ここ最近、現実が忙しく、ちょっと反応を見る程度の時間はあるのですが、執筆の時間が取れないうえに執筆自体も上手く進まないため、一度しばらく休載させていただくことにいたしました。
そのため急遽、出来ているところまででキリの良いところまでで前後編として投稿致します
いつ再開するかはめどが立っていませんが待っていただいている皆様にはご迷惑をおかけいたします。
「きゃぁぁ~~!?」と女性の悲鳴が聞こえるここは『すこやか市』を離れた『青空市』。そしてプリティーホリックだ。店長であり、一児の母である女性がレジを開くと売上金と一緒にトカゲが入り込んでいたことに悲鳴を上げたようだ?
女性 「お金が消えた!?」
プリティーホリックの周辺でも次々とお金が消え、店の売り上げだったり、個人の財布からだったり様々なところで騒ぎとなり、消えたお金に慌てふためく人だかりができている。
遅れてプリティーホリックから出てきた『涼村 さんご』も母から売り上げが突如消えた事に事の重大さを理解し、動揺を隠す事が出来なかったようだ?
アスミ「おはようございます啓介さん」
アスミの挨拶に答える『神 啓介』はすぐに新聞に目を移し直す。その目は険しく、その様子にアスミはどの記事が気になっているのか問うと啓介は指を差しながら教えてくれる。
記事の内容は『奇怪!?金が消えた街!!』というモノだ
啓介 「恐らくこれはGODが起こした事件だ」
啓介の発言に表情を険しくしたアスミだが、すぐに?マークが浮かびそうな表情になりその根拠を聞いてみると、前に似たような作戦をしたことがあったからだそうだ?しかも記事を読み上げながら『必ずトカゲと共に金が消えた』という啓介の得た情報とも照らし合わせてまず間違いないということらしい?
アスミ「しかしすこやか市を離れた場所で事件を起こすとは・・・GODもやり方が汚いですね?」
啓介 「奴らにとってはそれが常套手段(じょうとうしゅだん)なのさ?俺はこれからこの青空市という所に行ってくる」
アスミ「では私も」
啓介 「いや、アスミさんはもしもの時のためにここに残っていてくれ?まだ何があるか分からんからな?」
アスミ「分かりました。お気をつけて?」
すこやか市の朝のやり取りがあってから時間が経ち、午後になってから数時間は過ぎたころだ・・・
場所は再び青空市に戻り、岩場の多い人気の無い浜にやってきたのは『涼村 さんご』を含めた5人と一匹だ
まなつ「えぇっ!?お金が消えた!?」
さんご「うん。お母さんもだけど、もうお店の前で大騒ぎだったよ?」
みのり「うちの近所でもそれで騒いでいる人がたくさんいた」
あすか「家のジムは何とか被害は出て無かったな?」
学校が終わり、放課後の活動をしている『トロピカル部』のメンバー達。今日は海の近くにまで足を運んでいるらしいが、話題はもっぱら『消えたお金』だ
みのり「記事を見てて気付いたのだけど不可解なのはお金と一緒にトカゲが必ず目撃・消えるっていう事」
あすか「それな?どういう組み合わせ何だって話だよな?」
まなつ「トカゲとお金・・・まさかヤラネーダを使ってドロボーとか?」
くるるんとボールでパスを回すを繰り返している人魚のローラは『ないない』と手首を軽く振っている。
ローラ「海で生きる私達が地上のお金なんて持ってても何の役にも立たないわよ?それは魔女達の方でも同じ。だからありえないのよ?」
ローラの発言に『それもそっか』と納得している一同。となると今回の事件は『後回しの魔女』の一味は無関係と言えるだろう?ボール遊びが中断したくるるんはのんびり泳いでいき、岩影から身を乗り出し、何かが視線に止まったのか?じぃ~と見つめている・・・
その様子にローラをはじめとして5人がくるるんと同じ向きに視線を向けると、遠めだが二人組の明らかに怪しい人物が崖で立ち止まり、何かをしていた様子が見えたのだ
まなつ「何してるんだろう?」
あすか「明らかに怪しいな?」
怪しい二人組はアタッシュケースを持ち、ブランコのように動かし、勢いをつけて海へとそのケースを投げ捨てる。まなつ達が見たのは海への不法投棄の瞬間だ
もちろん海が故郷であり、人魚であるローラの逆鱗に触れない訳も無く、声を大にして怒(いか)ろうとした処をあすかにより口を塞がれ・羽交い絞めに近い状態へとなり、怪しい二人組が去ったところでようやくローラは解放されたのだが、怒りの矛先(ほこさき)はあすかへと向いてしまった
あすか「怒りはご尤もだが、明らかにそうそう関わるべきじゃない雰囲気だったろ?」
みのり「私も同意見。あれは警察に通報した方がいいと思う」
さんご「そうですよね?人間相手なら私達より警察に任せた方がいいよね?」
まなつ「それにしてもあのケースの中身って何だったんだろうね?」
ローラ「知らないわよ!?どうせ碌なもんじゃないわよ!!」
怒りに拳を震わせるローラをなだめながらも、みのりがスマフォから警察に110番しようとした様にその時『待てぇ~い!!』の声に一同が周囲を見渡す。次の瞬間
海から飛び出したウミヘビのような怪人が5人の前に姿を現し、腰に差している剣を引き抜いていたのだ
蛇の怪人「見たな?我々の姿を見たからには生かしておけんな?」
目の前でまなつの発言の中に『あとまわしの魔女』の単語が出た事に、蛇の怪人は疑問を持ち、殺す理由がもう一つできたらしい?
