、そんなヘルメット団員たちにはわけのわからない言葉を叫び、何かを待ち焦がれるようなとろけた艶のある顔を上げる様子にヘルメット団員たちは眉をしかめ…
ドカアアァァン!!
「ひ、ひいぃ!?」
「な、なんだ!?何が起きた!?」
突如響く轟音。
廃工場の壁は破壊され巻き起こる砂煙。
「くっ、くくくっ、くひっ…」
響く声音は地獄の底から響き渡るような本能的な恐怖を感じるソレで。
「くひひひひひひひひ!!」
崩れた壁から歩み寄るのは、歩く戦略兵器。
「きえええええええええっっっ!!」
「う、うわぁぁあああああああ!!!」
暴虐が始まる。
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人質のいる場所を偵察でアタリをつけ、ダイナミック突入。
廃工場だからちょっと物が壊れるくらいOKって言っても相変わらずやることが派手だよねぇツルギちゃんは。
「きええええええっっっ!!」
「う、うわぁぁあああああああ!!!」
破壊された壁の向こうから響く悲鳴を聞きながら破壊の際に怒った砂煙を煙幕代わりにこっそり侵入。
ツルギちゃんの突っ込んだ方向があっちで悲鳴がそっちだから…
「ここです!人質ここでーす!!人質はここにいますよー!!!!」
「あっ、テメェ何叫んでやがる!」
そんな声の方へ急いで向かえば後ろ手に縛られたトリニティの制服を着た子が黒いヘルメット団員に銃を向けられていたので、
ダァン!!
ぼくは手にしていたHG【splendid Pal】でヘルメット団員が構えていたARの側面を撃ち抜く。
想像もしていない衝撃に思わずARを取り落としたヘルメット団員がこちらを振り向いた時にはぼくが地面を跳ねて彼女のヘルメットごと延髄から地面に向かって蹴り抜いた瞬間だった。
「あぁっ…!」
ぼくがヘルメット団員を蹴り倒した様子を見て要救護対象の生徒が声を漏らす。
っとと、トリニティのお嬢様の目の前であまりお見せする光景じゃなかったかな?
「正義実現委員会です。ティーパーティーの依頼を受け救出に参りました。今すぐこちらから脱出をしますが、他に人質の生徒などがいるかはわかりますか?」
「わ、私だけだと思います。買い物に道を歩いていたところを突然ここに連れてこられたので…」
「わかりました。迅速な退避のためにもうしばらくご協力お願いします」
ぼくは確認の後、そう声をかけて彼女の背中と膝裏に手を差し入れて、そのまま持ち上げる。
「ふわっ…お姫様抱っこ…!!」
「申し訳ありません、本当なら拘束を解いてゆっくりとエスコートをしたいところですが委員長の鎮圧行動を円滑にするための緊急措置ということでご容赦を…必ずあなたを無事に安全なところまでお連れ致しますから」
おびえているのだろう、怯えた声をあげる彼女にぼくは落ち着かせるように耳元でそう伝える。
彼女は顔を真っ赤にしてこくこくと頷いてぼくに身を任せてくれる。
この状況で声をあげずに従ってくれるのは助かる。さすがはお嬢様、こういった事態にもきっと心構えがあるのだろう。
「破壊だ!破壊してやるぅぅ!!!!」
「ぎょえええええーーーっっっ!!!!!!」
ツルギちゃんの
早くこの腕の中で泣きそうな瞳でぷるぷる震えている人質を安心させてあげないと。
「あっ、イチカさーん、要救助者確保したよー」
工場を囲むように展開した正義実現委員会のみんなへと指示を飛ばしているイチカさんの元へと人質の生徒を送り届ける。
「よっ、と…大丈夫?立てる?」
ぼくはそのまま人質だった彼女を足から地面に下ろして、拘束されたままだった紐をほどいてあげる。
固く縛られていたため、少し赤くなってしまっている腕の部分を撫でる。
「ちょっと赤くなっちゃってるね…救護騎士団の人も呼んでいるのでそちらで念のため見てもらってください。捕まっている間に何か怪我をしたりはしてませんか?」
「だ、大丈夫でしゅ!助けてくれてありがとうございました!!」
彼女は俯いて、けれどしっかりとした声でそう答えてくれる。
やはり極限状態で大変だったのだろう、心なしか息も荒い。
「あーっ…と、ハジメさ…ハジメ。要救助者はこっちで対処するっす。ハジメは引き続き委員長と鎮圧の方をお願いするっす」
「りょーかい、って言ってもそろそろ終わっちゃいそうだけど」
ぼくが再び現場に向かおうと目を向けると、破壊された壁からツルギちゃんがちょうど一人でゆっくりと出てくる。
「終わった」
「さっすがツルギちゃん、仕事が早い。それじゃ不良生徒たちの捕縛とかやっちゃいますか」
「りょーかいっす!それじゃあハジメと私と…合計5人で内部へ、残りは逃亡者が出ないように外で待機で!人質だった生徒の方は救護騎士団の方に誰か…」
「わ、私が連れて行きます!」
イチカさんのすぐそばにいたコハル先輩が声をあげる。
「コハル…それじゃあお願いするっす」
「はいっ!イチカ先輩はハジメが無茶しないようにお願いします!」
「コハル先輩?????????????」
突然先輩からの念押しが入ってぼく困惑。
「もちろん、きちんと目を光らせておくっすよ~」
もちろんじゃないが???????????
