別の作品『仮面ライダー対プリキュア』の世界にて、デルザー軍団との戦いを終えた『神 啓介』は新たな舞台『すこやか市』へと移り、その使命は世界と平和を守るため謎の『GOD機関』と戦うのだ!!
のどか「という事があって啓介さんはしばらく家に泊まる事になったんだよ?」
と、昨日あれから起こった事をそこでばったり会ったちゆちゃんとひなたちゃんに話している私。いつの間にか私はたった一晩の間に呼び方を変えていた事に特に突っ込まれることもなく、話は続いていったんだ?
ちゆ 「ふたりはこれからどこ行くんだっけ?」
のどかはラビリンとハーブ専門店『ハーブガーデン』に、ひなたはニャトランと前に訪れた少し古風なカフェに向かうらしい?ちゆはエコバックを片手に買い物らしい?
ちゆ 「ぺギタンの好きなお菓子でも買いに行こうと思って?折角久々に来たんですもの?たまには奮発しようと思ってね?そういえばアスミはどうしたの?」
のどか「久しぶりに来たからラテと一緒にすこやか市をお散歩してくるって?」
因みにのどかの話によると『神 啓介』は朝から早速GODに関する情報収集に出ていったため別行動だ。3人は今日はばったり会っただけなので、すぐそこの分かれ道に入れば今日は解散であるのだがその分かれ道に見覚えのある背中が見えたのでその人物の名を思わず疑問形でつぶやいていた3人の姿があるぞ?
のどか「アスミちゃんだよね?」
ちゆ 「何してるのかしら?」
何をしているのか気になり声をかけると、思わぬ返事が返ってきたので慌てる3人であった
のどか「男性に声をかけられたってアスミちゃん!?」
ひなた「ちょっ!?アスミンそれってナンパ!?」
アスミ「『なんぱ』とはいったい何でしょうか?」
ちゆ 「どこの馬の骨なのかしら?私がビシッと言って追っ払って!!って・・・ぇっ?」
少し声を低く、拳を握りしめるちゆとのどか・ひなたの視界に映ったアスミをナンパしてきた相手を見て、目が点になっていた。頭が真っ白になる系の『ぇっ・・・』って雰囲気の顔をしている。
どうしてそうなったのかというと、相手がどうみても5歳位の子供だったからだ
子供 「お姉さ~ん!!納豆にはネギ入れるタイプ?お姉さんの犬と一緒にオラをお散歩させてみなぁ~い?」
のどか「あのアスミちゃん?確か男性に声をかけられてるんだよね?」
アスミ「そうですが?」
確かにアスミは嘘は言ってない。アスミも全くそんなつもりはない。しかも子供の連れの白い犬もキリっとした表情でラテに求愛しているようだ?
子供 「お姉さぁ~ん。俺にももっとかまってぇぇ~!?」
ちゆ 「あれ?君って確か・・・」
???「しんのすけ君!!いけません!?」
と、今度は高校生ぐらいの『こけし』に似た雰囲気の少女が叫び、子供に注意したのは良かったのだが・・・
少女 「金髪の素敵なお姉さん。私とこれから登山なんていかがでしょうか?」
アスミ「は~?」
少女も舌の根も乾かぬうちにさり気にアスミの手を取りながらナンパしてきたのでほぼ全員、後頭部に汗だ
「しんのすけ~!?」と「シノォォ~~!?」という怒声(どせい)に二人は同じようにゆっくりと振り返り、怒り心頭の女性と女性ほどではないが、どちらかというとやきもちに近い怒りの状態の金髪の少女がそこにいたのだ
ちゆ 「あぁっ~やっぱり野原さん達でしたか?」
ちゆの発言に知り合いかどうかを訪ねると、どうやら昨日から旅館に泊まりに来ていて、一組は『野原』という犬を含めた5人家族・もう一組は外国人二人を含めた女子高生5人のグループだ。