蛇の怪人「貴様らは色々知り過ぎているようだな?かわいそうだが生かして帰さん!!ヒュヒュゥ~!!」
蛇の怪人が剣を振り回し、ローラは海を泳ぎ、まなつ達は怪人と距離を取ろうと背を向けて走り出す。どうにか剣による切り傷は一つも出来ていないぞ?
その頃、すこやか市からやってきた『神 啓介』はオートバイを駆り、青空市中を走り回っていた処だ。一度小休止のためオートバイを停め、南国の日差しのように強い光に汗の一つも掻いて、腕で拭(ぬぐ)っているぞ?
啓介 「ふぅ~・・・こう暑いとスポーツドリンクが美味いな?」
「待てぇ~!!」の叫びに啓介は視線を移すと、浜辺に現れた蛇の怪人・それに追われるまなつ達を丁度目撃したところだ。しかも蛇の怪人が投げつけたきた小さい蛇が赤髪の長身の少女の顔に絡みつき、苦しそうにしているところだ
オートバイに急ぎエンジンを駆け、坂を・階段を下っていく啓介。間に合わせようと急ぐ・・・・・・
『あすか先輩!?』と心配するまなつの声が聞こえていないのか?それとも余裕がないのか?あすかは苦しむだけだ。完全に動きが止まってしまったまなつ達に蛇の怪人が剣をしまい、口に手を当てたところで、高いエンジン音が響き、空中から降下してきたオートバイが蛇の怪人とまなつ達の間に割込み、ターンする事で砂を怪人に振りかけ、怪人の眼は砂まみれだ
オートバイを降り、あすかの顔に張り付く蛇を引っぺがし、救出した啓介は再び怪人に向き直り、砂の影響が抜けたのか?怪人は真っすぐ啓介を睨んでいるぞ?
蛇の怪人「貴様『神 啓介』!?」
啓介 「やっぱりお前達の仕業かヒュドラー!!」
ヒュドラー「大人しくその娘達をこっちに渡せ!!」
啓介 「俺がお前達の言う事を聞くと思ってるのか?来い!!」
ヒュドラーの剣が啓介に向けて振るわれる。手首を掴み、動きを止めた処でまなつ達に対して『逃げろ!!』と叫び、まなつが加勢しようとしたが止められ、仲間達に引っ張られる形でこの場を後にしていく。
振りほどかれ、啓介が蹴りを一撃決めるがそれほど怯む事もなく、ヒュドラーの剣が啓介の足元を狙い『一』文字に振るが、後ろに跳ぶことで避け、距離が出来る
啓介 「・・・大・変・身!!」
変身し、空中を一回転して高所に着地する『Xライダー』。逃げて来たまなつ達は正面を見上げる形で高所に着地したXライダーを視界に捉え、ライドルホイップでX字を描くように振り『Xライダー!!』と名乗りを上げている
ヒュドラー「掛かれ!!」
ヒュドラーの命令にどこにいたのか?GODの戦闘員達も素手・槍を使い応戦しにきたようだ?高所から跳んだXライダーはライドルホイップを構えたまま戦闘員達に向かっていき、まずは準備運動といったところだろうか?