過去の自分がこういうところで背中を刺してくるのちゅらい…
こうしてぼくたちはツルギちゃんの後始末に工場内へと再度突入したのだった。
あれから幾日か。
色々な人に支えられ、お誘いをもらって。
ものすごく悩んだけれど。
ぼくが編入先に選んだのはトリニティ総合学園。
所属は正義実現委員会。
トリニティの正義を愛する一人の生徒だ。
「ハジメさーん、備品管理の件に関してなんですけど…」
「ハジメさん、先日のパトロールで補導した不良生徒の件って」
「ハジメちゃーん!今週のパトロールシフトの件なんだけど!!」
「ほいほい、備品はコレ、補導履歴はこっち、シフト表はコレ」
正義実現委員会の使用している一室、ぼくは報告書などをまとめながら次から次へと来る委員会所属のみんなから聞かれたことや必要な書類を渡したり、事務方の仕事をすることが多かった。
いやなんかこう、正義実現委員会って前のめりっていうか、どんぶり勘定っていうかさぁ!!
こういう書類仕事をメインにする人が委員会の規模に対してちょっと足りてないかなっていうか。
「いやぁ、ハジメが入ってくれて事務の方はだいぶ余裕ができるようになったっすねぇ」
「そもそも事務ができる人が思いの外少なくてぼくびっくりしたんですけどぉ…」
「トリニティで正義実現委員会の門戸を叩くような生徒は基本的に血の気が多いですから…」
イチカさんの言葉に疑問を呈したぼくの言葉にハスミが答える。
ぐいっと伸びをして書類仕事で固まった体をほぐす。
おぉ、首と肩がごりごり言っておる。
時計を見れば夕方に差し掛かる時間帯。
手元の書類も粗方片付いた。
「コハル先輩、そっちは終わりました?」
「ま、待って…もう少し…」
すぐ横の机で書類を仕分けるコハル先輩の進捗もあとちょっとってところか。
「慌てないでも大丈夫ですよ~。今日は捕り物もあったからちょっとゴタつきましたからねぇ」
ぼくはそう言いながらコハル先輩の机にある手つかずの書類をいくらかもらって仕分けを手伝う。
「あっ、ハジメは先に終わったんだから休んでなさいよ!」
「いや、二人でやっちゃった方が早いでしょ、早く終わらせて先輩オススメのクレープの屋台連れてってもらいたいんで」
しゅぱぱぱぱっと書類を仕分けしてしまえばコハル先輩は少し納得がいかないような表情を浮かべながらも
「もう…ありがと」
とお礼を言ってまた仕分けを再開する。
ふと視線を感じて顔を上げるとなんだか妙に笑顔になってるイチカさんとハスミの顔が目に入った。
「…なんぞ?」
「いいえ、お気になさらず」
「…?まぁ、そう言うならいいけども」
ぼくは首をひねりながらコハル先輩の事務作業の手伝いを再開したのだった。
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正義実現委員会の教室。
先ほど仕事を終えたコハルとハジメが連れ立って帰宅をしたこの場所には現在イチカとハスミだけが残っていた。
とはいえ二人とも本日の業務に関しては終了している。
「いやぁ、ハジメについてコハルも事務の方に参加してくれるようになったのは嬉しい誤算ですねぇ、順当に育ってくれてますし」
「ふふっ、後輩にいいところを見せたいのでしょう。そのためにきちんと努力ができるのがコハルの良いところです」
現在は応接用のソファにテーブルを挟んで紅茶を楽しんでいるところだ。
「…それで、今日の暴徒鎮圧に関しての報告についてですが」
「えぇ、身代金要求からの現場に急行してツルギ先輩の鎮圧行動により違反生徒の迅速な無力化。人質もハジメさんがツルギ先輩のすぐ後に突入して救出。ヘルメット団の方は相変わらずでしたが人質になっていた生徒はむしろハジメに救出されるのを待っていたかのような反応だったっすね」
「…なるほど、それではいつかの時のようにティーパーティーから呼び出しをされるような事はなさそうですね」
ハスミはティーカップに口をつけながら時計に目を向ける。
「えぇ、これ以上ないくらいの成果と言えるっすね。それにしてもティーパーティーからのあの指示は結局なんだったんっすかね…」
「イチカ、どこに目があるとも限りません。滅多なことは口に出す物ではないですよ」
「へぇっ?こ、怖い事言わないでほしいっす…」
きょろきょろと室内を見回すイチカ。
現在この教室にはハスミとイチカ以外には誰もいない。