知り合いになった経緯に納得したのどか達はぐりぐり攻撃を受けるしんのすけとアリスと呼ばれた金髪少女にやきもち交じりのお小言を言われながらも、まったく反省の色が見えず、それどころかアリスの怒っている様子に『忍』と呼ばれているこけしに似た少女は微笑ましく見ていたのだ
ちゆ 「しんのすけ君やそのお父さんも昨日うちのお母さんにナンパしてたわね?」
ちゆの言葉に「へっへぇ~」とどう反応すればいいのかわからない様子ののどかとひなた・・・
それから『野原 ひろし』までもアスミにナンパしてきたので当然『野原 みさえ』の『げんこつ』を受け、女子高生のグループの一人の『小路 綾』が『大宮 忍』が迷惑を掛けた事にアスミにペコペコと謝りまくっていたのであった
その後、のどか達に軽く自己紹介して『野原』一家と『大宮 忍』・『アリス・カータレット』・『小路 綾』・『猪熊 陽子』・『九条 カレン』は旅館に戻っていき、どこかへと出かける準備を進めるのであった・・・・・・
アスミがナンパされ、そのプチ騒動が終わって少し時間が経った頃・・・
ここはすこやか市で少しばかり有名な山である。雑誌で取り上げられたこともあったが、特にこれといって有名になった訳ではなかったが、知る人ぞ知る名所だ
今ここに野原一家が登山に来ていたのだ
ひろし「いやぁ~空気が美味いな?」
みさえ「ホントねぇ~?」
ひまわり「たいやっ!!」
シロ 「アンッ!!」
しんのすけ「あむっ!!あむっ!!あむっ!!うむうむ・・・」
ひろし「何してんだお前?割りばしなんか取り出して?」
しんのすけ「父ちゃん。味がしないぞ?」
ひろし「あのなぁ~空気に味があるわけじゃないんだぞ?空気が美味いっていうのはな?こう都会の空気と違って汚れた空気が無くて自然の綺麗(きれい)な空気を堪能してるって事でな?」
みさえ「おバカな事やってないで、早く行くわよ?ここで山菜を取っていけば、旅館の方で食べられる山菜かどうか見てもらえるし、持ち帰りOK!!しかもお願いすれば今晩の夕食に採ってきた山菜の天ぷらが無料でついてくるのよ!!しっかり取って帰って元を取らなきゃ!?」
しんのすけ・ひろし(妖怪ケチケチおばば・・・)
みさえ「あんだってぇ~!?」
しんのすけ・ひろし「言ってない言ってない!?」
とまぁそんなやり取りがある中、目的の山菜が良く採れるポイントの付近に到着した野原家は小休憩を兼ねて一度丁度いい岩や太い木に腰を据えていた。
ひろしやみさえは移動だけでそれなりに疲れたらしい?するとシロが急に険しい顔になり、それに気づいたしんのすけがシロの睨む先に近づき、茂みをかき分けると「なんだアレ!?」とひろしとみさえにも聞こえるような声を出しており、二人も茂みをかき分けると明らかに怪しい集団を見つけたのだ
ひろし「何してんだアレ?」
ひろしの言う通り、茂みの先にいた怪しい集団はやっぱりGODの戦闘工作員達である。木々に向かってトングや掃除機を改造したような装置を向けているところだ?
みさえ「ねぇ?警察に通報した方が良いんじゃない?」
ひろし「だな?見るからに怪しいし?」
しんのすけ「父ちゃん・・・」
ひろし「何だよ?」
しんのすけ「おなら出そう・・・」
ひろし・みさえ「ぇぇっ~!?」
ひろし「やめろぉぉ~!?今音を立てたら絶対バレる!?我慢しろ!?」
しんのすけ「無理!?もう出そう!?」
ひろし「あぁっ~もぉ~!?しゃあない!?すかせ!?」
「ぉぅっ」とつぶやくしんのすけにひろしとみさえが緊張する最中、ゆっくりとしんのすけがすかしっぺをしている・・・
このままこのまま・・・音をおさえて~・・・
次の瞬間!!