槍を構える戦闘員2名の攻撃をよけながら進み、素手の戦闘員が二人平行してやってくる。その二人の戦闘員の肩を土台として手を置き・体重を乗せ、最奥の戦闘員に蹴りを入れ倒す。
肩を借りた戦闘員二名に振り返り、蹴りを一撃と回し蹴り二撃で倒すと、槍を構えた戦闘員二名が再び迫ってくる
X 「斬り!!」
戦闘員の一人にライドルホイップの『X斬り』を刻み込み戦闘員は倒れ、ライドルをホイップからスティックへと換装させる。ライドルスティックを後ろに構え左手を突き出し、槍の切っ先を向ける戦闘員。ライドルスティックを両手に持ち、槍を弾くと、戦闘員の腹部に突きを一撃。次の瞬間、戦闘員を宙に放り投げ、戦闘員は海へと消えていくのだ
戦闘員が片付いたところでXライダー対ヒュドラーの戦いが始まる。
剣を構えるヒュドラーとライドルスティックを斜め一文字に構えるXライダー・・・・・・ライドルスティックを右手に持ち、突きを数発ヒュドラーの胸部・腹部に叩き込み、ヒュドラーは一度は怯みを見せるが、剣をX字に振るっていきXを襲う。しかしライドルスティックを振るい剣を受け止めていき切り裂かれる事は無かったのだ
ヒュドラー「これはどうだ!!」
ヒュドラーはあすかの顔に張り付いていた小さい蛇を数匹投げ飛ばすが、ライドルスティックをプロペラのように回しはじめ、蛇を弾いていく・・・
次にヒュドラーが両手に持ち、投げ飛ばしたのは一際巨大な蛇であり、その蛇を弾く事は叶わずXライダーの首に・次第に上半身に巻き付いていき思わず倒れてしまう。このまま強い締め付けが続けばいくらXライダーといえども体内の電子メカが粉々になってもおかしくない状態である
Xライダーの危機を逃げ遅れ、海から岩陰に隠れて覗いていたローラは気が気ではないようだ?
ローラ「もぉ~やられてるんじゃないわよ!?さっさと追っ払ってくんないと困るんだから!?」
Xライダーを味方と見ているかは現時点では判断材料が少なく微妙だが、『神 啓介』があすかを助け・まなつ達を逃がし、変身してXライダーへとなるところを見た。
少なくても敵とは見ていないローラだったからこそ、近くにぷかぷか浮かぶ『モノ』を見て「良し!!」と頷いたのかもしれない
ヒュドラー「ヒュドラーの剣を受けてみよ?死ねXライダー!!」
剣を振り上げるヒュドラーは動きを止め、Xライダーとほぼ同時に海の方へと視線を移す。次の瞬間海から先の攻撃で海へと落とされた戦闘員が宙を舞い、水しぶきを上げながら飛び出すローラを見たのだ。
「おりゃぁ~!!」の叫びと共に尻尾による強いサーブによって吹き飛ばされる戦闘員とぶつかりヒュドラーは転倒する。数秒時間が稼げたことにXライダーは何とか立ち上がることに成功したのだ
X 「ライダーショーック!!」
Xライダーのライダーショックは数千ボルトの電流を体内に流し、相手にショックを与える技なのだ!!
数千ボルトの電気の直撃を受けた巨大な蛇はショック死したのか?Xから落ちていき、ヒュドラーがふらつきながらも立ち上がったところで宙に跳んだのだ
X 「Xキィィーク!!」
Xキックの直撃を受け、頭部と胴体が離れ離れとなった。しかし砂地に落ちた頭部は再び動き出し、簡単に胴体と合体したのだ
ヒュドラー「このヒュドラー。不死身だという事を忘れたか!?」
仮面の下で歯をかみしめるXライダー。しかしヒュドラーは「今は構っている暇はない」と戦いを放棄し、海へと跳び込み、完全に離脱したらしい?その証拠に海面から姿を見せないのだ
X 「そういえばさっきのアレは何だったんだ?」
一瞬だったが、Xライダーは海面から飛び出し、GODの戦闘員を弾き飛ばしてきた者の姿を確かに見たのだ。その様子をよ~く思い出し、思い浮かぶものが一つだけある
X 「そうだ。あれは確かに人魚だった・・・しかしどうしてこんなところに・・・GODといいこの街にも何かあるのか?」
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