「何かしらの考えがあっての指示だとは思いますが…こちらとしては優秀な戦力を大手を振って使えるのですからいいことじゃありませんか」
「それはそうですけど…やっぱり少し警戒はするっすよ…」
「…イチカの言いたいことも、わからなくはありません」
ソーサーにカップを置いて一息つくハスミ。
ティーパーティーからの指示。
それは安納ハジメを正義実現委員会所属とし、出来る限り重用する、というもの。
とはいえ、それはティーパーティーに忖度をして重要なポストを与えろ、といったような事ではない。
ハケンで参加してもらっていた時と同じような感じで構わないというのだから尚更意図が不明ではあった。
それともう一つ、出来る限り下江コハルと共に行動させるように、とも。
コハルがハジメと席を並べて書類整理を行っていたのにはそんな理由からでもあった。
「とはいえあの引っ込み思案なところがあったコハルもかなり育ってきてくれてますし、ハジメはそもそも優秀ですから
イチカは細めていた目を少し開きながら時計を見る。
かちこち、かちこちと時計の音だけが鳴り響く。
ひどく緩慢に感じたそれに気を取られ気づけばお互いのティーカップはすでに空になっていた。
「…おかわりはいかがですか?」
「…そうっすね、いただきます。
ハスミからの提案にイチカはそう答える。
応接用の柔らかいソファに体を沈めながら、二人は優雅なティータイムを過ごす。
かちこち、かちこち
時計の音だけが部屋に響いていた。
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「コハルせんぱーい、そろそろ決まりましたー?」
「も、もうちょっと待って!…えっと、この間食べたのがチョコホイップ…だから今日はシナモンで…うぅ、でもあんこも気になるし…」
現在ぼくはコハル先輩が最近発見したという移動型の車の横が開いて店舗になっているタイプのクレープ屋さんに連れられてきている。
帰宅途中の公園でたまたま見つけたこのお店がコハル先輩的には大当たりでここ最近は帰り道の途中というアクセスのしやすさもありかなりの頻度で通っているらしい。
ぼくも今日はコハル先輩に誘われて一緒に連れてきてもらったところ。
ぼくは定番のチョコバナナホイップにでもしようかなって思ったけどコハル先輩はかなりお悩みの様子だ。
「もう両方買っちゃえばよくないです?」
「…今月はちょっとここに通いすぎちゃったから今日も二つも買うのは流石に…」
「じゃあぼくが奢れば」
「お小遣いがちょっと足りないからって後輩に奢らせたりしないわよ!?というかハジメはすぐにそうやって人に奢ろうとするのやめなさいってば!!」
「えぇ、怒られた」
うーむ、一緒にこうして過ごしてもらってるわけだしぼくとしては全然かまわないんだけどなぁ。
ハケンの時の依頼料とか、基本的には全部シャーレに入ってるもんだと思ってたんだけどなーぜーかーぼく用の口座が作られててそこに結構な額のお金も入ってたもんだから意外とぼくは小金持ちだ。
色々な制度なんかを併用したり、正義実現委員会での活動をきちんとしてればお給料的なものも入るしでちょっとくらい使ってもすぐに元通り。
トリニティに来てすぐの頃、それでちょっとお高いディナーとかコハル先輩を誘っていったりして颯爽と支払おうとしたらきちんと自分のために使いなさいって怒られたっけ。
「もー、じゃあコハル先輩が悩んでる奴片方ぼくが買いますよ。それでシェアすればお得じゃない?」
「えっ?でもそれじゃハジメが食べたいやつが…」
「コハル先輩が食べたいって思ってるんならぼくも絶対美味しいと思いますって、ほらほら、行きますよ~」
「あっ、ちょっと背中押さないでっ…もう、ありがと」
ぼくに背中を押されながらメニューボードからカウンターへと向かうコハル先輩が小さい声でボソッと呟く。
店員さんが妙に生暖かい目でこっちを見ていた気がするがきっと気のせい。
ベンチに座ってクレープをむしゃむしゃ。
「おぉ、さすがコハル先輩がどっちか迷ったチョイスだ、このシナモンのクレープ思った以上にシナモン利いてて食べやすいですよ」
「こっちのあんこはもうあんこ!って感じでボリュームすごく感じるわ...クレープなのにお饅頭みたい。美味しいけど…」
お互いのクレープを寸評しながら合間合間に手に持っているクレープをお互いの口の前に差し出し食べさせあいっこ。
お友達とこういうの、いいよね!