『ブゥゥッ!!』
やっちゃった・・・
みさえ「しんのすけぇぇ~~!!」
戦闘員A「誰だ!?」
ひろし「やばい!?逃げろ!!」
陽子(ようこ)・カレン「すぅ~・・・はぁ~・・・」
カレン「空気がおいしいです!!」
野原家よりも遅れて山にやってきた『きんいろモザイク』のメンバー5人。やっぱり山の空気を美味しく感じていたようで、二人は深呼吸している。『綾』が立ち止まっている二人を呼ぶので二人も足を進め、5人は更に奥に進み始める処だ
しかしその直後、慌てて駆け下りてくる野原家を視界に入れたことで『何事か?』と不思議そうにしていたのは言うまでもない
忍 「あれ野原さん?どうかしたんですか?」
綾 「なんだかすごく慌てているようですけど?」
ひろし「あぁ!?忍ちゃん達か!?」
みさえ「皆!!早く逃げて!?」
カレン「熊ですか!?それとも猪(いのしし)ですか!?」
アリス「何で嬉しそうなの!?」
陽子 「んっ?ぉぃ?なんだアレ!?」
陽子が山の奥に目を細め、より遠くを見ていると、何かがものすごい速度で迫ってきているのが見えたのだ。一同が振り返ると同時に『それ』も一同の前に止まり、マントを投げ捨てるとご丁寧に名乗ってくれたのだ
アキレス「俺様の名はGODのアキレス!!俺様の足から逃げられると思うな?」
忍 「何ですかアレ!?お知合いですか!?」
しんのすけ「『尻』ませぇ~ん!!」
みさえ「やっとる場合か!?」
アキレス「俺達を見たからにはタダでは帰さん!!」
ひろし「みさえ!!みんなを連れて逃げろ!?家族は俺が守る!!『忍法・親父の靴下』!!どりゃぁぁ~~!!」
かっこいいようなそうでないような決死の覚悟のひろしにアキレスは口から吹き矢を飛ばす。それが首に刺さるとひろしは動きを止め、ゆっくりとしんのすけ達へと振り返る。ひろしの目は正気ではないようだ?
アキレス「お前達もこいつのように俺様の『ドリームビールス』で人間ロボットになるのだ?アァァァッ~~!!」
奇声の後、ドリームビールスが塗られた吹き矢を何発も放ち、それがしんのすけ・ひまわり・忍・アリス・シロ以外に命中し、みんな『人間ロボット』へと化してしまったらしい?
しんのすけは咄嗟にひまわりを助け出し、アキレスの命令で動くひろし達から逃げる事となり、少し逃げた先は少し急な崖に近い坂だ
アリス「どどどっどうしようシノ!?逃げ場がないよ!?」
アキレス「逃げ場は無いぞ?お前達も人間ロボットになれ!!」
シロ 「アンッ!!」
シロが咄嗟にアキレスの足に嚙み付き、悲鳴を上げている。忍は汗を流しながら背後の坂を見つめ、苦渋の決断をしたようだ?
忍 「アリス?しんのすけ君とひまわりちゃんを連れて先に逃げてください!?」
アリス「えぇっ!?逃げるって何処に!?」
忍 「少々危険ですがこの坂を下るしかありません。シロちゃんが時間を稼いでいる今のうちです!!さぁ早く!?」
アリス「それならシノも一緒に逃げようよ!?」
しんのすけ「おら!!父ちゃんと母ちゃんをお助けするぞ!!」
忍 「ごめんなさい!!」
忍は二人を押して、坂を下させる。かなり強引で危険であったが、それを選択せざる得ないほどに状況が悪かった・・・でなければ最悪の展開になることは火を見るよりも明らかだったからだ・・・
アキレス「離れろ犬!?娘!!よくも邪魔をしてくれたな?お前も人間ロボットになれ!!」
シロを蹴とばしたアキレスは忍にも吹き矢を飛ばし、ついに忍も人間ロボットへとなってしまった・・・アキレスはしんのすけ達が転がっていった坂を見て、念のためとどめを刺しに行く事に決めたらしい?下り坂のため出来る限り急ぎながらもゆっくりと追いかけていったアキレスであった
アスミ「風が気持ちいいですね?」
そんな事が起こっていると思わず幸か不幸か偶然にもアスミは野原一家と忍達が来ていた山の付近にまで散歩していた。木陰の多い辺りで風が気持ちいい・・・
突如ラテが何かを訴えるように吠え、その先を見つめるアスミの前には坂を転がり気を失っているしんのすけ・そのしんのすけに抱きしめられ守られていたひまわり・アリスが倒れていたのだ
アスミはそれぞれの名を呼び掛けながら体を揺さぶり、怪我もしているところを見て病院がまず頭に浮かび、運び出そうと考えたが、一人で3人も運ぶのは正直難しい・・・
アスミ「シロ!?」
アスミが驚きと共に叫んだ名前から察するにシロが下り坂から駆け下りてきてラテにも目もくれずしんのすけとひまわりに寄り添う。その姿はとても心配そうだ?
アスミ「心配ありませんよシロ?必ず助けます。まずは皆さんを病院へ」
続く言葉を遮るように聞こえた早い足音にアスミは振り向く。その先には下り坂を下っているアキレスの姿が映ったのだ
アスミ「その風貌(ふうぼう)・・・あなたはもしやGOD?」
アキレス「お前は確か『風鈴 アスミ』だな?俺様は不死身のアキレス!!」
アスミ「まさかこの方達に怪我をさせたのはあなたですか?」
アキレス「そうだ!!そして貴様はこれから俺様に殺される運命なのだ!!アキレスの剣を受けてみよ!!」
アキレスがその場で跳び、アスミとの距離を2~3メートルにまで縮め、両者は構えるがそれと同時にオートバイのエンジン音が聞こえ、両者が振り向くとオートバイが二人の間に割り込みアキレスが条件反射的に後ろに下がったのだ
アスミ「啓介さん!?」
啓介 「大丈夫かいアスミさん?」
アスミ「私は大丈夫です」
アキレス「貴様『神 啓介』!?」
啓介 「アキレス!!今度はお前か?俺が相手になってやる?来い!!」
アキレス「ぬぅ~2対1では流石に分が悪い?ここは引き上げるとしよう?さらばだ!!」
アスミ「何というスピードでしょう?もう見えなくなりました?」
アスミの言う通り、アキレスはあっと言う間に見えなくなり、アスミは怪我をしたしんのすけ達の事を話して啓介に手伝ってもらいながら病院へと3人を運び出すのであった・・・・・・
『アキレスよ?失敗したとはどういうことだ!?』
ここはGODのアジトの一つである。アスミと啓介から逃れたアキレスは一度アジトへと引き上げGODの『頂点』に報告をしていたのだ
アキレス「それがその・・・邪魔が入りまして?」
『我々の計画にはまだまだ『アレ』が大量に必要なのだ!!万が一にもそれをXライダー達に知られてはいかんのだ!!』
アキレス「えぇっ!!それはもちろん承知しております!!」
『ならば早々に秘密を見た残りの子供達を始末するのだ!!それが叶わなければお前の居場所は無いと思え!?』
「はぁ~!!」の90°近いお辞儀がされ、部屋を後にしたアキレスは急ぎしんのすけ達が秘密をしゃべってしまう前に殺すための作戦を実行するために行動を開始したのだ
その頃病院の廊下で待っていたアスミは部屋から出てきた啓介の報告を聞いて安堵したようだ?しんのすけ達は怪我こそはしたが命に別状もないらしい?今は目を覚ますのを待っているところだ
啓介 「アスミさん。俺はこれからもう一度あの山に行ってみる。何か手掛かりが残っているかもしれない。その間あの子達のそばにいてやってください」
アスミ「分かりました」
アスミの返事を聞いた啓介は病院を後にし、オートバイを駆って再び山へと戻っていく・・・
それと入れ違いになるかのようにアスミが病院の敷地内だが外に出て、待っていたラテとラテに励まされているシロの元に駆け寄り啓介から聞いたしんのすけ達の状態をありのまま説明したのだ
アスミ「そういう訳ですのですみませんがもうしばらくシロと共にこちらで待っていてください?」
出来ればラテがそばにいた方が良かったが、病院に簡単には動物を入れる事が出来ない。そのため連絡で一度やってきたのだ。しかしその一瞬の隙を偶然にも狙われ病院の入り口から堂々と入っていく忍とみさえの後ろ姿に『アスミが』気付く事は無かったのだった・・・
忍・みさえ「・・・・・・」
しんのすけ・ひまわり・アリスが眠っている病室に入室してきた二人。偶然が重なったのか?この時他に誰もいなかった・・・
しんのすけとアリスの眠るベッドに近づき、しんのすけにはみさえ・アリスには忍が近寄り、二人は隠し持っていたナイフを取り出し、逆手に取り、確実な構えを取り一度止まる。
振り落とされるその瞬間、ドアが乱暴に開かれ『アンッ!!』と吠える白い物体に二人は思わず振り向き、ナイフを止めてしまう
アスミ「シロ!?いけません勝手に入っては!?・・・お二人は!?」
シロがみさえと忍に対して吠え、二人がアスミに向かってナイフを振り回し、それを避けると二人はドアの付近にまで移動しており三者は動きを止める。その物音にうっすらと眠りから覚めようとしているしんのすけとアリスにアスミは気付いていない
しんのすけ「んんっ・・・母ちゃん?」
アリス「んん・・・シノ?」