最初の頃はこういうことをするとコハル先輩は恥ずかしがってたけど今ではもう慣れたものだ。
まぁ、おすまし顔だけどまだちょっと頬が赤いのは可愛いところだけれども。
そんな感じで二人で他愛もない話をしていると着信が。
画面に表示された名前は「聖園ミカ」
…あぁ、もうそんな時間か。
ふと空を見上げれば眩しいくらいの夕焼けはもう暗く鳴りを潜め、夜の帳が世界を塗り替えていくようだった。
「ハジメ?」
「すいませんコハル先輩。ちょっと忘れ物しちゃったみたいで…いったん部室に戻って取ってきますから今日はお開きにしましょう」
「え?それなら一緒に戻るわよ?」
「いえ、結構長く話しちゃってたし先輩は先に寮に戻ってぼくは忘れ物をしてるので少し遅れるって寮長に先に言っておいてくれません?こんなんで無断門限破りのペナルティ食らいたくないですし」
「えっ!?さっきまで夕方になったばっかりだった気がするのに…そういうことならわかったけど…ちゃんとまっすぐ帰ってきなさいよね!」
コハル先輩の声を背に、ぼくは歩き出す。
向かうはトリニティ総合学園の校庭。
いつも模擬戦などに使ういつもの場所。
暗闇を歩く。
街灯に照らされた校舎内の道を真っすぐに。
校舎にはいくつか、明かりの灯る教室が見える。
この大きなトリニティのことだ、夜の遅い時間になって活動をする部活動や委員会も数多く存在するのだろう。
残念ながらぼくはそんな遅い時間に活動をしているのなんて正義実現委員会と補習授業部しか知らないし、補習授業部は今日は活動をしていないし、正義実現委員会だって残業もなく今日は終わったはずだ。
だから、暗闇を歩く。
夜の帳に染め上げられてなお煌々と照らされる模擬戦場。
そこに佇むのは無邪気な夜の希望。
彼女の愛銃【Quis ut Deus】を片手に携え、まっすぐとこちらを見据えるのは
「やっほ☆コハルちゃんとのデートは楽しかった?」
「クレープ食べさせあいっこした」
「えーっ!?何それずるい!?そんなの本当にデートじゃん?」
ポケットから取り出したマガジンを【Quis ut Deus】へとリロードしながら頬を膨らませて不満を垂れるミカ。
「お茶会でも似たようなことしてたじゃんか」
ミカの不満を右から左に受け流し、ぼくもSMG【best Bond】とHG【splendid Pal】を両手に構える。
静かな模擬戦場に無機質なお互いの愛銃の音が響き渡る。
「一緒にお出かけするのがいいんじゃん!私もそういうことしたかったのになー!!」
「…別に、そうしたいならいつだって」
「無理じゃんね?」
ぼくの言葉を切って捨てる聖園ミカ。
その視線が。
その銃口が。
「今それをしたって…これからもそれを続けることができない。そんなんじゃ意味がない」
その言葉が。
「今はどうすればいいかわかんない。明日になればぜーんぶ
まっすぐ、ただまっすぐにぼくを射抜く。
「…そうだね、それでいい。そのままぼくを止めてくれれば最高なんだけどなぁ」
「え?昔それでやらかしてるし冗談じゃないかなって☆自分勝手に友達を
「そっか…そりゃそうだよね」
暗闇の中、ぽっかりと円形に照らされた模擬戦場に嵐が駆け巡る。
二つの人影が交差するその空間に響く銃声、打撃音、爆発音。
不自然に照らされた空間には縦横無尽に動く銀色と桃色の疾風、チカチカと音と共に光るマズルフラッシュ。
これは、
トリニティ総合学園、正義実現委員会。安納ハジメの日常となっていた。
唐突な急展開ですが仕様です。
ただ、この連載を書き始めた時に適当にまとめたプロット。
欠片も原型をとどめていないじゃじゃ馬娘で筆者が一番困惑してます。
プロット君、オリチャー発動しまくるのほんとやめて?????????
感想、評価、誤字報告などいつもありがとうございます。
励みになります。