二人が上半身を起こしうっすら開いていた眼がみさえと忍の姿をハッキリ認識すると、今度は声を大にして名前を叫び、一瞬振り返ったアスミはみさえと忍の逃走を許してしまい、それだけでなくみさえと忍を追ってしんのすけとアリスまでも病室を出て行ってしまったのだ
アスミ「お二人共待って!?」
アスミも遅いで二人を追いかけたが、病室を出ると同時に前後から一人づつ戦闘員が現れ、挟まれてしまう。
背後の戦闘員に振り返ることなく蹴りを入れ、前方の戦闘員の右拳を左腕で受け止め拳を1発腹部に叩き込み、壁に向かって突き飛ばして倒しアスミは走る。背後の戦闘員はそのアスミを追って走るのだった
病院を離れ採掘場のような場所にまで走ってきたしんのすけとアリス。みさえと忍が止まった事で二人も足を止め、みさえと忍の背後の崖からアキレスが待ち構えていたのだ
アリス「シノ!?何で逃げるの!?」
アキレス「無駄だ?そいつらはGODの人間モルモットとなった。お前達の声など届かんわ!!」
しんのすけ「母ちゃんってば!?三段腹!!小ジワだらけ!!お便秘五日目!!妖怪ケチケチおばば!!」
アキレス「お前この機会に言いたい放題してないか?」
しんのすけ的にはそのつもりはない・・・とっ思う・・・
アキレスがドリームビールスを塗った吹き矢を二発口から飛ばすと、矢に向かって空気砲とでもいうべき衝撃波が矢を吹き飛ばし、アキレスの「誰だ!?」の叫びに応えるように空中を一回転してしんのすけとアリスの前に着地する人物がいた。そんな芸当が出来る人物は限られている。正体は変身して『空気』のエレメントで空砲を打ち出したキュアアースだ
アース「お二人共お怪我は?」
アリス「ぁっはい!?大丈夫です」
アース「間に合ってよかったです。お二人は危ないので下がっていてください」
アリス「えっ!?でも・・・」
アース「大丈夫です。あの二人は必ず私が助け出しますから?」
アースの柔らかくも強い言葉にアリスはしんのすけを連れて岩陰に隠れることにした
アキレスが号令を出すと、いつの間にか潜んでいた戦闘員達が槍を構え一斉にアースへと向かってくるのだ
『ヂィッ!!』の掛け声と共に槍をアースへ2回突き出し3発目に槍を掴み、奪ったと同時に戦闘員Aは転倒し、迫る戦闘員Bの腹部に槍の刃が無い方の先端をぶつけ吹き飛ぶ
戦闘員Cの突き出した槍をアースが槍を横に構え上から見ると十字になるように受け止める。すぐに力を込めて弾き返し、蹴りを一撃入れると戦闘員Cは倒れるのだ
戦闘員D「ヂィッ!!」
アース「空気のエレメント!!」
崖から戦闘員Dが機関銃を構え、アースに向けて砲撃する。連射された銃弾がアースの足元に命中し、数回側転する事で避け、立ち上がると同時に『空気のエレメント』ボトルをハープにセットして空気砲で迎え撃つ。そのかいあってか戦闘員Dの機関銃ももろともせず、戦闘員Dは空気砲の直撃を受けて倒れたのだった
アキレス「行くぞぉぉ~!!」
戦闘員では歯が立たない事にしびれを切らしたのか?ついにアキレスが腰の剣を抜き出し向かってくる。アースも迎え撃つようにその場で構えを取り、アキレスがX字を描くように振るってくる剣を下がりながら避け、拳を振るったのだが、その瞬間アキレスの姿が消えてしまったのだ
アース「いつの間に?今度こそ!!」
背後に回られていたが再びアキレスに向かって拳を振るう。しかし拳が当たる寸前に再び消えてしまい、振り返ると同時にアキレスの拳でアースは転倒してしまうのだった
アース「これは一体・・・」
アキレス「俺様のスピードに付いてこれるものか!?」
アキレスが再びアースに接近し、剣で突きを数発放つ。それを避け、次の突きをアキレスの手首に自身の腕をぶつけ防ぎ、アキレスの右腕~肩までを掴み、向かい合うように振り回す。
次にアースの蹴りが3発アキレスに決まると、アキレスが剣をアースの足元に振るい足を切り落とそうとする。しかし咄嗟にアースは宙に跳び、空中で数回前転して着地し、二人の距離は数メートル開いていたのだ
両者は再び向かい合い、アキレスは剣を構え、アースも拳を握りしめ、両者は同時に駆け出す。両者の距離が再び拳が届きそうなほど縮まると同時に二人の足元で大きな爆発が起こり、アキレスは転倒。アースは勘と言えばいいのか?咄嗟に反転ジャンプで逃れ直撃は間逃れたが、着地と同時にふらつき、相応なダメージは受けているようだ?
アキレス「誰だ!?邪魔をするのは!?そこに隠れている奴!?」
起き上がったアキレスが怒声(どせい)交じりに振り返った先に叫んでいる。視線の先にいたのは白いマントを首に巻き、左手には巨大な丸い盾を右手にはライフル銃を構えた血の色を思わせる赤黒いマスクを装着した怪人が崖の上に立っており、ジャンプするとアキレスのそばにまで着地するのだ
アース「GODの新手ですか?味方もろとも撃つとは感心しませんね?」
アポロガイスト「我が名はアポロガイスト!!『GOD秘密警察』第一室長である!!」
アース「『あぽろがいすと』?ずいぶんとご大層なお名前ですね?」
アポロガイスト「貴様がキュアアースだな?アキレス。お前は邪魔だ。どけ!!」
突如始まったキュアアース対アポロガイストの戦い。アースは先のダメージがあるためふらついているが、それでも敵に弱みを見せまいと気力を振り絞り構える。
一気に飛び掛かり拳を二発叩き込むが盾に防がれ、今度は盾に掴みかかるが、左腕を突き出し盾越しにアースを弾き飛ばし、ただでさえダメージでふらつくアースは転倒してしまう
アポロガイスト「マグナムショット!!」
アースが起き上がるのを待っていたのか?それと同時にライフル銃型のアポロマグナムから数発放たれ、銃弾がアースに直撃する。弾が体から貫通せず、体から火花が飛び散る程度で済んでいるのは恐らく変身した影響で体が丈夫だからなのかもしれない?それともアポロガイストにとって、本気の攻撃ではないからなのかもしれない・・・
アースが倒れ、起き上がれない事を良い事にゆっくりと銃口を向け、まるで遊ばれているようで確実な殺意も持っているアポロガイストに体が追い付かず、流石に死を覚悟したアースであったが、次に銃弾が放たれると、突如アースの前にグレース達が駆けつけ、3人でプ二シールドを張ったおかげでアースの危機は脱した事になる。
グレース「実りのエレメント!!」
プ二シールドを解除すると同時にグレースが『実りのエレメント』から花の砲撃を放ち、アポロガイストはそれを盾で防ぎ、ダメージは無い
フォンテーヌがアースに肩を貸し、グレースとスパークルが壁となりアースを守っている
アポロガイスト「キュアグレース達もお出ましか?これは面白くなってきた?」
スパークル「こいつもGOD?」
グレース「だろうね?でも今までの怪人達とは迫力が違う・・・」
アポロガイスト「このまま貴様達を始末するのもいいが、我らも暇ではない。また会おう?」
アキレス「ぬぅぅ~覚えていろ!?」
アポロガイストは背後に現れた銀色のカーテンとも呼べそうな壁に消え、アキレスは走ってこの場から撤退していく。一先ず敵がいなくなった事にアースはついに力尽き、気を失って変身も解けてしまい、3人は一先ずアスミを抱えて病院へと向かう事に決めたのだ。因みにしんのすけとアリスも一先ず病院へと戻り、今はひまわりのそばについているようだ?
それから少し時間が経ち、病院の屋上である。アスミは手首に包帯を巻く程度でどうにか事無きを終え、その瞳は屋上から遠くの景色をただ見つめている。どこか悲し気に見えるアスミに何と声を掛けたらいいか迷っているのどか・ちゆ・ひなたであったが、開いた扉の音に視線を移し、一人の人物がやってきたのだ
のどか「啓介さん?」
のどかの言葉にアスミも振り向き、アスミの手首の包帯を見て事情をアスミ・のどか達から聞くと、当然アポロガイストの話題には薄々の予想はしていたが『ついに来たか』と言わんばかりにそこまでの驚きはなかったようだ?
アスミ「あのアポロガイストとは一体何者なのでしょうか?」
啓介は語る。GODの中で組織された別の組織『GOD秘密警察』の所長であると同時にGODの大幹部。そしてキュアイーグレットを交えた事も含めて3度に渡り戦った敵に回すのが惜しいほどの好敵手であった事を?
ちゆ 「道理であれほどの威圧感があった訳だわ?」
アスミ「私・・・悔しいです」
『風鈴 アスミ』は確かにそう呟(つぶや)いた。その心境は例え不意打ちであったとしても、GODのような悪党に負け、しんのすけやアリスのような純粋な心を持つ子供達との約束を果たせなかった事に心から悔しがっていたのだった・・・
啓介 「アスミさん?君はただ悔しがっているだけかい?」
アスミ「えっ?」
啓介 「アキレスもそうだがアポロガイストも強い。だがGODの恐ろしさはこんなもんじゃない。俺もかつてはアキレスに、そしてアポロガイストに倒されたことがある」
啓介の言葉は全員に衝撃を走らせた。何せ心のどこかで『仮面ライダーは無敵』と絶対に安心と思っていた処があったからだ。弱音を吐き、重傷を負った事も話したのだ
のどか「啓介さん。当時はあなただけで戦っていたんですよね?その時、あなたは?『仮面ライダーX』はどうしたんですか?」
啓介 「当時俺は立花のおやっさんから聞かされた・・・仮面ライダー1号も2号も、そしてV3も、おやっさんの厳しい特訓を受けて、新しい必殺技を習得していった。その悔しさを、怒りを奮い立たせ、俺も本当の仮面ライダーの仲間になれたんだ」
のどか「本当の仮面ライダー・・・」
啓介 「アスミさん。君は・・・キュアアースは確かに強い。しかし、GODと戦うにはそれだけではまだ足りない。アスミさんいやキュアアース。君も特訓をする時が来たんだ!?」
啓介はアスミの両肩を掴みそう語る。アスミもキリっとした表情になり力強く頷く
アスミ「私ものどか達と共に地球のために戦うプリキュアです。ただ悔しがり、遠くを見つめているだけの自分が恥ずかしいです・・・啓介さん。私やります!!そして今度こそ、GODを倒し、あの子達との約束を果たして見せます!!」
啓介→アスミの順に力強く頷き、のどか達もその特訓に付き添う事にしたらしい?一同は早速場所を移し、偶然にもかつてのどか達が特訓に訪れた採掘場にやってきたのだった
アース・ラテ「時を経て繋がる二つの風!!」
アース「キュアアース!!」
ラテ 「アンッ!!」
早速キュアアースに変身したアスミいやアースは啓介達と離れた位置にいた。啓介はどこから用意したのか?機関銃を持ち出し、かつて『立花 藤兵衛』から指導してもらった特訓をアースに伝授するようだ?
啓介 「これは空砲だが、当たれば塗料が付く!!それを上手くやり過ごすんだ!?」
アースの「わかりました」の一言に啓介は何十メートルもありそうな高所から跳び下り、啓介の放つ空砲の雨に飛び込む。
ひなた「うひゃ~!?銃ってまじかで聞くとこんな轟音なんだ!?」
ちゆ 「空砲だってわかってもゾっとするわね?」
のどか「アース大丈夫かな?」
啓介 「どうした!?そんな様(ざま)では奴らと戦うなんて夢のまた夢だぞ!?」
啓介の言葉にアースも体を見ると、プリキュアの衣装に塗料がところかしこに付着している。どうやらすべてをやり過ごすことが出来なかったらしい?アースは悔しがり『もう一度お願いします!!』と強く発言し、啓介の了承も得てもう一度跳び下りた場所に登っていく・・・
それが何度も続き、のどか達も啓介の厳しさに普段の優しい顔とのギャップに少し恐怖を覚えていたが、啓介としても心を鬼にせざる得ないのが正直心苦しい
啓介 (頑張ってくれキュアアース。少なくともアキレスと戦うにはこの特訓は必ず役に立つはずだ。かつて俺の先輩の仮面ライダー達やキュアブラック・キュアホワイトもおやっさんの特訓を受けて苦しい戦いを乗り越えていったんだ。これからの戦い・・・きっと彼女達にとって苦しい戦いになる。だから俺は心を鬼にしてでも、俺を・・・『仮面ライダーX』を踏み越えて強くなって欲しいんだ)
『不死身のアキレス』と大幹部『アポロガイスト』の猛攻に倒れたキュアアース。この特訓によってアースはアキレス達に通用する新しい必殺技を会得する事が出来るのだろうか?・・・・・・
『次回予告』
アポロガイストの妨害によりアキレスとの決着が着かなかったキュアアース。
特訓に励む一同の元に突如メガビョウゲンの大量発生の知らせが届き急行するとそこにはアキレスとアポロガイストの姿が・・・
『神 啓介』との特訓により新しい技を習得したキュアアースは不死身のアキレスとの再戦に臨む!!
次回『Xライダー対ヒーリングっど♡プリキュア』
『俺を越えていけ!!キュアアース大特訓!!』にご期待ください
おまけのプロットになります。
4話『GOD秘密警察・アポロガイスト!!』
休み明けの学校が終わり、帰宅途中の3人又は(昨日が土曜日)日曜日なので→啓介がのどかの家でしばらくお世話になることを話したところ→アスミがナンパされている→
相手はしんのすけとシロ・そして忍→もちろんみさえとアリスに強制終了されている→「私に金髪美女との一時を~~!?」→ちなみに二組共ちゆの家の旅館の客→
どちらかの組が山登り→そこで偶然ナノビョウゲンを採取しているGODを目撃→アキレスの吹矢で操り人形→
昨日の一件で啓介がのどかの家に居候している事をちゆとひなたにもはなしていたのどか→のどかはラビリンとカフェ・ちゆは買い出し・ひなたは前に訪れたカフェに映えるスイーツ
がでたとかでニャトランと一緒に出掛け→アスミは久々のすこやか市をラテと散歩のため、のどか達と別行動→啓介は早速GODの捜索→のどか達3人はばったりあっただけ→
分かれ道に入る前に前にいたアスミに気付く→アスミに声をかける前に他の人に気付く→アスミをナンパするしんのすけとラテをナンパ?するシロ→唖然としている最中きんモザの
忍が割込み・さらにアスミにナンパ→ぐりぐりで怒られるしんのすけとアリスに怒られながら止められる忍→ちゆが知っていた。昨日からきている旅館のお客さん→これから登山→
一同それぞれ別れ→
山で登山を楽しむ野原一家→シロが気付き、よく見るとGOD戦闘員が森から何かを採取しているところ目撃→しんのすけのおならでバレる→しんのすけぇぇーー!!→逃げろ!?→
道中きんモザメンバーと遭遇→マッハアキレス→人形になれ!!と吹矢(ドリームビールス)を飛ばししんのすけ・シロ・ひまわり・忍・アリス以外人間モルモット→忍の凝ったメンバー逃がすため
皆を強引に先に行かせた(坂道)→忍も矢にやられ→
森の近くの道を歩いていたアスミの前に坂道を転がり、足をすりむき気絶しているしんのすけ達・唯一シロは気絶していない→アキレス登場→しんのすけ達狙いに気付き前に出る→
啓介偶然にもオートバイで通りがかり→アキレス止むおえず引き上げ→病院へ・・・→
アジトではにげられた事に叱られ→啓介達に秘密を知られる前にしんのすけ達の始末→
病院の中、啓介・アスミ→怪我大したことないが精神の方が落ち着かない様子→啓介はアスミにこの場を任せ、アキレスがいた森を調べに・・・→一度病院の外に出た→
シロを励ますラテ→ラテとシロと合流したアスミ→もうしばらく待っててと伝えに来た→この隙に忍とみさえかひろしがしんのすけ達始末に来た→
起きたしんのすけが騒ぐ→アリスも忍見て騒ぐ→アスミ間に合う→逃げる忍達を追いかけるしんのすけ・アリス→追いかけるアスミを阻む戦闘員→
採掘場にまで走ってきたしんのすけ・アリス→忍とみさえかひろしの背後から現れるアキレス→アスミ又はアースもどうにか到着→戦闘員→
手技と槍を奪い槍で応戦・マシンガンは風で相殺→アキレス対アース→剣を使うアキレス→避けるアース→反撃のアース→
アキレス消える!?(実際は高速移動で消えたように見えるだけ)→一度距離を取っていた両者→両者突撃→距離が縮まると同時に爆発→
アースは反転ジャンプで直撃はま逃れた・アキレスは転倒→着地したアース→しかしダメージはあった→アポロガイスト→アース(体力小)対アポロガイスト→
拳2発→盾で防がれ→盾に向かって飛びつき→弾かれ→ふらつく→アポロマグナム→火花が上がりながら転倒するアース(変身の影響でそれで済んでいる+必殺技級の一撃ではないため)→
グレース達3人到着→分が悪いためアポロガイスト銀のカーテンで・アキレスは走りで撤退→一先ずグレース達がアース達を病院へ連れていく→
アスミの怪我も大したことなかった(手首に包帯)→不意打ちだったとはいえGOD・しんのすけたちのような子供達を狙うような悪党達に負けたことに悔しがり、のどか達はこんな時
に啓介やほかの仮面ライダー達はどうしていたのかを問う→特訓→できれば一人で再戦したいアスミ→特訓→
前に来た採掘場→特訓の開始→本編の通り→
『ヒーリングっど♡プリキュア』とのコラボ
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